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直木賞の検索結果1 - 40 件 / 153件

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直木賞に関するエントリは153件あります。 小説文学 などが関連タグです。 人気エントリには 『万城目学氏、直木賞を受賞する - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ』などがあります。
  • 万城目学氏、直木賞を受賞する - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ

    昨年、十二月二十一日のことである。 森見登美彦氏は、万城目学氏と、ヨーロッパ企画の上田誠氏との忘年会に参加した。年末の京都に清らかなおっさんたちが集う忘年会も、すでに六回目を数える。 「六回目といえば」 ということで、万城目氏が新作『八月の御所グラウンド』で六回目の直木賞候補になっているという話になった。 しかし万城目氏の顔つきは暗かった。 「どうせあかんねん」 「待ち会はしないんですか?」 「そんなもんせえへんわ。いつもどおりにしてる」 それはいかん、と登美彦氏は思った。度重なる落選にウンザリする気持ちはよく分かるが、直木賞はようするに「お祭り」なのであって、盛りあがらなければ損である。「待ち会」は落ちてからが本番なのだ。落選したってええじゃないか! 「何をいじけてるんです。待ち会やりましょう!」 「なんでやねん!」 「やるなら東京まで行きますって」 「あ、それなら僕も行きます」と上田氏

      万城目学氏、直木賞を受賞する - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ
    • 元やる夫スレ作家の書いた小説が今度は直木賞の候補にノミネートされる。【インビジブル】

      日本文学振興会 @shinko_kai 第164回直木三十五賞の候補作は、以下の6作です。 芦沢央『汚れた手をそこで拭かない』(文藝春秋) 伊与原新『八月の銀の雪』(新潮社) 加藤シゲアキ『オルタネート』(新潮社) 西條奈加『心淋し川』(集英社) 坂上泉『インビジブル』(文藝春秋) 長浦京『アンダードッグス』(KADOKAWA) #直木賞 2020-12-18 05:00:01

        元やる夫スレ作家の書いた小説が今度は直木賞の候補にノミネートされる。【インビジブル】
      • 「あの人に限ってありえない…」直木賞を受賞した友人・万城目学さんとの“お金”にまつわるエピソード | 文春オンライン

        漫画家の山本さほさんが、厄介な人たちを引き寄せるトラブル続きな日々をつづります。今回は、友人である作家・万城目学さんについて。賞へのノミネートが続いたなかで、このたび直木賞を受賞! そのお祝いパーティ会場での珍エピソードです。 万城目さんの受賞シリーズ第2弾『六月のぶりぶりぎっちょう』(6月24日発売)もぜひ! 『きょうも厄日です』第3巻が発売中。ちょっぴり怖い話に驚きの展開、笑うしかない話まで……。山本さんの旅行友達・こうのさんとの「今だから話せるナイショの話」を描きおろし!!

          「あの人に限ってありえない…」直木賞を受賞した友人・万城目学さんとの“お金”にまつわるエピソード | 文春オンライン
        • 増加する小説の「マンガ表紙」 直木賞作家が「いかがなものか」 | AERA dot. (アエラドット)

          黒川博行(くろかわ・ひろゆき)/1949年生まれ、大阪府在住。86年に「キャッツアイころがった」でサントリーミステリー大賞、96年に「カウント・プラン」で日本推理作家協会賞、2014年に『破門』で直木賞。放し飼いにしているオカメインコのマキをこよなく愛する (写真=朝日新聞社) ※写真はイメージです (GettyImages) ギャンブル好きで知られる直木賞作家・黒川博行氏の連載『出たとこ勝負』。今回は最近増えているマンガ表紙の文芸書について。 *  *  * コロナウイルス禍。テニスコートも閉鎖されて、出かけるところがほとんどなくなった。よめはんと行く近所のスーパー、ホームセンター、馴染(なじ)みの料理店、書店、レンタルビデオショップ……。ご近所の狭いエリアをぐるぐるまわっている。この一カ月、大阪市内に出たこともない。 暇か。退屈か──。それがけっこう忙しい。昼ごろに起きて、オカメインコ

            増加する小説の「マンガ表紙」 直木賞作家が「いかがなものか」 | AERA dot. (アエラドット)
          • 東野圭吾さんの直木賞「大問題だった」 北方謙三さんが明かす舞台裏:朝日新聞デジタル

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              東野圭吾さんの直木賞「大問題だった」 北方謙三さんが明かす舞台裏:朝日新聞デジタル
            • 「当店店員の米澤さん作家デビュー!!」 20年前の店頭ポップ、書店店長が明かす直木賞作家のエピソード

              第166回直木賞に選ばれた岐阜県出身の作家、米澤穂信さん。かつてアルバイトをしていた書店でも、喜びの声が上がりました。当時の店長が、作家デビューしたころの思い出を語りました。 直木賞を受賞した岐阜県出身の米澤穂信さん、43歳です。 受賞作「黒牢城」は、戦国時代の史実を基にしたミステリー作品で、織田信長に反旗を翻した荒木村重が籠城中に、黒田官兵衛の知恵を借りながら事件に挑んでいきます。 記者会見では、生まれ育った飛騨地方の学校で学んだ記憶に触れ、小説家としての原点を語りました。 「自分の生まれ育った場所のことをもっと知りたい、これはいったいどういうことなのだろうと自発的に調べた経験は、もしかしたら小説を書く最も基礎的な姿勢になっているかもしれないと思う」(米澤穂信さん) 19日午後6時過ぎ、米澤さんがかつてアルバイトをしていた高山市内の書店では、直木賞発表の瞬間を待ちわびていました。 米澤さ

                「当店店員の米澤さん作家デビュー!!」 20年前の店頭ポップ、書店店長が明かす直木賞作家のエピソード
              • 直木賞受賞『地図と拳』、「満洲」をめぐる“歴史考証”のプロセスが圧巻だった…! 考証者が語る創作秘話(澁谷 由里)

                日本SF界の注目作家・小川哲による巨編歴史小説『地図と拳』が第168回直木三十五賞を受賞した。日露戦争後からの半世紀、満洲​のとある町という絶妙な舞台で、歴史・地理・風俗・文化の背景が緻密に描かれ、そこにダイナミックなドラマが展開するこの作品は、一読した読者を強力に惹きつけている。 この壮大な歴史ドラマはいかにして作られ得たのか。実は、作品の歴史考証には、ある中国史研究者が協力していた。『馬賊の「満洲」 張作霖と近代中国』(講談社学術文庫)の著者である澁谷由里氏がいま語る、創作と考証をめぐる秘話。 作家の「ツボ」を衝いた? カルト集団事件の研究書 第168回直木三十五賞受賞作『地図と拳』(集英社刊)の歴史考証を、『小説すばる』での連載開始前から単行本刊行までの約4年間、筆者は手がけてきた。「満洲もの」を書きたいと志した著者の小川哲氏が、拙著を読まれて、担当編集者とともに筆者の研究室を訪ねて

                  直木賞受賞『地図と拳』、「満洲」をめぐる“歴史考証”のプロセスが圧巻だった…! 考証者が語る創作秘話(澁谷 由里)
                • 滋賀の河川敷で遺体、直木賞作家・米澤穂信さんの父か :中日新聞Web

                  署によると、米澤さんは9日、川岸の草むらの中であおむけに倒れているのが見つかった。緑色の釣り用ベスト、茶色の長袖シャツ、紺色ズボンなどを身に着けていた。遺体の傷みが進んでおり、死因は特定できなかった。目立った外傷はなく、事件性は低いとみられる。

                    滋賀の河川敷で遺体、直木賞作家・米澤穂信さんの父か :中日新聞Web
                  • 【速報】芥川賞に九段理江さん 直木賞に河崎秋子さんと万城目学さん | NHK

                    芥川賞の受賞が決まった九段理江さんは埼玉県出身の33歳。 大学卒業後、研究室の助手などを務め、2021年、「悪い音楽」で文芸誌の新人賞を受賞し、小説家としてデビューしました。 芥川賞はおととし、166回の「Schoolgirl」に続き2回目の候補での受賞となりました。 受賞作の「東京都同情塔」は、「犯罪者は同情されるべき人々」という考え方から、犯罪者が快適に暮らすための収容施設となる高層タワーが、新宿の公園に建てられるという未来の日本が舞台です。 タワーをデザインした建築家の女性が、過度に寛容を求める社会や生成AIが浸透した社会の言葉のあり方に違和感を覚え、悩みながらも力強く生きていく姿が描かれています。

                      【速報】芥川賞に九段理江さん 直木賞に河崎秋子さんと万城目学さん | NHK
                    • 直木賞受賞の米澤穂信さん、図書カード3万円分の買い物企画で9階建ての本屋に行くも2階の時点で6万円に→他の作家も似た状況だった

                      丸善ジュンク堂書店【公式】 @maruzeninfo 先ほど、第166回(2021年下半期) #直木賞 が発表されました。 今村翔吾さんの『塞王の楯』(集英社) honto.jp/netstore/pd-bo… 米澤穂信さんの『黒牢城』(KADOKAWA) honto.jp/netstore/pd-bo… の2作品です。おめでとうございます🎊 pic.twitter.com/7PuBMn6LJb 2022-01-19 18:06:39

                        直木賞受賞の米澤穂信さん、図書カード3万円分の買い物企画で9階建ての本屋に行くも2階の時点で6万円に→他の作家も似た状況だった
                      • 芥川賞も直木賞も取ってない田中芳樹のほうがよっぽど面白かった。

                        田中芳樹、夢枕獏、菊地秀行。 この3人。考えてみたら、芥川賞も直木賞も取ってないよね。 ふと気が付いたんだけれど、直木賞も芥川賞も、ぶっちゃけ全然面白くない。 あれは「この作品が一番面白かったで賞」じゃないんだな。 そう気づくと話は早かった。 文学賞って何のためにあるんだろうか?

                          芥川賞も直木賞も取ってない田中芳樹のほうがよっぽど面白かった。
                        • 芥川賞に市川沙央さん 直木賞に垣根涼介さんと永井紗耶子さん | NHK

                          第169回芥川賞と直木賞の選考会が19日、東京で開かれ、芥川賞に市川沙央さんの「ハンチバック」が、そして直木賞には、垣根涼介さんの「極楽征夷大将軍」と永井紗耶子さんの「木挽町のあだ討ち」の2つの作品が選ばれました。 芥川賞 市川沙央さん 難病のひとつ 筋疾患と診断 芥川賞が決まった市川沙央さんは神奈川県在住の43歳。 10歳のころに難病のひとつ、筋疾患の「先天性ミオパチー」と診断され、14歳から人工呼吸器を使い始め、移動には、電動車いすを使用し、タブレット端末を使って執筆しています。 これまで20年以上、ライトノベルの作品を創作して賞への投稿を続けてきたということで、初めて挑んだ純文学の作品「ハンチバック」が文學界新人賞を受賞してデビューし、今回の芥川賞も初めての候補で受賞となりました。 物語の主人公は市川さんと同じ重い障害がある女性です。 右の肺を押しつぶす形で背骨が曲がり、人工呼吸器や

                            芥川賞に市川沙央さん 直木賞に垣根涼介さんと永井紗耶子さん | NHK
                          • 芥川・直木賞贈呈式 李琴峰さん「暴言やひぼう中傷」があったことを明かす - スポーツ報知

                            第165回芥川・直木賞の贈呈式が27日、都内で行われた。芥川賞を受賞した「貝に続く場所にて」(群像6月号)の石沢麻依さん、「彼岸花が咲く島」(文學界3月号)の李琴峰さん、直木賞を受賞した「テスカトリポカ」(KADOKAWA)の佐藤究さん、「星落ちて、なお」(文藝春秋)の澤田瞳子さんにそれぞれ、正賞の時計と副賞の賞金100万円が贈呈された。 李さんは、受賞が報じられた後、「おびただしい数の暴言やひぼう中傷。ヘイトスピーチが私のところへ飛んできました」と明かした。「反日は出て行け」などの言葉があったという。 贈呈式の壇上で李さんは、「言うまでもありませんが、自分が生まれ育った台湾、自分の意思で移り住んだ日本、どれも私にとって大事な場所です。私を育んできた日本と台湾の言語と文化。間違いなく私の文学の血肉となっています」と改めて述べた。 石沢さんはドイツ在住のため、新型コロナウイルスの感染状況を考

                              芥川・直木賞贈呈式 李琴峰さん「暴言やひぼう中傷」があったことを明かす - スポーツ報知
                            • 第166回直木賞受賞予想『同志少女よ、敵を撃て』は『鬼滅の刃』か?『黒牢城』を推しながら直木賞の今後を心配する - QJWeb クイック・ジャパン ウェブ

                              杉江松恋(以下・杉江) 直木賞は初めてが1作、あとは2、3回目でほぼ横並びです。では、お気に入りと受賞予想をお互いに。 マライ・メントライン(以下、マライ) お気に入りも受賞も『黒牢城』です。超大穴として『同志少女よ、敵を撃て』。 杉江 私のお気に入りは『黒牢城』で、受賞予想は『塞王の楯』です。 マライ おおお、また微妙な被りが! 杉江 第11回アガサ・クリスティー賞に輝いた作者のデビュー作です。 マライ 知人の出版関係者の間で、これほど賛否分かれた作品は珍しいです。「『鬼滅の刃』の換骨奪胎っぽさが見事」とする肯定派と「そもそも小説というよりゲームシナリオっぽい」と拒む否定派、いずれも興味深い。まず肯定派ですが、これは「ぽい」じゃなくて「まんま」鬼滅ですね。家族をまるごと鬼に惨殺されて、炭治郎じゃなくて鬼化した禰豆子が復讐に立ち上がる。で、政治イデオロギーからジェンダー問題に焦点をシフトし

                                第166回直木賞受賞予想『同志少女よ、敵を撃て』は『鬼滅の刃』か?『黒牢城』を推しながら直木賞の今後を心配する - QJWeb クイック・ジャパン ウェブ
                              • 第166回直木賞は今村翔吾さんと米澤穂信さん | NHKニュース

                                第166回芥川賞と直木賞の選考会が東京で開かれ、 直木賞に ▽今村翔吾さんの「塞王の楯」と ▽米澤穂信さんの、「黒牢城」が選ばれました。 今村翔吾さんの経歴と作品 直木賞の受賞が決まった今村翔吾さんは京都府出身の37歳。 ダンスのインストラクターや滋賀県守山市の埋蔵文化財センターの調査員などを経て、2017年に「火喰鳥 羽州ぼろ鳶組」でデビューしました。 直木賞は2018年に発表した「童の神」、おととしの「じんかん」に続いて、3回目の候補での受賞となりました。 受賞作の「塞王の楯」は、戦国時代、武将たちの活躍の陰で城の石垣作りに命をかける職人集団「穴太衆」の姿を描いた歴史小説で、幼い頃、戦乱で家族を失い、「穴太衆」に育てられた石垣職人・匡介が主人公です。 豊臣秀吉の死後、戦乱の気配が迫る中、大軍に囲まれた大津城を舞台に絶対に破られない石垣こそが戦の無い世を作ると考える匡介と、どんな城でも落

                                  第166回直木賞は今村翔吾さんと米澤穂信さん | NHKニュース
                                • 芥川賞と直木賞の候補作決まる | NHKニュース

                                  第162回芥川賞と直木賞の候補作が発表されました。それぞれ5人の作品が選ばれ、このうち芥川賞は3人、直木賞は4人が初めて候補になりました。 芥川賞の候補作に選ばれたのは、木村友祐さんの「幼な子の聖戦」、高尾長良さんの「音に聞く」、千葉雅也さんの「デッドライン」、乗代雄介さんの「最高の任務」、古川真人さんの「背高泡立草」の5作品です。 高尾さんは3回目、古川さんは前回に続いて4回目の候補となり、木村さん、千葉さん、それに乗代さんは今回初めて候補に選ばれました。 一方、直木賞の候補作には小川哲さんの「嘘と正典」、川越宗一さんの「熱源」、呉勝浩さんの「スワン」、誉田哲也さんの「背中の蜘蛛」、湊かなえさんの「落日」の5つの作品が選ばれました。 湊さんはデビュー作の「告白」などで数々の賞を受賞している人気ミステリー作家で、今回が4回目の候補です。 ほかの4人は今回初めて候補になりました。 芥川賞と直

                                    芥川賞と直木賞の候補作決まる | NHKニュース
                                  • 「屈強ヤクザと故郷を麻薬カルテルに破壊されたメキシコ人の母の間に…」直木賞『テスカトリポカ』のあらすじが情報過多で読みたくなる

                                    KADOKAWA文芸編集部 @kadokawashoseki 長い午後だった!……佐藤究著『テスカトリポカ』第165回直木賞を受賞いたしました!!!!!! なんかもういっぱいいっぱいで何ひとつ気の利いた言葉が思いつかないのですが、応援してくださったみなさま、本当にありがとうございます!!!!! kadokawa.co.jp/product/322003… 2021-07-14 17:40:30 KADOKAWA文芸編集部 @kadokawashoseki 株式会社KADOKAWAが発行する文芸単行本関係の公式アカウントです。小説など、刊行する本について主につぶやきます。個別のご質問にはお答えできないこともありますのでご容赦ください。どうぞよろしくお願いします。文芸WEBマガジン「カドブン」→kadobun.jp kadokawa.co.jp リンク 読売新聞オンライン 直木賞は佐藤究さん「

                                      「屈強ヤクザと故郷を麻薬カルテルに破壊されたメキシコ人の母の間に…」直木賞『テスカトリポカ』のあらすじが情報過多で読みたくなる
                                    • 43歳で「直木賞」どん底這った男が得た最高の天職

                                      『テスカトリポカ』は、麻薬密売と臓器売買という目を覆いたくなるような残酷な現実と、恐ろしいアステカの神話が交錯する暗黒小説だ。随所に、読んでいるだけで脳が焼きつきそうな、鮮烈な暴力表現があるのが特徴だった。 とにかく面白くて、ボリュームのある本なのに気がついたら徹夜で読み終えてしまった。 佐藤さんはどのような人生を歩み、骨太なロマンノワールを書きあげたのか? KADOKAWA本社の会議室でお話を聞いた。 = 佐藤さんは福岡県福岡市の南区に生まれた。 「ちょっと裕福な人たちが家を建てているような地域に生まれました。ただしうちは木造アパートでお金がなかったですけど。父親はペンキ屋で小学校の頃からちょくちょく手伝っていました」 佐藤さんのお父さんは生まれこそ東京の人だったが、長年、福岡に住む間にすっかり九州男児になっていた。大学時代は重量挙げの大学選手権チャンピオンになるような、力強い父親だった

                                        43歳で「直木賞」どん底這った男が得た最高の天職
                                      • 直木賞作家 山本文緒さん 死去 | NHKニュース

                                        「恋愛中毒」や「プラナリア」などの小説で知られる直木賞作家の山本文緒さんが、今月13日、すい臓がんのため長野県の自宅で亡くなりました。58歳でした。 山本文緒さんは横浜市の出身で、会社勤めをしながら執筆した作品がジュニア小説の賞を受賞し、作家としてデビューします。 その後、一般向けの小説を書くようになり、1999年に「恋愛中毒」で吉川英治文学新人賞を受賞し、2001年には、5つの小説からなる短編集「プラナリア」で直木賞を受賞しました。 山本さんはその後、うつ病を発症して、執筆活動を中断していましたが、およそ6年にわたる治療を経て執筆を再開し、去年9月には7年ぶりとなる小説「自転しながら公転する」を発表していました。 出版社によりますと、山本さんは、ことしの春ごろに体調を崩して、長野県軽井沢町の自宅で療養を続けていましたが、今月13日、すい臓がんのため亡くなりました。 58歳でした。

                                          直木賞作家 山本文緒さん 死去 | NHKニュース
                                        • 直木賞作家の永井路子さん死去 97歳 「炎環」「北条政子」など | NHK

                                          「北条政子」など数々の歴史小説を手がけ、NHKの大河ドラマの原作者としても知られる直木賞作家の永井路子さんが先月、老衰のため都内の病院で亡くなりました。 97歳でした。 永井さんは1925年、東京で生まれ、東京女子大学を卒業したあと雑誌の編集者をしながら小説を書き始め、1965年に鎌倉時代を舞台にした歴史小説「炎環」で直木賞を受賞しました。 永井さんは、戦後、日本人の歴史観が大きく変わる中で、これまでの歴史観にとらわれず、資料を綿密に分析して独自の視点で歴史小説を書き続けました。 中でも「北条政子」や「乱紋」、それに「山霧 毛利元就の妻」など歴史の中の女性の役割に光を当てた作品を多く発表し、注目を集めました。 また、NHKの「堂々日本史」など、テレビ番組で歴史上の事件や人物についての新たな見方を分かりやすく解説するなど幅広く活躍しました。 永井さんの小説は、NHKの大河ドラマ「草燃える」や

                                            直木賞作家の永井路子さん死去 97歳 「炎環」「北条政子」など | NHK
                                          • 芥川賞に今村夏子さん 直木賞に大島真寿美さん | NHKニュース

                                            第161回芥川賞と直木賞の選考会が東京で開かれ、芥川賞は今村夏子さんの「むらさきのスカートの女」、直木賞は大島真寿美さんの「渦 妹背山婦女庭訓 魂結び」(うず/いもせやまおんなていきん/たまむすび)が、それぞれ選ばれました。 2人は17日夜、記者会見に臨み、それぞれ受賞の喜びを話しました。 芥川賞の受賞が決まった今村夏子さんは、広島市出身で大阪市在住の39歳。大学を卒業後、アルバイトをしながら小説を書き始め、平成23年、「こちらあみ子」でデビューし、三島由紀夫賞を受賞しました。 その後、創作活動を一時中断していましたが、平成28年に復帰作の「あひる」が芥川賞の候補作になり、今回は3回目の候補で受賞となりました。 受賞作の「むらさきのスカートの女」は、近所に住む「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性について「わたし」が見聞きしたことをつづった小説です。 「むらさきのスカートの女」の日常生活

                                              芥川賞に今村夏子さん 直木賞に大島真寿美さん | NHKニュース
                                            • 通い慣れた書店「最後の日」そっと置いたレモンが生んだ「奇跡」ツイッターで拡散、直木賞作家の思わぬ反応(withnews) - Yahoo!ニュース

                                              4歳の時に絵本を買った。小学校に入ってからは児童書を買い、中学生の時には専門書を買いにきた。「成長に寄り添ってくれているように感じていた」。静岡県内最大級の書店、戸田書店静岡本店(静岡市葵区)が閉店した日、平積みの本に置かれたひとつのレモンがあった。本好きなら分かる名作のオマージュに、直木賞作家も反応し、温かな輪が広がった。大好きだった本屋の最後の日に起きた「ささやかな奇跡」を追った。(朝日新聞静岡総局記者・広瀬萌恵) 【画像】戸田書店静岡本店で見つかった「レモン」の写真はこちら、置かれていた本のタイトルは…… 閉店の日、いてもたってもいられず閉店日の7月26日。戸田書店静岡本店のツイッターが本の上に置かれたレモンの写真をあげ、「いつの間に。素敵なお客様がご来店されたようです」とつぶやいた。 レモンを置いたのは市内に住む15歳の女子高生。物心つくころから通っていた。書店が閉店すると知り、い

                                                通い慣れた書店「最後の日」そっと置いたレモンが生んだ「奇跡」ツイッターで拡散、直木賞作家の思わぬ反応(withnews) - Yahoo!ニュース
                                              • 友達から借りた本を賞賛するときの、天才すぎる方法がこちら→「アイディアが直木賞」「喜んで貸したくなる」レベルで素敵

                                                リンク 河出書房新社 大阪 :岸 政彦,柴崎 友香|河出書房新社 大阪 大阪へ来た人、大阪を出た人――かつていた場所と今いる場所が「私」を通して交差する。街と人の呼吸を活写した初共著エッセイ。 1 user 191

                                                  友達から借りた本を賞賛するときの、天才すぎる方法がこちら→「アイディアが直木賞」「喜んで貸したくなる」レベルで素敵
                                                • 直木賞に馳星周さんの「少年と犬」が選ばれる | NHKニュース

                                                  直木賞の受賞が決まった馳星周さんは、北海道出身の55歳。出版社に勤務したあとフリーのライターなどを経て作家になり、平成8年のデビュー作「不夜城」をはじめ、悪事や犯罪に手を染める人間たちのだましあいや裏切りをテーマとした作品を中心に、数々の話題作を発表してきました。 直木賞は今回が7度目の候補で、「不夜城」で最初に候補になってから23年を経て初めての受賞を果たしました。 受賞作の「少年と犬」は、東日本大震災で飼い主を失った同じ犬が登場する6つの作品からなる連作短編集です。この犬を連れ帰った人たちの人生や、ことばが通じない中での人と犬との交流が丁寧に描かれ、最後に収録された表題作で、この犬の行動の謎が明らかにされます。 現在2頭の犬と暮らす馳さんは愛犬家としても知られ、犬との生活が作品づくりの参考になったということです。 馳さんは選考会を前に行われた取材会で、「私にとって犬はかけがえのない家族

                                                    直木賞に馳星周さんの「少年と犬」が選ばれる | NHKニュース
                                                  • 芥川賞に古川さん「背高泡立草」 直木賞に川越さん「熱源」 | NHKニュース

                                                    受賞作の「背高泡立草」(せいたかあわだちそう)は、20代の女性が母親や親戚とともに長崎県の島にある母方の実家に向かう場面から物語が始まります。誰も使わなくなった納屋の草刈りなどをする様子を方言を交えて描く中に、戦前や江戸時代を舞台にした別の物語が挿入され、島や家をめぐる歴史や記憶がひもとかれていきます。 芥川賞に選ばれた古川真人さんは、記者会見で「いざ賞を取ってみると、『マジかよ』というか、『困ったな』というか、あわあわしているというのが正直なところです」と今の気持ちを明かしました。 受賞について聞かれると、「今のところ、うれしいという気持ちはしみじみと味わえていないが、自分が候補になるたびに喜んでくれている人がいて、そういう人たちが今、喜んでくれているんだろうなと思うと、やっぱりこれはうれしいことなんだろうなと思っています」と話していました。 また、九州の方言で表現していることについては

                                                      芥川賞に古川さん「背高泡立草」 直木賞に川越さん「熱源」 | NHKニュース
                                                    • サイン本が10倍の2万円で高額転売→それならどんどん書いてやる! 価値を自ら暴落させて気づいた事実…直木賞作家本人に聞いた|まいどなニュース

                                                        サイン本が10倍の2万円で高額転売→それならどんどん書いてやる! 価値を自ら暴落させて気づいた事実…直木賞作家本人に聞いた|まいどなニュース
                                                      • 直木賞選考「3時間の大激論」 林真理子さんの講評 | 毎日新聞

                                                        14日に直木賞に決まった佐藤究さん、澤田瞳子さんについて、選考委員の林真理子さんの講評は以下の通り。【平林由梨/学芸部】 今回は3時間にわたる大激論となりました。 皆さんご想像の通り、佐藤さんの「テスカトリポカ」を受賞作とするかどうかで大激論となり、時間がかかりました。あまりにも暴力シーンが多く、子どもの臓器売買という読む人にとっては嫌悪感をもたらすような内容で、直木賞という賞を与えて世に送り出してもよいものか。その是非についてさまざまな意見があがりました。 「こんな描写を文学として許してよいのか」「文学とは人に希望と喜びを与えるものではないのか」といった意見があがった一方、「描かれたことは現実世界のこと。目を背けてよいのか」との意見もありました。とても根本的で深い論争ができました。女性委員に支持する声が大きかったことも興味深いですね。希望の物語であるという見方も少なくありませんでした。

                                                          直木賞選考「3時間の大激論」 林真理子さんの講評 | 毎日新聞
                                                        • 第168回直木賞に小川哲さんと千早茜さんの作品 | NHK

                                                          第168回芥川賞と直木賞の選考会が19日に東京で開かれ、直木賞に小川哲さんの「地図と拳」と千早茜さんの「しろがねの葉」の2つの作品が選ばれました。 小川哲さん 受賞作「地図と拳」 直木賞の受賞が決まった小川哲さんは、千葉県出身の36歳。 東京大学大学院の在学中に小説を書き始め、2015年にSF小説の「ユートロニカのこちら側」でデビューしました。 直木賞は2019年に発表した短編集の「嘘と正典」に続いて、2回目の候補での受賞となりました。 受賞作の「地図と拳」は、19世紀末から1950年代にかけての中国東北部の満州を舞台にした空想歴史小説で、新たな都市の設計に挑む日本の研究者や、キリスト教を広めるために測量を続けるロシア人宣教師、父親や日本人に復しゅうしようとする中国の女性兵士など、数多くの人物が登場します。 生きる場所を求める測量や建築といった行為と、領土や資源を奪おうとする戦争を「地図」

                                                            第168回直木賞に小川哲さんと千早茜さんの作品 | NHK
                                                          • 《直木賞受賞》「赤信号を渡るのが好きな人間ではないですし…」編集者に“特徴がある”と言われた米澤穂信(43)の倫理観 | 文春オンライン

                                                            米澤 言い訳をすると、携帯の画面を表に向けていたので着信が入ったら光って分かると思っていたんですよ。そうしたら、静かに不在着信が入っていました。そもそもノミネートのご連絡の時もたまたま徹夜明けで眠っていて、何度も着信が入っているのに気づかなくて、6回目ぐらいでようやく出たんです。いつもご迷惑をおかけしております。……しょうもない話ですね(笑)。 ミステリランキング4冠、山田風太郎賞も受賞 ――ふふふ。それにしても『黒牢城』は昨年山田風太郎賞を受賞し、年末の4大ミステリランキングで1位を獲得、そして今回直木賞を受賞し、さらに4月に発表の本屋大賞にもノミネートされました。ものすごいことになっています。 米澤 ちょっと思わぬことで、本当に驚いています。実は、どういうかたちで喜んでもらっているのかというのが、いまだによく分かっていないんです。面白い時代小説だと思って読んでもらっているのか、面白いミ

                                                              《直木賞受賞》「赤信号を渡るのが好きな人間ではないですし…」編集者に“特徴がある”と言われた米澤穂信(43)の倫理観 | 文春オンライン
                                                            • “点ピン”はあり得ない? 賭け麻雀を直木賞作家・黒川博行が解説 | AERA dot. (アエラドット)

                                                              黒川博行(くろかわ・ひろゆき)/1949年生まれ、大阪府在住。86年に「キャッツアイころがった」でサントリーミステリー大賞、96年に「カウント・プラン」で日本推理作家協会賞、2014年に『破門』で直木賞。放し飼いにしているオカメインコのマキをこよなく愛する (写真=朝日新聞社) ※写真はイメージです (GettyImage) ギャンブル好きで知られる直木賞作家・黒川博行氏の連載『出たとこ勝負』。今回は賭け麻雀で辞めた黒川弘務・前東京高検検事長について。 *  *  * 黒川ヒロムキさん……いや、黒川ヒロムさんが賭け麻雀で辞職した。というより、法務官僚として数々の疑惑に蓋(ふた)をしてきた危ない人物が、いままで居すわってきたことがおかしい。麻雀がどうこうというより、国民を愚弄(ぐろう)し、国会を混乱させた当事者として、もっと早くに辞表を出しているべきだったろうが、そういうやつにかぎって図太い

                                                                “点ピン”はあり得ない? 賭け麻雀を直木賞作家・黒川博行が解説 | AERA dot. (アエラドット)
                                                              • 直木賞作家・今村翔吾先生のサイン本高額転売への対応が転売対策として効果絶大だった「価値はむしろ高まってる」

                                                                ライブドアニュース @livedoornews 国内・海外のニュースや芸能情報、ネットで話題の小ネタまで、幅広いジャンルのニュースをいち早くお伝えします。 ■公式アプリonl.la/JHuxZ3v news.livedoor.com ライブドアニュース @livedoornews 【転売対策】サイン本が高額転売 価値を自ら暴落させた直木賞作家が気付いた事実 news.livedoor.com/article/detail… 高騰した自身のサイン本の価値を「暴落させよう!」とどんどんサインを書くことを決意した今村翔吾さん。しかし、宣言だけで転売価格が減額するという不思議な現象が起きたという。 pic.twitter.com/58nbwBUX5q 2023-03-14 10:28:35

                                                                  直木賞作家・今村翔吾先生のサイン本高額転売への対応が転売対策として効果絶大だった「価値はむしろ高まってる」
                                                                • 芥川賞は宇佐見りんさん・直木賞は西條奈加さん | NHKニュース

                                                                  芥川賞と直木賞の選考会が開かれ、芥川賞に宇佐見りんさんの「推し、燃ゆ」が、直木賞に西條奈加さんの「心淋し川」(うらさびしがわ)が、それぞれ選ばれました。 芥川賞 宇佐見りんさん「推し、燃ゆ」 第164回芥川賞と直木賞の選考会は、20日午後、東京で開かれ、このうち芥川賞には宇佐見りんさん(21)の「推し、燃ゆ」が選ばれました。 宇佐見さんは、神奈川県在住の大学2年生で、高校生の頃から小説の執筆を始め、大学では国文学を専攻しています。 おととし、母と娘の愛憎を描いた小説「かか」で文藝賞を受賞して、大学1年で作家デビューし、翌年、この作品で三島由紀夫賞を史上最年少で受賞して話題となりました。 芥川賞は今回、デビュー作に続く2作目で初めて候補となり、受賞を決めました。 受賞作の「推し、燃ゆ」は、学校にも家庭にもなじめずに生きづらさを抱えながら、「推し」と呼んでいる男性アイドルを応援することを心の支

                                                                    芥川賞は宇佐見りんさん・直木賞は西條奈加さん | NHKニュース
                                                                  • <トヨザキが読む!豊﨑由美>佐藤亜紀、世界文学クラスの才能 直木賞 無視なぜなんだ:東京新聞 TOKYO Web

                                                                    二十世紀初頭、貴族階級の落日を告げるヨーロッパ情勢を背景に、ひとつの肉体にふたつの精神を宿す異色の双子が波瀾(はらん)万丈の半生を回想した『バルタザールの遍歴』で、佐藤亜紀がデビューを果たした一九九一年の衝撃は今も忘れられません。小説に求められる魅力のすべてを持ち合わせた、世界文学クラスの才能の出現に度肝を抜かれ、欣喜雀躍(きんきじゃくやく)したのを、つい昨日のように思い出すことができます。 それから幾星霜、発表作すべてが傑作であるにもかかわらず、佐藤氏が日本の出版界においてその才能に見合った扱いを受けているかといえば、否。トヨザキは無念でなりません。 近年でいえば…。中世と近代、野蛮と文明、迷信と理性、地主制度と資本主義。さまざまな対立項を吸血鬼譚(たん)を生かした物語の中に織りこみながら、誰もが誰かの血を吸い上げている世界の無残さを浮かび上がらせた『吸血鬼』(二〇一六年)は、語りのテク

                                                                      <トヨザキが読む!豊﨑由美>佐藤亜紀、世界文学クラスの才能 直木賞 無視なぜなんだ:東京新聞 TOKYO Web
                                                                    • 芥川賞に砂川文次さん 直木賞に今村翔吾さんと米澤穂信さん | NHKニュース

                                                                      第166回芥川賞と直木賞の選考会が東京で開かれ、芥川賞に砂川文次さんの「ブラックボックス」、直木賞に今村翔吾さんの「塞王の楯」と米澤穂信さんの「黒牢城」の2作品が選ばれました。 芥川賞「ブラックボックス」砂川文次さん 芥川賞の受賞が決まった砂川文次さんは大阪府生まれの31歳。 大学卒業後に自衛官になったあと小説を書き始め、2016年に「市街戦」で文芸誌の新人賞を受賞してデビューしました。 現在は東京都内の区役所に勤めながら創作活動を続けていて、芥川賞は今回、3回目の候補での受賞となりました。 受賞作の「ブラックボックス」は、新型コロナウイルスの感染が拡大している世の中で、荷物を自転車などで運ぶ「メッセンジャー」として働いている男性が主人公です。 これまで職を転々としてきた主人公が日々感じている他人や世間への不満、そして、“なぜ、突発的に怒りの感情を爆発させてしまうのか”という自身への問いか

                                                                        芥川賞に砂川文次さん 直木賞に今村翔吾さんと米澤穂信さん | NHKニュース
                                                                      • 【全文掲載】コーマック・マッカーシーが教えてくれた「書くことの本質」──直木賞作家・佐藤究さん解説『ノー・カントリー・フォー・オールド・メン』|Hayakawa Books & Magazines(β)

                                                                        【全文掲載】コーマック・マッカーシーが教えてくれた「書くことの本質」──直木賞作家・佐藤究さん解説『ノー・カントリー・フォー・オールド・メン』 米文学界の巨匠コーマック・マッカーシーの傑作犯罪小説が待望の復刊です。『血と暴力の国』(扶桑社ミステリー)から改題、改訂した上での再文庫化で、訳者の黒原敏行さんが今回の文庫用に書き下ろしたあとがきと、直木賞作家・佐藤究さんによる解説が収録されています。映画「ノーカントリー」は観たことがあるけれど、原作はまだ……という方にもぜひともお薦めしたい一冊です。 この記事では、文庫巻末に収録されている佐藤究さんの解説を全文公開いたします。佐藤さんがいかにして映画「ノーカントリー」と出会い、その後マッカーシー作品の虜となったのか。必読の解説文です。 ※一部、作品の結末に触れている箇所がありますので未読の方はご注意ください。 解説 佐藤究 すばらしいかぎりだ。

                                                                          【全文掲載】コーマック・マッカーシーが教えてくれた「書くことの本質」──直木賞作家・佐藤究さん解説『ノー・カントリー・フォー・オールド・メン』|Hayakawa Books & Magazines(β)
                                                                        • 直木賞作家・今村翔吾先生が書店消滅問題を大長文で憂う 書店好きから「買い支え報告」や「卸の改革が必要」の声も

                                                                          今村翔吾 @zusyu_kki ▪︎歴史小説・時代小説家◾︎第10回角川春樹小説賞 ▪︎第41回吉川英治文学新人賞▪︎第11回山田風太郎賞◼︎第6回吉川英治文庫賞 ▪︎第166回直木三十五賞《生島企画室所属》※本人以外にスタッフも呟きます。 zusyu.co.jp 今村翔吾 @zusyu_kki 【大長文です。興味を抱いて下さり、時間があれば……】 このままだと書店は消滅する。そのようなことを耳にした方も多いはずです。文筆を生業とする我々は特によく聞きます。 このような時、私は「よい作品を出すことが私の仕事。それでしか貢献出来ないが……」と、繰り返して来ました。これは紛れもない真実だとは思います。 しかし、私がデビューした2017年から、昨年2022年までで2千店以上の書店が消えました。 20年前から見ると約1万店の減少。半数にまでなっているのが現状です。 作品の良し悪しはともかく、私とし

                                                                            直木賞作家・今村翔吾先生が書店消滅問題を大長文で憂う 書店好きから「買い支え報告」や「卸の改革が必要」の声も
                                                                          • 芥川賞・直木賞の作品が10代の読者に「人気がない」納得の理由

                                                                            1982年青森県むつ市生まれ。中央大学法学部法律学科卒。グロービス経営大学院経営研究科経営専攻修了(MBA)。出版社にてカルチャー誌や小説の編集に携わったのち、独立。マーケティング的視点と批評的観点からウェブカルチャー、出版産業、子どもの本、マンガ等について取材、調査、執筆している。著書に『いま、子どもの本が売れる理由』『ウェブ小説の衝撃』(以上、筑摩書房)、『マンガ雑誌は死んだ。で、どうなるの?』『ウェブ小説30年史』(以上、星海社新書)、『ライトノベル・クロニクル2010‒2021』(P ヴァイン)など。 ニュースな本 ビジネス・経済から、エンタメに教育、政治まで…。世の中には山のように書籍が存在する。その中から「読んでためになる」「成長できる」「思わずうなる」ような書籍を厳選し、その一部をお届けする連載。話題の新刊から埋もれた名著まで、きっと素敵な発見があるはずだ。気になる書籍があれ

                                                                              芥川賞・直木賞の作品が10代の読者に「人気がない」納得の理由
                                                                            • 直木賞作家の山本文緒さんが死去 「恋愛中毒」、「プラナリア」 | 共同通信

                                                                              「プラナリア」などの小説で知られる直木賞作家の山本文緒(やまもと・ふみお、本名大村暁美=おおむら・あけみ)さんが13日午前10時37分、膵臓がんのため長野県の自宅で死去した。58歳。横浜市出身。葬儀は近親者で行った。喪主は夫浩二(こうじ)氏。後日、東京都内でお別れの会を開く予定。 1988年、ジュニア小説の作家としてデビュー。99年に吉川英治文学新人賞を受けた「恋愛中毒」はテレビドラマ化され、話題になった。2001年に「プラナリア」で直木賞を受賞。現代女性の生きづらさをつづった。 今年の春から体調を崩し自宅療養中だった。

                                                                                直木賞作家の山本文緒さんが死去 「恋愛中毒」、「プラナリア」 | 共同通信
                                                                              • 山本さほ、直木賞作家・小川哲と入籍 38歳の誕生日に報告

                                                                                本日、38歳の誕生日を迎えた山本。自身の幼なじみ・岡崎さんとの思い出を描いた「岡崎に捧ぐ」で一躍知られ、「無慈悲な8bit」「きょうも厄日です」を連載中だ。相手の小川は千葉県出身の1986年生まれで、2015年に「ユートロニカのこちら側」で第3回ハヤカワSFコンテストの大賞を受賞しデビューを飾った小説家だ。「ゲームの王国」で第38回日本SF大賞と第31回山本周五郎賞、「地図と拳」で第13回山田風太郎賞と第168回直木賞を受賞した。山本は「これからも変わらず二人とも仕事をがんばります」と報告している。

                                                                                  山本さほ、直木賞作家・小川哲と入籍 38歳の誕生日に報告
                                                                                • 高額転売に憤りサイン本を1万冊以上作った直木賞作家・今村翔吾氏 - ライブドアニュース

                                                                                  提供社の都合により、削除されました。 関連ニュース ランキング 総合 国内 政治 海外 経済 IT スポーツ 芸能 女子

                                                                                    高額転売に憤りサイン本を1万冊以上作った直木賞作家・今村翔吾氏 - ライブドアニュース

                                                                                  新着記事