バブル崩壊後の景気低迷で就職活動に苦戦し、非正規雇用を強いられた氷河期世代にもう一つの困難がささやかれ始めた。十分な年金がもらえず老後も貧困を強いられる事態だ。1993〜2004年ごろに就職活動をしていた人たちは10年ほどで年金受給年齢にさしかかるが、非正規雇用では十分な報酬比例年金は受け取れない。年収200万円の単身者の場合、単純計算で受給額は月10万円に満たない。「ひとりじゃない。ひとつ
国の主要な経済指標となるGDP(=国内総生産)で、内閣府が先ほど発表した2023年の名目GDPはおよそ591兆4820億円となり、ドルベースで換算すると日本はドイツに抜かれ、世界3位から4位へと転落しました。 【どうする日銀】マイナス金利の解除はいつ? “3月にも解除”の影響は… 日本は1968年から2009年までは1位のアメリカに次いで2位でしたが、2010年に中国に抜かれ3位に、そして今回ドイツに抜かれ4位となりました。円安ドル高が進み、ドルに換算した時の総額が目減りしたことや、ドイツ側のGDPが物価高により引き上げられたことが要因です。 これについて三菱UFJリサーチ&コンサルティングの小林真一郎主席研究員は、順位が入れ替わったのは為替が要因だとしても、そもそも日本が長年コスト削減ばかりで投資など前向きな経営をしてこなかったからだと指摘しています。 また、15日発表された去年10月か
(出所)厚労省 19年ぶりの伸びとなった2023年の一般労働者の所定内給与 連合が公表した今年の春闘の1次集計結果によれば、賃上げ率は平均で5.28%となり、33年ぶりの高い賃上げとなった。そして内訳を見ても、大企業で5.30%、中小企業で4.42%、非正規で6.75%と中小企業や非正規への波及も見られており、来年度の賃金上昇が期待されている。 事実、先々月公表された厚生労働省の賃金構造基本統計調査によれば、2023年の一般労働者の所定内給与は前年比+2.1%となり、既に公表されていた毎月勤労統計ベースの同+1.6を上回った。なお、賃金構造基本統計調査は約5万事業所を対象に労働者個人のレベルで賃金を調査するのに対し、毎月勤労統計の対象は約3.3万で事業所全体の人件費を従業員数で除して賃金を求める。このため、賃金構造基本統計調査の正確性が高いと考えられる。 そして、この結果は23年の春闘賃上
就職事情が厳しかった氷河期の当時、大卒の就職率は大きく落ち込んだ。「自己責任」という言葉が台頭、本人の頑張りが足りないと言われてきた。だが、就職率低下の真の理由は日本が抱えた複数の構造問題にある。 だが、その数約1700万人といわれる氷河期世代だ。成功者の背後にいる、不遇な状況から抜け出せていない人のほうが、まだまだ多いのが実態だろう。 「国や会社が個人の仕事や生活スタイルに道筋を付けてくれる時代が、氷河期以降はもはや望めなくなってしまった」。千葉商科大学准教授の常見陽平氏は、氷河期以前と以後で、最も異なるポイントは「自立を要求された」点に尽きると語る。 「会社人間は要りません」 常見氏が大手企業を対象に、1990年代の入社式での社長訓示を調査したところ、96年以降「組織から離れても自分を発揮できる力を身に付けましょう。会社人間は要りません」「会社に言われたことだけやるのではなく、自分磨き
就職氷河期対策、効果検証を=雇用保険の財政悪化警戒-経団連提言 2019年09月17日17時20分 経団連は17日、政府が来年の通常国会で法改正を目指す雇用保険制度見直しに関する政策提言を発表した。政府が掲げる「就職氷河期世代」対策に、職業能力の開発を目的とする「雇用保険2事業」の保険料(使用者が負担)などの積立金を活用する際は、政策目標の明確化や効果の検証が必要だと訴えた。 日立、また技能実習違反=計画外作業指示、国が改善命令 また、失業手当や再就職手当に充てる雇用保険の保険料(労使折半で負担)と国庫負担をめぐり、政府が検討している時限的引き下げの延長は、財源を確保するため最長2年に限定すべきだと主張した。 政府は6月に閣議決定した経済財政運営の指針「骨太の方針」で、30代半ば~40代半ばの「就職氷河期世代」の就労支援を重点課題に掲げた。職業訓練などの一部財源に雇用保険2事業の積立金を活
石破氏としては野党を食いちぎることの一環でもあり、場合によってはこうしたことも争点として改憲することを考えているのだと思われます。彼の発言に様々な打算があることは、注意してみていれば気付くでしょう。この発言をめぐる議論の中で、おそらく石破氏の計算通りに、複数の野党の政治家が投票の義務化に追随していました。 議論の余地はありますが、石破先生のおっしゃるとおり投票義務化に賛成です。罰則規制とかになるときな臭くなるので、投票に行くとポイントがたまる様なポジティブなアプローチでルール作りをするといいのではないでしょうか。 https://t.co/2MKybpRiYx — 須藤元気 (@genki_sudo) July 27, 2020 この須藤元気氏の発言は無邪気でほほえましいものですが、「自らの意思で3回連続投票に行かなかった人は選挙権を返上してもらう」という国民民主党の源馬謙太郎氏の提案はと
就職氷河期世代の支援策 政府が6月11日、安倍晋三首相を議長とする経済財政諮問会議で「骨太の方針」の原案を示した。目玉政策として就職氷河期世代に多い非正規雇用を正規雇用化する支援策が盛り込まれ、注目を浴びている。 時を同じくして金融審議会から6月3日に出された「高齢社会における資産形成・管理」で老後に必要な年金以外の資金が夫婦で2000万円という試算が公表され波紋を広げている。 働き盛りの年齢であるにもかかわらず非正規雇用が続いている「中年フリーター」の当事者からは「目の前の生活もままならない。貯金なんて全くないのにどうやって生きていけというのか」という切実な声が聞こえる。 就職氷河期世代の中心層となる35~44歳は2018年時点で正規雇用が916万人いる一方で、パート・アルバイト、派遣社員、契約社員、嘱託社員などの非正規雇用が371万人に上り、同世代の人口の約2割を占める。 ほか、自営業
バブル崩壊後の不況期に学校を卒業し、長年、就職難や生活難に苦しんできた就職氷河期世代。彼らもいまや35~50歳くらいの中高年になった。ここにきて、その氷河期世代を取り巻く環境が激変し始めている。 ますます進む人手不足により、今まで敬遠されていた氷河期世代の正社員採用の波が広がってきたのだ。その中心は、中小企業だ。 1月20日発売の『週刊東洋経済』は「『氷河期』を救え!」を特集。家族や公的機関によるメンタルサポートのノウハウ、氷河期世代採用に動く中小企業の注意点や新助成金活用法などを、幅広くレポートしている。 中小企業が氷河期世代の採用を積極化 社員数十人規模の中小企業では、大企業で一般的な新卒一括採用や年功序列型賃金といった制度は持たず、必要な人員をその都度補充する形を取っている。ただその中小企業も長年、中核人材では新卒の若者の採用を優先してきたのだが、若年労働者が超売り手市場になる中、若
2021年にプレジデントオンラインで配信した人気記事から、いま読み直したい「編集部セレクション」をお届けします――。(初公開日:2021年2月7日) 希望しても正社員になれなかった就職氷河期世代をコロナ禍が襲っている。労働経済ジャーナリストの小林美希さんは「政府の対策は10年、20年遅い。不本意にも非正規で働いている氷河期世代は、『このままずっと非正規で働き続けるしかない』とあきらめている」という――。 スキルを身に付けられず中年になった 「コロナの影響でただでさえ仕事が減っているのに、年齢的に不利な私たちがどうやって正社員になれるのだろうか」 小野明美さん(仮名、40歳)は諦め顔だ。2004年に都内の短大を卒業した明美さんは、新卒採用では事務職を希望していた。ところが当時は就職氷河期で事務職が非正規雇用に置き換わり始めた頃で、正社員の枠は少なく、エントリーしても全滅。それでもいったんは消
最近になって、政府が重い腰を上げて取り組み始めたものに「就職氷河期世代」の問題がある。「ロストジェネレーション世代」とも言われるが、現在35~44歳のアラフォー世代の貧困問題と言っていい。 もっと正確に言うと、1993~2004年に学校卒業期を迎えた人である。バブル崩壊後の雇用環境の厳しい時代を余儀なくされ、高校や大学を卒業した後に正社員になれず、非正規社員やフリーターとして、その後の人生を余儀なくされた人が多かった世代の問題だ。 ■厚生労働省の支援プログラムは功をなすのか この就職氷河期世代を対象とした支援プログラムが、3年間の限定付きではあるが厚生労働省の集中支援プログラムとしてスタートしている。支援対象は多岐にわたり、少なくとも150万人程度が対象者。3年間の取り組みによって、同世代の正規雇用者を30万人増やすことを目指している。 もっとも、わずか3年の支援プログラムで就職氷河期世代
僕「教授、僕らの連載記事の第6巻が発売されました!」 教授「そうか、おめでとう」 僕「反応薄いですね」 教授「涙を流すほど感激して喜んで欲しかったか?」 僕「いえ、そのままで結構です」 教授「この連載も久しぶりだし、書籍化も久しぶりだよな。俺らの会話を文章化しただけの連載なんて読んでる奴はもういないんじゃないのか」 僕「大丈夫です。僕はときどき昔の連載記事を読み返して教授の教えを復習していますし、編集部の方も毎回きちんと読んでくれています」 教授「・・・そうか。君がそれで満足なら別にいいよ」 僕「ええ、僕は教授とお話しできる機会があるだけで大満足です」 教授「で、今回の記事はどうするんだ?もう読者からの相談なんて来てないだろう」 僕「いえ、それがですね。つい先日、久しぶりに相談メールがきたんです」 教授「どんな?」 僕「教授にもそのメールを送ったはずですが、読んではいないですよね」 教授「
パソナグループが就職氷河期世代支援で正社員を採用する計画を発表したが、「氷河期を食いつぶしてきた会社の典型が…」「露骨なマッチポンプは醜悪の一言」などと、ツイッター上で冷めた反応や憤りの声が続出。氷河期支援策について正反対の意見をもつ人びとの双方から批判が集中している。 パソナグループは12日に記者会見を開き、30代半ばから40代半ばを中心としたいわゆる就職氷河期世代を支援するため、300人を正社員として新たに採用する計画を発表した。 同日朝には氷河期世代への政府の支援施策についても各社が報じたが(参照:産経新聞、朝日新聞、時事通信)、それらと歩調を合わせてキャリア形成を支援するとみられている。 2020年4月以降の入社で、グループが手掛ける兵庫県・淡路島での事業に携わるコースに200人、全国の拠点で地方創生事業に従事するコースに100人を募集。営業や管理部門など職種によって異なるが、年収
政府が6月11日、安倍晋三首相を議長とする経済財政諮問会議で「骨太の方針」の原案を示した。目玉政策として就職氷河期世代に多い非正規雇用を正規雇用化する支援策が盛り込まれ、注目を浴びている。 「明日の食費がない…」シングルマザーの貧困 時を同じくして金融審議会から6月3日に出された「高齢社会における資産形成・管理」で老後に必要な年金以外の資金が夫婦で2000万円という試算が公表され波紋を広げている。 働き盛りの年齢であるにもかかわらず非正規雇用が続いている「中年フリーター」の当事者からは「目の前の生活もままならない。貯金なんて全くないのにどうやって生きていけというのか」という切実な声が聞こえる。 就職氷河期世代の中心層となる35~44歳は2018年時点で正規雇用が916万人いる一方で、パート・アルバイト、派遣社員、契約社員、嘱託社員などの非正規雇用が371万人に上り、同世代の人口の約2割を占
裸足でピッチを走る子どもたち=フィリピン・ネグロスオクシデンタル州タリサイ市で2017年8月5日、川平愛撮影 衛藤晟一少子化対策担当相は12月10日の記者会見で、2019年の出生数が87万人を下回る可能性があることを明らかにしました。 予測超える下落 国立社会保障・人口問題研究所の17年の推計では、19年の出生数を92万1000人、20年は90万2000人と見込み、21年に88万6000人になると想定していました。予測を超える下落スピードです。 出産や子育ては個人的な問題であり、選択の自由が前提です。政府も個人の選択に介入することは避ける立場です。ただ、現在問題になっているのは希望しても結婚や出産をできない人がいることです。 少子化対策は? 年間出生数は1953年以降、しばらく200万人を切りますが、71~74年は再び200万人を超えました。人口が多かった団塊の世代(1947~49年生まれ
兵庫県宝塚市が、バブル経済崩壊後の1990年代半ば以降の就職難に遭った「就職氷河期世代」に限って採用する正規職員の採用試験で、出願の受け付けを始めた19日から23日までの5日間に、応募者が200人を超えたことが同市への取材で分かった。来年1月に3人を採用する計画で、全国から応募が殺到しているという。 採用試験の対象は、本年度末に36~45歳で高卒以上の人が対象。職務経験に関する条件は課していない。同市は今後3年間は就職氷河期世代を対象にした職員採用を続ける予定。 応募は30日まで。宝塚市人材育成課の担当者は多数の応募者に「予想通り。ほかの自治体にも動きが広がってほしい」と受け止める。募集要項は同市役所などで配布、同市ホームページでも入手できる。1次試験は9月22日。同課TEL0797・77・2149 (小谷千穂)
Kanji @kanjinagay 氷河期世代にとっては、政府の支援が薄かったことより親世代の無理解の方がきつかったんじゃないかな 高度経済成長時代には、社会人として「一人前」とされた規範(正社員、結婚して子供、家を建てる、親より金かせいで親孝行等々)に手が届かないダメ人間扱いされるのがいちばん応える 2023-06-17 12:10:01 Kanji @kanjinagay 幸福の要素を次の3つだとして、 1.そこそこの収入 2.社会的尊厳 3.幸福感 政府がなんとかできるのは1.だけなんだよね 従来とは違う価値観で育った氷河期世代は、気持ちの切り替えだけで、3.については得られたりするんだけど、それに水をぶっかけ続けるのが他世代の無理解 2023-06-17 15:56:20 Kanji @kanjinagay 非正規労働者やニートのことに限って書いたつもりはなくて、大企業社員や、収入
就職氷河期(1993~2005年ごろに教育課程を卒業して就職した世代)と非就職氷河期の世代によって、最初に就職した会社の退職時期に違いはあるのだろうか。 転職サイトを利用している35歳以上の男女に聞いたところ、非氷河期世代は「10年以上勤めたのちに退職」(32%)した人が多いのに対し、氷河期世代は「3年未満で退職」(28%)が最も多いことが、エン・ジャパンの調査で分かった。 氷河期での就職だったからこそ身についたもの、得られたものはありますかと聞いたところ「精神面でのタフさが身についた」(47%)がトップ。次いで「どんな局面でも対応できる臨機応変さが身についた」(34%)、「若手のころから責任ある仕事を任せてもらえた」(19%)、「高い専門性が身についた」(16%)と続いた。 氷河期世代に当時の就職活動を振り返ってもらったところ「就職氷河期であろうとなかろうと、自分の努力次第で道は切り拓く
とあるCM動画がTwitterで「やばい」と話題になっています。リツイートが8万を超える勢いで、コメントでは「こうきたか」「センスを感じる」「吹いたw」とリピートする人も現れるほど。 キャリアカレッジジャパンの通信教育講座「資格のキャリカレ」のアニメCMで、嫁・姑が資格でマウントを取り合います。文字にするとドロドロした展開ですが、強すぎるギャグ要素と、パワーワードが重なり、気づくとハマっています。 動画が取得できませんでした 資格のキャリカレCM「嫁姑-子育て-篇」 孫にやさしすぎる姑に 嫁側が注意しようとしますが…… 子育て篇では、嫁側が「お義母さん!(子どもを)甘やかしてばかりは困ります」と注意しようとするシーンから始まります。しかし、姑側はその言葉を強い口調で遮り、こう言い放つのです。 「私…チャイルド心理学の資格取りました」 これに嫁側は黙るしかなくなり、画面には「資格は武器になる
バブル崩壊後の景気後退により、1990年代半ばから2000年代前半にかけて、就職難に直面した就職氷河期世代も現在は40歳前後になっている。転職を繰り返した、長く不正規雇用に従事した、などの理由から、平均年収がバブル世代より約50万円低いという指摘もある。 政府は昨年、『就職氷河期世代支援プログラム』を決定。3年間で計650億円超の予算を計上し、就職氷河期世代の正規雇用者を30万人程度増やすという目標を立てた。これを受け、原則禁止となっているハローワーク、民間の就職サイト、企業が手掛ける募集対象の年齢限定が緩和される方針が出されている。(文:ふじいりょう) 宝塚市の採用試験は408倍 自治体採用枠は最大で「10人ほど」 また、兵庫、愛知、和歌山の3県や、兵庫県宝塚市、岡山県岡山市、千葉県鎌ケ谷市などの自治体が、対象を就職氷河期世代に限定した正規職員の募集を実施。中央官庁でも内閣府や厚生労働省
貯金を使い果たし、年金のみになった時が恐怖です 皆さんから寄せられた家計の悩みにお答えする、その名も「マネープランクリニック」。今回の相談者は、年金生活に不安を抱えている64歳の独身男性。年金額が少なくこの先貯蓄が底をついたらという心配もあるとのこと。ファイナンシャル・プランナーの深野康彦さんがアドバイスします。※マネープランクリニックに相談したい方はコチラのリンクからご応募ください(相談は無料です) ★マネープランクリニック編集部では貯蓄達人からのメッセージを募集中です★ ■相談者 ドルフィンさん(仮名) 男性/無職/64歳 関東/持ち家(一戸建て) ■家族構成 一人暮らし ■相談内容(原文まま) 65歳からは年金10万円ですがあまりに少ないので、切り詰めても貯金をある程度切り崩すことになります。固定資産税、火災保険も年間6万5000円ずつかかります。長生きすることのリスクがあります。7
経済的な自立が難しく、親元を離れることができないケースも多い就職氷河期世代。同世代の年長者である団塊ジュニア世代には、まもなく親の介護と、それに伴う「生活困窮者」の増加が始まろうとしている。今後就職氷河期世代が直面する問題について、日本総合研究所・主任研究員の下田裕介氏が指摘していく。 ※本記事は、書籍『就職氷河期世代の行く先』(日本経済新聞出版)より一部を抜粋・再編集したものです。 手取り12万円「一人暮らしや結婚なんて別世界です」大学を卒業した後にも親と同居を続ける未婚者については、社会現象・社会問題と認識されるとともにさまざまなネーミングで呼ばれてきている。 なかでも有名なのは、「パラサイト・シングル」である。1997年、社会学者の山田昌弘氏(中央大学教授)が、日本経済新聞のなかで紹介したことが初めとされる。その後、著書「パラサイト・シングルの時代」によってさらに広く知られることとな
「ショーシャンクの空に」を観ても結局世代間格差についてブツブツいう氷河期世代の遠吠えw② 昨日、「ショーシャンクの空に」を観た。 (以下、ネタバレを含むかもしれないのでご注意ください) 「不運は常にfloats aroundしてて(頭上に浮かんでて)、たまたま選ばれた誰かの頭上に舞い降りる。 それが今回はたまたま自分だった。。」 的なことを言ってたんだけど、そうよ。そうなのよ。 そんな風に受け入れられない程の不運だったりするけど、それでもそれを受け入れて希望を持つ強さとか賢さがレアで素晴らしい!って話だったのではないかと思うんだけどな。 いやだからって、何が言いたいって、いつも言ってるあれよ、あれ笑 たまたま絶大な不運に選ばれてしまった人生を受け入れる側は、ええのよ、自分で自分に降りかかった全ての不運の責任を負うっていうね。 かっこええやん。 でもそれを、たまたま不運じゃなかった側が言う「
氷河期世代の遠吠え~ロスジェネの悲惨な物語その①~ コキア枯れてたw 今日もDragon ash の Grateful Days ♪ 聴きながら出勤した。 この曲聴いてると新卒の時の就活してた頃を思い出すんよね。 (私は2002卒なので、この曲はもうちょい前) あの頃は就活でつまづいて、コネ入社を果たした知り合いへの嫉妬とか、なんとなくあんまり浮かれてはなかった気がする。 (まあ、今の方が状況的にはあの頃と比べ物にならないくらいやばいんだけど、今はなぜか毎日浮かれているw) でも、それでもやっぱり自分が若かったころの時代の空気感は今でも懐かしく尊く思う。 電車のホームで見知らぬサラリーマンじじい達からばかにされ、 歩道を歩いてるだけで「ブスは歩くな」と言われ、 全てのハラスメントが禁じられてなかった世の中だったけど、 なんか、やっぱりそれでも自分の世代が嫌いではない自分がいる。 電車でばか
努力はたまには報われる~人生で初めて宝くじが当たった気分です~ 世間はオリンピックの最中なんだけど、ただ、スポーツとは別の話で、 私は「努力は必ず報われる」とかいう、成功者の後付けみたいな励ましの言葉が嫌いだって話をさせてください。 努力してる人なんてたくさんいるし、たまたま報われた人が後から「必ず」とか言うのって、想像力の足りない人だなと思うの。 努力しても報われないことが多いでしょ。 結局、人生のほとんどが運だからね。 生まれる場所も与えられた遺伝子も、努力できる環境も努力する喜びを親や環境から教えてもらえたのも、本人の努力よりは、運の部分が大きい。 「報われるまで努力を続けよう」 だったら、、、まあ、、、いいかな笑 運は自分の努力で引き寄せるものだとは思うから。 そして、私の今日の本題です、私の話です笑 わたくし「身に余る幸せ」 ってやつを先月頃から感じているのです。 人間関係には常
はたらく世代の皆さんが抱えるお金についての疑問に主に大手金融機関勤務経験のあるお金のプロがお答えします。ピックアップするテーマは、主に老後資金や教育費の準備、資産運用の方法などについてお答えします。 相談者プロフィール 年齢:1990年代後半に就職活動。いわゆる就職氷河期世代の40代 仕事:情報通信サービス業 家族構成:妻、子供二人(中学生・小学生) 資産運用経験:株式、投資信託、外貨建終身保険、変額保険 マイホーム:あり 住宅ローン:返済中 年収: 1,000万円以上 預貯金など:1,000万円以上 相談内容 老後に向けての資産運用を考えています。これまで転職をしてきた経緯もあり、大企業にいて定年退職時にまとまった退職金がもらえるという環境ではありません。 子供もまだこれから大学進学といったようなお金がかかるイベントも控えていることもあり、老後資金と教育資金の両方を真剣に考えないといけな
2000年代に20代を過ごしていた就職氷河期世代は「いつまでも自分探しをしている」と批判的な見方をされることがあった。40代を迎えた現在ですら、なお「やりたい仕事が見つからない」という声は大きい。 だが、果たしてこの”やりたいことが見つからない”は本当だろうか。実は、やりたいことがあるけれど”できない”が実情に近いのではなかろうか。今回は、筆者の実体験を踏まえて考察してみたい。(文:ふじいりょう) 転職の繰り返しが”自分探し”とみられた時代 Indeed Japanが19年12月に実施したインターネット調査によると、就職氷河期世代で3年以内に転職を考えている人(215人)が、転職の課題や不満として挙げたのは、「年齢や性別が理由で採用されない(採用されにくい)」が34.9%でトップ。そして、それに続くのが、「やりたい仕事が見つからない/探し方がわからない」(29.3%)と「どんな仕事が自分に
年齢が30代後半から40代半ばとなった就職氷河期世代は、ふとした折に人生を振り返り悲しい気持ちになることが多いようだ。10月末のガールズちゃんねるに「氷河期世代のためのトピ」というトピックが立った。トピ主は年齢を明かしていないが、 「私はこんないい歳になっても新卒のときより月収3万上がっただけです。独身なのですが、一人暮らしするにはキツい額です」 と明かす。「同士たちはいかがお過ごしかな」と問いかけると、自分の人生を振り返り辛さを噛みしめる人が相次いだ。(文:okei) 「老後が本当に怖いです」「手取りは14万で20歳の頃と変わりません」 就職氷河期世代とは、主に1993年~2005年に就活に苦戦した世代を指し、リーマン・ショック後の2011年~2013年卒も「超氷河期」と呼ばれた。トピックには、未来に希望が持てない人の声が多数寄せられている。 「43歳独身。もう人生なんもかんも諦めてる」
「ロスジェネ中年」なぜ恐ろしいのか バブル崩壊後の経済低迷期に社会に出た今の30代後半~40代は「ロストジェネレーション」(失われた世代)と呼ばれ、貧困や引きこもり、犯罪などが社会問題化している。安倍政権はこうした就職氷河期世代を「人生再設計第一世代」とし、就労支援などを行う方針だが、あまりに深いロスジェネの闇を今さら解消できるのか。 バブル崩壊後の経済低迷期に社会に出た今の30代後半~40代は「ロストジェネレーション」(失われた世代)と呼ばれ、貧困や引きこもり、犯罪などが社会問題化している。安倍政権はこうした就職氷河期世代を「人生再設計第一世代」とし、就労支援などを行う方針だが、あまりに深いロスジェネの闇を今さら解消できるのか。
バブルの崩壊などで就職難だった35~45歳の「就職氷河期世代」を正規職員に採用する動きが、全国の自治体で広がっている。政府が氷河期世代の雇用を増やす目標を掲げ、10以上の自治体が採用に動き出した。ただ競争倍率は400~600倍とこれ以上ない「狭き門」。今後は経済界への広がりが焦点となる。 【表】厚労省の就職氷河期世代活躍支援プランのポイント ■「氷河期採用」自治体側の思惑は 「率先して取り組むことで、同様の動きが広がることを期待したい」 昨年12月20日、岡山市の大森雅夫市長は記者会見でこう話し、令和2年度の採用で事務職で「氷河期世代」を6人程度採用する方針を発表した。同市では毎年事務職で60人程度を採用しており、10分の1に氷河期世代をあてる計算だ。 対象は今年4月1日時点で34~44歳。学歴、職務の経験は問わない。採用は秋頃の予定で、試験内容などを調整している。 こうした氷河期世代の採
生涯未婚という人たちが増えている昨今。その中心となるのが、就職氷河期、ロスジェネ世代と呼ばれる人たち。低収入を理由に結婚を諦めた人たちからは、悲痛な言葉が聞こえてきます。みていきましょう。 【ランキング】東京23区「生活保護」…生活保護率/生活保護増加率<1~23位> 単身者20人1人が「その日暮らし」という現実金融広報中央委員会『家計の金融行動に関する世論調査 2022年(単身世帯調査)』によると、金融資産*1の保有率は65.5%。単身世帯の3割強が「将来を見据えた資産形成はしていない」という状況です。保有世帯の保有額は平均1,348万円で前年から270万円ほどのダウン。中央値は450万円で、こちらも前年から50万円ほど減少しました。 また金融商品*2を保有していない世帯は4.9%。こちらは前年から1.1増となりました。単身世帯の20人に1人が「その日暮らし」というのが実情です。 *1:
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