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大江健三郎の検索結果1 - 40 件 / 293件

  • 伊集院光と大江健三郎 その1

    以前にも書いたように。「いいとも!」が終わったのをきっかけに、伊集院光のラジオをネット経由で聞くようになった。一人で食事するのが嫌いなので、なにか音源が欲しかったからだ。 伊集院光のラジオが面白いというのは、小林信彦のエッセイで読んでいた。聞いてみたら、なるほど、面白い。基本、くだらないこと、シモネタ、バカバカしいことを中心にしゃべっているのだが、その根底に、とても強いものがある。真面目すぎるほどの誠実、知性、寛容と頑なさ。 高校中退で、落語家出身、130kgの巨漢にしてスポーツ好き。野球は芸人でチームを組んで定期的に試合をしているし、ランニングは小さな駅伝大会に参加 するほど。自転車は、東京の自宅から出発して日を分けて掛川あたりまで走って行ってしまうほど。雑学王として名を轟かせながら、番組で「インテリ軍団」に 組み入れられることには抵抗を感じる。実力とコンプレックスが微妙に絡み合ったこの

      伊集院光と大江健三郎 その1
    • ノーベル文学賞 大江健三郎さん 死去 88歳 | NHK

      現代日本を代表する小説家で、日本人として2人目のノーベル文学賞を受賞した、大江健三郎さんが、今月3日、老衰のため亡くなりました。88歳でした。 大江さんは、1935年、現在の愛媛県内子町で生まれ、東京大学在学中に発表した作品「奇妙な仕事」で注目を集めたあと、1958年には「飼育」で芥川賞を受賞しました。 そのあとも数々の文学賞を受賞し、新しい世代の作家として、戦後の日本文学界をリードしました。 そして1994年、川端康成に続いて、日本人としては2人目となるノーベル文学賞を受賞しました。 核兵器や平和の問題に対しても、文学者の立場から向き合い、広島で取材した被爆者や医師の姿を描いた「ヒロシマ・ノート」は、ベストセラーになりました。 また、憲法改正に反対する「九条の会」や、脱原発を訴えるデモの呼びかけ人として名を連ねるなど、社会問題に対しても積極的に取り組み、発言を続けてきました。 講談社によ

        ノーベル文学賞 大江健三郎さん 死去 88歳 | NHK
      • 大江健三郎v.s.伊集院光1 - M17星雲の光と影:楽天ブログ

        2008.03.03 大江健三郎v.s.伊集院光1 (11) カテゴリ:その他 日曜の午後、マンションの排水管の点検のため、自宅で過ごす。この時間帯には外に出ていることが多いので、手持ちぶたさんとどうつきあったらいいか、よくわからない。しかたなくラジオのスイッチをひねる。 TBSラジオの伊集院光の番組が流れている。ゲストを迎えてのクイズ・コーナーだ。ゲストが何十年も前に受けた雑誌や新聞のインタビュー記事をもとに、その時の答を覚えているかどうかを試すという、まあ、たわいのないおちゃらけコーナーである。 私はベランダの「ひめうつぎ」や「るりまつり」の枯れ枝をはさみでぱちんぱちんと切りながら、それを聞くともなく聞いている。 コーナーが始まる。女性アナウンサーがゲストを紹介する。「本日のゲストは大江健三郎さんです」。 うん?大江健三郎?「伊集院光の日曜日の秘密基地」のゲストが大江健三郎?はて、面妖

          大江健三郎v.s.伊集院光1 - M17星雲の光と影:楽天ブログ
        • 「大江健三郎がいた日本」の私     小谷野敦(作家・比較文学者) - jun-jun1965の日記

          (時事通信配信) 大江健三郎氏が亡くなられた。かつて谷崎潤一郎が死んだ時、三島由紀夫は、「谷崎朝時代」が終わったと評したが、私には、その少し前から始まっていた「大江朝時代」が今終わったと言いたいところである。大江氏は、東大五月祭賞を受賞し、「東京大学新聞」に発表された「奇妙な仕事」を、文芸評論家の平野謙が文芸時評で取り上げることによって、一躍有望な新人としてデビューし、ほどなく「飼育」で芥川賞を受賞したが、私には「奇妙な仕事」こそが初期大江において最も斬新な作品だと感じられる。当時、東大仏文科に在学中で、卒業とともにいきなり多忙な人気作家生活に入った大江氏には、苦しい時期が断続的に襲ってきた。高校時代からの年長の親友だった伊丹十三の妹と結婚し、精神的な安定をみたのもつかの間、浅沼稲次郎暗殺を題材にした「政治少年死す」を発表して右翼の脅迫に遭い、さらに脳に障碍のある男児・光が生まれ、彼ととも

            「大江健三郎がいた日本」の私     小谷野敦(作家・比較文学者) - jun-jun1965の日記
          • ファクトチェック:大江健三郎氏の「電気はいらない!」プラカード写真はフェイク画像 ツイッターで拡散 | 毎日新聞

            ノーベル文学賞作家の大江健三郎さんがタクシーの中から笑顔で「電気はいらない!」と書かれたプラカードを掲げる――。そんな画像がツイッターを中心に拡散され続けている。しかし、実際に大江さんが掲げていたのは「原発はいらない!」と書かれたカードで、「電気」の部分だけが合成された虚偽の画像だった。著作権侵害の可能性も指摘されている。【古川宗/統合デジタル取材センター】 4800件のRTと1・8万の「いいね」 問題の大江さんの画像は、今月12日、ツイッター上で、「大波コナミ_bot(cv:幡宮かのこ)」というアカウントから発信され、28日午後6時までに、約4800件のリツイート(RT)と、1・8万の「いいね」がつき、拡散を続けている。このツイートには「電気が無かったら死ぬだろー」「こういう方々は、電気解約して、ブレーカー撤去して暮して見ればいいのに」といった批判的なリプライ(返信)が寄せられている(【

              ファクトチェック:大江健三郎氏の「電気はいらない!」プラカード写真はフェイク画像 ツイッターで拡散 | 毎日新聞
            • 【編集日誌】大江健三郎氏の熱弁は…

              あっという間に大型連休が終わりました。来週には集団的自衛権の行使を可能とする安全保障関連法案が閣議決定され、いよいよ国会論議が本格化します。地に足のついた実のある論議を望みたいものですが、「集団的自衛権の行使容認」イコール「戦争」と思い込んでいる人たちの言動が、荒れに荒れているのが気になります。 その代表が作家の大江健三郎さんです。彼は憲法記念日に横浜で開かれた「護憲集会」での演説で、安倍晋三首相批判に熱を入れるあまり、「安倍」と呼び捨てにしていました。 どんなに相手の考え方や性格が嫌いでも、一国の首相を呼び捨てで非難するのは、大江さんが大嫌いなはずの「ヘイトスピーチ」そのものです。 ノーベル賞を鼻にかけすぎて晩節をこれ以上汚さないで、とは余計なお世話でしょうが。(編集長 乾正人)

                【編集日誌】大江健三郎氏の熱弁は…
              • 伊集院光と大江健三郎 その2

                大江健三郎は、伊丹氏の映画をわざわざ見たりはしない。だが、ある時、伊丹氏の妹でもある妻が、試写会に行った。そして、それはテロに関する映画だった、と話してくれた。伊 丹氏がテロについてどんなふうに表現したのか。それは重要であると判断した大江氏は、映画館まで見に行った。そして、鑑賞後、伊丹氏に電話したのだ。 伊丹氏は、抽象的な感想は嫌う。あれはポストモダンだったね、みたいな言い方ではダメだ。具体的に、何がどうだったのかを話す必要がある。そこで、大江氏は、映画の中の、とあるエピソードについて話をした。 小太りな警察官がいる。出前の昼食について文句を言ったりしてちょっと意地悪な側面がある。サリンジャーなんかを読んでいるのを上司に見られ、そんなもんを読んでばかりいるより、カラオケスナックにでも行ったりすることも仕事の一部である、などと怒られる。 カラオケスナックに行ったその警察官は、歌っている青年が

                  伊集院光と大江健三郎 その2
                • “反日声明”韓国で大歓迎 大江健三郎氏ら、領土問題「日本が侵略、反省を」 +(1/2ページ) - MSN産経ニュース

                  【ソウル=黒田勝弘】中国や韓国との領土問題を「日本がまず侵略について反省すべき」とする日本の知識人の“反日声明”が韓国メディアで大々的に紹介されている。29日の各紙はほぼ全紙が社説でこれを取り上げ「自国の侵略主義を叱る日本の知性」(東亜日報)と大歓迎している。 声明はノーべル賞作家の大江健三郎氏や元長崎市長の本島等氏、月刊誌「世界」の編集長を務めた岡本厚氏など、反日的な主張で知られる左派や進歩派の知識人、文化人らを含む約1300人が「『領土問題』の悪循環を止めよう」と題し28日、東京で発表した。 日本ではさして注目されていないが、声明は尖閣諸島も竹島も過去の日本による侵略の歴史が背景にあるとして中韓の立場に理解を示している。領土紛争に伴う民族主義感情への批判や否定も主に日本に向けられていて、結果的に中国や韓国の反日民族主義を容認するものになっている。

                  • 評論家の切通理作氏、『ウルトラマンの「正義」とは何か』の中で、切通氏自身が大江健三郎批判で書いたことが大江健三郎自身が書いたものと記述され驚愕。→著者の花岡敬太郎氏がTwitterで切通氏に直接弁明・謝罪。自身の誤解を周知へ→出版元の青弓社、本を販売停止・回収の措置を執る

                    タイトルが長いけど、最低限これぐらいは必要なTwitterでのやりとりでした。このところ、Twitterを含めネットでよく見る言いっぱなしで釈明謝罪無しorいつの間にか削除という展開にはならず、花岡敬太郎氏の真摯なツイートにも好感が持てました。 (追記)6月22日に出版元の青弓社は回収に入ったとツイートしました。

                      評論家の切通理作氏、『ウルトラマンの「正義」とは何か』の中で、切通氏自身が大江健三郎批判で書いたことが大江健三郎自身が書いたものと記述され驚愕。→著者の花岡敬太郎氏がTwitterで切通氏に直接弁明・謝罪。自身の誤解を周知へ→出版元の青弓社、本を販売停止・回収の措置を執る
                    • 徹底検証:大江健三郎「破壊者ウルトラマン」に関して | 株式会社セルクル代表取締役 鈴木和幸のページ

                      「破壊者ウルトラマン」について ノーベル賞作家である大江健三郎氏は、昭和49年9月に岩波書店から出版された「状況へ」の中で、「破壊者ウルトラマン」と題する文章を発表、ウルトラマンや一連の特撮作品に対して批判的ととれる意見を述べている。 後のノーベル賞作家は、特撮作品に対してどのように語ったのだろうか?また、どのような点を批判したのだろうか? この作品「状況へ」は昭和49年発行、現在は絶版である。そこで大江健三郎ファンサイトに質問し、親切なファンの方に入手方法を教えてもらい、ネットの古本店から入手した。 届いた本は、新書サイズだと思っていた私を裏切る、今はない大きさ。そしてカバーを覆うのはハトロン紙(だったか?)。保存状態は良いものの、四面のふちがみな色褪せた経時劣化は、出版から30年近く過ぎた歴史を物語っていた。 大江氏の文章にはこうして絶版になっているものが多い。手に入れるのも一苦労であ

                        徹底検証:大江健三郎「破壊者ウルトラマン」に関して | 株式会社セルクル代表取締役 鈴木和幸のページ
                      • じこぼう on Twitter: "大江健三郎氏の演説に対して、「安倍首相を呼び捨てにするなんて失礼」という批判が一部にあるようだが、権力者が呼び捨てで批判されることなんかよくあるし、例えば菅直人氏なんか首相時代から散々言われたわけで、安倍氏に限ってなんでそんなにナイーブな扱いをしなければいけないのか理解に苦しむ。"

                        大江健三郎氏の演説に対して、「安倍首相を呼び捨てにするなんて失礼」という批判が一部にあるようだが、権力者が呼び捨てで批判されることなんかよくあるし、例えば菅直人氏なんか首相時代から散々言われたわけで、安倍氏に限ってなんでそんなにナイーブな扱いをしなければいけないのか理解に苦しむ。

                          じこぼう on Twitter: "大江健三郎氏の演説に対して、「安倍首相を呼び捨てにするなんて失礼」という批判が一部にあるようだが、権力者が呼び捨てで批判されることなんかよくあるし、例えば菅直人氏なんか首相時代から散々言われたわけで、安倍氏に限ってなんでそんなにナイーブな扱いをしなければいけないのか理解に苦しむ。"
                        • 大江健三郎という「嘘の巨塊」 - 池田信夫 blog

                          15日の記事のコメント欄で少しふれたが、大江健三郎氏が11月20日の朝日新聞の「定義集」というエッセイで、彼の『沖縄ノート』の記述について弁解している。それについて、今週の『SAPIO』で井沢元彦氏が「拝啓 大江健三郎様」と題して、私とほぼ同じ論旨で大江氏を批判しているので、紹介しておこう。大江氏はこう弁解する:私は渡嘉敷島の山中に転がった三百二十九の死体、とは書きたくありませんでした。受験生の時、緑色のペンギン・ブックスで英語の勉強をした私は、「死体なき殺人」という種の小説で、他殺死体を指すcorpus delictiという単語を覚えました。もとのラテン語では、corpusが身体、有形物、delictiが罪の、です。私は、そのまま罪の塊という日本語にし、それも巨きい数という意味で、罪の巨塊としました。つまり「罪の巨塊」とは「死体」のことだというのだ。まず問題は、この解釈がどんな辞書にも出

                          • 大江健三郎氏の犯罪 : 池田信夫 blog

                            2011年04月23日15:37 カテゴリ法/政治 大江健三郎氏の犯罪 沖縄の集団自決をめぐって争われた名誉毀損訴訟の最高裁判決で、被告の大江健三郎氏と岩波書店が勝訴した。これまでの経緯を知らない人が、大江氏が正しかったと誤解するのもよくないので、少しコメントしておく。 問題の訴訟は、2007年の記事でも書いたように、赤松嘉次大尉らを集団自決を命じた屠殺者だと罵倒した大江氏の『沖縄ノート』の記述が事実かどうかをめぐって赤松大尉の遺族などが起こしたものだ。これについては曾野綾子氏が現地調査をした上で「事実ではない」と指摘し、大江氏側も問題の記述が伝聞で確認できないことは認めた。 一審の大阪地裁は「軍の命令があったと証拠上は断定できないが、関与はあった」という理由で原告の申し立てを退けた。これは「ノーベル賞作家」に配慮した問題のすり替えである。原告は赤松大尉が集団自決を命令したかどうかを問うて

                              大江健三郎氏の犯罪 : 池田信夫 blog
                            • 大江健三郎はなぜ嫌われるようになったのか - 黒色中国BLOG

                              最近は、時間があると上掲のシリーズ記事の下調べをしている。1960年の開高健訪中の記録である。 これ自体は全90頁程度の短い文章だけど、内容を詳細に解読するにあたって、訪中団の他の参加者の記録にも目を通している。他の参加者の記録を読むことで、開高健の見聞を多角的に検証できる…と思ったからだ。 そうすると、まず第一に目を通すのは、日本文学代表団の7名が共同執筆した『写真中国の顔ー文学者の見た新しい国』という本になる。 写真中国の顔―文学者の見た新しい国 (1960年) (現代教養文庫) 作者:野間 宏 メディア: 文庫 現在、アマゾンやヤフオクで古書が手に入る。 これを読むと、1960年時点で、7人の日本人がどのように中国を見たのかがわかる。そして、この7人の視点を通じて、訪中記を読んだ当時の日本人が、中国をどのような国だと認識したのか、時代の空気が読めてくるのではないか。 7人の記録の一字

                                大江健三郎はなぜ嫌われるようになったのか - 黒色中国BLOG
                              • 大江健三郎v.s.伊集院光2 - M17星雲の光と影:楽天ブログ

                                2008.03.03 大江健三郎v.s.伊集院光2 (15) カテゴリ:その他 泥棒の背中を洗う警官、その警官の背中を洗う女店員。ここには物語を、文体を立体的にする複数の視点が存在している。その伊丹の視点に大江は共感する。そのことばは伊丹を深く励ましたであろうと思う。伊集院が静かに語りはじめる。 「伊丹さんにはよく意味のわからないNGと、よく意味のわからないおっけーがあったんです。なぜ今のがだめなのか、なぜ今のがいいのか、やってるこっちにはよくわからない。でも役者はとにかく淡々と何度でも繰り返し演じるしかない。でも、あのシーンでは最初の出前持ちをからかうシーン、最後の背中を洗うシーン、あれはとにかく延々と繰り返し演技させられたのを覚えています。伊丹さんはその大江さんのことばを聞いて、きっと「報われた」と思ったと思いますよ」 ひとつの物語を複数個の視点から立体的に浮かび上がらせる。大江はこの

                                  大江健三郎v.s.伊集院光2 - M17星雲の光と影:楽天ブログ
                                • 左翼の壊死 - ミネルバの梟、大江健三郎と辺見庸、ノーサイド | 世に倦む日日

                                  ミネルバの梟は夕暮れに飛び立つ。丸山真男は『日本の思想』の中でこう書いている。「一定の歴史的現実がほぼ残りなくみずからを展開し終わったときに哲学はこれを理性的に把握し、概念にまで高めるという(ヘーゲル主義の)立場を継承しながら、同時にこれを逆転させたところに(マルクス主義は)成立した。世界のトータルな自己認識の成立がまさにその世界の没落の証となるというところに、資本制生産の全行程を理論化しようとするマルクスのデモーニッシュなエネルギーの源泉があった」(P.39)。人間主体が概念の力業によって、その対象の構造と運動を正確に捕捉し終えたとき、その対象の没落と終焉が必然化され、弁証法的な止揚の運命を突きつけられる。戦後日本の左翼の壊死。昨年末からの宇都宮健児の選挙の諸過程は、それを概念化し理論化して提示する上で十分な素材を提供していると思われる。結論から言って、宇都宮健児の立候補と一本化拒否は、

                                    左翼の壊死 - ミネルバの梟、大江健三郎と辺見庸、ノーサイド | 世に倦む日日
                                  • asahi.com(朝日新聞社):大江健三郎さんら脱原発訴え 都心で6万人参加デモ - 社会

                                    印刷 関連トピックス原子力発電所東京電力ノーベル賞東京で行われた脱原発パレードには福島からの人も含めて6万人が参加した=19日午後3時56分、東京都渋谷区、樫山晃生撮影  脱原発を訴える「さようなら原発集会」が19日、東京・明治公園で開かれた。ノーベル賞作家の大江健三郎さんらが呼びかけた。主催者側によると、全国から約6万人が参加し、東京電力福島第一原発の事故に関連した集会では、事故後で最大規模になったという。  集会では大江さんのほか、経済評論家の内橋克人さんや作家の落合恵子さんらが登壇。大江さんは「原子力は荒廃と犠牲を伴う。私らは原発に抵抗する意志を持っているということを政党の幹部に知らせる必要がある」と呼びかけた。  参加者は集会後、のぼりやプラカードを手に渋谷や新宿の繁華街を3コースに分かれてデモ行進。7歳の娘と初参加したという都内の龍村ゆかりさん(49)は「原発に無関心で無知だった

                                    • 朝岡晶子 on Twitter: "大江健三郎さんが雑誌「世界」1967年9月号に寄稿した文章(パール・ハーバーにむかって)の中で、核実験を見守る中国の若い研究者らが浮かべた表情を「美しく感動的」と書いたことについて言及したこのツイートは、その前後の文章を全く無視し… https://t.co/BW5xJVUxO5"

                                      大江健三郎さんが雑誌「世界」1967年9月号に寄稿した文章(パール・ハーバーにむかって)の中で、核実験を見守る中国の若い研究者らが浮かべた表情を「美しく感動的」と書いたことについて言及したこのツイートは、その前後の文章を全く無視し… https://t.co/BW5xJVUxO5

                                        朝岡晶子 on Twitter: "大江健三郎さんが雑誌「世界」1967年9月号に寄稿した文章(パール・ハーバーにむかって)の中で、核実験を見守る中国の若い研究者らが浮かべた表情を「美しく感動的」と書いたことについて言及したこのツイートは、その前後の文章を全く無視し… https://t.co/BW5xJVUxO5"
                                      • さようなら大江健三郎

                                        きのう大江健三郎氏などが記者会見し、「停止している原発を再稼働するな」と訴えた。 経済生活の立て直しは、たしかに緊急の課題ですが、そのために原発の再稼働が必要であるという見解が示されていることに、わたしたちは非常に危惧を覚えます。はたして、経済活動は生命の危機より優先されるべきものなのでしょうか。 「経済活動より生命を優先」するなら、大江氏はなぜ自動車の禁止を主張しないのだろうか。福島事故で放射能で死んだ人は1人もいないが、自動車は確実に毎年5000人を殺す。ノーベル賞の権威と「経済的合理性や生産性ばかりにとらわれない理念」をもって、自動車の全面禁止に立ち上がってほしいものだ。 またタバコによって毎年11万人以上が死んでいる。小宮山厚労相は「タバコの価格を700円にする」という目標を発表したが、財務省は抵抗している。実害のほとんど出ていない原発に騒ぐより、厚労相を応援してはどうだろうか。

                                          さようなら大江健三郎
                                        • 大江健三郎という病 - 池田信夫 blog

                                          第2次大戦末期の沖縄戦で、日本軍が住民に集団自決を命じたという記述が、今年の検定で教科書から削除するよう求められた。その理由として文部科学省は、沖縄の慶良間守備隊長だった赤松嘉次元大尉の遺族らが大江健三郎氏と岩波書店を相手どって起こした訴訟をあげている。大江氏は『沖縄ノート』(岩波新書)で次のように記す:新聞は、慶良間諸島で沖縄住民に集団自決を強制したと記憶される男[赤松元大尉]が、渡嘉敷島での慰霊祭に出席すべく沖縄におもむいたことを報じた。[...]かれは25年ぶりの屠殺者と生き残りの犠牲者の再会に、甘い涙につつまれた和解すらありうるのではないかと、渡嘉敷島で実際におこったことを具体的に記憶する者にとっては、およそ正視に耐えぬ歪んだ幻想までもいだきえたであろう。(pp.208-211、強調は引用者)。といった独特の悪文で、たった一つの新聞記事をもとにして、赤松大尉を(ナチの戦犯として処刑

                                          • 大江健三郎 - Wikipedia

                                            大江 健三郎(おおえ けんざぶろう、1935年〈昭和10年〉1月31日 - 2023年〈令和5年〉3月3日)は、日本の小説家。昭和中期から平成後期にかけて活躍した現代日本文学を代表する作家の一人である。愛媛県喜多郡大瀬村(現:内子町)出身。 東京大学文学部仏文科卒。学生作家としてデビューして、大学在学中の1958年、短編小説「飼育」により当時最年少の23歳で芥川賞を受賞。新進作家として脚光を浴びた[4]。 新しい文学の旗手として、豊かな想像力と独特の文体で、現代に深く根ざした作品を次々と発表していく[5]。1967年、代表作とされる[6]『万延元年のフットボール』により歴代最年少[7]で谷崎潤一郎賞を受賞した。 1973年に『洪水はわが魂に及び』により野間文芸賞、1983年に『「雨の木(レイン・ツリー)」を聴く女たち』により読売文学賞(小説賞)など多数の文学賞を受賞。1994年、日本文学史

                                              大江健三郎 - Wikipedia
                                            • 【追悼 大江健三郎】蓮實重彥「ある寒い季節に、あなたは戸外で遥か遠くの何かをじっと見すえておられた」|文學界

                                              一つの時代が終わった、とつくづく思わずにはいられない。子供心にも戦前のこの国を多少とも知っており、「戦後は終った」といわれた1960年代にあなたがその才能を遺憾なく発揮された途方もない世代の終焉である。その時代をともに生きていられたことを、この上なく幸運なことだったといまは自分にいい聞かせることしかできない。わたくしたちは、中国大陸への理不尽な軍事侵攻が活況を呈しはじめたころ、そんな事態はまったくあずかり知らぬまま、侵攻しつつあるこのちっぽけな島国に、みずから責任はとりがたいかたちで生をうけた。早生まれのあなたとわたくしとは、年齢では一歳違う。学年で言うと二年の差があるが、ほぼ同時代人といってよかろうかと思う。 とはいえ、あなたが四国の鬱蒼とした森に囲まれた山岳地帯で過ごされたほぼ同時の幼少年期の体験のあれこれは、あなたの作品をいくら仔細に読んでみても、東京生まれのわたくしには、まるで異国

                                                【追悼 大江健三郎】蓮實重彥「ある寒い季節に、あなたは戸外で遥か遠くの何かをじっと見すえておられた」|文學界
                                              • 大江健三郎読んでるんだけど

                                                まるでキザな中二病患者が書いた駄文だな 金と時間の無駄だったわ

                                                  大江健三郎読んでるんだけど
                                                • 大江健三郎の描く2つの射精 | 男の性行動を分析する

                                                  大江健三郎の「セブンティーン」には、文学者らしく、射精の様子が生き生きと描かれている。 「次の夏までにおれの筋肉は頑丈になり、隅々まで発育し、海で女の子の眼をひきつけるだろう。それに同年輩の男の子たちの心に尊敬の熱っぽい根を植え付けるだろう。海の風の塩辛い味、熱い砂、太陽の光が灼けた皮膚になおもふりかけるムズガユ粉、自分や友達の体の匂い、海水浴する裸の大群衆の叫喚のなかで不意におちいる孤独で静かで幸福な目眩の深淵、 ああ、ああ、おお、ああ、 おれは眼をつむり、握りしめた熱く硬い性器の一瞬のこわばりとそのなかを勢いよく噴出していく精液、おれの精液の運動をおれの掌いっぱいに感じた。 そのあいだ、おれの体のなかの晴れわたった夏の真夏の海で黙りこんだ幸福な裸の大群衆が静かに海水浴しているのがわかった。 そしておれの体のなかの海に、秋の午後の冷却がおとずれた。 おれは身震いし、眼をひらいた。精液が洗

                                                    大江健三郎の描く2つの射精 | 男の性行動を分析する
                                                  • 曽野綾子の「誤読」から始まった。大江健三郎の『沖縄ノート』裁判をめぐる悲喜劇。 - 文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

                                                    ←この記事にピーンときたら、ワン・クリック、お願いします! 大江健三郎の『沖縄ノート』をめぐる名誉毀損裁判で、被告の大江健三郎自身が大阪地裁に出廷し、かなり詳細な証言をしたことから、特に保守陣営側から、証言内容はそっちのけの、大江健三郎に対する激しい批判と罵倒が新聞やネットに氾濫したわけだが、驚くべきことに、と言うか、当然と言えば当然のことにと言おうか、大江健三郎批判や罵倒を繰り返す人たちが、揃いもそろって、問題の本、つまり大江健三郎の『沖縄ノート』は言うまでもなく、曽野綾子の『ある神話の背景』(『集団自決の真実』に改題)さえも、二冊とも本屋に行けばいつでも手に入るにも関わらず、ろくに読まずに、マスコミ情報やネット情報を元に、大江健三郎批判や罵倒を繰り返していることがわかり、いささかシラケルと同時に、あらためて最近の保守論壇や保守思想、ネット右翼のあまりの無知無学、思想的レベルの低さに愕然

                                                      曽野綾子の「誤読」から始まった。大江健三郎の『沖縄ノート』裁判をめぐる悲喜劇。 - 文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』
                                                    • 【YouTube無料生放送】2020年3月28日(土) 沼野充義(東京大学教授)最終講義「チェーホフとサハリンの美しいニヴフ人――村上春樹、大江健三郎からサンギまで」 | ニュース | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

                                                      【YouTube無料生放送】2020年3月28日(土) 沼野充義(東京大学教授)最終講義「チェーホフとサハリンの美しいニヴフ人――村上春樹、大江健三郎からサンギまで」 沼野充義(東京大学教授)最終講義 「チェーホフとサハリンの美しいニヴフ人――村上春樹、大江健三郎からサンギまで」ロシア・東欧文学研究者、文芸評論家として活躍されている沼野充義教授は、今年2020年3月末で東京大学を定年退職されました。 当初予定されていた最終講義、シンポジウムは、残念ながら中止となりましたが、この度、ALL REVIEWSとして協力を申し出、快諾をいただきまして、「東大教授としての最終講義」をYouTubeにて生配信させていただくことになりました。 文芸評論、世界文学論、翻訳など、多くの領域で活躍された沼野教授によるネットでの初めての講義、ぜひご覧ください。 【日時】2020年3月28日(土)16:00~17

                                                        【YouTube無料生放送】2020年3月28日(土) 沼野充義(東京大学教授)最終講義「チェーホフとサハリンの美しいニヴフ人――村上春樹、大江健三郎からサンギまで」 | ニュース | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
                                                      • 伊集院光 日曜日の秘密基地VIPルーム ゲスト:大江健三郎

                                                        2007年3月2日。

                                                          伊集院光 日曜日の秘密基地VIPルーム ゲスト:大江健三郎
                                                        • 大江健三郎氏、安倍首相呼び捨て批判「彼が話したことはウソだと思う」 : 社会 : スポーツ報知

                                                          大江健三郎氏、安倍首相呼び捨て批判「彼が話したことはウソだと思う」 2015年5月3日18時8分  スポーツ報知 「5・3憲法集会」で安倍首相を批判した大江健三郎氏 日本国憲法の施行から68年を迎えた3日、各地で憲法記念日にちなんだ集会が開かれた。横浜市の臨港パークで行われた「5・3憲法集会」では、ノーベル文学賞作家の大江健三郎氏(80)らが参加。大江氏は安倍晋三首相を7度も呼び捨てにして「彼がアメリカ両院で話したことはウソだと思う」などと批判した。 主催者によると、3万人超の聴衆が集まり、大江氏が、ステージに立つと大きな拍手が起こった。大江氏は「理不尽で景気のいい話ではないが」と切り出し、安倍首相が4月29日に米連邦議会の上下両院合同会議で行った演説について「日本が集団自衛権を用いて、世界で起こる戦争に対して軍事的な抵抗をすると、安倍ははっきり言った。しかも、そのためにいくつも法律を作る

                                                          • 【憲法記念日】「すべて安倍のせい」と護憲派が横浜でスパーク  大江健三郎氏「米演説は露骨なウソ」 香山リカ氏「憲法使い切ってない…」(1/3ページ)

                                                            【憲法記念日】「すべて安倍のせい」と護憲派が横浜でスパーク  大江健三郎氏「米演説は露骨なウソ」 香山リカ氏「憲法使い切ってない…」 憲法記念日の3日、各地で改憲、護憲両派の集会が開かれた中、横浜市西区の臨港パークでは「平和といのちと人権を! 5・3憲法集会~戦争・原発・貧困・差別を許さない~」(実行委員会主催)が行われた。会場には作家の大江健三郎さんら護憲派の人々が3万人以上集まった(主催者発表)。それぞれが安倍晋三首相を「安倍」と呼び捨てで批判し、集団的自衛権反対を訴えた。 司会を務めたのは、女優の木内みどりさん。「いろいろなグループの思いは同じではないかもしれないが、憲法を守りたいという気持ちは一緒です」とまくしたてた。 作家の雨宮処凛さんは「この暑い中、熱中症で誰か倒れたら全部安倍のせい」と最初から戦闘モード。貧困問題と戦争の親和性を主張し、「戦場に行くのは貧しい人たち。(集団的自

                                                              【憲法記念日】「すべて安倍のせい」と護憲派が横浜でスパーク  大江健三郎氏「米演説は露骨なウソ」 香山リカ氏「憲法使い切ってない…」(1/3ページ)
                                                            • 坂本龍一さんも大江健三郎さんもいないけど…「事故から13年、脱原発をあきらめない」代々木公園で集会:東京新聞 TOKYO Web

                                                              昨年亡くなった作家の大江健三郎さんや音楽家の坂本龍一さんらが呼びかけた「さようなら原発」運動の全国集会が20日、東京・代々木公園で開かれた。主催者発表で約6000人が集まり、一時雨が降る中、脱原発を訴え、集会後は周辺をデモ行進した。

                                                                坂本龍一さんも大江健三郎さんもいないけど…「事故から13年、脱原発をあきらめない」代々木公園で集会:東京新聞 TOKYO Web
                                                              • 入門にして傑作選『大江健三郎自選短篇』

                                                                つくづく恵まれている。 ノーベル賞作家が、自作ぜんぶを読み直し、選びなおし、加筆修訂した定本のベスト版、これが1500円で釣銭くるなんて。どれだけ日本って有り難いのだろう。中毒性の高い大江節を読みながら、嬉しさにまみれる。 同時に、通して読むことで、時代性と普遍性のトレードオフが浮かび上がる。デビュー作『奇妙な仕事』や初期の『死者の奢り』『飼育』『セヴンティーン』を横断する、戦後日本の閉塞感やグロテスクな性のイメージが見える。面白いことに、この閉塞感やドロヘドロ感、もはや戦後ですらない現代にあてはめても伝わってくる。 たとえば、初期作品に共通して出てくる「粘液質の膜」や「無関心の甲冑」という概念。何かに熱中したり、怒りを持続させることもなく、あいまいで、疲れやすい「僕」を包んでいるものとされる。生の現実に触れられないもどかしさと諦めを正当化するための「膜」だ。作品によって、外部から隔絶され

                                                                  入門にして傑作選『大江健三郎自選短篇』
                                                                • 9・19「さようなら原発」集会・デモ1:大江健三郎さんのスピーチ原稿(一部)。完全手書きの直筆。必見かも。 2011年9月19日  山本宗補撮影

                                                                  9・19「さようなら原発」集会・デモ1:大江健三郎さんのスピーチ原稿(一部)。完全手書きの直筆。必見かも。 2011年9月19日  山本宗補撮影

                                                                    9・19「さようなら原発」集会・デモ1:大江健三郎さんのスピーチ原稿(一部)。完全手書きの直筆。必見かも。 2011年9月19日  山本宗補撮影
                                                                  • 大江健三郎が生きた“谷間の村” | NHK | WEB特集

                                                                    今年3月に亡くなったノーベル賞作家、大江健三郎さん。その作品の数々に何度も登場するのが、自身のふるさとをモデルにした「谷間の村」です。 なぜ大江さんは「谷間の村」を描き続けたのか。「谷間の村」の物語を通して、私たちに何を伝えようとしたのか。そのメッセージを探りました。(松山放送局ディレクター 小島 遙)

                                                                      大江健三郎が生きた“谷間の村” | NHK | WEB特集
                                                                    • 微温化され中産階級向きにされる大江健三郎 - jun-jun1965の日記

                                                                      9月13日の昼過ぎ、今日都内のホテルで、大江健三郎のお別れの会が開かれたというニュースをX上で見た時、あっ私は呼ばれなかったんだという悲哀が突き上げてきた。衝撃を受けつつあちこち調べてみると、大江についての本を書いた榎本正樹は呼ばれたが行かなかった、高原到も呼ばれたが仕事があっていけなかったとかポストしており、かなり幅広く呼ばれたらしく、もしや蓮實重彦も呼ばれなかったのではと思ったが呼ばれていたようだし、私がパージされたのは明白で、私は衝撃のため二日ほど仕事が手につかなかった。 そこで私は「眠れる森の美女」の舞踏会に呼ばれなかった魔女のごとくタタリ神となって以後は語るが、近年、大江健三郎は中産階級向け、お茶の間向け、テレビ向けに微温化され、デオドラント化されている。スピーチしたのは黒柳徹子、山内久明、朝吹真理子というあたりがすでに微温的ではないか。 そもそも私が中学3年の時『万延元年のフッ

                                                                        微温化され中産階級向きにされる大江健三郎 - jun-jun1965の日記
                                                                      • ウルトラマン評論本を回収、断裁措置「著しく正確さを欠く」大江健三郎氏に関する記述に誤りと切通理作氏が指摘(よろず~ニュース) - Yahoo!ニュース

                                                                          ウルトラマン評論本を回収、断裁措置「著しく正確さを欠く」大江健三郎氏に関する記述に誤りと切通理作氏が指摘(よろず~ニュース) - Yahoo!ニュース
                                                                        • 中上健次、大江健三郎文学と「格闘」 独自解釈記したメモ4枚発見 | 毎日新聞

                                                                          3月に88歳で亡くなったノーベル文学賞作家、大江健三郎さんの初期の短編について、昭和文壇のスターとして活躍した中上健次(1946~92年)が解釈を記したメモが見つかった。純文学を愛する人にとって今もカリスマであり続けている中上の初期作品が、先行する大江文学の強い影響下にあることはこれまでも専門家が指摘してきたが、大江文学との“格闘”を示す資料と言えそうだ。 大江さんの短編は、58年に芥川賞を受けた「飼育」。戦争中に「村」に敵の飛行機が墜落し、落下傘で脱出し捕らえられた「黒人兵」と村の子どもたちとの牧歌的な交流や悲劇が濃密に描かれる。

                                                                            中上健次、大江健三郎文学と「格闘」 独自解釈記したメモ4枚発見 | 毎日新聞
                                                                          • ChatGPTは大学の課題もできる!?「大江健三郎と三島由紀夫における、時間と空間をめぐる想像力の特性について述べよ」と聞いてみた - 逆寅次郎のルサンチマンの呼吸

                                                                            PCを買い替えたので、昔の古いフォルダなどを整理していると。 こんなのを見つけた。 大江健三郎と三島由紀夫における、時間と空間をめぐる想像力の特性について述べよ ああ、こんな課題あったな、大学時代にやったよ。 どれどれ、自分はどんな風に提出したんだっけかなと。 古いワードファイルをポチっと開く。 大江健三郎と三島由紀夫の時間的表象や空間的表象を比較する際、ラカン的解釈に基づけば、その差異は鮮明に浮かび上がる。大江は<自由に選べる分岐点=対象a>を、象徴界において求め続ける運動を行っていたのに対し、三島は<現実界に存在する禁忌=対象a>を手に入れてしまったことで、象徴界からの離脱が展開されていると私は思う。 不可逆的な時間を可逆にし、現実を変更可能なものとしようとする大江の試みは、象徴界の不可逆的時間軸から逃れる試みであり、それを実現するため、大江は時間を空間化する。オリエンテーリングのよう

                                                                              ChatGPTは大学の課題もできる!?「大江健三郎と三島由紀夫における、時間と空間をめぐる想像力の特性について述べよ」と聞いてみた - 逆寅次郎のルサンチマンの呼吸
                                                                            • 大江健三郎さん「9条を守ること、平和を願うことが生き方の根本。次の世代につなぎたい」 本紙に生前訴え:東京新聞 TOKYO Web

                                                                              ノーベル文学賞を受賞した作家で、3日に亡くなった大江健三郎さんは生前、平和・護憲の立場で積極的に言論活動を行ってきました。 2014年12月、当時の安倍晋三政権下で特定秘密保護法が成立してから1年の節目には、本紙のインタビュー連載「言わねばならないこと」の取材に応じ、「9条を守ること、平和を願うことを生き方の根本に置いている。われわれは戦後70年近く、ずっとそうしてきた。次の世代につなぎたい」と訴えました。

                                                                                大江健三郎さん「9条を守ること、平和を願うことが生き方の根本。次の世代につなぎたい」 本紙に生前訴え:東京新聞 TOKYO Web
                                                                              • asahi.com(朝日新聞社):鼎談・読書について 筒井康隆さん×丸谷才一さん×大江健三郎さん - ひと・流行・話題 - BOOK

                                                                                鼎談・読書について 筒井康隆さん×丸谷才一さん×大江健三郎さん2011年2月2日(左から)筒井康隆、丸谷才一、大江健三郎の各氏=写真はいずれも麻生健撮影筒井康隆さん大江健三郎さん丸谷才一さん著者:筒井 康隆  出版社:朝日新聞出版 価格:¥ 1,365 筒井康隆さんが読書面で連載した『漂流――本から本へ』が朝日新聞出版から本になりました。筒井さんと、同学年の大江健三郎さん、このほど本をめぐる随筆集『星のあひびき』が出た丸谷才一さん。3人の作家による「読書について」の鼎談(ていだん)では、豊かで多彩な読書体験が語られました。(構成・大上朝美) ■面白い本を飛び石伝いに 筒井 大江 僕は『漂流』推薦の言葉に「面白ヒトスジの大読書家」と書きました。筒井さんは子どもの時から面白い本をつかまえる名人で、つかまえたら正面から熱中する。自分に根を下ろすよう大切にする。その後、一つ一つが書かれるものの柱に

                                                                                • 【文学賞】大江健三郎賞終了のお知らせ - きまやのきまま屋

                                                                                  大江健三郎賞が終わります タイトルは嫌味ではなく、今年で本当に終わるらしいです、大江健三郎賞。 八年間?毎年けっこう楽しみにしていたので残念。 なので、大江健三郎賞について色々書きたいと思います。 「大江健三郎賞って何?」という人カモン。作品解説つき、3000字ほどの記事です。 大江健三郎賞とは? 講談社のHP(大江健三郎賞 : 講談社「おもしろくて、ためになる」出版を)から、説明文を引っ張ってきます。 選考基準:大江氏が、可能性、成果をもっとも認めた「文学の言葉」の作品を選び、受賞作とする。なお、選評の代わりとして、大江氏と受賞作家との公開対談を行い、「群像」誌上に掲載する。(公募はしておりません。) 賞:受賞作品の英語(あるいはフランス語、ドイツ語)への翻訳、および世界での刊行。 大江氏作家生活50周年、講談社創業100周年を記念して作られたこの賞。 ひらたく言うと「大江健三郎さんが『

                                                                                    【文学賞】大江健三郎賞終了のお知らせ - きまやのきまま屋