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重力波の検索結果1 - 40 件 / 52件

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重力波に関するエントリは52件あります。 宇宙科学science などが関連タグです。 人気エントリには 『ノーベル賞学者の「KAGRA計画」 重力波の検出は事実上、不可能に | 文春オンライン』などがあります。
  • ノーベル賞学者の「KAGRA計画」 重力波の検出は事実上、不可能に | 文春オンライン

    旧神岡鉱山(岐阜県飛騨市)の地下に建設されたKAGRAは、重力波を捉える装置で、昨年2月から本格的な観測を始めた。 「重力波とは、非常に重い天体が加速度運動する際に生じる時空の歪み。観測することで宇宙の成り立ちやビッグバン発生のメカニズムなどを解明できるとされます」(科学部記者) 2012年に〈世界の学術研究を先導する画期的な成果を挙げる大型プロジェクト〉として、文科省の「大規模学術フロンティア促進事業(2013年度~2022年度)」に採択されたKAGRA計画。以降、日本学術会議が3年ごとにまとめるマスタープランを踏まえ、文科省がロードマップを策定してきた。 O3で8~25MPcを目指す(19年版のシナリオペーパー) 文科省研究振興局によれば、投じられた税金は建設費164億円、運営費26億円。計190億円に及ぶ。 KAGRAはこれまでシナリオペーパーで、欧米の研究機関と共同で行う〈O4観測

      ノーベル賞学者の「KAGRA計画」 重力波の検出は事実上、不可能に | 文春オンライン
    • SMAPライブで止まる重力波望遠鏡 大敵の振動減らせ:朝日新聞デジタル

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        SMAPライブで止まる重力波望遠鏡 大敵の振動減らせ:朝日新聞デジタル
      • 途方もない重力波を検出、波長は数光年から数十光年、初の証拠

        2つのブラックホールがお互いの周りを回りながら近づく様子を描いた図。このときに重力波を発する。(ILLUSTRATION BY MARK GARLICK, SCIENCE PHOTO LIBRARY) 時間と空間が織りなす巨大な重力波が検出されたことを示す証拠が得られた。その波長は、なんと数光年から数十光年だという。新たに発表された研究によると、このような波長の重力波の存在を示す証拠が見つかったのは初めてで、最大で太陽の100億倍という質量をもつ超巨大ブラックホールどうしの合体によるものではないかと考えられている。今回の発見の詳細は、2023年6月29日付けで学術誌「Astrophysical Journal Letters」に掲載された一連の論文にまとめられている。 この波を観測したのは、「北米ナノヘルツ重力波観測所」(NANOGrav)の研究者グループだ。68個のパルサーと呼ばれる回転

          途方もない重力波を検出、波長は数光年から数十光年、初の証拠
        • 重力波の観測施設 「KAGRA」が運転開始 岐阜 飛騨 | NHKニュース

          宇宙から伝わる「重力波」を観測する施設「KAGRA」が岐阜県飛騨市に完成し、4日から運転が始まりました。 「KAGRA」は、質量のある物体が動いた際に空間のゆがみが波となって伝わる「重力波」を捉えようと、東京大学などが岐阜県飛騨市の地下200メートル以上の場所に7年前から建設を進めてきた巨大な観測施設です。 4日は運転の開始を記念する式典が開かれ、東京大学宇宙線研究所の梶田隆章所長らがボタンを押して装置を稼働させました。 KAGRAは長さが3キロある2本のパイプをL字につなぎ合わせた形状で、つなぎ目の部分から2本のパイプにレーザー光を放ち、先端の鏡で反射して戻ってくる光を観測します。 重力波によって空間がゆがめば、レーザー光が戻ってくるまでの時間に変化が生じるため、その様子を捉えます。 東京大学宇宙線研究所の梶田所長は「これからの天文学は、重力波という新しい方法で観測が始まる。重力波でなけ

            重力波の観測施設 「KAGRA」が運転開始 岐阜 飛騨 | NHKニュース
          • “「背景重力波」が存在する証拠を捉えた” 米など研究チーム | NHK

            ごくわずかな時間と空間のゆがみが波のように伝わる現象「重力波」が、宇宙のあらゆる方向からやってきていることを示す証拠を捉えたと、アメリカなどの国際的な研究チームが発表しました。 研究チームは、宇宙の成り立ちの解明につながるとしています。 重力波は、ブラックホールが合体するなど、巨大な質量を持った物体が動いた際、時間と空間のゆがみが遠くまで波のように伝わる現象です。 アメリカを中心とする国際研究チームは28日、ごく小さな重力波が宇宙のあらゆる方向からやってきていることを示す証拠を捉えたと、発表しました。 こうした重力波は「背景重力波」と呼ばれています。 重力波は、100年余り前にアインシュタインがその存在を理論的に示し、2015年、アメリカなどの研究チームが初めて観測することに成功しています。 このときに観測された重力波と比べると、周波数がはるかに低い「背景重力波」は観測が難しいとされていま

              “「背景重力波」が存在する証拠を捉えた” 米など研究チーム | NHK
            • ブラックホールが謎の天体をのみ込んだ、重力波で初検出

              2つのブラックホールが渦を巻きながら合体し、重力波を発する様子を可視化したもの。オレンジ色の帯は、放射線の量が最も多い部分を示している。この衝突は2019年8月14日に重力波検出器LIGOとVirgoによって観測され、小さい方の天体の質量が太陽の約2.6倍だったことが判明した。この質量は、中性子星とブラックホールの境界の確定につながる可能性があり、非常に興味深い。(IMAGE BY N. FISCHER, S. OSSOKINE, H. PFEIFFER, A. BUONANNO (MAX PLANCK INSTITUTE FOR GRAVITATIONAL PHYSICS), SIMULATING EXTREME SPACETIMES (SXS) COLLABORATION) 宇宙で不思議な衝突が起きた。 地球から約8億光年の彼方で、ブラックホールが正体不明の天体をのみ込んで激しく合体し

                ブラックホールが謎の天体をのみ込んだ、重力波で初検出
              • 正体不明の天体、初検出 米の重力波望遠鏡「LIGO」(共同通信) - Yahoo!ニュース

                米国の重力波望遠鏡「LIGO(ライゴ)」のチームは24日までに、太陽の質量の2.6倍という正体不明の天体を初めて検出したと発表した。これまでに見つかっている中性子星は最大でも太陽の2.5倍、最小のブラックホールでも5倍。その間の質量の天体は例がなく、いわば「空白地帯」とされていた。 2019年8月に観測した、物体が動いた際に生じるわずかな空間のゆがみである重力波の分析結果。8億光年先の宇宙で、太陽の23倍のブラックホールと2.6倍の天体が合体した際に生じたと判明した。 この天体についてチームは「過去最大の中性子星か最小のブラックホールだろう」としている。

                  正体不明の天体、初検出 米の重力波望遠鏡「LIGO」(共同通信) - Yahoo!ニュース
                • 日本の重力波望遠鏡「KAGRA」被災状況の詳細が判明 能登半島地震の影響

                  2015年に「重力波」の観測に成功して以降、現在の天文学は重力波を宇宙の観測手段とする段階に入っています。岐阜県飛騨市に設置された大型低温重力波望遠鏡「KAGRA」は、重力波の詳細な観測を行うため、他国の重力波望遠鏡と連携していました。 しかし、2024年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」でKAGRAの装置の一部が損傷を受けたことが判明し、詳細な被災状況が2月5日に報告されました。現時点では具体的な時期は未定なものの、KAGRAは2025年1月の共同観測期間終了前までに観測運転を再開することを目標としています。 【▲図1: 神岡鉱山坑道内に設置されたKAGRAの一部(Credit: 東京大学宇宙線研究所 & 国立天文台)】■「重力波」は本格的な天文観測の手段となりつつある1915年にアルベルト・アインシュタインが提唱した一般相対性理論では、重力に関する様々な現象が予言されていました

                    日本の重力波望遠鏡「KAGRA」被災状況の詳細が判明 能登半島地震の影響
                  • 中性子星とブラックホール合体 重力波を初観測―国際チーム:時事ドットコム

                    中性子星とブラックホール合体 重力波を初観測―国際チーム 2021年06月29日22時20分 ブラックホール(画像中央)と中性子星が合体して重力波が発生するイメージ図(オーストラリア・スウィンバーン工科大のカール・ノックス氏提供) 中性子星とブラックホールの合体で発生した重力波を初めて観測したと、国際研究チームが29日発表した。中性子星は、重い恒星が寿命を迎えて爆発した後に残る非常に高密度な天体。米国の観測施設「LIGO(ライゴ)」とイタリアの同「Virgо(バーゴ)」ではこれまで、ブラックホール同士や中性子星同士の合体で生じた重力波を検出していた。 〔写真特集〕宇宙の神秘 コズミックフォト ブラックホールに比べて中性子星は質量が小さく、合体による重力波を捉えるのが難しい。2019年にも初観測した可能性があると発表したが、ノイズかもしれないと判明。今回は昨年1月に2回観測したという。 1回

                      中性子星とブラックホール合体 重力波を初観測―国際チーム:時事ドットコム
                    • ノーベル賞学者の「KAGRA計画」 重力波の検出は事実上、不可能に(文春オンライン) - Yahoo!ニュース

                      ノーベル物理学賞受賞者の梶田隆章氏(62=東京大学宇宙線研究所所長)が研究代表者を務める「大型低温重力波望遠鏡KAGRA計画」。今年6月末、目標としてきた数値を大幅に引き下げ、事実上、重力波の検出が不可能になっていることが「週刊文春」の取材でわかった。KAGRA内部の会議音声などを入手した。 【画像】KAGRAの真空パイプが通るアームトンネル 旧神岡鉱山(岐阜県飛騨市)の地下に建設されたKAGRAは、重力波を捉える装置で、昨年2月から本格的な観測を始めた。 「重力波とは、非常に重い天体が加速度運動する際に生じる時空の歪み。観測することで宇宙の成り立ちやビッグバン発生のメカニズムなどを解明できるとされます」(科学部記者) 2012年に〈世界の学術研究を先導する画期的な成果を挙げる大型プロジェクト〉として、文科省の「大規模学術フロンティア促進事業(2013年度~2022年度)」に採択されたKA

                        ノーベル賞学者の「KAGRA計画」 重力波の検出は事実上、不可能に(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
                      • 巨大な気象現象「大気重力波」とは?気象衛星ひまわり8号が捉えた映像がスゴイ - ナゾロジー

                        重力波と言われると、宇宙論などに登場するブラックホールのような重い天体が発生させる時空曲率の乱れを想像してしまいますが、実は大気圏内で発生する重力波現象も存在しています。 こちらは大気重力波と呼ばれていて、大気が山の斜面をなどを昇ることで本来の位置より高い場所へ来てしまったときに起きる浮力振動という現象が原因となって発生します。 大気重力波は、昔はただのノイズのような扱いでしたが、近年は観測技術の向上によりその重要性が認識されてきて、集中豪雨などの極端な気象にも影響を与えていることがわかっています。 大気の振動であるため、通常この現象を目で見ることはできませんが、日本の気象衛星「ひまわり8号」はこの大気重力波が雲を生成、消失させることで広範囲へ伝わっていく様子を映像で捉えることに成功しました。 これは非常に珍しい映像で、気象学者のAndrew Miskelly氏が自身のTwitter上で紹

                          巨大な気象現象「大気重力波」とは?気象衛星ひまわり8号が捉えた映像がスゴイ - ナゾロジー
                        • 数十億年の彼方から届く「重力波の津波」、記録的な観測

                          (CNN) 宇宙で起きた大規模な衝突から生じた重力波が、数十億年の旅を経て地球に到達した。国際天文学研究チームはこのほど、2015年にこの現象が発見されて以来、最大数の重力波を観測したと発表した。 重力波は19年11月~20年3月に35回観測された。重力波は主に、2つのブラックホールの合体によって発生するが、まれに起きる高密度の中性子星とブラックホールの衝突によって発生することもある。 15~16年に重力波が観測されのはわずか3回のみ。これで15~20年の観測回数は合計90回になった。 重力波は米国の重力波望遠鏡LIGOとイタリアのバーゴを使って観測し、8日に研究結果が発表された。 重力波の観測は、恒星の生命サイクルや、死んだ恒星がブラックホールや中性子星になる仕組みの解明に役立てることができる。宇宙空間に生じる時空の波は、アルベルト・アインシュタインが1916年の一般相対性理論の中で予測

                            数十億年の彼方から届く「重力波の津波」、記録的な観測
                          • 新たな「重力波」の探知に成功! ブラックホールの「げっぷ」かも?  - ナゾロジー

                            Point ■LIGOおよびVirgoの天体望遠鏡が新たに「重力波」の探知に成功した ■今回観測された重力波はブラックホールと中性子星の衝突による可能性が高い ■これまで観測された重力波はブラックホール同士か中性子星同士の衝突によるものだった 天文界にニューウェーブ? LIGO(レーザー干渉計重力波観測所)およびVirgo(ヨーロッパ重力観測所)が今月14日、新たな「重力波」の探知に成功したと発表しました。しかもこの重力波は、ブラックホールと中性子星の衝突によるものかもしれません。 重力波はアインシュタインがおよそ100年前にその存在を指摘した天体現象で、3つのパターンによって生じると言われています。1つ目はブラックホール同士の衝突、2つ目は中性子星同士の衝突、そして3つ目がブラックホールと中性子星の衝突です。 2015年に史上初めて観測された重力波は、ブラックホール同士の衝突によるもので

                              新たな「重力波」の探知に成功! ブラックホールの「げっぷ」かも?  - ナゾロジー
                            • 全長数kmの巨大重力波観測施設「アインシュタイン望遠鏡」の建設計画が進行中

                              アインシュタインが導き出した一般相対性理論によって存在が予測されている「重力波」の観測を目指して、世界各地に重力波観測施設が建設されています。ヨーロッパでは、既存の観測施設を大幅に上回る観測精度を目指す「アインシュタイン望遠鏡」の建設計画が進んでいます。 Home - Einstein Telescope https://www.einsteintelescope.nl/ アインシュタイン望遠鏡は、惑星や恒星などの天体ではなく、重力波の観察を目的とした観測施設です。重力波とは重さを持つ物体が運動する際に発生した「時空のゆがみ」が波のように伝わる現象で、アインシュタインが導き出した一般相対性理論によって存在が予測されています。この重力波には「物体を貫通する」「減衰しない」といった特徴があると予測されており、重力波を有効活用することで光を用いた方法では不可能な距離の宇宙観測が可能になると期待さ

                                全長数kmの巨大重力波観測施設「アインシュタイン望遠鏡」の建設計画が進行中
                              • 【重力波で見える宇宙のはじまり②】小さなササヤキのような重力波。しかしブラックホールとも絡み、宇宙膨張の加速化にも無縁でない! - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

                                こんにちは、カタツムリ系です🐌 とても地味な、玄人好みの印象あった重力波。もちろん、重要なのでしょうが、いろいろ整理されてから、我々のところに届けて頂くことで、十分と思ってました。しかし、リアルタイムで追っかけても十分に面白い!これは、あたりのトピック‼️ずばり、宇宙最大の謎に切り込むエピソードです。 重力波で見える宇宙のはじまり 「時空のゆがみ」から宇宙進化を探る (ブルーバックス) 作者: ピエール・ビネトリュイ,安東正樹,岡田好惠 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/08/17 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 出典はアマゾンさん。 前回の記事です↓ ——————————————————————— 【目次】 重力半径(シュバルツシルト半径)に関して少し 宇宙の謎に関するアルアル 誤解されやすいダークエネルギー(P-192) —————————————————

                                  【重力波で見える宇宙のはじまり②】小さなササヤキのような重力波。しかしブラックホールとも絡み、宇宙膨張の加速化にも無縁でない! - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)
                                • 世界で初めて重力波を観測した「レーザー干渉計重力波観測所」の次なる挑戦とは?

                                  by NASA 10億ドル(1080億円)以上もの費用をかけて、1000人以上の科学者らが実験に取り組んでいるアメリカの研究施設「レーザー干渉計重力波観測所(Laser Interferometer Gravitational-Wave Observatory:LIGO)」がこれまで挙げてきた成果と今後の目標について、科学雑誌Scientific Americanがまとめています。 Gravitational Waves Discovered from Colliding Black Holes - Scientific American https://www.scientificamerican.com/article/gravitational-waves-discovered-from-colliding-black-holes1/ 物理学者アルベルト・アインシュタインは1916年

                                    世界で初めて重力波を観測した「レーザー干渉計重力波観測所」の次なる挑戦とは?
                                  • 重力波望遠鏡「KAGRA」、観測開始 “宇宙誕生の謎”解明の手掛かりに

                                    重力波が地球に到達した際にはわずかに空間が歪むが、その変化は地球から太陽までの距離(約1.5億km)が水素原子1つ分(約0.1nm)変わる程度の極めて微小なもの。これを検出するために、KAGRAのプロジェクトでは光とハーフミラーを用いた「レーザー干渉計」という検出器を用意した。 KAGRAは「望遠鏡」という言葉から一般的に想像できる天体(光学)望遠鏡や電波望遠鏡とは異なり、レーザー光とハーフミラー(ビームスプリッター)を用いて“距離の差”を計測する。レーザーの発振器から放出された光は斜め45度に設置されたハーフミラーを通り、半分は直角に反射、もう半分は透過する。それぞれの光は3km先にある鏡で反射し、ハーフミラーに戻ってくる。2つの光はハーフミラーで「干渉」を起こすため、光検出器でその干渉縞(模様)を計測すれば光路長の小さな変化を検出できるという仕組みだ。 KAGRAは検出精度を上げるため

                                      重力波望遠鏡「KAGRA」、観測開始 “宇宙誕生の謎”解明の手掛かりに
                                    • 宇宙の起源の痕跡かもしれない「背景重力波」の証拠を検出か、2023年6月30日に「重要な発表を行う」と研究組織が声明

                                      重力波の検出を行っている天文学者のコンソーシアム・North American Nanohertz Observatory for Gravitational Waves(NANOGrav)が、日本時間の2023年6月30日に重要な発表イベントを開催すると発表しました。15年以上にわたる観測データから、「背景重力波」の痕跡をつかんだとのことです。 [2306.16213] The NANOGrav 15-year Data Set: Evidence for a Gravitational-Wave Background https://doi.org/10.3847/2041-8213/acdac6 Join Us for our Live Briefing! | NANOGrav https://nanograv.org/news/2023Announcement 質量の大きな恒星はそ

                                        宇宙の起源の痕跡かもしれない「背景重力波」の証拠を検出か、2023年6月30日に「重要な発表を行う」と研究組織が声明
                                      • 水素原子1つ分の「時空の歪み」を感知せよ! 重力波望遠鏡KAGRA、いよいよ観測へ(1) | JBpress (ジェイビープレス)

                                        内部にサファイア鏡を搭載したKAGRAのクライオスタット。4カ所あるうち、Yアームの付け根にある装置。この上に14mの防振部が伸びている。(提供:東京大学宇宙線研究所) 2015年9月、人類史上初めて重力波の検出にアメリカのグループ「LIGO(ライゴ)」が成功。約13億光年先で2つのブラックホールが合体したことにより発生した重力波を観測し、ノーベル物理学賞を受賞した。現在はLIGO 2台と欧州(イタリア)の「Virgo(バーゴ)」の合計3台が観測中で、週に1回ほどの割合で重力波が観測されているという。 この重力波望遠鏡ネットワークに、いよいよ日本の重力波望遠鏡KAGRAが加わる。今日、10月4日には日米欧の重力波望遠鏡の代表者が集まり、KAGRA完成記念式典と研究協定の調印式が開催されるのだ。 KAGRAが参加することによって、重力波の発生源を初期の数十分の1まで狭めて特定することができる

                                          水素原子1つ分の「時空の歪み」を感知せよ! 重力波望遠鏡KAGRA、いよいよ観測へ(1) | JBpress (ジェイビープレス)
                                        • 潮汐力は重力波の一種=南アフリカ研究チームの新論文

                                          2016年に物理学者は初めて、2つのブラックホールの衝突によって発生したとみられる重力波を検出した。だが、南アフリカの研究者によると、ありふれた現象である潮汐力も重力波の数学的な特徴を備えているという。 by Emerging Technology from the arXiv2020.01.16 154 70 10 8 2016年2月、物理学者の国際チームが重力波を初めて直接検出したと発表した。この重力波は、それぞれが太陽の約30倍の質量を持つ2つの巨大ブラックホールの衝突によって発生したもので、衝突の規模が非常に大きかったため、時空の「さざ波」が地球まで伝わってきたというわけだ。 重力波の発見は、物理学コミュニティにとって勝利を意味した。アインシュタインの一般相対性理論に従うと時空のさざ波が起こる可能性があることは、物理学者の間では長きにわたって知られていた。重力波は、陽子の直径よりも

                                            潮汐力は重力波の一種=南アフリカ研究チームの新論文
                                          • 【重力波で見える宇宙のはじまり③】インフレーションがインフレーションを呼ぶ。時間と空間は終わり、別の概念の形成へ💦 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

                                            こんにちは、カタツムリ系です🐌 本書が面白いということは、それなりに突っ込んで記述されている裏返しでしょう。それだけに、ビギナー・レベルには辛いところも散見されますが、なかなか、やめられない。カッパえびせんのよう💦 宇宙誕生までリーチしようとする野心満々の重力波の試み。そのスピリッツだけで、十分楽しめるものではあります。 重力波で見える宇宙のはじまり 「時空のゆがみ」から宇宙進化を探る (ブルーバックス) 作者: ピエール・ビネトリュイ,安東正樹,岡田好惠 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/08/17 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 出典はアマゾンさん。 前回の記事です↓ ——————————————————————— 【目次】 重力波の繊細さ 著者による宇宙未来予測 最近はビッグバンよりインフレーション? インフレーションがインフレーションを呼ぶ?! 時に

                                              【重力波で見える宇宙のはじまり③】インフレーションがインフレーションを呼ぶ。時間と空間は終わり、別の概念の形成へ💦 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)
                                            • 大型低温重力波望遠鏡KAGRAが完成、重力波望遠鏡3者による研究協定を締結|国立天文台(NAOJ)

                                              トピックス 2019年10月 4日 大型低温重力波望遠鏡KAGRAが完成、重力波望遠鏡3者による研究協定を締結 岐阜県飛騨市神岡町に建設が進められてきた大型低温重力波望遠鏡KAGRA(かぐら)がこのたび完成し、米国のLIGO(ライゴ)、欧州のVirgo(バーゴ)との研究協定を締結しました。これら主要な3者の重力波望遠鏡で同時観測することによって、重力波を発生させた天体をより正確に特定できるようになります。 KAGRAは、東京大学宇宙線研究所、高エネルギー加速器研究機構、自然科学研究機構 国立天文台を共同ホスト機関とした協力体制の下、富山大学をはじめとする国内外の研究機関・大学の研究者との共同で、2010年から進められてきたプロジェクトです。2019年4月、全ての機器の搬入、設置が完了し、現在、精密なレーザー干渉計として動作させるための調整や、検出感度を高めるための試験、調整を進めています。

                                                大型低温重力波望遠鏡KAGRAが完成、重力波望遠鏡3者による研究協定を締結|国立天文台(NAOJ)
                                              • 【ゼロからわかるブラックホール】「宇宙の墓場」から「宇宙のレジェンド天体」へ。重力波経由で宇宙誕生の瞬間を。多元的宇宙も視野に。 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

                                                こんにちは、カタツムリ系です🐌 もともとは、月刊ムーの三上編集長がメイン・スピーカーとなって、月刊ムーの楽しみ方を解説するユーチューブ投稿「ムーチューブ 」が面白い!と思って始めた物理関係の読書。 特に、マルチ・バース、日本語に直すと「多元的宇宙」が刺激的でした。要は、宇宙とか世界は一つじゃない!というセオリー。そんな観点からすれば、ブラックホールは、マルチ・バースへの入り口のようなイメージあり、マルチ・バース熱を、さらに加熱してくれそうです。そんなこんなで本書↓ ゼロからわかるブラックホール―空を歪める暗黒天体が吸い込み、輝き、噴出するメカニズム (ブルーバックス) 作者: 大須賀健 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2011/06/21 メディア: 新書 クリック: 27回 この商品を含むブログ (3件) を見る 出典はアマゾンさん。 ——————————————————————

                                                  【ゼロからわかるブラックホール】「宇宙の墓場」から「宇宙のレジェンド天体」へ。重力波経由で宇宙誕生の瞬間を。多元的宇宙も視野に。 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)
                                                • 日本の重力波望遠鏡「KAGRA」が報道公開 - 年内に本格観測を開始へ

                                                  東京大学宇宙線研究所、高エネルギー加速器研究機構、国立天文台の3機関が中心となって開発してきた大型低温重力波望遠鏡「KAGRA」がこのほど完成。本格観測の開始を前に9月30日、内部の実験機器が報道陣に向けて公開された。ブラックホールの合体などによって生じた重力波を捉え、宇宙の謎の解明に挑む。 KAGRAの中央実験室。機器が埃を嫌うため、クリーンブースになっている KAGRAは2010年に予算化され、プロジェクトがスタート。旧神岡鉱山(岐阜県飛騨市神岡町)の地下200m~800mで建設が進められてきた。すぐそばには、あのニュートリノ観測装置「スーパーカミオカンデ」も設置されている。 KAGRAの入り口。ここから500mほど奥に入ったところに装置がある トンネルの内部を奥に進む。外より涼しいが、湿度がかなり高い トンネルの奥には広い空間がある。この向こうが中央実験室だ 多数の自転車も。アームの

                                                    日本の重力波望遠鏡「KAGRA」が報道公開 - 年内に本格観測を開始へ
                                                  • 超大質量ブラックホールが生み出す背景重力波の証拠をつかんだ「パルサー・タイミング・アレイ」とは何なのか?

                                                    2023年6月30日、重力波の検出を行っている天文学者のコンソーシアム・North American Nanohertz Observatory for Gravitational Waves(NANOGrav)が「背景重力波の存在を示唆するデータを特定した」ことを発表しました。この背景重力波の痕跡をつかんだのが、世界中の電波望遠鏡で行われている研究プロジェクト・施設が「パルサー・タイミング・アレイ(PTA)」です。 International Pulsar Timing Array https://ipta4gw.org/ 今回NANOGravが発表した内容については、以下の記事で解説しています。 宇宙の起源の痕跡かもしれない「背景重力波」の証拠を検出か、2023年6月30日に「重要な発表を行う」と研究組織が声明 - GIGAZINE 日本時間で2023年6月30日午前2時に行われた発表

                                                      超大質量ブラックホールが生み出す背景重力波の証拠をつかんだ「パルサー・タイミング・アレイ」とは何なのか?
                                                    • 【重力波とはなにか】当時の検索トップキーワード。時空の歪みがもたらす重力波という極小な存在。未踏の宇宙誕生まで食い込む破壊力。 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

                                                      こんにちは、カタツムリ系です🐌 2016年に発見された、重力の「波」である「重力波」。当時は新聞紙上も賑わせ、ネット検索のワードでもトップになったようです。そして、その翌年の2017年のノーベル賞は、重力波を初観測した研究者の方に送られたようです。 重力波検出に貢献した研究者3名、ノーベル物理学賞を受賞 - アストロアーツ 「重力波」とは言っても、重力は「重力子」という「ツブ(粒)」という風にも認識されています。量子論で散々耳にしましたが、「ツブ(粒)」」であり、同時に「ナミ(波)」とも認識されるようです。 天文学辞典 » 重力子 ほとんど、呪文のような言葉の連続ですが、とりあえずは、読み進めます💦 重力波とはなにか 「時空のさざなみ」が拓く新たな宇宙論 (ブルーバックス) 作者: 安東正樹 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/09/16 メディア: 新書 この商品を含むブ

                                                        【重力波とはなにか】当時の検索トップキーワード。時空の歪みがもたらす重力波という極小な存在。未踏の宇宙誕生まで食い込む破壊力。 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)
                                                      • 重力波望遠鏡「KAGRA」施設内の計測器がトンガ火山噴火の影響を捉えていた

                                                        【▲ トンガの火山噴火がKAGRAにもたらした振動(中央の波形)。国立天文台プレスリリースより(Credit: JMA, NOAA/NESDIS, CSU/CIRA, KAGRA collaboration) 】日本時間2022年1月15日13時頃、トンガの火山「フンガ・トンガ=フンガ・ハアパイ」で大規模な噴火が発生しました。この噴火は潮位変動を引き起こし、気象庁によると岩手県久慈港をはじめ、国内各地で津波が観測されています。 東京大学宇宙線研究所(ICRR)は2月4日、岐阜県の神岡鉱山跡に建設された重力波望遠鏡「KAGRA(かぐら)」の施設内にある計測器が、遠くトンガで起きた噴火の影響を捉えていたことを明らかにしました。 【▲ 重力波望遠鏡「KAGRA」中央実験室内の様子(Credit: ICRR GW group)】KAGRAは長い距離を進むレーザー光を利用した「レーザー干渉計」と呼ば

                                                          重力波望遠鏡「KAGRA」施設内の計測器がトンガ火山噴火の影響を捉えていた
                                                        • 人類4台目の重力波望遠鏡、日本が誇る「KAGRA」がついに完成(1) 重力波とはどんなもの? その特徴や観測の歴史をおさらい

                                                          岐阜県飛騨市にある神岡鉱山の跡地。かつては東洋一の鉱山として栄えるも衰退。そしてイタイイタイ病という負の歴史ももつ。 この地が、天文学の観測施設として活用され始めたのは1980年代に入ってからだった。2つのノーベル物理学賞の受賞の立役者となったニュートリノ観測装置「カミオカンデ」や「スーパーカミオカンデ」をはじめ、世界最先端の施設が、その山中に立ち並ぶ。まさにこの場所は、天文学の最前線だ。 そして2019年10月4日。この場所に、新たにもうひとつの観測施設が産声をあげた。その名は大型低温重力波望遠鏡「KAGRA(かぐら)」。「重力波」と呼ばれる時空のさざ波を捉えるための望遠鏡で、世界で4台目、アジア地域では初の重力波望遠鏡となる。これから世界の他の重力波望遠鏡との共同観測により、近年始まったばかりの重力波天文学、そしてそこに他の観測方法を加えた「マルチメッセンジャー天文学」を切り拓き、数々

                                                            人類4台目の重力波望遠鏡、日本が誇る「KAGRA」がついに完成(1) 重力波とはどんなもの? その特徴や観測の歴史をおさらい
                                                          • 【重力波で見える宇宙のはじまり①】宇宙最大の謎の始まり。相対論も量子論も飛び越える真空エネルギーのゆらぎと、その逆襲。 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

                                                            こんにちは、カタツムリ系です🐌 地味ながら、いろんな方面での可能性を秘める重力波。光を含む電磁波ではリーチできない宇宙誕生38万年前より以前の宇宙へのリーチの可能性や、余剰次元の探求など、かなりリッチなコンテンツをもっている可能性あります。そんなこんなで、過去も何度か同じテーマの記事を↓ 過去はたまたまか日本の著者でしたが、今回はフランスの方。新しい視点への期待。 重力波で見える宇宙のはじまり 「時空のゆがみ」から宇宙進化を探る (ブルーバックス) 作者: ピエール・ビネトリュイ,安東正樹,岡田好惠 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/08/17 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 出典はアマゾンさん。 ———————————————————————— 【目次】 四つの力のおさらい 四つの力の来し方行く末 宇宙最大の謎(P-20) まずは真空エネルギーの登場 真空エ

                                                              【重力波で見える宇宙のはじまり①】宇宙最大の謎の始まり。相対論も量子論も飛び越える真空エネルギーのゆらぎと、その逆襲。 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)
                                                            • 最新の「重力波イベント」カタログ公開、初検出から6年で90個に到達

                                                              【▲中性子星-ブラックホール連星の合体のイメージ(Credit: Carl Knox, OzGrav-Swinburne University)】 日米欧の重力波望遠鏡によるLIGO-Virgo-KAGRAコラボレーションは11月7日、2019年4月~2020年3月に行われた第3期観測期間「O3(Observation Run 3)」で検出されたものを含む最新の重力波カタログ「GWTC-3(Gravitational-Wave Transient Catalog 3、突発的重力波カタログ第3版)」を公開しました。 2015年9月にアメリカの重力波望遠鏡「LIGO」(ライゴ、ワシントン州とルイジアナ州の2か所に建設)が史上初めて重力波イベントを検出して以来、LIGOと欧州の重力波望遠鏡「Virgo」(ヴァーゴ、イタリアに建設)は機器のアップグレードを重ねながら重力波の検出を続けてきました。

                                                                最新の「重力波イベント」カタログ公開、初検出から6年で90個に到達
                                                              • 中間質量ブラックホール存在の証拠か。形成時の重力波が検出された可能性

                                                                太陽の約85倍と約66倍の質量を持つブラックホールどうしの合体にともない放出されたとみられる重力波「GW190521」が検出された。合体前のブラックホールもまた、別のブラックホールどうしの合体によって形成された可能性が指摘されている(Credit: LIGO/Caltech/MIT/R. Hurt (IPAC))重力波望遠鏡「LIGO」および「Virgo」で観測を行う国際研究グループは、2019年5月21日に検出された重力波「GW190521」について、それぞれ太陽の約85倍と約66倍の質量を持つブラックホールどうしの合体にともない放出された可能性があるとする研究成果を発表しました。 発表によると、2つのブラックホールの合体によって太陽の約142倍の質量を持つブラックホールが形成されたと考えられています。この質量は、これまでに重力波で検出されてきたブラックホールのなかでも最も重いとされてい

                                                                  中間質量ブラックホール存在の証拠か。形成時の重力波が検出された可能性
                                                                • 日本の重力波望遠鏡「KAGRA」が完成、共同観測に合流へ

                                                                  東京大学は10月4日、同大学の宇宙線研究所が建設を進めてきた大型低温重力波望遠鏡「KAGRA(かぐら)」が完成したことを発表しました。 サファイア鏡(中央の丸い構造)が組み込まれた重力波望遠鏡「KAGRA」の防振装置KAGRAが建設されたのは、富山県との県境に近い岐阜県飛騨市神岡町の山中にある神岡鉱山の跡地。ここは、ニュートリノの検出を目的に建設された観測装置「スーパーカミオカンデ」と同じ場所にあたります。 KAGRAはアメリカの「LIGO」、欧州の「Virgo」に次ぐ、世界でも3番目の重力波望遠鏡です。現在LIGOとVirgoは2019年4月に始まった1年間の共同観測体制に入っていますが、KAGRAも2019年内に合流し、共同で重力波の観測を実施する予定です。 ■サファイアでできた「合わせ鏡」を使って重力波を検出KAGRAに用いられているサファイア鏡。直径22cm、重さはひとつで23kg

                                                                    日本の重力波望遠鏡「KAGRA」が完成、共同観測に合流へ
                                                                  • 【重力波とはなにか①】重力波発の天文学誕生。宇宙創生の瞬間までたどる手がかり。 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

                                                                    こんにちは、カタツムリ系です🐌 百年ほど前にアインシュタインが、その存在を予言し、2016年に観測されたという重力波。ネーミングからすると、なかなか興味深いですが、観測された!という報道からあとは、急に耳にしなくなった感あります。研究が止まったというよりは、成果を出すのに、なかなか骨の折れる分野なのでしょう。こちらの関心も衰えることなく、以前、似たようなタイトルの本を通読したのですが↓ 今回、改めて本書に挑戦する次第↓しかも今回は、生粋の理論物理学者とうよりは、望遠鏡を武器に研究を進める天文台系の方だとか。 重力波とは何か アインシュタインが奏でる宇宙からのメロディー (幻冬舎新書) 作者: 川村静児 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2016/09/30 メディア: 新書 この商品を含むブログ (2件) を見る 出典はアマゾンさん。 ————————————————————————

                                                                      【重力波とはなにか①】重力波発の天文学誕生。宇宙創生の瞬間までたどる手がかり。 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)
                                                                    • 重力波、ヒッグス粒子、ニュートリノ質量、銀河中心の超巨大BHという超発見が続々…「素粒子物理の夢の時代」にトップランナーが語る「夢のその先」(サイエンスZERO) @gendai_biz

                                                                      重力波、ヒッグス粒子、ニュートリノ質量、銀河中心の超巨大BHという超発見が続々…「素粒子物理の夢の時代」にトップランナーが語る「夢のその先」 「サイエンスZERO」20周年スペシャル・取材班 この宇宙の物質には「目に見える」ものが全体の5%しかないことをご存じでしょうか。「質量は持つ」けれど「観測できない」という宇宙の大部分を占める物質は、「ダークマター(暗黒物質)」と呼ばれています。今、世界中の科学者がこの謎の物質を捉えようと理論や実験を総動員して研究しています。 天文学・物理学・数学といった異分野の専門家たちが集まる世界トップレベルの研究所「カブリ数物連携宇宙機構」の初代機構長を務めた宇宙物理学者の村山斉さんは、ダークマターを「我々人類のお母さん」と呼びました。前編『「暗黒物質ダークマター」は《お母さん》?「だからぜひ会ってみたいですね」と言い切る理論物理学者・村山斉さんが語る「人類す

                                                                        重力波、ヒッグス粒子、ニュートリノ質量、銀河中心の超巨大BHという超発見が続々…「素粒子物理の夢の時代」にトップランナーが語る「夢のその先」(サイエンスZERO) @gendai_biz
                                                                      • 岐阜の重力波望遠鏡「かぐら」、能登地震で被災 3月の観測に影響 | 毎日新聞

                                                                        東京大宇宙線研究所などは15日、宇宙の重力波を捉えるため地下に建設された大型望遠鏡「かぐら」(岐阜県飛驒市)が、能登半島地震の影響で観測に使えない状態になったと明らかにした。重力波検出器の修正に数カ月かかる見通しで、3月に始まる国際的な共同観測には間に合わない。共同観測期間中の来年1月までの復帰を目指す。 かぐらは神岡鉱山の地下200メートルにあり、1辺約3キロのL字形のトンネル内部に観測用のレーザー装置や真空パイプが備えられている。3月からは感度を約10倍に上げ、米国の重力波望遠鏡「LIGO(ライゴ)」や、欧州の「VIRGO(バーゴ)」との共同観測に取り組む計画だった。

                                                                          岐阜の重力波望遠鏡「かぐら」、能登地震で被災 3月の観測に影響 | 毎日新聞
                                                                        • 重力波、ヒッグス粒子、ニュートリノ質量、銀河中心の超巨大BHという超発見が続々…「素粒子物理の夢の時代」にトップランナーが語る「夢のその先」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

                                                                          「サイエンスZERO」20周年スペシャル・取材班 この宇宙の物質には「目に見える」ものが全体の5%しかないことをご存じでしょうか。「質量は持つ」けれど「観測できない」という宇宙の大部分を占める物質は、「ダークマター(暗黒物質)」と呼ばれています。今、世界中の科学者がこの謎の物質を捉えようと理論や実験を総動員して研究しています。 天文学・物理学・数学といった異分野の専門家たちが集まる世界トップレベルの研究所「カブリ数物連携宇宙機構」の初代機構長を務めた宇宙物理学者の村山斉さんは、ダークマターを「我々人類のお母さん」と呼びました。前編『「暗黒物質ダークマター」は《お母さん》? 「だからぜひ会ってみたいですね」と言い切る理論物理学者・村山斉さんが語る「人類すべての母」』でその理由を伺いました。 【写真】火星での大発見と土星探査機カッシーニの見た宇宙 後編では、今後の展望について伺います。 「見え

                                                                            重力波、ヒッグス粒子、ニュートリノ質量、銀河中心の超巨大BHという超発見が続々…「素粒子物理の夢の時代」にトップランナーが語る「夢のその先」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
                                                                          • 人類4台目の重力波望遠鏡、日本が誇る「KAGRA」がついに完成(2) 重力波を捉えるための、日本独自・世界最先端のテクノロジー

                                                                            2019年10月4日、岐阜県飛騨市にある神岡鉱山の跡地に、大型低温重力波望遠鏡「KAGRA(かぐら)」が完成した。KAGRAは「重力波」と呼ばれる時空のさざ波を捉えるための望遠鏡で、世界で4台目、アジア地域では初の重力波望遠鏡となる。 第1回では、重力波の特徴と、その観測の歴史について紹介した。第2回となる今回は、KAGRAに採用されている、重力波を捉えるための日本独自、そして世界最先端のテクノロジーについて紹介する。 2019年10月4日に行われた、大型低温重力波望遠鏡「KAGRA」完成記念式典で挨拶する、東京大学宇宙線研究所長の梶田隆章氏 重力波を捉えるための日本独自のテクノロジー KAGRAは、岐阜県飛騨市にある神岡鉱山の跡地に建設された重力波望遠鏡で、LIGOの2台とVIRGOに続く世界で4台目、アジア地域では初の重力波望遠鏡となる。計画は東京大学宇宙線研究所が中心となり、国立天文

                                                                              人類4台目の重力波望遠鏡、日本が誇る「KAGRA」がついに完成(2) 重力波を捉えるための、日本独自・世界最先端のテクノロジー
                                                                            • 重力波望遠鏡「KAGRA」が岐阜の地下に完成。グローバルな新天文学に参加

                                                                              重力波望遠鏡「KAGRA」が岐阜の地下に完成。グローバルな新天文学に参加2019.10.08 17:0015,799 Ryan F. Mandelbaum - Gizmodo US [原文] ( 岡本玄介 ) 神岡の「か」と重力波(Gravitational wave)の「GRA」でKAGRA。 日本の岐阜県にて、世界で4番目の重力望遠鏡KAGRAが建設されました。このKAGRAは12月より稼働を始め、地球上アチコチにある天文台とともに、時空に波紋を起こす宇宙事象の探索に加わることになります。 飛騨の地下200mに掘られたトンネルプレスリリースと公式サイトの説明文によりますと、KAGRA(大型低温重力波望遠鏡計画)は、岐阜県飛騨市神岡町にある神岡鉱山の地下200mに建設され、現在は試運転の段階にあるとのこと。 そしてアメリカにあるふたつのレーザー干渉計重力波観測所「LIGO(ライゴ)」と、

                                                                                重力波望遠鏡「KAGRA」が岐阜の地下に完成。グローバルな新天文学に参加
                                                                              • アインシュタインが予言した"重力波"ってなに?(田中 雅臣)

                                                                                宇宙物理学の様々な謎に挑む新しい天文学「マルチメッセンジャー天文学」。この幕開けともいえる"重力波の初検出"には、2017年のノーベル物理学賞が贈られました。 でも、そもそも"重力波"ってなに? アインシュタインが予言したともいわれる"重力波"について、マルチメッセンジャー天文学、気鋭の研究者がわかりやすく解説します。 もう一度、"重力"について考えてみよう 重力波という言葉を聞いたことがあっても、それを生き生きと実感できる人はなかなかいないでしょう。重力波が伝わっているところを「見た」ことがある人はいないはずです。そもそも、重力波は私たちの目で「見る」ことはできません。 しかし、重力波にはピンとこなくても「重力」なら皆さんご存じのはずです。今、私たちが座っていて、宙にフワフワと浮いてしまわない理由は、私たちが地球の重力に引かれているためです(図1)。 手に持っているものが床に落ちてしまう

                                                                                  アインシュタインが予言した"重力波"ってなに?(田中 雅臣)
                                                                                • 【重力波とはなにか②】見るものでなく「聞く」重力波。ダークマターの正体はブラックホールではないかと探索中。 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

                                                                                  こんにちは、カタツムリ系です🐌 凄そうではあるけれど、イマイチ、派手さに欠けるし、何がどう凄いのか分からないので、印象に残りにくい重力波。もっとも、一般相対性理論が有名だからと言って、一般に理解されているわけでないので、理解度=知名度というわけでもないでしょう。それにしても、今まで、なかなかブレイクスルーが現れなかった宇宙誕生時へのリーチが実現する可能性を秘める重力波。このことだけでも、十分凄いはず。 重力波とは何か アインシュタインが奏でる宇宙からのメロディー (幻冬舎新書) 作者: 川村静児 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2016/09/30 メディア: 新書 この商品を含むブログ (2件) を見る 出典はアマゾンさん。 前回の記事です↓ ———————————————————————— 【目次】 重力波は見るの?聞くの? ガンマー線バーストという波動砲のような威力ありそうな

                                                                                    【重力波とはなにか②】見るものでなく「聞く」重力波。ダークマターの正体はブラックホールではないかと探索中。 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

                                                                                  新着記事