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満洲の検索結果1 - 40 件 / 434件

  • 「普通なんですが…」ネットを騒がせる“眼科の愛新覚羅先生”が明かす、やっぱり凄い“わが半生” | 文春オンライン

    愛新覚羅氏をご存知だろうか? かつて中国大陸を支配していた「清」という王朝の皇帝の一族である。 もともと、現在の北朝鮮の国境とほど近い地域(現在の撫順市と通化市の間あたり)を拠点とした満洲族(女真族)の首長・ヌルハチがご先祖だ。ヌルハチは1616年に即位し、次代のホンタイジが国号を「大清」に改め、3代目の順治帝の時代に中国本土に進出。やがて康煕帝・雍正帝・乾隆帝の3賢帝の時代に極盛期を迎えた。現在の中華人民共和国の領域も、外モンゴルと台湾を除けばほぼ清朝の範囲を継承している。 清朝は1840年のアヘン戦争を境に衰退し、1911年の辛亥革命で滅びた。ただ、最後の皇帝・溥儀はやがて日本の関東軍に利用されて傀儡国家の満洲国の皇帝として即位、戦後は収容所を経て、最後は一般市民として北京市内で没する。このあたりの話は、映画『ラストエンペラー』や、溥儀の弟の溥傑に嫁いだ日本人・浩の自伝『流転の王妃』な

      「普通なんですが…」ネットを騒がせる“眼科の愛新覚羅先生”が明かす、やっぱり凄い“わが半生” | 文春オンライン
    • 統一教会、安倍国葬について他 - 内田樹の研究室

      あるネットメディアからインタビューを受けた。もう公開されているので、少し長い別ヴァージョンをあげておく。 ―これから安倍系右翼はどうなると思いますか? 内田 おっしゃっている「安倍系右翼」という言葉の定義を僕は知らないのですけれど、言いたいことは何となくわかります。それが「安倍晋三という個人の求心力やカリスマ性に依存して存在感を発揮していた政治勢力」という意味でなら、その人たちはこの事件をきっかけに力を失い、弱体化すると思います。 実際に安倍元首相の死後、彼の庇護下でこれまで「いい思い」をしてきたネット論客たちはいまほぼ沈黙状態にあります。どういうスタンスでこの事件に向き合って良いのかについての組織的な合意形成ができていないのでしょう。もともと安倍晋三個人が手作りしたネットワークですから、ハブが不在になると、合意形成のための場も、ルールもない。代わりを務めることのできる人がいない。ですから

      • ドイツ現代史研究の取り返しのつかない過ち――パレスチナ問題軽視の背景 京都大学人文科学研究所准教授・藤原辰史 | 長周新聞

        京都大学で13日におこなわれた公開セミナー「人文学の死――ガザのジェノサイドと近代500年のヨーロッパの植民地主義」【既報】より、藤原辰史・京都大学人文科学研究所准教授の基調講演「ドイツ現代史研究の取り返しのつかない過ち――パレスチナ問題軽視の背景」の要旨を紹介する。 □      □ 今日の問題提起は、ドイツ現代史研究者の一員である自分にも矛先を向けたものでもある。 ドイツ現代史研究者は、パレスチナ難民やイスラエルの暴力をまったく無視しているかといえばそうではない。批判も多々してきているが、当事者意識が欠落している。たとえば、パレスチナ問題を「生成」した問題として扱い、きわめて「他人事」として起きている「かわいそうなこと」という倫理的問題として捉えがちである。その「上から目線」がパレスチナ問題を見る目を曇らせているように思う。 そして、パレスチナとともに中東欧や南欧へも関心が低すぎる。ド

          ドイツ現代史研究の取り返しのつかない過ち――パレスチナ問題軽視の背景 京都大学人文科学研究所准教授・藤原辰史 | 長周新聞
        • 大学教授「これまで見たどの答案よりもすごいかも」オリラジ中田敦彦が教える『YouTube大学』の世界史の解説がかなり間違っている?

          東條のと@African Kung Fu Nazis公認サポーターVTuber @Ayukawa_Reiji 中田敦彦のYouTube大学で学んだこと ・国民党と共産党が清朝を打倒しようと動いていたところに日本が攻め込んできて日中戦争だか日清戦争だかになった ・関東軍は満洲事変で張作霖を爆殺した ・満洲事変は日本が中国本土へ侵略するための自作自演 ・第二次国共合作は薩長同盟、張学良は坂本龍馬 2020-01-13 13:29:46

            大学教授「これまで見たどの答案よりもすごいかも」オリラジ中田敦彦が教える『YouTube大学』の世界史の解説がかなり間違っている?
          • 「日本語の原郷」についての論文を読んでみた

            歴史言語学についてはまったくの素人だけど、最近話題になった「日本語の原郷は「中国東北部の農耕民」 国際研究チームが発表 | 毎日新聞」(はてブ)っていう記事の元になったロベーツらの論文(Robbeets et al. 2021)を読んでみたよ! 結論うさんくさい 前提知識共通の祖先を持つことが証明された言語の集団を「語族」という日本語は琉球諸語と共通の祖先を持つことが明らかである(日琉語族;Japonic)しかし日琉語族と他の言語との系統関係は証明されていない内陸アジアのテュルク語族、モンゴル語族、ツングース語族、そして欧州のウラル語族は特徴が似ているかつて、テュルク・モンゴル・ツングース・ウラル・日琉・朝鮮の諸語族が「ウラル・アルタイ語族」に属するという説があったが、結局誰もこれらの諸言語が共通の祖先を持つという証明ができなかった今回の論文は、テュルク・モンゴル・ツングース・日琉・朝鮮諸

              「日本語の原郷」についての論文を読んでみた
            • 安倍晋三さんが命がけで開いた戦後レジームからの脱却 統一教会問題はこう解決せよ【山本一郎】

              安倍晋三氏を射殺した容疑者においては、容疑者の母親が信仰していた旧統一教会(現・家庭連合、以下表記は統一教会とします)への恨みから、その関わりとなる安倍さんへの殺意へと変わっていったとされている。実際に計画を立て、自家製の銃をしつらえ、奈良県警警備のタイミングを見計らい、また躊躇なく2回の発射に及んで暗殺を成功させてしまった――何とも不運で、悲劇的な事件だが、宗教と政治の距離はどうするべきなのか。 22年7月8日午前、奈良市内の大和西大寺駅前にて、元内閣総理大臣の安倍晋三氏が銃撃され亡くなるという、大変凄惨な事件が発生しました。 安倍さんは日本憲政史最長の総理在任期間を誇り、アベノミクスや安保法制など重要な政策方針を掲げて政権奪還後の自由民主党の安定した治世を実現したばかりか、世界的には米中対立の新たな構造の見えてくる中で、時として危うい米トランプ政権の制御役としても役割を全うし、国内だけ

                安倍晋三さんが命がけで開いた戦後レジームからの脱却 統一教会問題はこう解決せよ【山本一郎】
              • 2020年にブックマークしたページでよかったもの集めた - Really Saying Something

                2013年から毎年、「年ごとにブックマークしたページでよかったもの集めた」と題して、1年分の「自分がブックマークしたページ」を振り返り、まとめています。2019年分は以下です。 2019年にブックマークしたページでよかったもの集めた - Really Saying Something 完全に「私得」なまとめなのでカテゴライズなどは一切しておらず、主に自分のブックマークした順番となっています。そのため、春ごろの記事が冬にいきなり登場したり、日付が前後していたりします。私の脳内に「その時こういうこと考えていたな~」という記憶を作るインデックスだからです!!! 今年は例年よりはブックマーク数が少なく、さらに新型コロナウイルスやそれにからむ政治の話など時事に関するものが多かったため、こういうところにも影響が出るのかー、とページを繰りながら考えました。時事関連は「よかったもの」にはなかなか入らないの

                  2020年にブックマークしたページでよかったもの集めた - Really Saying Something
                • 一泊二日、伊勢を食べる。極左泥酔の巻。 - 今夜はいやほい

                  モーニング伊勢肉うどん −駒鳥食堂 右翼と左翼の伊勢神宮 喫茶ロマン、トマトジュースがぶ飲み 一月家、湯豆腐、特濃お茶割り 頭痛を抱え内宮へ 餃子に、あじ塩おにぎり−餃子の美鈴 旅館の明かりをつまみとし伊勢角ビールをすすり飲む ふたたび、朝に伊勢うどん −まめや 冷めたドライカツカレー  −キッチンクック 隣に座っている金髪で細身の男がバッグを漁り始めた。かちゃかちゃと高い音が響き、なんなんだと、そろっと横目に見てみると、韓国の酒、ソジュがボストンバッグの中に7〜8本入っていた。金髪男は、緑瓶のそれを取り出し、金属の蓋をひねって開けて、一口二口飲み、瓶をバッグにしまった。朝日を背に男は眠りについた。 そんな電車を乗り継いて、名古屋から数時間、伊勢に到着した。赤福の看板が迎えてくれた。友人と小旅行にやって来たのだ。 現地集合だったので、友人は別ルートから大手を振って威勢よく歩いてやって来た。

                    一泊二日、伊勢を食べる。極左泥酔の巻。 - 今夜はいやほい
                  • 町中華チェーン「ぎょうざの満洲」は、なぜ創業時の駅前出店ルールを破ったのか? | となりのカインズさん

                    ぎょうざの満洲 1964年埼玉県所沢市創業。「おいしい餃子で人々を健康で幸せに」「出来たてのおいしさを農家と共に」をスローガンに、東京、埼玉を中心に全店直営店で中華料理店を営業。「生ぎょうざ」がお得な「特売日」は、地元の方に「餃子の日」と親しまれている。昨年、東京町田市に100店舗目を出店し、12月には神奈川県に初出店した。 また、群馬県に「老神温泉 ぎょうざの満洲 東明館」を営業。自家かけ流し温泉の後に「餃子&ビール」が楽しめると評判を呼んでいる。

                      町中華チェーン「ぎょうざの満洲」は、なぜ創業時の駅前出店ルールを破ったのか? | となりのカインズさん
                    • 加藤聖文「日本にとって満洲支配とは何だったのか」 - 紙屋研究所

                      「前衛」2021年10月号に載った加藤聖文へのインタビュー「日本にとって満洲*1支配とは何だったのか」が実に分かりやすかった。 前衛 2021年 10 月号 [雑誌] 日本共産党中央委員会 Amazon ぼくは、満洲に日本から次々移民が送り出されたことは知っていたが、その理由は、「国内の農民が貧しく、それを反動的に打開するために満洲へ送り出し、開拓はもとより現地人の土地を奪った」ほどの理解であった。そして、「満洲は日本帝国主義による朝鮮支配の後の、中国侵略のための第一歩である」というくらいの解像度の認識であった。 満洲支配が持っていた矛盾 加藤は、満洲支配がもともと持っていた矛盾を、おおむね次のように説明している。 ――そもそも日本人が昔からいた土地でもなく、縁も薄いのに、日露戦争でさまざまな利権をロシアから奪い取ってしまい、経済活動が始まった。 日本にとって、必然性のないところを取ってし

                        加藤聖文「日本にとって満洲支配とは何だったのか」 - 紙屋研究所
                      • 一泊二日、奈良を食べる。満洲国皇帝、愛新覚羅溥儀をもてなしたグラスで酒を飲む。 - 今夜はいやほい

                        大和西大寺の喫茶店でモーニングの満漢全席 銃撃事件の現場には せんとくん、グーパンチ 喫茶アーガイルのちびドッグ。成人たちよ健やかに。 奈良公園 天理ラーメンを屋台で食べる 満洲国皇帝愛新覚羅溥儀をもてなしたグラスでサイドカー 奈良の夜はLAMP BARで更けていく。檜の香りのネグローニ 朝、珈琲果汁 SUGIでミックスジュース 茶粥に山盛りの漬物 樫舎でお茶を飲む 三連休を得たので、奈良に出かけた。三連休一日目は大阪にいた。新幹線では、東京からは奈良に直通で行けないので、大阪に一泊することにしたのだ。 在華坊さんがツイートしていた大安が気になっていたので、行ってみることにした 破格の立ち飲み、西天満『大安』 - 日毎に敵と懶惰に戦う 外から見るとかなり混んでいるように見えたが、戸を開けてみるとそうでもなく、普通に座ることができた。立ち飲みなのかと思っていたが、実際には小さな椅子が置いてあ

                          一泊二日、奈良を食べる。満洲国皇帝、愛新覚羅溥儀をもてなしたグラスで酒を飲む。 - 今夜はいやほい
                        • 全国3000店以上の餃子を食べ歩いたマニアが推す、わざわざ食べに行くべきご当地餃子の名店6つ|KINTO

                          公開日:2022.09.28 更新日:2022.09.27 全国3000店以上の餃子を食べ歩いたマニアが推す、わざわざ食べに行くべきご当地餃子の名店6つ みなさま、餃子は好きですか? 私は餃子が好き過ぎて餃子専門サイト「東京餃子通信」を立ち上げてしまった塚田亮一と申します。 美味しい餃子を求めて全国各地を食べ歩く生活を10年以上続けておりまして、これまでに食べ歩いた餃子店は3000店を超えています。それだけ食べ比べてもなお、各地で食べられる特徴的な餃子との新しい出会いに驚かされる毎日です。そこで皆さんにもそんな驚きをお届けしたく、本稿では「わざわざ行ってもらいたい、絶品のご当地餃子店」を紹介したいと思います。 ご当地餃子が今アツイ今では日本の国民食の一つと言っても過言ではない餃子ですが、日本に定着し始めたのは戦後の話でした。戦後の復興期に中国からの引揚者やその関係者によって餃子が全国各地に

                          • 安倍晋三×星野源コラボ動画 「貴族か」批判が見落とす“もうひとつの問題点”|辻田真佐憲|文藝春秋digital

                            ★前回の記事はこちら。 ※本連載は第12回です。最初から読む方はこちら。 安倍首相の動画がツイッターで炎上した。星野源の「うちで踊ろう」とのコラボ動画がそれだ。首相側が許可を取らずにやったので、勝手にコラボ動画と呼んだほうがいいかもしれない。 動画では、安倍首相が自宅らしき場所で、愛犬と戯れたり、お茶を飲んだり、読書をしたり、テレビのリモコンを操作したりする。そして星野の音楽を踏まえて、こんなメッセージが添えられている。「今日はうちで・・・。どうか皆様のご協力をお願いします」。 これが、「国民は苦労しているのに、一番働くべきお前は家で優雅に休息か」「何様のつもりか」「貴族か」と、批判を呼んだのである。 「左翼がまた安倍に粘着している」という反論もあるかもしれない。だが、同じくSNS上にアンチが多い小池百合子都知事と、ヒカキンのコラボ動画は、ほぼ同時期に公開されたにもかかわらず、ほとんど問題

                              安倍晋三×星野源コラボ動画 「貴族か」批判が見落とす“もうひとつの問題点”|辻田真佐憲|文藝春秋digital
                            • 「ぎょうざの満洲」小規模なのに根強い人気のワケ

                              もともとは外国にルーツがあるが、日本に伝えられて変容し、国民食となったメニューは数多い。その中でも「焼き餃子」は老若男女問わず人気のある料理ではないだろうか。 焼き餃子を看板商品とするチェーンはいくつもあるが、いずれもコロナ禍でも安定的に売れ、コロナを機に業績を伸ばしているチェーンもある。 餃子チェーンがコロナ禍に成長できた理由 餃子の強みはまず、客層の広さと、ランチ、ディナー、飲み会のいずれにも対応できる利用シーンの広さだ。またテイクアウトしてもおいしさが変わりにくく、コロナ禍以前からテイクアウトに対応している店もある。さらに、調理前の段階で市販品として販売できる。これらが、餃子チェーンがコロナ禍に成長できた理由だろう。

                                「ぎょうざの満洲」小規模なのに根強い人気のワケ
                              • 苦戦している日高屋への“刺客”!? 増殖を続ける「中華食堂 一番館」の実力に迫る

                                苦戦している日高屋への“刺客”!? 増殖を続ける「中華食堂 一番館」の実力に迫る:長浜淳之介のトレンドアンテナ(1/6 ページ) 近年、東京都内を中心に店舗数を伸ばしているのが、「中華食堂 一番館」である。首都圏と長野県に33店をチェーン店展開している。そのうち東京都内に26店が集中している。 このチェーンの特徴は、とにかく安いことだ。首都圏の激安中華チェーンというと「熱烈中華食堂 日高屋」が有名だが、その日高屋よりもさらに安い。 安いのは、まずお酒だ。酎ハイとハイボールの中ジョッキは100円(税込、以下同)である。第三のビール「クリアアサヒ」の中ジョッキが200円、生ビール「アサヒ スーパードライ」は300円などとなっており、ちょい飲みはもちろん、1000円で心ゆくまで酔える“センベロ”が可能である(店舗によって価格が違うことがある)。だから、特に夜はアルコール比率が高く、ほとんどのお客

                                  苦戦している日高屋への“刺客”!? 増殖を続ける「中華食堂 一番館」の実力に迫る
                                • そういやコメの栽培北限ってどこなんやろ?と思って調べたら「なんか、その、すいませんでした…」となった

                                  リンク Wikipedia 満洲国 満洲国(まんしゅうこく、旧字体:滿洲國、拼音: Mǎnzhōu Guó)は、満洲事変により日本軍が占領した満洲(現在の中国東北3省遼寧省、吉林省、黒竜江省)、内蒙古、熱河省を領土として1932年(昭和7年/大同元年)に成立した国家。一般に日本の傀儡国家と見做されている。 首都は新京(旧長春)。日本民族・満洲民族・漢民族・モンゴル民族・朝鮮民族の「五族協和」による「王道楽土」建設をスローガンとし、清朝の廃帝愛新覚羅溥儀を執政に迎え、1934年(昭和9年/康徳元年)から溥儀を皇帝とした帝制へ移行し、各大臣は満 42 users 57

                                    そういやコメの栽培北限ってどこなんやろ?と思って調べたら「なんか、その、すいませんでした…」となった
                                  • 直木賞受賞『地図と拳』、「満洲」をめぐる“歴史考証”のプロセスが圧巻だった…! 考証者が語る創作秘話(澁谷 由里)

                                    日本SF界の注目作家・小川哲による巨編歴史小説『地図と拳』が第168回直木三十五賞を受賞した。日露戦争後からの半世紀、満洲​のとある町という絶妙な舞台で、歴史・地理・風俗・文化の背景が緻密に描かれ、そこにダイナミックなドラマが展開するこの作品は、一読した読者を強力に惹きつけている。 この壮大な歴史ドラマはいかにして作られ得たのか。実は、作品の歴史考証には、ある中国史研究者が協力していた。『馬賊の「満洲」 張作霖と近代中国』(講談社学術文庫)の著者である澁谷由里氏がいま語る、創作と考証をめぐる秘話。 作家の「ツボ」を衝いた? カルト集団事件の研究書 第168回直木三十五賞受賞作『地図と拳』(集英社刊)の歴史考証を、『小説すばる』での連載開始前から単行本刊行までの約4年間、筆者は手がけてきた。「満洲もの」を書きたいと志した著者の小川哲氏が、拙著を読まれて、担当編集者とともに筆者の研究室を訪ねて

                                      直木賞受賞『地図と拳』、「満洲」をめぐる“歴史考証”のプロセスが圧巻だった…! 考証者が語る創作秘話(澁谷 由里)
                                    • 及川琢英『関東軍——満洲支配への独走と崩壊』 - 紙屋研究所

                                      そうだなあ、高校の教科書程度しか知識のない人間=ぼくが読んだのだが、読みやすいとはなかなか言えない本であった。 関東軍――満洲支配への独走と崩壊 (中公新書 2754) 作者:及川 琢英 中央公論新社 Amazon その原因は、人名や役職名、組織名などが多く、それらが織りなす個別事実がたくさん書かれていて、素人には「で、それは一体どういう意味を持つのですか?」と言いたくなってしまうのである。学者からすれば、それらは軽々に規定できるものではないのかもしれない。だから、個別事実を「豊富に」並べることで読者が感じ取るように作られている気がした。 また、ぼくにとって馴染みのある「軍閥」という言葉(概念)は出てこない。最近の歴史学の動向など全然知らないのであるが、どうして使わないのか、説明はない(他方で「馬賊」「巡防隊」などはごく簡単な説明がある)。 張作霖らをリーダーとする「奉天派」というのは、こ

                                        及川琢英『関東軍——満洲支配への独走と崩壊』 - 紙屋研究所
                                      • <朝ドラ「エール」と史実>「軍歌」はやはり“タブー”か。古関裕而の曲を「戦時歌謡」とごまかす問題点(辻田真佐憲) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                        朝ドラ「エール」は、ついに今週より戦時下篇に突入しました。主人公のモデルとなった古関裕而は、よく知られるように、「露営の歌」「暁に祈る」「若鷲の歌」など大量の軍歌をヒットさせ、「軍歌の覇王」と呼ばれました。ですから、フィクションとはいえ、この部分をどのように描くのかは、とくに注目されてきたのです。 しかし、気になるのは、番宣などで「軍歌」が徹底的に消され、「戦時歌謡」という言葉が使われていることです。公式サイトでも、「軍歌の覇王」ではなく、わざわざ架空の「戦時歌謡の旗手」という呼び方がされています。まるで“タブーワード”。いかに戦時下の曲が大量に登場するといっても、これでは意味がありません。戦時下篇は、「軍歌」という呼称から逃げてしまうのでしょうか。 軍歌→戦時歌謡? それくらいいいじゃないか。そう思うかもしれません。しかし、これはただの言い換えではありません。戦時下の音楽を考えるうえで、

                                          <朝ドラ「エール」と史実>「軍歌」はやはり“タブー”か。古関裕而の曲を「戦時歌謡」とごまかす問題点(辻田真佐憲) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                        • ぎょうざの満洲の冷凍餃子うめええええ

                                          なんで関西に出店してくれないのや。あれ焼くだけで幸せになれるのに。はあ……

                                            ぎょうざの満洲の冷凍餃子うめええええ
                                          • Google翻訳 vs みらい翻訳 vs DeepL翻訳:日本語論文の英文要旨を訳させてみた - 日比嘉高研究室

                                            最近の機械翻訳の進歩は本当にすごい。以前「みらい翻訳」を試してみて、その精度におののいたのですが(「みらい翻訳」を使って仕事をしました。(使用感) - 日比嘉高研究室)、先日来、DeepL翻訳という新手のサービスが登場して話題になっています。 gigazine.net そこで、この度も実際にやってみました。検証材料はつい先日作ったばかりの、自分の論文の英文要旨です。英語を日常的に使わない研究者が、もっともしばしば直面する「英語を書かなければならない場面」です。 以下(1)原文の日本語要旨、(2)有料校正サービスを利用した完成版、(3)Google翻訳、(4)みらい翻訳、(5)DeepL翻訳、の順に、結果を貼り付けました。 (1)原文の日本語要旨 この論考では、「満洲」における日本語書籍の小売史を考える。主たる対象となるのは日本語の書物を扱った書籍店である。とりわけ、これまでほとんど手をつけ

                                              Google翻訳 vs みらい翻訳 vs DeepL翻訳:日本語論文の英文要旨を訳させてみた - 日比嘉高研究室
                                            • 《今日で満洲事変から89年》靖国神社“軍服コスプレ参拝”を始めたのは誰か調べてみた(文春オンライン) - Yahoo!ニュース

                                              毎年、終戦記念日となると話題になる、靖国神社の「軍服コスプレ」。同神社に批判的な者はもとより、肯定的な者にも、「英霊に失礼」などとあまり評判がよろしくないが、このような光景はいつはじまったのか。 【写真】この記事の写真を見る(6枚) 「満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えていくことが、今、極めて大切なことだと思っています」。平成の天皇が5年前このように発言した満洲事変の勃発より、今日(9月18日)でちょうど89年。そんな記念すべき日に、戦争が終わったとされる日の、ふしぎな現象を振り返ってみたい。 浅草で旧陸軍の軍服を仕入れた18歳「旧陸軍軍服姿、少佐の襟章の神奈川県厚木市、●●●●さん(18)。『中学校のころから戦争映画や“コンバット”を見て軍人が好きになった。軍服は浅草で仕入れました。天皇陛下は神様です』。26日に陸上自衛隊入隊とか」(中日新聞、1987年

                                                《今日で満洲事変から89年》靖国神社“軍服コスプレ参拝”を始めたのは誰か調べてみた(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
                                              • 【検証】ぎょうざの満洲はどこよりも明るいのか? | オモコロ

                                                こんにちは。オケモトです。 みなさん「ぎょうざの満洲」をご存じですか? 埼玉県川越市に本社を持ち、東京、埼玉、群馬の関東圏に点在する中華料理チェーン店です。 餃子がおいしく値段も安いで最高の店なのですが、 そんなぎょうざの満洲には大きな特徴があります。それは… 店内がめちゃくちゃ明るい ぎょうざの満洲は他の飲食店と比べ外観、内観とけた外れの明るさを誇っているのです。 マジでかなり明るいのですが関東の限られたエリアにしかないのでなかなか共感が得られません。 宇宙から日本を見ると餃子の満洲だけが強く光って見えるらしい — オケモト (@oke_hiro) January 8, 2020 その証拠に過去の僕のぎょうざの満洲の明るさについてのツイートもつんつるてんでした。本当のことなのに。 これじゃあいけない。ぎょうざの満洲の明るさをみんなに知ってほしい、ということで僕が明るさを証明します! 一般

                                                  【検証】ぎょうざの満洲はどこよりも明るいのか? | オモコロ
                                                • 北朝鮮でAV見せたら大ウケした話|指笛奏者『限界旅行者、タリバン政権のアフガニスタンへ行く』9/26発売

                                                  ジョージ・オーウェルの『1984』を読んでいたら""comrade""という懐かしい単語が目に止まったのである思い出に浸りたい。 ※この文章はお下劣な話なのと内容が内容だけに朝鮮総連関係者等が見て当該関係者が処刑や粛清されるリスクがあるので登場人物や状況など多少の脚色を加えています。 訪朝 もう何年も前のことである。僕は北朝鮮ツアーをほぼ終え中国と国境の街に来ていた。訪朝している間には軍人に色々勘違いされ銃口を向けられながら携帯を没収されたり、その後過度のストレスから発熱するも二度とない北朝鮮旅行と思って身体を張っていた為、鴨緑江が見えた時はだいぶ気が楽になっていた。 平壌から乗った列車を降りると新しい観光ガイドがついた。いわゆる監視員という奴である。平壌市内や別の都市に行った時はこれとは別のツアーガイドがいたが、この国境の街はツアーのオプションで僕とインド人の二人しかいなかったので列車に

                                                    北朝鮮でAV見せたら大ウケした話|指笛奏者『限界旅行者、タリバン政権のアフガニスタンへ行く』9/26発売
                                                  • 安野光雅 19歳で召集されると棒で殴られ、ギザギザの茎の上を裸足で歩かされて。いやだったのは『戦争』そのものじゃない。意味なんかない、上官の楽しみのための「いじめ」だった 私と戦争|人間関係|婦人公論.jp

                                                    終戦から77年。戦争の時代に少年少女だった人たちが高齢になっています。平和な時代を生きる私たちにとって戦争は無縁に思えますが、過去の大戦を体験した人々も、平穏な日常生活を送っていたのです。画家、絵本作家、装丁家として幅広く活躍し、2020年に逝去された安野光雅さんもその一人。その緻密で不思議な作品世界は、国境を越えて子どもから大人までを魅了し続けていますが、安野さんは19歳の時に召集されて兵隊になりました。安野さんの体験した「戦争」とは──(聞き手=堤江実 撮影= 藤澤靖子) 「生きて虜囚の辱を受けず」 僕は最後の兵隊なんですよ。僕より下に兵隊はいなかったから、ずっといじめられっぱなしで、いじめたことがない。(笑) 生まれたのは1926年3月20日です。島根県の津和野で旅館を営む両親のもとに生まれました。早生まれで体は小さかったけれど、すごく元気な子どもだったの。何しろ赤ん坊の品評会で健康

                                                      安野光雅 19歳で召集されると棒で殴られ、ギザギザの茎の上を裸足で歩かされて。いやだったのは『戦争』そのものじゃない。意味なんかない、上官の楽しみのための「いじめ」だった 私と戦争|人間関係|婦人公論.jp
                                                    • イロモノじゃない! 海なし県・埼玉が生んだ「野菜すし」は、職人の技と情熱が詰まった本格派の寿司だった - ぐるなび みんなのごはん

                                                      埼玉県出身の小野洋平です。埼玉に生まれ育った者として、僕はこれまで「ぎょうざの満洲」「鴻巣の川幅うどん」「娘娘のスタカレー」など、数々の埼玉グルメを紹介してきました。 今回、取材してきたのは「野菜すし」。文字通り、魚ではなく野菜をネタにした寿司です。 「海なし県」「水を知らない民」などと揶揄されがちな埼玉県人の反骨精神と創意工夫が生んだ野菜すし。その美しさと美味しさに迫ってみました。 苦境に立たされた埼玉の寿司屋。「野菜すし」で起死回生を 2018年に取材した「花寿司」の大将・稲生氏さんから興味深い話を聞いた。その時の記事はこちら。 いま埼玉県では「野菜すし」が人気だからさ、取材してみなよ。 ――ん? 野菜すし……ですか? 数年前から埼玉県の鮨組合(県鮨商生活衛生同業組合)で取り組んでいる、野菜を使ったお寿司だよ。 ――そんなものがあるんですか! そうそう。とりあえず、野菜すしを考案した鮨

                                                        イロモノじゃない! 海なし県・埼玉が生んだ「野菜すし」は、職人の技と情熱が詰まった本格派の寿司だった - ぐるなび みんなのごはん
                                                      • なぜ「内モンゴル」と「外モンゴル」は分裂しているのか? - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                                                        1921年モンゴル革命と「二つのモンゴル」の成立 我々が「モンゴル」と言うと、通常それはウランバートルを首都とするモンゴル国のことを指します。 しかし中華人民共和国の北部には「内モンゴル自治区」という自治区があります。 いわばモンゴルは二つに分割されている格好です。現在では目立った統一運動はないのですが、かつては統一を目指す動きがありました。 モンゴルは清朝の支配下にあった時、内モンゴルは中国の強い影響下におかれましたが、外モンゴルは間接統治の状態にありました。1921年外モンゴルで起きた革命によってモンゴル人民共和国が成立しますが、内モンゴルは中国側に据え置かれ、統一モンゴル国家を作る運動があったものの、太平洋戦争後に現在の「内モンゴル」と「外モンゴル」に分裂された形が定着しています。 1. 清朝によるモンゴル高原支配 かつて恐れられたモンゴルの強大な軍事力は17世紀から衰え始め、満洲民

                                                          なぜ「内モンゴル」と「外モンゴル」は分裂しているのか? - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                                                        • 埼玉発「ぎょうざの満洲」 消費増税に負けない“独自すぎる”ビジネスモデルに迫る

                                                          埼玉発「ぎょうざの満洲」 消費増税に負けない“独自すぎる”ビジネスモデルに迫る:長浜淳之介のトレンドアンテナ(1/6 ページ) 近頃、何かと話題の埼玉県。その埼玉県から飛翔して、東京だけでなく関西にも進出しているのが「ぎょうざの満洲」だ。埼玉県所沢市発祥だが、1月には川越市に新工場を竣工して、坂戸市から本社を移転したばかりである。 ぎょうざの満洲は町中華から発展している。創業から50年を超えており、ギョーザを中心とした中華食堂チェーンの業態だ。店舗数は92店(6月末現在)。ギョーザ界の王者「餃子の王将」と「大阪王将」の牙城である大阪にもひるまず出店。東京では、埼玉県内最大の都市・さいたま市大宮区出身の日高屋という強力な低価格チェーンと競合しながらも、確固たる地位を築いている。 冷凍ギョーザなどの物販と宅配で売り上げの4割を稼ぎ、店内飲食の割合が6割というのが大きな特徴だ。飲食店でありながら

                                                            埼玉発「ぎょうざの満洲」 消費増税に負けない“独自すぎる”ビジネスモデルに迫る
                                                          • 中国共産党と中国人を区別して考えてはならない

                                                            <漢民族はどの民族よりも中国共産党のジェノサイドを支持している。共産党は民族政党に変質した> 中国の民族問題について思索する際に、中国人、すなわち漢民族と中国共産党を分けて考えようとの意見が日本や欧米にある。果たして、そうした区別は有効だろうか。 1950年代初頭、内モンゴル自治区の党書記兼主席だったウラーンフー(ウランフ)はある演説でこのように指摘した。「自治区の首府フフホト市では幼稚園児も一般の農民も、漢民族はみんなモンゴル人を野蛮人だと呼んで差別している」 この事態を問題視して部下に解決を促したウラーンフーは、恐らく自身の経験に即して発言したのだろう。当時のモンゴル人は母語のほかに日本語と中国語、場合によってはロシア語をも操っていた。日本が支配していた満洲国と蒙もうきょう疆政権(モンゴル自治邦時代含め)は教育に力を入れていた結果、現在の内モンゴル自治区は当時、中国で最も教育水準の高い

                                                              中国共産党と中国人を区別して考えてはならない
                                                            • 現代日本にも引き継がれた戦時下の労働問題《航空機増産を妨げた労働者の欠勤問題》|蒼崎青太郎

                                                              今から79年前、日本は、ケタ違いの国力を有する、アメリカ合衆国を始めとした連合国を相手に、アジア・太平洋地域で戦争を始めた。始めた要因についてはもちろん様々な事情があるわけだけが、それについてはここでは言及しない。しかし、国が滅びかける程の大敗北を喫したが、思えばあれだけの大国を相手に、3年8ヶ月にも及ぶ大戦争をよくやってのけたものだとも思う。 何かと悲惨な作戦や、本土での空襲ばかりが語られる戦争であるが、ここでは銃後の国民生活、特にその労働問題について触れていく。これから言及していく労働問題は現代の日本社会にも深刻な問題として今なお根付いている。 太平洋での戦争は空の戦いだった 第二次世界大戦における太平洋戦線での戦い(大東亜戦争・太平洋戦争)は、空の戦いだった。戦闘を有利に導くためには、制空権を確保しなければならず、そのためには何よりも強力な航空兵力が必要だった。しかし、日本軍は昭和1

                                                                現代日本にも引き継がれた戦時下の労働問題《航空機増産を妨げた労働者の欠勤問題》|蒼崎青太郎
                                                              • 「日本を常任理事国にしたかった。でも…」元国連事務総長が“退任から10年”で打ち明けた内幕 | 文春オンライン

                                                                日本を国連安全保障理事会常任理事国にしたかった――。これは、1992年から96年まで国連事務総長を務めたブトロス・ガリの言葉だ。国連事務総長は2期10年を務めるのが通例だが、彼はアメリカの反対によって2期目に入れず、歴代で唯一、1期5年で任期を終えた“不運な事務総長”としても知られる。 エジプト出身のガリにとって、なぜ日本はそこまで「特別な存在」だったのか。共同通信社でジュネーブ支局長やワシントン支局長などを歴任したジャーナリスト・会田弘継氏による『世界の知性が語る「特別な日本」』(新潮社)から一部を抜粋して紹介する。(全2回の1回目/後編に続く) ◆ ◆ ◆ 国際機関を取材するなら、ジュネーブはニューヨークよりもはるかに面白い。まず伝統が違う。国際連盟(1920~46)時代からの国際都市だ。いまではニューヨークの国際連合(国連)本部の出先機関として国連欧州本部と呼ばれるが、その建物は旧国

                                                                  「日本を常任理事国にしたかった。でも…」元国連事務総長が“退任から10年”で打ち明けた内幕 | 文春オンライン
                                                                • 図書館の利用制限が社会の健全性を蝕んでいる|辻田真佐憲|文藝春秋digital

                                                                  ★前回の記事はこちら。 ※本連載は第22回です。最初から読む方はこちら。 コロナ禍における図書館の利用制限が、じわじわとジャーナリズムの機動力を損ねている。 日本最大の規模を誇る国立国会図書館の東京本館は、6月より抽選予約制となっており、「この資料をいますぐ確認したい」という使い方ができない。コピーを取り寄せられる遠隔複写サービスも、注文が集中しているようで、かなりの時間を要する状態だ。 大規模なところでは、都立図書館もほぼ同様。各大学の付属図書館も、多くの場合、キャンパスへの入構制限などで利用がむずかしい。 その結果、さまざまな記事の出稿に影響が出はじめている。たとえば、最近話題となった「1945ひろしまタイムライン」。NHKの運営するツイッターのアカウントで、朝鮮半島出身者への差別的な表現があったのではないかと問題になった件だが、図書館が開いていれば、さまざまな資料を踏まえながら、「当

                                                                    図書館の利用制限が社会の健全性を蝕んでいる|辻田真佐憲|文藝春秋digital
                                                                  • 「餃子の王将VS大阪王将」を、将棋にしたらこうなった

                                                                    外食チェーン最大のライバル関係といえば、「餃子の王将VS大阪王将」だろう。 2店は親族によって発祥し、店名を巡る裁判を経て中華料理の2大チェーンとして火花を散らす。 そこで奇しくも「王将」という将棋の駒を名乗るこの2店のライバル関係を、「将棋」にするとどうなるのか? ライター、番組リサーチャー。過去に秘密のケンミンSHOWを7年担当し、ローカルネタにそこそこくわしい。「幻の○○」など、夢の跡を調べて歩くことがライフワークのひとつ。ほか卓球、カップラーメン、競馬が好き。(動画インタビュー) 前の記事:4万の沖縄人が大移住した鶴見周辺へ。苦難の歴史を越え、古きよき沖縄文化が残る街 > 個人サイト 文化放想ホームランライター 新聞の将棋欄(観戦記)風に書いていく 新聞に載っている、あれのこと(読売新聞2019年6月8日号 池田将之氏の観戦記) このライバル対決は、こうなるであろう展開を想定して新

                                                                      「餃子の王将VS大阪王将」を、将棋にしたらこうなった
                                                                    • 人生で初めて「ぎょうざの満洲」に行ったら悔しさしか残らなかった

                                                                      人間、それなりの年齢になっても「知ってるけど行ったことが無い店」が意外と多い。私にとって『ぎょうざの満洲』はまさにそんな店。このまま行けば『ぎょうざの満洲』を知らずに死に至る可能性も低くはあるまい。 なぜ46年間も『ぎょうざの満洲』に行ったことが無いのか? その理由は後述するとして、本記事では私が初めて訪れた『ぎょうざの満洲』について、赤裸々にその思いを告白させていただきたい。 ・満洲の影 当サイトの人気コンテンツの1つに「餃子道」がある。定期的に評判の餃子を食べている原田と羽鳥は、言うなれば文句なしの餃子ツウ。その2人からちょいちょい聞くのが『ぎょうざの満洲』であった。 ぎょうざの満洲。正直に申し上げてその名を知ったのはここ2~3年なのだが、その理由は私の生活圏に『ぎょうざの満洲』が無かったことに尽きる。生まれ育った千葉県で『ぎょうざの満洲』を見かけたことは1度も無かった。 都内にある『

                                                                        人生で初めて「ぎょうざの満洲」に行ったら悔しさしか残らなかった
                                                                      • 中国・欧州間の貨物列車、広東に初めて到着

                                                                        広東・石龍鉄道国際物流センターに初めて到着した中欧貨物列車(2019年8月28日撮影)。(c)CNS/郭軍 【9月6日 CNS】ベラルーシの丸太など1500トンもの物資を積んだ46両編成の貨物列車が8月28日午前、1か月近い旅を終え、中国・広東省(Guangdong)東莞市(Dongguan)の石龍(Shilong)鉄道国際物流センターに到着した。広東省に初めて到着した国際定期貨物列車便「中欧班列」で、広東とヨーロッパの間、輸出と輸入、双方向の運行を実現した。 【特集】改革開放40周年、写真で見る中国の昔と今 列車は中鉄国際多式連運有限公司(China Railway Internatyional Multmodal Transport)が運営し、7月31日にベラルーシのミンスクから物資を満載して出発。ユーラシア大陸を横断して、満洲里(Manzhouli)から中国に入国した。28日間をかけ

                                                                          中国・欧州間の貨物列車、広東に初めて到着
                                                                        • ヨーロッパ問題としてのパレスチナ問題――ガザのジェノサイドと近代500年の植民地主義 早稲田大学文学学術院教授・岡真理 | 長周新聞

                                                                          京都大学で13日、自由と平和のための京大有志の会などの主催による公開セミナー「人文学の死――ガザのジェノサイドと近代500年のヨーロッパの植民地主義」が開催された。昨年10月7日から始まったパレスチナ・ガザ地区に対するイスラエルの破壊と殺戮が苛烈さを増すなか、人文学の視点からこの暴力の歴史的根源に迫った。オンラインも含め約600人が参加した。今号では、岡真理・早稲田大学文学学術院教授による基調講演「ヨーロッパ問題としてのパレスチナ問題」の内容を紹介する。 ◇      ◇ 本セミナーは、この4カ月間、今なおガザで生起している出来事――イスラエルによるジェノサイド(大量殺戮)、ドミサイド(大量破壊)を、この暴力の根源に遡って理解することを企図している。 昨年10月7日、ガザ地区――マスメディアでは「イスラム組織ハマス」あるいは「イスラム原理主義組織ハマス」が実効支配するガザ地区と説明されるが

                                                                            ヨーロッパ問題としてのパレスチナ問題――ガザのジェノサイドと近代500年の植民地主義 早稲田大学文学学術院教授・岡真理 | 長周新聞
                                                                          • 自衛隊幹部たちのアジア太平洋戦争認識が阿Qの精神勝利法レベルというのはあまりに情けない - 読む・考える・書く

                                                                            PRESIDENT Onlineに「防衛問題研究家(桜林美佐)」が3人の自衛隊元幹部(小川清史 元自衛隊陸将、小野田治 元自衛隊空将、伊藤俊幸 元自衛隊海将)にロシアのウクライナ侵攻や台湾問題について聞く、という記事[1]が載っているのだが、この中で彼らが語っているアジア太平洋戦争認識が唖然とするほどひどい。 【小川(陸)】大東亜戦争(1941~1945年)を例にあげると、アメリカの主な戦争目的は「中国の市場を獲得したい」「フィリピンの植民地を保持したい」それから、「ヨーロッパ正面をドイツの好きにさせない」という3つほどでしょう。 それを評価すると、フランスがドイツに完敗したヨーロッパ正面については、せいぜい引き分け程度。残り2つの目的は達成できていません。つまり、アメリカの目標達成は1分け2敗です。戦争に勝ちにいった結果でそうなってしまった。 一方で日本が目的としたのは、「ロシアの南下を

                                                                              自衛隊幹部たちのアジア太平洋戦争認識が阿Qの精神勝利法レベルというのはあまりに情けない - 読む・考える・書く
                                                                            • 博多でトランプを支援する「Jアノン」 デモ密着で見えた正体(全文) | デイリー新潮

                                                                              アメリカ大統領選においてトランプの敗色が濃厚になった昨年(2020年)11月から、日本でもトランプ支援デモがおこなわれるようになった。米国内で極右的な陰謀論を信奉するトランプ支持者の集団「Qアノン」をもじって、ネット上では「Jアノン」とも通称されている彼らの、正体は果たして何者か。今年春に『現代中国の秘密結社 マフィア、政党、カルトの興亡史』(2月6日刊)、『「低度」外国人材 移民焼き畑国家、日本』(同3月2日刊)などの刊行を控えたルポライターの安田峰俊氏が、Jアノンたちの「秘密」と外国人の関与に迫った。 *** 2021年1月17日、私は福岡の街を歩き続けていた。南国にもかかわらず最高気温6度という寒さに加えて、新型コロナ流行にともなう緊急事態宣言の発令もあって、市内の人通りは少なく街の活気は乏しい。──いま追いかけている目の前のデモ隊を除けば、である。 「バイデンは、トランプの票を盗む

                                                                                博多でトランプを支援する「Jアノン」 デモ密着で見えた正体(全文) | デイリー新潮
                                                                              • 稼いだ給料を突っ込んで……写真家が廃墟化する「海外神社」を撮る理由(写真多数) | 文春オンライン

                                                                                敗戦後に全て廃絶となった「海外神社」をたずねて 1945年以前、日本国は大日本帝国であり、現在の日本国の領土の外に、植民地(台湾、樺太、朝鮮)、委任統治領(南洋群島)、傀儡国家(満洲国)、占領地(中華民国、東南アジア諸国)と様々な種類の領土をもっていた。神の子孫である天皇が統べる大日本帝国は神国であり、その広大な帝国領には、あまねく神社が造られていた。 かつて大日本帝国の勢力圏内に創建された神社は、敗戦後に全て廃絶となった。今わかっている海外神社の総数は約1800社以上とされるが、資料がないため、実際の数は不明である。 私は2008年より、北はロシアから南はインドネシアまで14の国・地域で、明治時代以降に創建されたおよそ200の神社跡地と神社の撮影を大判カメラと4×5フィルムで行い、昨年末『非文字資料研究叢書2 「神国」の残影 海外神社跡地写真記録 』(国書刊行会)を出版した。 かつて神社

                                                                                  稼いだ給料を突っ込んで……写真家が廃墟化する「海外神社」を撮る理由(写真多数) | 文春オンライン
                                                                                • 【おかしい】餃子の王将ファンが『ぎょうざの満洲』の餃子を生まれて初めて食べた感想「この価格は反則」

                                                                                  その存在は前から知っていたけれど、今までずっと店舗に行ったことがなかった。といっても別に嫌っていたわけではない。中華を食べたい気分のときは『餃子の王将』か『大阪王将』に行けば事足りると思っていたからである。 しかし先日、ついに利用することになった。『ぎょうざの満洲』を。そのファースト満洲が印象に強く残ったので、数日後にセカンド満洲をキメ、また数日後にサード満洲をキメ、いま私はこの記事を書いている。満洲の凄さを伝えたくて。 ・知名度こそ王将に劣るが…… 『ぎょうざの満洲』は関東と関西を中心に店舗展開する中華チェーン。日本全国に店舗があるわけではないので、初めてその名を聞く人も結構いるかと思う。知名度において『餃子の王将』より下なのは否めない。しかし餃子の味に関しては……。 もったいぶっても仕方がないから、結論を言ってしまおう。どっちが美味しいかは好みによるのでなんとも言えないが、私としては『

                                                                                    【おかしい】餃子の王将ファンが『ぎょうざの満洲』の餃子を生まれて初めて食べた感想「この価格は反則」