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能力主義の検索結果1 - 40 件 / 79件

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能力主義に関するエントリは79件あります。 社会思想教育 などが関連タグです。 人気エントリには 『「努力して成功」もただ運がよかっただけ?能力主義の落とし穴を指摘するサンデル先生の新刊がおもしろそう』などがあります。
  • 「努力して成功」もただ運がよかっただけ?能力主義の落とし穴を指摘するサンデル先生の新刊がおもしろそう

    Yuki Nakazato @ynakazat Product @MetaAI. ex @awscloud, @OneCarlyle, @BankofAmerica. @BerkeleyHaas, @UTokyo_News, @kaiseikai. Opinions are my own. アメリカでゴルフ/テニス/キャンプ/ボードしてますが腕前は聞かないで下さい https://t.co/IiVuUyjYoV Yuki Nakazato @ynakazat 結局のところ、人生は運次第でどうにでも転ぶ超unfairなものなので、人と比べず、自分でコントロールできる数少ないものを大事にして、後は運良く大きくうまくいくことが沢山起きそうな場所に身を置くくらいしかできないと思ってます。後はせめて他人にはfairに接することか。 2021-05-10 11:08:22 TJO @TJO_datas

      「努力して成功」もただ運がよかっただけ?能力主義の落とし穴を指摘するサンデル先生の新刊がおもしろそう
    • 社会に分断をもたらした「自分自身の努力と勤勉さ」で成功したという考え──『実力も運のうち 能力主義は正義か?』 - 基本読書

      実力も運のうち 能力主義は正義か? 作者:マイケル・サンデル発売日: 2021/04/14メディア: 単行本この『実力も運のうち 能力主義は正義か?』は『これからの「正義」の話をしよう』が大ヒットした、マイケル・サンデル教授の最新作である。『それをお金で買いますか 市場主義の限界』など、毎回その時代に問われるべきテーマを取り上げてきたサンデルだが、そんな彼が今回注目したのが「能力主義」だ。これは、現代の「分断」の原因を的確に写し取っているように感じられて、非常におもしろかった。 分断というキーワード アメリカ大統領選におけるトランプとバイデンの接戦、イギリスのEU離脱、ポピュリストたちのエリートへの怒りなど今世界中で「分断」がキーワードになっているが、その要因の一つがこの「能力主義」にあるとサンデルは語る。たくさん勉強や努力をして良い大学に入り、良い仕事と賃金を得る。それに成功した人はその

        社会に分断をもたらした「自分自身の努力と勤勉さ」で成功したという考え──『実力も運のうち 能力主義は正義か?』 - 基本読書
      • 「人種差別や性差別が嫌われている時代にあって、学歴偏重主義は容認されている最後の偏見なのだ」マイケル・サンデル『実力も運のうち 能力主義は正義か?』試し読み|Hayakawa Books & Magazines(β)

        「人種差別や性差別が嫌われている時代にあって、学歴偏重主義は容認されている最後の偏見なのだ」マイケル・サンデル『実力も運のうち 能力主義は正義か?』試し読み マイケル・サンデル『実力も運のうち 能力主義は正義か?』鬼澤忍訳、ハヤカワ・ノンフィクション文庫 【試し読み】 容認されている最後の偏見イギリス、オランダ、ベルギーで行なわれた一連の調査で、社会心理学者のあるチームがこんな発見をした。大学教育を受けた回答者は、教育水準の低い人びとに対する偏見が、その他の不利な立場にある集団への偏見よりも大きいというのだ。この研究者チームは、高学歴のヨーロッパ人が、差別の被害者になりやすいさまざまな人びと──イスラム教徒、西欧に暮らすトルコ系住民、貧しい、太っている、目が不自由、低学歴といった人びと──にどんな態度をとるかを調べた。すると、教育水準の低い人びとがとりわけ嫌われていることがわかった。 アメ

          「人種差別や性差別が嫌われている時代にあって、学歴偏重主義は容認されている最後の偏見なのだ」マイケル・サンデル『実力も運のうち 能力主義は正義か?』試し読み|Hayakawa Books & Magazines(β)
        • マイケル・サンデル「能力主義から離れ、仕事の尊厳について考えてほしい」 | 格差と分断を助長する「能力主義」

          能力主義にはダークサイドがある ベトナム戦争真っただ中の1971年、2400人のカリフォルニアの学生を前にロナルド・レーガンとの討論に挑んだ18歳のマイケル・サンデルは、早くも敗北から教訓を得た。現在ハーバード大学で政治哲学を教えるサンデルは、そのときの様子をこう振り返る。 「私は高校時代に培った最高のディベートスタイルでレーガンに容赦なく質問を浴びせましたが、まるで暖簾に腕押しでした。レーガンはどんな質問も軽くかわし、ユーモアたっぷりに自分の見解を披露しつつも、長髪の若造に敬意を払うことを忘れませんでした。 そのときの経験から学んだのは、政治的なディベートは議論の中身で勝つことが主眼ではないということです。ディベートの核心はレトリックであり、耳を傾けることであり、人間的なレベルで相手とつながることなのです」 以来、その教訓がサンデルのディベート手法を形成している。サンデルはそのキャリアの

            マイケル・サンデル「能力主義から離れ、仕事の尊厳について考えてほしい」 | 格差と分断を助長する「能力主義」
          • 「能力主義」が社会を分断 マイケル・サンデル氏 米ハーバード大教授 - 日本経済新聞

            テレビ番組「ハーバード白熱教室」で知られる哲学者、マイケル・サンデル米ハーバード大教授の新刊邦訳「実力も運のうち 能力主義は正義か?」(鬼澤忍訳、早川書房)が14日、刊行される。人は出自によらず、努力と才能次第で成功できるという考え方が暴走し、エリートに傲慢を、その他大勢に屈辱と怒りを生んでいると指摘する。社会を分断しかねない状況にどう向き合うか、著者に聞いた。――執筆のきっかけは。「トラン

              「能力主義」が社会を分断 マイケル・サンデル氏 米ハーバード大教授 - 日本経済新聞
            • マイケル・サンデル『実力も運のうち 能力主義は正義か?』 - 紙屋研究所

              才能も努力もガチャだと思う 親ガチャが話題であるが、才能はガチャだと思う。 本人が努力して得たものもあるだろうけど、努力できるのも才能の一つだ。ロールズの次の意見は正しい。 努力しよう、やってみよう、そして通常の意味で称賛に値する存在になろうという意欲さえ、それ自体が恵まれた家庭や社会環境に左右される そして、先天的なものだけに限らず、生まれてからどんな社会資源を利用できたか、利用できる環境にあったかも重要である。生まれつきと、みんなで寄ってたかってつくったものと、わずかばかりの自分の努力が「私の才能・能力」だ。 マイケル・サンデル『実力も運のうち 能力主義は正義か?』を読んでそういう気持ちになった。 実力も運のうち 能力主義は正義か? 作者:マイケル サンデル 早川書房 Amazon いや、上に述べたことは実は、サンデルが本書で言おうとしていることの中心軸ではない。だけど、本書を読んで、

                マイケル・サンデル『実力も運のうち 能力主義は正義か?』 - 紙屋研究所
              • 「能力主義」は悪なのか? サンデルの考えを「日本に輸入する」ときの注意点(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz

                「能力主義」は悪なのか? サンデルの考えを「日本に輸入する」ときの注意点 日米の違いを考慮したほうがいい 2010年に「ハーバード白熱教室」で日本でも一世を風靡した、政治哲学者のマイケル・サンデル。彼の新刊『実力も運のうち:能力主義は正義か?』は、日本でもベストセラーとなっている。 最近では日本でも格差社会が問題視されるようになり、「能力主義」や「行き過ぎた競争」に対して批判的な意見は、知識人に限らず市井の人々の多くにも共有されるようになった。SNSなどの投稿を観察しても、多くの人たちは日本の論壇でなされているような「格差社会批判」や「ネオリベラリズム批判」をサンデルにも期待しているようだ。 しかし、『実力も運のうち』をよく読んでみると、サンデルが展開している議論はわたしたちが「能力主義批判」という言葉からイメージするものとはややズレているようだ。端的に言えば、サンデルが行っている能力主義

                  「能力主義」は悪なのか? サンデルの考えを「日本に輸入する」ときの注意点(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz
                • 『Apex Legends』の「能力主義」に対する批判――競技性の低いゲームがランク制度を採用するとき

                  ここ1週間ほど『Apex Legends』をプレイしている。人として大切なものをはるか昔に忘れたパスファインダーで縦横無尽にマップを駆け巡り、1v3を仕掛けて勝てるのはシルバーまでで、とうとうゴールドからスタックするようになり、ともにプレイしている友人たちのねばり強い説得に折れて、ジブラルタルに転向した。のべ15時間ほどプレイしてプラチナまで上がったが、あとはグラインド――堅実なプレイを固持してRNG(ランダム生成)の神に供物を捧げる行為――を続ければ、マスターくらいまでは上がると思う。どうすればランクが上がるのかは、わかっているからだ。 このゲームの戦闘は、抜群に面白い。すべての武器の使用感が洗練されていて、それぞれに強みがあり、理想的な地形や交戦距離に武器の特性がぴたりとはまったときなどには、こたえがたい快感をもたらしてくれる。キルタイムの長さとキャラクタースプライトの移動の速さが、空

                    『Apex Legends』の「能力主義」に対する批判――競技性の低いゲームがランク制度を採用するとき
                  • 15対50問題——メリトクラシー(能力主義)が分断する社会|そんそん

                    グッドハート:私が「15対50問題」と呼ぶものです。30年前、フランスやイギリスでは、普通の家庭、普通の町の出身者はほとんど大学には行きませんでした。おそらく大学に行ったのは15%ほどです。それは深刻な問題ではなく、人びとは事務所や工場で働きはじめ、生活します。 しかし人口のほぼ半数が大学で勉強するようになると、エリート養成大学はいわずもがなですが、事態はまったく異なります。もしそのグループに入らなければ、おそらく自分を落伍者と感じるでしょう。(中略) 以前は、中流階級のなかにも小さなエリートが存在していました。いくつもの小さな梯子があり、ある意味で価値を測る方法がいくつもあったのです。今は「知的階級」に到達するという唯一の目的を、すべてが吸収されてしまっています。そして、それとは別の領域で才能を発揮する人びとに対して、強い排除の感覚が生まれます。 クーリエ・ジャポン編『不安に克つ思考:賢

                      15対50問題——メリトクラシー(能力主義)が分断する社会|そんそん
                    • マイケル・サンデルの指摘 「能力主義社会の“勝者”たちが手際よく成果を残したとは言えない」 | 「テクノクラシー化」への警告

                      理想的な能力主義が実現しても“ダークサイド”はある ──著書『実力も運のうち 能力主義は正義か?』では、私たちが暮らす民主的な社会に取り入れられてきた能力や功績(メリット)という概念が凝結し、それが社会的敬意を根っこから蝕んでいると論じています。 具体的には、能力主義によって「勝者は自分たちの成功をみずからの手柄と考え、敗者はエリートから見下されていると感じるようになった」と主張されています。能力主義社会ではどうすれば勝者になれるのでしょうか。逆に言えば、能力主義社会における敗者とはどういう状態、どういう人なのでしょうか。 重要なのは、有能という(望ましい)意味の「メリット」と、「メリトクラシー(能力主義)」を区別することです。能力主義とはルールからなるシステムであり、人が何に値するかに基づいて所得や資産、影響力を分配する手段です。 まずは、きわめて常識的で反論の余地がない有能さとしてのメ

                        マイケル・サンデルの指摘 「能力主義社会の“勝者”たちが手際よく成果を残したとは言えない」 | 「テクノクラシー化」への警告
                      • デイヴィッド・グッドハート「社会が分断されたのは能力主義によってエリートが増えすぎたからだ」 | ブレグジット分析で注目のジャーナリストが語る

                        今日(こんにち)、私たちは「能力主義」を美徳に結びつけている。まるで人々が貴族や教会の権力から解放されたのは、能力主義のおかげだとでもいうように。 しかし「能力主義(メリトクラシー)」という造語を初めて使用したイギリスの社会学者マイケル・ヤング(1915-2002)は違っていた。彼は「知性」という新たな階級による支配が始まるのではないかと恐れていた。彼によれば知性は、それ以外の人間の長所をないがしろにするものだという。 1958年に出版され、イギリスで話題になったディストピア小説『メリトクラシーの法則』のなかで、ヤングは2033年の大英帝国がこの新たな分断によって苦しむ様を想像している。 それから62年たったいま、特定の場所でしか暮らせない庶民と、どこでも暮らせるエリートの間の分断を描いた『ある場所への道』で知られるイギリスのジャーナリスト、デイヴィッド・グッドハートが、新刊『頭・手・心』

                          デイヴィッド・グッドハート「社会が分断されたのは能力主義によってエリートが増えすぎたからだ」 | ブレグジット分析で注目のジャーナリストが語る
                        • 書籍|能力主義と自己責任は正しいのか?|"The Tyranny of Merit" by Michael J. Sandel - カタパルトスープレックス

                          2020年のアメリカ大統領選挙で負けたものの、なぜドナルド・トランプはこれほど多くの人を惹きつけるのか?なぜイギリス人はEU離脱を支持するのか?ポピュリズムと一言で言うけれど、なぜポピュリズムがここまで台頭してきたのか?ローレンス・レッシグが主張するように、政治が人々を代表していない。国民全員が四年生大学を出ているわけじゃないんだぜ!(アメリカは1/3しか学位を持っていない)。 トマ・ピケティの新著"Capital and Ideology"ではポピュリズム台頭の理由を一部を説明してくれてはいますが、非常に分かりにくい議論でもありました。それが日本語ではバラモン左翼(brahmin left)と商人右翼(merchant right)の議論です。なぜ、ポピュリズムが台頭するのか?それは既存の政党が有効な政策を打ち出せていないからだ。その主張はわかるのですが、ピンとこない。なぜか?右と左に分

                            書籍|能力主義と自己責任は正しいのか?|"The Tyranny of Merit" by Michael J. Sandel - カタパルトスープレックス
                          • 能力主義は魅力的である(読書メモ:『実力も運のうち』②) - 道徳的動物日記

                            実力も運のうち 能力主義は正義か? 作者:マイケル サンデル 発売日: 2021/04/14 メディア: Kindle版 前回の記事で論じたように、サンデルによる能力主義批判の核心は、能力主義が人々の「心情」に与える影響についての議論にある。 生まれ落ちた環境のちがいや才能の有無などの「運」の要素を無いものとする能力主義では、ある人の成功はその人自身の能力と努力と意志が成せるものだと認識されて、ある人の失敗はその人自身の無能さや怠惰さが原因であると認識されてしまう。結果として、能力主義社会の勝者たちは驕りを抱き、敗者のことを侮蔑するようになる。そして、能力主義のロジックを内面化した敗者たちは屈辱を感じるようになるのだ……というのが、サンデルの主張のポイントだ。 とはいえ、『実力も運のうち』という本の面白いところは、批判対象である能力主義のロジックの魅力についても、ある程度までは説明されてい

                              能力主義は魅力的である(読書メモ:『実力も運のうち』②) - 道徳的動物日記
                            • エマニュエル・トッドのトランプ支持やトマ・ピケティのバラモン左翼批判にも通じるマイケル・サンデルの「能力主義の横暴」 - YAMDAS現更新履歴

                              courrier.jp 実際にこの記事を読んだのは Yahoo! ニュースなのだけど、そちらは既に消えているのでこちらをリンクする。 既に他の人も指摘しているが、ドナルド・トランプの再選を望むエマニュエル・トッドや、トマ・ピケティの新刊『資本とイデオロギー』におけるバラモン左翼の話に通じるものがある。 先週のアメリカの大統領選挙はジョー・バイデンの勝利に決まったが、そういえば八田真行さんも同じ問題意識を書いていた。 で、民主党支持のエリートは、銀のさじを加えて生まれたのに、それはお前が十分努力しないからだ、才能がないからだ、怠惰だからだと言ってくるわけですよ(ついでに、人種や性的指向のせいではない、とも)。これはきついよ。— Masayuki Hatta (@mhatta) November 8, 2020 マイケル・サンデルの新刊の内容は、同名の TED 講演で聞くことができるので、クー

                                エマニュエル・トッドのトランプ支持やトマ・ピケティのバラモン左翼批判にも通じるマイケル・サンデルの「能力主義の横暴」 - YAMDAS現更新履歴
                              • 『実力も運のうち 能力主義は正義か?』今も広く容認される偏見 学歴という「功績」の横暴 - HONZ

                                「運も実力のうち」という慣用句はよく聞くが、「実力も運のうち」というのはどうだろう。「実力」という言葉はフェアに聞こえるが、それが単に「生まれ」という「運」による幻想にすぎないとしたら。 そうした不都合な真実に切り込んだのが、米ハーバード大学のマイケル・サンデル教授による本書である。原題は“The Tyranny of Merit”、直訳すれば「能力の専制」だが、巻末の解説によれば“merit”の原義は日本語の「能力」よりも「功績」に近いという。 つまり、この原題が表しているのは「功績、とくに学歴という結果によって人生が決まってしまう能力主義(メリトクラシー)という仕組みの横暴」となる。 「学歴」は、ある人がその大学に入学できたという能力の証であり、功績でもある。しかし、現実を見れば、ハーバード大学の学生の3分の2は所得で上位5分の1に当たる家庭の出身だという。にもかかわらず、彼らは自分が

                                  『実力も運のうち 能力主義は正義か?』今も広く容認される偏見 学歴という「功績」の横暴 - HONZ
                                • 能力主義信仰を問い直す『実力も運のうち』から、物理学に美しさは必要か? と批判的に切り込む『数学に魅せられて、科学を見失う』までいろいろ紹介! - 基本読書

                                  本の雑誌459号2021年9月号 本の雑誌社Amazon はじめに 本の雑誌に書いているノンフィクションガイド連載の原稿(2021年6月)を転載します。毎月書いていると今回はけっこうしっかりしてるな、とか今回は(公言はしないけど)薄味だな、とかいろいろ思うところがあるんですが、この号は密度が濃い月。 ちなみに、2021年09月号が今最新の号ですが、こちらでは海外ノンフィクション特集ということで、僕はこの連載に加えて21世紀の海外ノンフィクションの中からベスト的な50作を選んでみよう!(書評家の東えりかさん、編集部の杉江由次さん、僕の3人で) という座談会に出てその模様が収録されています。この連載でも僕は取り上げるのはほとんど海外ノンフィクションなので個人的にもかなり好きな号です。 50作は多いっちゃ多いけど少ないっちゃ少ないので、網羅的で完璧なリストを目指すのではなく(そんなのは不可能)、

                                    能力主義信仰を問い直す『実力も運のうち』から、物理学に美しさは必要か? と批判的に切り込む『数学に魅せられて、科学を見失う』までいろいろ紹介! - 基本読書
                                  • エイドリアン・ウールドリッジ 著『才能の貴族 ―― いかにしてメリトクラシー(能力主義)は理不尽で古い社会を打倒し、現代世界を作り上げたか』(2021年)/70点 - リベラルアーツの扉:海外教養書を読む

                                    紹介(評者・田楽心 Den Gakushin) 原題 著者について はじめに 革命的なアイデア 第一部 優先順位、序列、地位 第二部 近代以前のメリトクラシー 第三部 メリトクラシーの勃興 第四部 メリトクラッツの行進 第五部 メリトクラシーの危機 おわりに メリトクラシーの再生 評価(評者・田楽心) 紹介(評者・田楽心 Den Gakushin) 近年、「メリトクラシー(能力主義)」への新たな批判が提起されている*1。メリトクラシー meritocracyとは、「教育制度として『英才教育制度、成績第一主義教育』、社会形態として『能力(実力)主義社会、効率主義社会、エリート社会』、政治形態として『エリート階級による支配、エリート政治』、主義・原理として『効率主義、能力主義、エリート支配原理』」*2などを意味する言葉だ。 昨年ヒットしたマイケル・サンデル著『実力も運のうち 能力主義は正義か』

                                      エイドリアン・ウールドリッジ 著『才能の貴族 ―― いかにしてメリトクラシー(能力主義)は理不尽で古い社会を打倒し、現代世界を作り上げたか』(2021年)/70点 - リベラルアーツの扉:海外教養書を読む
                                    • サンデル教授の指摘「能力主義社会の“エリート”たちは何も結果を残していない」(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース

                                      能力主義(メリトクラシー)はごく最近まで、アメリカ人の理想的な生き方を定義する考えのひとつだった。ところが近年、アメリカは本当に能力主義社会なのか、それどころか、能力主義社会であるべきなのか、という議論が熱を帯びている。 【画像】「能力主義」の意味を一言で解説 能力主義はいかにして不平等を正当化するシステムに成り下がってしまったのか──英「ノエマ・マガジン」誌の副編集長ニルス・ギルマンが、ハーバート大学の政治哲学者マイケル・サンデル教授に聞いた。 理想的な能力主義が実現しても“ダークサイド”はある──著書『実力も運のうち 能力主義は正義か?』では、私たちが暮らす民主的な社会に取り入れられてきた能力や功績(メリット)という概念が凝結し、それが社会的敬意を根っこから蝕んでいると論じています。 具体的には、能力主義によって「勝者は自分たちの成功をみずからの手柄と考え、敗者はエリートから見下されて

                                        サンデル教授の指摘「能力主義社会の“エリート”たちは何も結果を残していない」(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース
                                      • 「能力主義」はなぜしんどい? マイケル・サンデル教授と平野啓一郎さんが語る日本社会の問題(対談全文)

                                        努力と成果がものを言う「能力主義(メリトクラシー)」が今、格差と分断をより深刻なものにしている。そう指摘するのは、ハーバード大学教授で政治哲学者のマイケル・サンデル氏だ。 NHKで放送された『ハーバード白熱教室』や日本でも100万部を突破した著書『これからの「正義」の話をしよう』などで知られるサンデル教授が、最新刊『実力も運のうち 能力主義は正義か?』(早川書房)で警鐘を鳴らすのが、行き過ぎた学歴偏重社会とその背後にある能力主義だ。 ハフポスト日本版は10月13日、サンデル教授へのインタビュー番組を配信した。対談相手は小説家の平野啓一郎さん。直近の著作『本心』『マチネの終わりに』などをはじめ、社会にはびこる自己責任論、労働問題など、現代社会の空気がにじむような数々の作品で知られる。

                                          「能力主義」はなぜしんどい? マイケル・サンデル教授と平野啓一郎さんが語る日本社会の問題(対談全文)
                                        • 「アメリカ = 能力主義」はウソ? 自動車工場の日米比較でわかった虚構と現実 | Merkmal(メルクマール)

                                          アメリカの自動車工場における「ジョブ型」の実態を解説。アメリカでは職務給という考え方が一般的で、マニュアル通りの仕事をこなす。また「能力主義」が浸透しない理由のひとつは、上司の不公正さにあるという。 日本の自動車メーカーの強みは現場にあると言われる。「ジャスト・イン・タイム」「カンバン方式」などの生産管理の仕組みは、トヨタを世界一の自動車メーカーに押し上げた原動力として知られている。 では、アメリカの現場はどうだったのか? 今回紹介する篠原健一『アメリカ自動車産業』(中公新書)は、そんなアメリカの自動車メーカー(特にゼネラルモーターズ〈GM〉)の現場の実態を教えてくれる。 本書が出版されたのは2014年で、GMが2009(平成21)年に一度経営破綻し、その後の2011年に世界販売台数の首位に返り咲いたことを受けたものとなっているが、その時期のGMも依然として現場に問題を抱えていたことがわか

                                            「アメリカ = 能力主義」はウソ? 自動車工場の日米比較でわかった虚構と現実 | Merkmal(メルクマール)
                                          • サンデル新刊「能力主義は正義か」と日本のネット論壇が描く新しい未来像|倉本圭造

                                            今回は、あの「ハーバード白熱教室」のマイケル・サンデルが日本のネット論壇と同じことを言っている!・・・と話題になっていた新刊 「実力も運のうち 能力主義は正義か?」 の書評をしながら、「日本のネット論壇」との共通性や、その議論から導かれる新しい時代の方向性に、バイデン大統領の「中間層重視」政策も含まれていて、その中で日本が取るべき進路はどういうものだろうか、という話をする記事です。 「ネオリベ時代」が終わり、何らかの「共同体主義」の復権が模索される中で、日本はそれにどう向き合っていけばいいのか?という話ですね。 体裁として有料記事になっていますが、「有料部分」はほぼ別記事のようになっており、無料部分だけで成立するように書いてあるので、とりあえず無料部分だけでも読んでいってくれたらと思います。 ・ 1●バイデン「中間層重視」政策の背後にある「欧州型共同体主義」さっきまで、Findersという

                                              サンデル新刊「能力主義は正義か」と日本のネット論壇が描く新しい未来像|倉本圭造
                                            • ジョブ型は能力主義の正反対 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

                                              何回同じことを言っても、「ジョブ型」をメンバーシップ型全開の特殊日本的能力主義としか理解できない人々があまりにも多い昨今、言いたいことをやや極端な事例でよく示している文章を見つけました。佐々木俊尚さんの「日本でDXが進まないのは、普通の日本人が「優秀すぎる」から?」という文章です。 https://comemo.nikkei.com/n/n22fac2321376 佐々木さんは、日本でデジタル化が進まない理由の一つは「普通の日本人が「勤勉で優秀すぎる」からではないかと言い、その根拠として、やや特殊な事例ですが、伊藤祐靖さんの『邦人奪還 自衛隊特殊部隊が動くとき』(新潮社)を引っ張ってきます。そこで描かれるアメリカ特殊部隊の兵士たちはとても低レベルなのですが、それが米軍最強の秘密だというのです。 ・・・米軍の特徴は、兵員の業務を分割し、個人の負担を小さくして、それをシステマティックに動かすこ

                                                ジョブ型は能力主義の正反対 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
                                              • 【能力主義】NECは初任給1000万円!NTTは1億円にする準備がある!←年功序列の頂点にいた、いらないオジサンはリストラに合うのであった…。 - こトリさんが!米国株投資で借金家族を助けたい!

                                                優秀な人材が評価され、正当な報酬が払われるのは喜ばしいことじゃな。その一方で、いらないオジサン達はリストラに合うわけじゃが…。 優秀な若手人材にきちんと見合った報酬が出る時代になってきたの。 その優秀な若者に払う財源は、もちろんいらないオジサンをリストラして浮いた費用じゃぞ。 ただ会社にしがみついて生き残ることすら終わりを告げる、厳しい時代がやってきていることを認識せねばいかんな。https://t.co/EigiXvqjBJ— こトリさん🐦ブログ改装工事中 (@smallbird_work) July 16, 2019 NECの新卒は1000万円!?NTTは1億円になる可能性が…? 年功序列が批判される理由 生きのこりをかけたオジサンサバイバル合戦 これから始まる能力主義社会であなたが選ぶ道 NECの新卒は1000万円!?NTTは1億円になる可能性が…? t.co 日本の大手企業が優秀

                                                  【能力主義】NECは初任給1000万円!NTTは1億円にする準備がある!←年功序列の頂点にいた、いらないオジサンはリストラに合うのであった…。 - こトリさんが!米国株投資で借金家族を助けたい!
                                                • サンデル教授「能力主義」に警鐘 反論ぶつけた学生は:朝日新聞デジタル

                                                  ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                    サンデル教授「能力主義」に警鐘 反論ぶつけた学生は:朝日新聞デジタル
                                                  • サンデル教授の挑戦状!『実力も運のうち~能力主義は正義か?』を語る SDGsを掲げる人類が解決するべき真の課題 岡田斗司夫ゼミ#404(2021.7.25)/ OTAKING Seminar #404

                                                    チャンネル登録、ぜひお願いします!! http://urx.red/Zgf8 番組へのお便り投稿フォーム https://forms.gle/udvU8EF9PGv2feKU6 0:00 オープニング~本日のおしながき 5:21 「差別のない能力が評価される社会」Amazon創設者ジェフ・ベゾス、宇宙へ 18:19 「不正入試は正しいか?」Youtuber31人飲み会は、なぜ非難されたか? 27:11 「能力主義は差別を解決しない」ハンク・アーロンの美談 33:22 「能力主義はステルス差別を生む」マイケル・ヤング『メリトクラシーの夜明け』 41:31 「能力も運のうち」努力は環境や遺伝 59:29 「絶対平等という悲喜劇」オンラインサロンの不都合な真実 1:06:25 「最初からいろいろ持ってる人たち」熱狂する入信者多数FIRE教 1:14:14 「上級国民の世界」小山田圭吾は1

                                                      サンデル教授の挑戦状!『実力も運のうち~能力主義は正義か?』を語る SDGsを掲げる人類が解決するべき真の課題 岡田斗司夫ゼミ#404(2021.7.25)/ OTAKING Seminar #404
                                                    • 能力主義、あるいは過度な成長の目的化からの脱却|seya

                                                      私は近々三十路になるのですが、20代においては「能力主義からの脱却」これが自分にとって非常に重要なテーマだったと振り返って思います。 能力主義とは何か、もしかしたらこの言葉には学術的な定義などあるかもしれないですが、この記事では「能力で人の優劣を判断する価値観」という定義で話します。 さて、おそらく上記の定義を前提として「あなたはこの価値観を持っていますか?」と聞かれて「はい」と答える人はあまりいないでしょう。 ですが現代社会においてこの価値観はかなり多くの人に内面化されていると感じています。例えば SNS などで分かりやすいのは年収を上げることだったり、仕事において価値を出していること = "能力"があることを至上の価値観にしている人などはよく見かけます。 特に私はソフトウェアエンジニアで、いわゆる技術職なのですが、同じ職種の人でこの価値観に囚われている(ように私からは見える)人はよくい

                                                        能力主義、あるいは過度な成長の目的化からの脱却|seya
                                                      • オリジナル版『ルックバック』のよさは、能力主義と格差の描写にあった。修正版は、敵が安っぽいネオリベ風に改変されて悪くなった。|田楽心(田中ラッコ)

                                                        オリジナル版『ルックバック』のよさは、能力主義と格差の描写にあった。修正版は、敵が安っぽいネオリベ風に改変されて悪くなった。 はじめに「『ルックバック』の描写は、精神疾患患者への差別である」。こうした批判をジャンプ+編集部が受け入れ、新たに修正版を公開しました。編集部としては、「作中の描写が偏見や差別の助長につながることは避けたいと考え」た結果であるとのことです。 私は修正版を読んで、率直に言って問題のシーンが「かなり気の抜けた表現になってしまったなぁ」と残念に思いました。どこがどう違うのかを「勝者と敗者」「格差」「能力主義」といったキーワードから語ります。 オリジナル版にあった犯人の創作コンプレックスが消えてしまった。「オリジナル」版の殺人犯は、京本に対し、「自分の絵をパクりやがって」と非難を浴びせていました。また学内に飾られている絵画から、自分を罵倒する声が聞こえた、と新聞で凶行の動機

                                                          オリジナル版『ルックバック』のよさは、能力主義と格差の描写にあった。修正版は、敵が安っぽいネオリベ風に改変されて悪くなった。|田楽心(田中ラッコ)
                                                        • [FT]米社会 偽りの能力主義 - 日本経済新聞

                                                          NIKKEI Primeについて 朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

                                                            [FT]米社会 偽りの能力主義 - 日本経済新聞
                                                          • 「能力主義」は弊害か これからを生き抜くための才能を考える:朝日新聞デジタル

                                                            先行きが不透明な現代社会。生き残れるかどうかは能力次第と語られますが、人間の能力は学力だけでは測れません。これからを生きるために必要な能力とは何なのか、を考えます。 大人の従来の能力観、子どもをつぶす恐れ 寺子屋ネット福岡代表取締役の鳥羽和久さん 昨今、グローバル社会で活躍するには、飛び抜けた能力を身につけなければならないという言説を目にします。私は福岡市で単位制高校と学習塾を経営しています。150人の小中高生が通っていますが子どもがその言説にリアリティーを感じているか、というと疑問です。 というのも、子どもたちの多くは新しい形の「成功」に魅力を感じているからです。既存の枠組みの中で突き抜けるのではなく、物事の新しい見せ方や楽しみ方を発明する。序列の中で成り上がるよりも環境や視点を変えて輝くといった「成功」です。最近、なりたい職業の上位にユーチューバーが入るようになったのは、こうした意識変

                                                              「能力主義」は弊害か これからを生き抜くための才能を考える:朝日新聞デジタル
                                                            • きや@SDGs東京 on Twitter: "これ重要な論点で、「差別」が克服され「フェアネス」が達成された暁にはメリトクラシー(能力主義)が支配する世の中になるんですよね。 https://t.co/cDnuRwdKjD"

                                                              これ重要な論点で、「差別」が克服され「フェアネス」が達成された暁にはメリトクラシー(能力主義)が支配する世の中になるんですよね。 https://t.co/cDnuRwdKjD

                                                                きや@SDGs東京 on Twitter: "これ重要な論点で、「差別」が克服され「フェアネス」が達成された暁にはメリトクラシー(能力主義)が支配する世の中になるんですよね。 https://t.co/cDnuRwdKjD"
                                                              • サンデル教授「君は自分の力で最初に生まれたのかい?」ハーバード白熱教室・能力主義篇①|Hayakawa Books & Magazines(β)

                                                                ハーバード大生のマイクは、自分の努力が報いられる「能力主義」のシステムが理想だと言うが……。ハーバード白熱教室・能力主義篇①(全2回) 勝者に課せられるもの サンデル 今日は、分配の正義[分配的正義、distributive justice]の問題に取り組みたい。私たちはどんな原理に従って、富や権力、機会を分配するべきか。ジョン・ロールズはこの問いに詳しく答えている。今日はその答えを検討しよう。 前回私たちは、その取っかかりとしてロールズのある考え方を学んだ。 「正義の原理は、仮設的契約から最もうまく導かれる」というものだ。肝心なのは、その仮設的契約は、ロールズが「無知のベール」(veil of ignorance)と呼ぶものの背後にある平等な原初状態の下で実現されるということだ。ここまではいいかな。 では、次に進もう。ロールズの言う「無知のベール」の背後で人々が選ぶ原理とは何だろうか。

                                                                  サンデル教授「君は自分の力で最初に生まれたのかい?」ハーバード白熱教室・能力主義篇①|Hayakawa Books & Magazines(β)
                                                                • 能力主義の横暴

                                                                  Go deeper into fascinating topics with original video series from TED

                                                                    能力主義の横暴
                                                                  • 実力も運のうち 能力主義は正義か? マイケル・サンデル著 成功は努力の結果ではない - 日本経済新聞

                                                                    『これからの「正義」の話をしよう』や『ハーバード白熱教室』で知られるマイケル・サンデルの新著である。現代社会に広がる能力主義の支配に対して問題を提起し、「機会の平等」を超えた共通善の実現を目指すサンデルの議論は、そこであげられている数々の事例の豊富さもあって読むものを飽きさせない。読んでいて、思い起こしたのは一昨年の東京大学入学式における、上野千鶴子名誉教授による祝辞である。その祝辞はいささか

                                                                      実力も運のうち 能力主義は正義か? マイケル・サンデル著 成功は努力の結果ではない - 日本経済新聞
                                                                    • オバマ元大統領の罪深さを突く。マイケル・サンデル著『実力も運のうち 能力主義は正義か?』【VOGUE BOOK CLUB|中村佑子】

                                                                      オバマ元大統領の罪深さを突く。マイケル・サンデル著『実力も運のうち 能力主義は正義か?』【VOGUE BOOK CLUB|中村佑子】 人権から環境問題まで、現代社会が抱える問題の本質を一冊の書から考える連載の最新回で取り上げるのは、「白熱教室」で知られるマイケル・サンデルの新刊『実力も運のうち 能力主義は正義か?』。学歴偏重社会や新自由主義を引き継ぐリベラルの思想、オバマの言説までをも鋭く批判するサンデルが提唱する「分かち合う社会」とは?

                                                                        オバマ元大統領の罪深さを突く。マイケル・サンデル著『実力も運のうち 能力主義は正義か?』【VOGUE BOOK CLUB|中村佑子】
                                                                      • 学歴社会や能力主義の中で挫折した人でも、決められた本を読み、順番に「..

                                                                        学歴社会や能力主義の中で挫折した人でも、決められた本を読み、順番に「勉強」していけば霊的な高みに至れるという教義 法然上人が「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えれば、学の無い農民でも誰でも救われるという教えを生み出したのと近いね。 こうすれば救われるという分かりやすい教えを、時代時代に合わせて考案した人が教祖になる気がする。 生長の家しかり、PL教団しかり。

                                                                          学歴社会や能力主義の中で挫折した人でも、決められた本を読み、順番に「..
                                                                        • サンデル教授「思い上がりを生む能力主義」と安い労働力:朝日新聞デジタル

                                                                          ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                                            サンデル教授「思い上がりを生む能力主義」と安い労働力:朝日新聞デジタル
                                                                          • マイケル・サンデル 著『実力も運のうち』より。能力主義は正義ではない。 - 田舎教師ときどき都会教師

                                                                            GDPの規模と配分のみを関心事とする政治経済理論は、労働の尊厳をむしばみ、市民生活を貧しくする。ロバート・F・ケネディはそれを理解していた。「仲間意識、コミュニティ、愛国心の共有 ―― われわれの文明のこうした本質的価値は、ただ一緒に財を買い、消費することから生まれるのではありません」。その価値観を生むのはむしろ「十分な給料が支払われる尊厳ある職です。働く人が『自分はこの国をつくるのに手を貸した。この国の公共の冒険的大事業に参加した』と、コミュニティや、家族や、国や、それに何よりも自分自身に向かって言えるような職なのです。 そのように語る政治家は、いまではほとんどいない。ロバート・F・ケネディ以降何十年も、進歩派の大半はコミュニティや愛国心や労働の尊厳をうたう政治を放棄し、代わりに出世のレトリックを駆使してきた。 (マイケル・サンデル『実力も運のうち』ハヤカワ文庫、2023) おはようござ

                                                                              マイケル・サンデル 著『実力も運のうち』より。能力主義は正義ではない。 - 田舎教師ときどき都会教師
                                                                            • 能力主義は正義か? サンデル教授、東工大「利他プロジェクト」と対話する

                                                                              自己責任論の風潮が強まり、「勝ち組」と「負け組」の間に深刻な分断が生じている昨今。その背後にある「能力主義」の問題とは? 他者とともに、私たちはどのように生きるべきか? ハーバード大学の政治哲学者、マイケル・サンデル教授は最新作『実力も運のうち 能力主義は正義か?』でそうした問いを鋭く投げかけ、日本中で大きな話題を呼んでいる。 本Webセミナーでは、東京工業大学「未来の人類研究センター」で「利他プロジェクト」に取り組む研究者、美学者の伊藤亜紗教授と政治学者の中島岳志教授が参加し、『実力も運のうち』を起点にサンデル教授と対話を繰り広げる。 主催:公益財団法人早川清文学振興財団 協力:株式会社早川書房、東京工業大学「未来の人類研究センター」 制作:朝日新聞社 ●出演者紹介 マイケル・サンデル 1953年生まれ。ハーバード大学教授。専門は政治哲学。ブランダイス大学を卒業後、オックスフォー

                                                                                能力主義は正義か? サンデル教授、東工大「利他プロジェクト」と対話する
                                                                              • 『女性学年報』41号の中の遠山日出也さんの「日本の左派とフェミニストの中にある新自由主義認識の問題点——家族賃金・能力主義・個人単位化などの概念の多義性と資本主義認識を中心に」を読んで

                                                                                『女性学年報』41号の中の遠山日出也さんの「日本の左派とフェミニストの中にある新自由主義認識の問題点——家族賃金・能力主義・個人単位化などの概念の多義性と資本主義認識を中心に」論文、必読です! https://www.jstage.jst.go.jp/.../41/0/41_23/_pdf/-char/ja 多くの人に読んでほしいと思います。ちなみに(fbでは「友人」でもある)落合恵美子さんの『21世紀家族へ第4版 家族の戦後体制の見方・超えかた』が引用され、その中に私が登場する部分があり、そこを遠山さんが用いながら論を展開されている部分があります。 私は『21世紀家族〜』を謹呈いただいていましたし、ここの箇所も読んでいたのですが、遠山さんの論に触発され、また本を謹呈されてからさらに確信を持った部分を含めて、改めて私自身もこの部分について触れたいと思います。ちなみに遠山さんが落合さんと私に

                                                                                • サンデル教授「この教室の何パーセントの人たちが、自分は第一子だといって手を挙げただろうか。75から80%だ」ハーバード白熱教室・能力主義篇②|Hayakawa Books & Magazines(β)

                                                                                  サンデル教授「この教室の何パーセントの人たちが、自分は第一子だといって手を挙げただろうか。75から80%だ」ハーバード白熱教室・能力主義篇② (ハーバード白熱教室・能力主義篇①はこちら) ハーバード白熱教室・能力主義篇②(全2回) 私の報酬を決めるのは……サンデル 前回の講義の終わりに、君たちの生まれた順番について、調査を行なった。その結果、この教室の何パーセントの人たちが、自分は第一子だといって手を挙げただろうか。 75から80%だ。分配の正義について考えるときに、なぜこれが重要なのだろうか。 前回議論した、分配の正義に関する三つの異なる理論を思い出してほしい。収入や富や機会など、人生に幸福をもたらすものはどのように分配されるべきかという質問には、三つの答えがあった。 まず、私たちは、正義にかなった分配のシステムは、自由取引、自由市場経済のシステムであるというリバタリアンの答えを見た。

                                                                                    サンデル教授「この教室の何パーセントの人たちが、自分は第一子だといって手を挙げただろうか。75から80%だ」ハーバード白熱教室・能力主義篇②|Hayakawa Books & Magazines(β)

                                                                                  新着記事