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  • 「ゲーム制作には数学が必要!」って、実際どのレベルまで?図解で学ぶ、数式とゲームの関係性【CEDEC+KYUSHU 2023】

    ゲーム開発者向けのカンファレンス「CEDEC+KYUSHU 2023」が、2023年11月25日(土)に開催されました。 本記事は、ゲームプログラマを目指す高校生や専門学校生に向け、ゲームに活用されている数学的知識が実例とともに解説されたセッション「ゲームプログラマを目指す前に知っておきたい数学」をレポートします。 TEXT / じく EDIT / 神谷 優斗

      「ゲーム制作には数学が必要!」って、実際どのレベルまで?図解で学ぶ、数式とゲームの関係性【CEDEC+KYUSHU 2023】
    • [CEDEC 2023]「スト6」の対戦を盛り上げる「自動実況機能」は,どのように作られたのか。システム構築や技術を解説するセッションをレポート

      [CEDEC 2023]「スト6」の対戦を盛り上げる「自動実況機能」は,どのように作られたのか。システム構築や技術を解説するセッションをレポート 編集部:Junpoco ゲーム開発者会議「CEDEC 2023」の初日となる2023年8月23日,カプコンの薮下剛史氏,岩本卓也氏,アンドリュー・アルフォンソ氏によるセッション「『ストリートファイター6』対戦を熱く盛り上げる自動実況機能の取り組み」が行われた。 「ストリートファイター6」(PC / PS5 / Xbox Series X|S / PS4)で対戦中に使用できる「自動実況機能」を導入した目的や,システム構築,膨大なセリフ量を処理する工夫などが語られた講演の模様をレポートしよう。 そもそもなぜ,実況機能の導入を企画したのか 最初に薮下氏から,「そもそもなぜ,実況機能をゲームに導入したのか」が語られた。 実況機能導入で目指したところには,

        [CEDEC 2023]「スト6」の対戦を盛り上げる「自動実況機能」は,どのように作られたのか。システム構築や技術を解説するセッションをレポート
      • 「なぜサウジアラビアはeスポーツイベントに注力し、ゲーム業界へ5兆円超の投資をするのか?」膨大な資金がうなりを上げる背景には、サウジアラビアの国家戦略“サウジ・ビジョン2030”があった【CEDEC2023】

        このMiSK財団を保有しているのが、サウジアラビアの皇太子にして首相であるムハンマド・ビン・サルマーン氏(通称MBS氏)です。同財団の子会社であるマンガプロダクションは、永井豪氏によるマンガ『グレンダイザー』を原作とした新作アニメを制作中であるため、こちらの話題で耳にしたことのある方もいるかもしれませんね。 (画像はTVアニメ「グレンダイザーU」ティザーPV/2024年放送開始!より) 佐藤氏の講演では、サウジアラビアにおいてゲームビジネスへの投資を行う主要なプレイヤーとして、このMiSK財団とサウジアラビア政府による公的投資機関「PIF」のふたつが挙げられました。 そしてPIFの取締役会長として活動しているのが、前述したMBS氏なのです。佐藤氏の話では、MiSKとPIFは関係性こそ強いもののあくまでも異なる団体であり、個別の目的意識のもとで活動をしているとのことでしたが、“主要なプレイヤ

          「なぜサウジアラビアはeスポーツイベントに注力し、ゲーム業界へ5兆円超の投資をするのか?」膨大な資金がうなりを上げる背景には、サウジアラビアの国家戦略“サウジ・ビジョン2030”があった【CEDEC2023】
        • [CEDEC 2023]メタスコア85点を獲得した国産インディーゲームは,いかにして作られたのか。セッション「『メグとばけもの』のつくりかた - 心を揺さぶるゲームの技術」をレポート

          [CEDEC 2023]メタスコア85点を獲得した国産インディーゲームは,いかにして作られたのか。セッション「『メグとばけもの』のつくりかた - 心を揺さぶるゲームの技術」をレポート ライター:大陸新秩序 2023年8月25日,ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2023」にて,セッション「『メグとばけもの』のつくりかた - 心を揺さぶるゲームの技術」が行われた。 本セッションには,インディーゲームデベロッパ Odencatの代表取締役社長 佐藤大悟氏(以下,Daigo氏)が登壇し,同社の「メグとばけもの」(PC / Mac / Xbox Series X|S / Nintendo Switch / Xbox One)の開発過程を披露した。 「メグとばけもの」とは Daigo氏によると「メグとばけもの」は,HP99999の化け物が少女を守って戦うゲームで,内容は「ありきたりな設定で

            [CEDEC 2023]メタスコア85点を獲得した国産インディーゲームは,いかにして作られたのか。セッション「『メグとばけもの』のつくりかた - 心を揺さぶるゲームの技術」をレポート
          • CEDEC 2023 モダンハイパフォーマンスC# 2023 Edition

            CEDEC 2023

              CEDEC 2023 モダンハイパフォーマンスC# 2023 Edition
            • [CEDEC 2023]コーエーテクモ襟川陽一氏へのインタビュー。創業からおよそ半世紀を経て,世界一になる設計図が見えてきた

              [CEDEC 2023]コーエーテクモ襟川陽一氏へのインタビュー。創業からおよそ半世紀を経て,世界一になる設計図が見えてきた 編集部:荒井陽介 2023年8月23日から25日まで開催されたゲーム開発者会議のCEDEC 2023で,コーエーテクモホールディングス代表取締役社長の襟川陽一氏が,「シブサワ・コウのゲーム開発」と題した講演を行った。 襟川氏の生い立ちや,光栄(当時)を立ち上げることになったきっかけ,ゲーム開発や経営にかける思いなどが語られた講演の模様はすでにレポートしているが,本稿ではその講演の直後に行った襟川氏へインタビューの模様をお届けしよう。短い時間ではあったが,講演で話された事柄について,さらに詳しく聞いているので,講演のレポートを確認しながら読み進めてほしい。 関連記事 [CEDEC 2023]シブサワ・コウの目標は「もっともっと面白いゲームを作りたい」 クリエイターに「

              • “メンヘラ配信者育成ゲーム”が全世界で100万本売れるまで 関係者が販売データを赤裸々公開

                “メンヘラ配信者育成ゲーム”が全世界で100万本売れるまで 関係者が販売データを赤裸々公開:CEDEC 2023(1/3 ページ) ゲーム開発を手掛けるワイソーシリアス(東京都港区)が2022年1月に発売したPC/Nintendo Switch向けアドベンチャーゲーム「NEEDY GIRL OVERDOSE」。「配信者」「インターネット」「承認欲求」「メンヘラ」などアンダーグラウンドかつインモラルなテーマを扱った作品で、ライターのにゃるらさんが企画・シナリオを手掛けたことで注目を浴びた。 売り上げは世界累計で120万本超(23年7月時点)。大手に比べて小規模なレーベルの作品ながら、100万本越えの大台を突破した。その背景には、日本だけでなく世界を意識した販売戦略があったという。 パシフィコ横浜で8月23日から25日にかけて開催されたゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2023」では

                  “メンヘラ配信者育成ゲーム”が全世界で100万本売れるまで 関係者が販売データを赤裸々公開
                • [CEDEC 2023]アートとプロダクトは,機能性と呪術性で面白さが深まる。社長の土佐信道氏自らがお届けする「明和電機・完全攻略セミナー」

                  [CEDEC 2023]アートとプロダクトは,機能性と呪術性で面白さが深まる。社長の土佐信道氏自らがお届けする「明和電機・完全攻略セミナー」 編集部:Junpoco 2023年8月23日から25日まで開催されたCEDEC 2023の初日,アートユニットで株式会社でもある明和電機の,アーティストかつ代表取締役の土佐信道氏によるセッション「明和電機・完全攻略セミナー」が行われた。 アートにマスプロダクション(大量生産),おもちゃに音楽。さまざまな活動をする明和電機のこれまで――土佐氏の言葉を借りると「こんな変なものを作って,なぜ30年も生きてやってこれたのか」や,大ヒット製品となった電子楽器「オタマトーン」の製作話をとおし,アートとプロダクト両方に重要となる“機能性と呪術性”が語られたセッションをレポートしよう。 「……ゲームに関係ある?」といった内容に受け取れるかもしれないが,ゲームを作る人

                    [CEDEC 2023]アートとプロダクトは,機能性と呪術性で面白さが深まる。社長の土佐信道氏自らがお届けする「明和電機・完全攻略セミナー」
                  • 『FF16』があらゆる層にアクションを楽しんでもらうために取った方法。すべての場面で“不正解”がなくなり敵の強力な攻撃にも“納得感”が出る調整【CEDEC2023】 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com

                    コンピュータエンターテインメント協会が2023年8月23日(水)から25日(金)まで、パシフィコ横浜ノースならびにオンラインにて開催する“CEDEC2023(Computer Entertainment Developers Conference 2023)”。当記事では、その2日目に行なわれた講演“FINAL FANTASY XVI ~オールレンジのプレイヤーに向けたコンバットデザイン~”の内容を紹介していく。

                      『FF16』があらゆる層にアクションを楽しんでもらうために取った方法。すべての場面で“不正解”がなくなり敵の強力な攻撃にも“納得感”が出る調整【CEDEC2023】 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com
                    • [CEDEC 2023]「スマホゲーム広告の『嘘』」レポート。数字に絡む思惑を認識し,“ユーザーに届ける”から逃げない大切さが語られた

                      [CEDEC 2023]「スマホゲーム広告の『嘘』」レポート。数字に絡む思惑を認識し,“ユーザーに届ける”から逃げない大切さが語られた ライター:箭本進一 広告費はそれなりにかけているのにインストールが伸びない。こうした現象の陰には,「ゲームの広告に関わる人間が,開発側になかなか言えないことがある」からだという。 ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2023」で行われたセッション「【プロデューサー/ディレクター必見】スマホゲーム広告の『嘘』」では,アプリボットのマーケティングディレクター家門真明氏が登壇し,スマホゲームの広告とその数字に絡むアレコレが語られた。 アプリボット グローバルパートナー事業部 マーケティングディレクター 家門真明氏 数字に絡む思惑を認識し, ユーザーへ届けることから逃げない 家門氏は,これまでさまざまな立場からスマホゲームの広告に関わってきた人物だ。もとも

                        [CEDEC 2023]「スマホゲーム広告の『嘘』」レポート。数字に絡む思惑を認識し,“ユーザーに届ける”から逃げない大切さが語られた
                      • [CEDEC 2023]ゲーム開発のテスト自動化を進めるうえで知っておきたいこと。実例をとおして語られたQA事業のセッションをレポート

                        [CEDEC 2023]ゲーム開発のテスト自動化を進めるうえで知っておきたいこと。実例をとおして語られたQA事業のセッションをレポート 編集部:Junpoco 2023年8月23日から25日まで開催されたCEDEC 2023の最終日,「QA事業立ち上げ直後の組織で約3年テスト自動化推進に取り組んだこと」というセッションが行われた。ゲームの開発現場における,QA(Quality Assurance。品質保証)事業やテスト自動化をテーマにした同セッションのレポートをお届けしよう。 講演者として登壇した花房輝鑑氏は,ディー・エヌ・エーの品質本部品質管理部QC第一グループで,プロダクト・サービスの品質管理に従事している。2023年のディー・エヌ・エー入社以前からおよそ20年,非ゲーム企業を含むWebやスマホアプリなどのテストにかかわってきた,品質管理,品質保証のベテランだ。 本セッションでは,ディ

                          [CEDEC 2023]ゲーム開発のテスト自動化を進めるうえで知っておきたいこと。実例をとおして語られたQA事業のセッションをレポート
                        • 「ゲーム業界目指す最低限できていない」──社長のSNS投稿が議論呼んだサイバーコネクトツーが、実は抱えていた育成の課題

                          「ゲーム業界目指す最低限できていない」──社長のSNS投稿が議論呼んだサイバーコネクトツーが、実は抱えていた育成の課題:CEDEC 2023(1/3 ページ) 「ゲーム系専門学校や大学で学生に持っているゲーム機を聞くと、スマホ100%、Switch90%、PS4が70%、PS5が10%、Xboxが1%。結果を見る度に『ゲーム業界を目指す最低限の準備すらできていない』と認識する」──6月、X(当時はTwitter)でゲーム開発人材を巡るこんな投稿が話題になった。 投稿したのは「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚」「ドラゴンボールZ KAKAROT」などのゲーム開発を手掛けるサイバーコネクトツー(CC2)の松山洋社長だ。当時はゲーム業界関係者を中心に物議を醸し「家庭用ゲーム機にこだわる必要はない」「そもそも学生にはそんなお金はない」「最新ハードがなくても業界には入れる」などとSNS上でさまざまな議論を呼

                            「ゲーム業界目指す最低限できていない」──社長のSNS投稿が議論呼んだサイバーコネクトツーが、実は抱えていた育成の課題
                          • [CEDEC 2023]生成AIをゲーム開発で活用する際に,法律・知財・契約上で留意すべきポイントとは。弁護士が解説したセッションをレポート

                            [CEDEC 2023]生成AIをゲーム開発で活用する際に,法律・知財・契約上で留意すべきポイントとは。弁護士が解説したセッションをレポート ライター:大陸新秩序 2023年8月23日,ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2023」にて,セッション「コンピューターエンターテインメント領域における生成AIの利用と法律・知財・契約」が行われた。 本セッションには,STORIA法律事務所のパートナー弁護士である柿沼太一氏が登壇し,生成AI(主に画像生成AI)をコンピューターエンターテインメント領域にて利用する場合の法律や知財,契約上の留意点について解説した。 生成AIと著作権に関する論点一覧 本セッションの冒頭で,柿沼氏は生成AIの著作権に関する論点がほぼ 「AI開発・学習と著作権侵害」 「AI生成物の生成・利用と著作権侵害」 「AI生成物と著作物性」 の3つであることを指摘。それぞれを

                              [CEDEC 2023]生成AIをゲーム開発で活用する際に,法律・知財・契約上で留意すべきポイントとは。弁護士が解説したセッションをレポート
                            • [CEDEC 2023]ゲーム実況の歴史や価値,業界に与える影響とは? さまざまな事例を通じて得られた「ゲーム実況の可能性」

                              [CEDEC 2023]ゲーム実況の歴史や価値,業界に与える影響とは? さまざまな事例を通じて得られた「ゲーム実況の可能性」 ライター:大陸新秩序 2023年8月25日,ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2023」にて,セッション「この1時間でゲーム実況業界の全てがわかる!?ゲーム実況の過去・現在・未来【2023年版】〜大きいコミュニティと小さいコミュニティを作り分けろ!」が行われた。 本セッションには,ゲーム実況業界を独自に分析している中田朋成氏と,長年ゲーム実況の現場でプロとして活動しているスタジオNGCのえどさん”こと江戸清仁氏(以下,えどさん”)が登壇。ゲーム実況の歴史の振り返りや関連人物・組織紹介などを行いながら,さまざまな事例を通して得た「ゲーム実況の可能性」について,私見を交えつつ語られた。 左から中田朋成氏,えどさん”こと江戸清仁氏 ゲーム実況の歴史(抜粋) セッ

                                [CEDEC 2023]ゲーム実況の歴史や価値,業界に与える影響とは? さまざまな事例を通じて得られた「ゲーム実況の可能性」
                              • [CEDEC 2023]ユニットが個性を発揮し,柔軟に動くためのAIとはどのようなものなのか。「タクティクスオウガ リボーン」のAI実装事例を紹介

                                [CEDEC 2023]ユニットが個性を発揮し,柔軟に動くためのAIとはどのようなものなのか。「タクティクスオウガ リボーン」のAI実装事例を紹介 ライター:箭本進一 ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2023」では「『タクティクスオウガ リボーン』のAI実装事例」と題した講演が行われ,シミュレーションRPGにおけるAIがどのように状況を判断しているのかが明かされた。同作では地形に高低差があったり,様々な能力を持つユニットたちが他のユニットを守るべき状況が発生したりと,判断すべき項目が多岐にわたる。 企画者が望む振る舞いをAIにさせる手法について,スクウェア・エニックス 第一開発事業本部 ディビジョン5 プログラマーの長谷川 誠氏が語った。 スクウェア・エニックス 第一開発事業本部 ディビジョン5 プログラマーの長谷川 誠氏 ユニットが個性を発揮し,柔軟に動くためのAIとはどのよ

                                  [CEDEC 2023]ユニットが個性を発揮し,柔軟に動くためのAIとはどのようなものなのか。「タクティクスオウガ リボーン」のAI実装事例を紹介
                                • 「かんきょうおんの ちからって すげー!」距離感や生態に応じて変化する、フィールド上のポケモンたちの声はこうして作られた。『ポケモン』シリーズの環境音の歴史や変遷をサウンド担当者3人が語る【CEDEC2023】

                                  ポケモンの鳴き声を環境音として初めて導入したのは『ルビ・サファ』 講演は、一之瀬氏による「ポケモン世界における環境音」のお話から始まりました。一之瀬氏によると、一般的にゲームの環境音といえば、現実世界の音がそのまま使われることも多いようですが、こと『ポケモン』シリーズに限ってその手はなかなか使えないとのことです。 その理由は、「生き物の声」。現実世界では意識せずとも聞こえてくる鳥の鳴き声や虫のさざめきですが、ポケモン世界に現実の鳥や虫は登場しません。環境のなかで当たり前にある鳴き声そのものを、「ポケモンの声」で作らなくてはいけないのです。 そのため、今回の講演では環境音のなかでもとりわけポケモンたちの鳴き声にフォーカスした「環境鳴き声」をひとつのカテゴリーとして設定し、鳴き声以外の全てを網羅する「環境音」、それら環境音制作を効率的にすすめるための「効率化・最適化」とあわせて3つの軸としてい

                                    「かんきょうおんの ちからって すげー!」距離感や生態に応じて変化する、フィールド上のポケモンたちの声はこうして作られた。『ポケモン』シリーズの環境音の歴史や変遷をサウンド担当者3人が語る【CEDEC2023】
                                  • [CEDEC 2023]サウンドチームがコントローラの振動要素を制作するメリットとは? 音と振動の関係を知ることで,振動を活用した新たなゲーム体験を生み出せる

                                    [CEDEC 2023]サウンドチームがコントローラの振動要素を制作するメリットとは? 音と振動の関係を知ることで,振動を活用した新たなゲーム体験を生み出せる 編集部:Junpoco CEDEC 2023の最終日(2023年8月25日),「振動のフォーリー録音!? サウンド技術で振動攻略 〜音と振動はだいたい同じ〜」というセッションが行われた。 Nitendo SwitchのJoy-Conの特徴であるHD振動,PS5のDualSenseが特徴とするハプティックフィードバックなど,現行のゲーム機のコントローラには,技術進化によってさまざまな振動の表現が可能となっている。 その振動の表現について,ゲーム開発の現場では「サウンド部で振動やってよ」ということがよくあると話すのが,同セッションの講演者であるスクウェア・エニックス サウンド部のサウンドプログラマである山本雄飛氏。なお,山本氏によると「

                                      [CEDEC 2023]サウンドチームがコントローラの振動要素を制作するメリットとは? 音と振動の関係を知ることで,振動を活用した新たなゲーム体験を生み出せる
                                    • [CEDEC 2023]メンタル不調に必要なのは,周囲の理解と助け。サイバーコネクトツーの社員が休職から復帰し,エッセイ漫画を描くまでの道のり

                                      [CEDEC 2023]メンタル不調に必要なのは,周囲の理解と助け。サイバーコネクトツーの社員が休職から復帰し,エッセイ漫画を描くまでの道のり ライター:箭本進一 頑張ろうともがくうちにストレスが溜まっていき,やがては働けなくなってしまう。メンタルヘルスの維持は職種を問わず大きなテーマである。ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2023」の2日目となる2023年8月24日に講演「クリエイティブな現場における休職者の過去例と入社時のメンタルヘルスケア」が行われ,サイバーコネクトツーでの取り組みの実例が紹介された。 ●「クリエイティブな現場における休職者の過去例と入社時のメンタルヘルスケア」登壇者一覧 ・吉満美希氏:サイバーコネクトツー 業務部 ゼネラルマネージャー ・百武由実子氏:サイバーコネクトツー 業務部 企画課 チーフ 写真左から,吉満美希氏(サイバーコネクトツー 業務部 ゼネ

                                        [CEDEC 2023]メンタル不調に必要なのは,周囲の理解と助け。サイバーコネクトツーの社員が休職から復帰し,エッセイ漫画を描くまでの道のり
                                      • [CEDEC 2023]AIは既にゲーム開発を変えており,この変化は今後も進んでいく。「AI時代がビデオゲーム開発に与える影響」レポート

                                        [CEDEC 2023]AIは既にゲーム開発を変えており,この変化は今後も進んでいく。「AI時代がビデオゲーム開発に与える影響」レポート ライター:箭本進一 ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC2023」がスタートした。2023年8月23日に行われた講演「Impact of the AI era on Video Game Development/AI時代がビデオゲーム開発に与える影響」では,Bandai Namco StudiosのCTOであるマーセロン・ジュリアン氏が登壇。AIをゲーム開発に活用する実例や,今後の発展についての予想を語った。 Bandai Namco StudiosのCTOであるマーセロン・ジュリアン氏 ■AIの進歩が,ゲーム開発を大きく変えていく AIによる「超知性」が10年以内に達成されようとしている現在は,すべてのプレイヤーとデベロッパーにとって良い時代であ

                                          [CEDEC 2023]AIは既にゲーム開発を変えており,この変化は今後も進んでいく。「AI時代がビデオゲーム開発に与える影響」レポート
                                        • 【CEDEC 2023】初見殺しは全体責任。350万本を達成した個人開発ゲーム『PICO PARK』で、プレイヤーの”声”を生み出すために実践した19のこと

                                          【CEDEC 2023】初見殺しは全体責任。350万本を達成した個人開発ゲーム『PICO PARK』で、プレイヤーの”声”を生み出すために実践した19のこと by HATA · 公開済み 2023年8月27日 · 更新済み 2023年9月1日 日本最大級のゲーム開発者向けカンファレンス、「CEDEC2023」8月23日から開催されました。昨年までオンライン開催を継続していた同イベントですが、今年からハイブリッド開催に変更。現地参加も可能なスタイルに移行しました。 今年はインディーゲームに関連した講演が3件ありました。『メグとばけもの』開発者によるポストモーテム、『QUICAL』開発者による技術講演、そしてこの『PICO PARK』による講演です。 『PICO PARK』開発者の三宅氏は、「協力ゲーム『PICO PARK』でプレイヤーの”声”を生み出すために実践したこと」と題した講演にて、本

                                            【CEDEC 2023】初見殺しは全体責任。350万本を達成した個人開発ゲーム『PICO PARK』で、プレイヤーの”声”を生み出すために実践した19のこと
                                          • [CEDEC 2023]ゲームとは異なる文化を持つアニメ業界からR&Dを学ぶ。研究開発をテーマにしたセッション「アニメR&Dの最前線」をレポート

                                            [CEDEC 2023]ゲームとは異なる文化を持つアニメ業界からR&Dを学ぶ。研究開発をテーマにしたセッション「アニメR&Dの最前線」をレポート 編集部:Junpoco 2023年8月23日に開幕したコンピュータエンターテインメント開発者向けカンファレンス「CEDEC 2023」の初日,アニメ制作の現場で行われているR&D(Research and Development。日本語に訳すと「研究開発」)の取り組みをテーマとしたセッション「アニメR&Dの最前線:絵コンテ制作支援からルック開発、ゲームエンジン活用まで」が行われた。 ゲーム業界向けに,技術的,文化的に異なるアニメ業界のR&Dの状況をとおして,その事例が紹介されたセッションの模様をレポートしよう。 アニメR&Dを行う理由と重要性(小山裕己氏) セッションでは,共同研究を行うグラフィニカの小山裕己氏,小宮彬広氏,酒井邦博氏,アーチの加

                                              [CEDEC 2023]ゲームとは異なる文化を持つアニメ業界からR&Dを学ぶ。研究開発をテーマにしたセッション「アニメR&Dの最前線」をレポート
                                            • [CEDEC 2023]リアル世界を用いるゲームにはさまざまなメリットとデメリットが存在する。「リアル世界のゲームデザイン」レポート

                                              [CEDEC 2023]リアル世界を用いるゲームにはさまざまなメリットとデメリットが存在する。「リアル世界のゲームデザイン」レポート 編集部:Igarashi 2023年8月25日,ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2023」で,エレメンツのゲームデザイナーである石川淳一氏が,講演「リアル世界のゲームデザイン」を行った。 本講演は,ARG(代替現実ゲーム)や周遊型の謎解きゲームなど,現実空間や実在するメディアを使ったゲームやエンターテインメントにおける“空間やメディアの活用方法とその注意点”を,過去の事例を交えながら伝えるというものだった。 なお,講演で取り上げられた事例は「今後のコンテンツ制作に生かせるよう,例題はできるだけ具体的に取り上げているが,他者の作品やチャレンジを批判する目的はいっさいない」としている。 エレメンツ ゲームデザイナーの石川淳一氏 石川氏によると,リアル

                                                [CEDEC 2023]リアル世界を用いるゲームにはさまざまなメリットとデメリットが存在する。「リアル世界のゲームデザイン」レポート
                                              • メタバースプラットフォーム 「INSPIX WORLD」はPHPもC++もまとめてC#に統一! ~MagicOnionが支えるバックエンド最適化手法~

                                                8/26開催 CEDEC2023にて登壇した資料となります。 Pulseが展開する仮想空間『INSPIX WORLD』のエンジニアリーダーによる 当該プロジェクトの大改修についてご紹介します!

                                                  メタバースプラットフォーム 「INSPIX WORLD」はPHPもC++もまとめてC#に統一! ~MagicOnionが支えるバックエンド最適化手法~
                                                • [CEDEC+KYUSHU]TRIGGERの演出家が語る「実は業界人もよく分かっていないアニメーション演出の仕事」

                                                  [CEDEC+KYUSHU]TRIGGERの演出家が語る「実は業界人もよく分かっていないアニメーション演出の仕事」 ライター:箭本進一 (C)2022 CD PROJEKT S.A. アニメの制作にはさまざまな専門スタッフが関わっている。シナリオを書く「脚本家」,複数の原画を合わせて動きを作り出す「アニメーター」,シーンに合ったBGMや効果音を加える「音響」,これら全体をまとめる「監督」など,いずれも名前だけで仕事の内容が分かるだろう。 では「演出」はどうだろうか。物語の展開をデザインするのは「脚本家」の仕事だし,音作りをするのは「音響」の仕事だ。実際,演出が何をしているのかを明確に語れる人は,アニメ業界人にも多くはないらしい。 CEDEC+KYUSHU 2023では,そんな演出の仕事に焦点を当てた講演「実は業界人もよく分かっていないアニメーション演出の仕事」が行われた。登壇したのは,アニ

                                                    [CEDEC+KYUSHU]TRIGGERの演出家が語る「実は業界人もよく分かっていないアニメーション演出の仕事」
                                                  • [CEDEC 2023]バンダイナムコスタジオのコンポーザーが,ゲームを音楽的に演出するインタラクティブミュージックを作曲面から解説

                                                    [CEDEC 2023]バンダイナムコスタジオのコンポーザーが,ゲームを音楽的に演出するインタラクティブミュージックを作曲面から解説 ライター:大陸新秩序 2023年8月23日,ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2023」にて,セッション「聴いて分かる!インタラクティブミュージック作曲の舞台裏!!」が行われた。 本セッションには,バンダイナムコスタジオ 制作部サウンドユニットの北谷光浩氏が登壇し,ゲームの音楽演出手法として普遍化しつつある,インタラクティブミュージックの作曲面に関する解説を行った。 インタラクティブミュージックの基礎知識 インタラクティブミュージックとは,例えばRPGをプレイしていて,フィールド探索中に敵と遭遇してバトルに移行するときに,BGMがフィールド用の楽曲からバトル用のそれにシームレスに遷移するような手法を指す。北谷氏によると,この手法はゲームに適応した音

                                                      [CEDEC 2023]バンダイナムコスタジオのコンポーザーが,ゲームを音楽的に演出するインタラクティブミュージックを作曲面から解説
                                                    • [CEDEC 2023]あの話題作はいかにして売れたのか。「インディーゲームが100万本売れるまで:『NEEDY GIRL OVERDOSE』の販売データから」聴講レポート

                                                      [CEDEC 2023]あの話題作はいかにして売れたのか。「インディーゲームが100万本売れるまで:『NEEDY GIRL OVERDOSE』の販売データから」聴講レポート ライター:飛鳥 「CEDEC 2023」の最終日となる2023年8月25日に「インディーゲームが100万本売れるまで:『NEEDY GIRL OVERDOSE』の販売データから」と題したセッションが行われた。ここではリュウズオフィスの小沼竜太氏が,「NEEDY GIRL OVERDOSE」(PC / Mac / Nintendo Switch)の販売データを元に,どのような施策を行ったのかを解説した。 小沼氏は「NEEDY GIRL OVERDOSE」における自社の役割として,販売本数の最大化をミッションとし,パブリッシャであるWSS playgroundに対してパブリッシングサポートを提供。主な内容としては,日本,中

                                                        [CEDEC 2023]あの話題作はいかにして売れたのか。「インディーゲームが100万本売れるまで:『NEEDY GIRL OVERDOSE』の販売データから」聴講レポート
                                                      • [CEDEC 2023]ゲームにおける自然言語処理が解説されたセッションをレポート。世界が変われば言葉も変わる

                                                        [CEDEC 2023]ゲームにおける自然言語処理が解説されたセッションをレポート。世界が変われば言葉も変わる 編集部:荒井陽介 CEDEC開催初日の2023年8月23日,スクウェア・エニックスの森 友亮氏による講演「デジタルゲームのための自然言語処理(NLP) - ゲームの『ことば』のあそびかた」が行われた。 ChatGPTに代表される大規模言語モデルは,私たちが日常で使っているような言葉(自然言語)でコンピュータとやりとりすることを可能にしたが,それをゲームで活用すると,どんな機能が実現できるのか,注意するべき点は何なのか,といったことが語られた講演の模様をレポートしよう。 スクウェア・エニックス AI部 AIリサーチャー 森 友亮氏 森氏はまず,ゲームで自然言語が使えるようになったときに実現できそうな機能を提示した。 NPCとの会話では,「ここは●●の村です」といったような決まり切っ

                                                          [CEDEC 2023]ゲームにおける自然言語処理が解説されたセッションをレポート。世界が変われば言葉も変わる
                                                        • [CEDEC 2023]「なぜサウジアラビアはゲームに5兆円超を投資するのか?」アラブ諸国のゲーム市場の現在と将来が語られたセッションを紹介

                                                          [CEDEC 2023]「なぜサウジアラビアはゲームに5兆円超を投資するのか?」アラブ諸国のゲーム市場の現在と将来が語られたセッションを紹介 ライター:飛鳥 2023年8月23日,ゲーム開発社向けカンファレンス「CEDEC 2023」にて,「アラブ諸国のゲーム市場・産業,2023年の現状と将来 〜何故サウジアラビアは日本のゲーム会社の株を買い,ゲームに5兆円超を投資するのか?〜」というセッションが行われた。 近年サウジアラビアは,ゲームビジネスへ巨額の投資を行っていることで知られ,ゲーム業界でも大きな話題になった。しかし,巨額の投資を行う背景やアラブ諸国のゲーム市場・産業については情報収集が難しいことも多い。このセッションでは,大きく変化してきているアラブ諸国のゲームビジネスについて,実際の現地調査やヒアリング,最新のデータをもとに佐藤 翔氏が語った。 LUDiMUS代表取締役社長の佐藤

                                                            [CEDEC 2023]「なぜサウジアラビアはゲームに5兆円超を投資するのか?」アラブ諸国のゲーム市場の現在と将来が語られたセッションを紹介
                                                          • [CEDEC 2023]ゲーム音楽にかかわる人,皆がハッピーになる著作権運用を考える。ノイジークロークの陣内優希氏,坂本英城氏の講演をレポート

                                                            [CEDEC 2023]ゲーム音楽にかかわる人,皆がハッピーになる著作権運用を考える。ノイジークロークの陣内優希氏,坂本英城氏の講演をレポート 編集部:Junpoco CEDEC 2023の最終日となる2023年8月25日,「みんながハッピーになる音楽著作権運用の最前線」と題されたセッションが行われた。 同セッションを担当するのは,ノイジークロークのマネジメント部ライツマネージャーの陣内優希氏と,同社の代表取締役CEOで音楽出版社「ココカラ」の代表も務める坂本英城氏の2名だ。 イベント運営や楽曲制作はもちろん,各々の立場で音楽著作権に向き合う両氏から,ゲーム業界の活性化につながる音楽著作権運用について語られた同セッションのレポートをお届けしよう。 ※なお,本セッションは権利買取など現行の制度を反対する意図はなく,また管理事業者の活用が解決手段であるという結論付けるものではない。あくまで運営

                                                              [CEDEC 2023]ゲーム音楽にかかわる人,皆がハッピーになる著作権運用を考える。ノイジークロークの陣内優希氏,坂本英城氏の講演をレポート
                                                            • [CEDEC 2023]「全国に拡大中! ゲームによる地方創生の最新事例とゲーム開発者ができること」聴講レポート。大切なのは知ることと広げること

                                                              [CEDEC 2023]「全国に拡大中! ゲームによる地方創生の最新事例とゲーム開発者ができること」聴講レポート。大切なのは知ることと広げること ライター:飛鳥 2023年8月24日,ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2023」にて,セッション「全国に拡大中! ゲームによる地方創生の最新事例とゲーム開発者ができること」が行われた。 登壇者は,NPO法人 国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)理事の蛭田健司氏。全国に広がり,大きな効果を上げる事例も出てきた,ゲームによる地方創生について,基礎知識から最新事例などを交えつつ解説を行った。 まず蛭田氏は,現在の日本社会の問題と,ゲーム業界について説明した。日本社会の問題点として挙げられるのは,やはり“少子高齢化”。日本の人口は年々減少し,世界でも例のない速さで高齢化率は上昇しており,危機的状況であるとも言える。そして,この状況はゲーム

                                                                [CEDEC 2023]「全国に拡大中! ゲームによる地方創生の最新事例とゲーム開発者ができること」聴講レポート。大切なのは知ることと広げること
                                                              • [CEDEC 2023]モーションキャプチャを自宅で行うという選択肢。「FINAL FANTASY XVI:おうちDEモーションキャプチャ」聴講レポート

                                                                [CEDEC 2023]モーションキャプチャを自宅で行うという選択肢。「FINAL FANTASY XVI:おうちDEモーションキャプチャ」聴講レポート 編集部:Igarashi 2023年8月25日,ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2023」にて,スクウェア・エニックスの佐藤逸人氏と,髙田英治氏による講演「FINAL FANTASY XVI:おうちDEモーションキャプチャ」が行われた。 本講演は,「FINAL FANTASY XVI」(以下,FF16)の開発中,リモートワークへの移行に合わせて,いくつかのモーションキャプチャツールを自宅で使用してみた経験を,実例を交えながら解説するというものだ。 通常,アニメーションの収録は専用のスタジオで行われる。ところが,2020年にFF16のアニメーターのほとんどがリモートワークとなったため,リモートワークとモーションキャプチャスタジオ

                                                                  [CEDEC 2023]モーションキャプチャを自宅で行うという選択肢。「FINAL FANTASY XVI:おうちDEモーションキャプチャ」聴講レポート
                                                                • [CEDEC+KYUSHU]「FINAL FANTASY XIV」「FINAL FANTASY XVI」のサウンド担当が語る,2タイトルの並行開発で得られた知見と使用されたサウンド技術

                                                                  [CEDEC+KYUSHU]「FINAL FANTASY XIV」「FINAL FANTASY XVI」のサウンド担当が語る,2タイトルの並行開発で得られた知見と使用されたサウンド技術 ライター:大陸新秩序 2023年11月25日に福岡・九州産業大学にて開催されたゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC+KYUSHU 2023」で,「2つの地獄は手をつないでやってきた! 〜ファイナルファンタジーXIV / ファイナルファンタジーXVI サウンド開発日誌〜」と題されたセッションが行われた。 このセッションでは,スクウェア・エニックス サウンド部 コンポーザー/サウンドディレクターの祖堅正慶氏と,同サウンドデザイナーの絹谷 剛氏が登壇。「FINAL FANTASY XIV」(以下,FFXIV)および「FINAL FANTASY XVI」(以下,FFXVI)に使用されたサウンドテクノロジーや,

                                                                    [CEDEC+KYUSHU]「FINAL FANTASY XIV」「FINAL FANTASY XVI」のサウンド担当が語る,2タイトルの並行開発で得られた知見と使用されたサウンド技術
                                                                  • [CEDEC 2023]AIの現状とゲームに与える影響とは。街にいるAIキャラクターが,勝手にパーティーを始めるゲームが生まれる!?

                                                                    [CEDEC 2023]AIの現状とゲームに与える影響とは。街にいるAIキャラクターが,勝手にパーティーを始めるゲームが生まれる!? 編集部:荒井陽介 Preferred Networks代表取締役 最高研究責任者 岡野原 大輔氏。 ゲーム開発者会議CEDEC 2023の初日である8月23日に,Preferred Networks代表取締役 最高研究責任者の岡野原 大輔氏による基調講演「AIはゲームをどのように変えるのか」が行われた。 急激に進化するAIの現状や,それが今後のゲームにどのような影響を与えるのかが語られた講演の模様をレポートしよう。 AIのトレンド 岡野原氏は,まずAIの現状を説明した。 多くの人がご存じの通り,AIの利用者は急増している。AIチャットボットのChatGPTは毎月16億人が利用し,画像生成AIのMidjourneyはこれまで3億枚ものタスクが実行されたという。

                                                                      [CEDEC 2023]AIの現状とゲームに与える影響とは。街にいるAIキャラクターが,勝手にパーティーを始めるゲームが生まれる!?
                                                                    • 「ポケモン」環境音の作り方から疑似もぐもぐまで。ゲームサウンドの新世界【藤本健のDigital Audio Laboratory】

                                                                        「ポケモン」環境音の作り方から疑似もぐもぐまで。ゲームサウンドの新世界【藤本健のDigital Audio Laboratory】
                                                                      • [CEDEC 2023]2種類のAIの融合が今後のゲーム産業に道を示す。「ディープニューラルネットワーク付きステートマシン」が紹介されたセッションをレポート

                                                                        [CEDEC 2023]2種類のAIの融合が今後のゲーム産業に道を示す。「ディープニューラルネットワーク付きステートマシン」が紹介されたセッションをレポート 編集部:荒井陽介 CEDEC 2023の2日めとなる2023年8月24日に,立教大学大学院人工知能科学研究科の周 済涛氏と三宅陽一郎氏によるセッション,「アクションゲームにおけるディープニューラルネットワーク付きステートマシンを用いたキャラクターAI強化学習」が行われた。 2種類のAIを融合させたようなゲームキャラクターのAI開発手法と,その効果が紹介されたセッションの模様をレポートしよう。 周 済涛氏(左)と三宅陽一郎氏(右) セッションではまず三宅氏が,「今後15年の,ゲーム産業における人工知能技術の道を示したい」という目的を提示したうえで,記号型人工知能とコネクショニズムの融合を実験したと語った。 記号主義型人工知能とは,ステー

                                                                          [CEDEC 2023]2種類のAIの融合が今後のゲーム産業に道を示す。「ディープニューラルネットワーク付きステートマシン」が紹介されたセッションをレポート
                                                                        • 無料ライブ配信セッション | CEDEC2023

                                                                          無料ライブ配信セッション CEDECの内容を広く紹介する目的で、YouTubeにて一部セッションを無料でライブ配信します。

                                                                            無料ライブ配信セッション | CEDEC2023
                                                                          • [CEDEC 2023]生物多様性は,実はゲームやブロックチェーンと相性がいい。3Dデジタル生物標本の活用アイデアなどが語られたセッションをレポート

                                                                            [CEDEC 2023]生物多様性は,実はゲームやブロックチェーンと相性がいい。3Dデジタル生物標本の活用アイデアなどが語られたセッションをレポート 編集部:Junpoco ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2023」の2日目となる2023年8月24日,「3Dデジタル生物標本:ゲームに生物多様性のリアリティを!」と題されたセッションが行われた。 自然保護の観点はもちろん,我々が生きるうえで重要である「生物多様性」をテーマに,高品質な3Dスキャンで制作された生物の3Dモデルの制作経緯やメソッド,生物多様性の認知につながるゲームでの応用などが語られていたのでレポートしよう。 スピーカーは,リアルな生物3Dモデルを集めた「3Dデジタル生物標本」をワールドワイドに2000点以上公開している,一般社団法人九州オープンユニバーシティ 研究部門の研究員である鹿野雄一氏だ。 生物多様性の意味と価

                                                                              [CEDEC 2023]生物多様性は,実はゲームやブロックチェーンと相性がいい。3Dデジタル生物標本の活用アイデアなどが語られたセッションをレポート
                                                                            • バンダイナムコスタジオが語る、オンラインホワイトボードMiroを使ったリモートワークの効率化とコミュニケーションの円滑化【CEDEC2023】 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com

                                                                              このセッションでは、オンラインホワイトボードソフトウェア、いわゆるオンライン会議などに使用するツールである“Miro(ミロ)”の紹介と、バンダイナムコスタジオでMiroがどのように活用されているか、どういった用途でMiroが活躍するかの解説が行われた。 なお、セッション内のスライド表示にもMiroが使用されている。登壇したのは、バンダイナムコスタジオの平野響子氏と、ミロ・ジャパン合同会社のホン サンウォン氏。

                                                                                バンダイナムコスタジオが語る、オンラインホワイトボードMiroを使ったリモートワークの効率化とコミュニケーションの円滑化【CEDEC2023】 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com
                                                                              • [CEDEC 2023]NFTゲームの「Free to Play and Earn」を実現するために。ゲームとNFTを連携させるコンセプトやノウハウなどを紹介

                                                                                [CEDEC 2023]NFTゲームの「Free to Play and Earn」を実現するために。ゲームとNFTを連携させるコンセプトやノウハウなどを紹介 ライター:大陸新秩序 2023年8月24日,ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2023」にて,「Free to Play and Earnを実現したゲームを支えるNFT活用」と題したセッションが行われた。 このセッションには,プレイシンク エンジニア 金澤秀知氏,オルトプラス 技術部 テックリード 勝城裕貴氏が登壇し,NFTゲームを実際に開発・運用した経験をもとに,ゲームとNFTを連携させる際のポイントや,運用時の注意点などを解説した。 「Free to Play and Earn」の実現 セッションの冒頭,金澤氏らが手がけるNFTゲーム・タイトルAにて掲げたコンセプト「Free to Play and Earn」について

                                                                                  [CEDEC 2023]NFTゲームの「Free to Play and Earn」を実現するために。ゲームとNFTを連携させるコンセプトやノウハウなどを紹介
                                                                                • [CEDEC 2023]シブサワ・コウの目標は「もっともっと面白いゲームを作りたい」 クリエイターに「野望を抱け」とエールを送った基調講演

                                                                                  [CEDEC 2023]シブサワ・コウの目標は「もっともっと面白いゲームを作りたい」 クリエイターに「野望を抱け」とエールを送った基調講演 編集部:荒井陽介 CEDEC 2023の最終日にあたる2023年8月25日,コーエーテクモホールディングス代表取締役社長の襟川陽一氏による基調講演「シブサワ・コウのゲーム開発」が行われた。 襟川氏とコーエーテクモゲームスの歩みや,氏のゲームや経営にかける思い,そして将来への展望が語られた講演の模様をレポートしよう。 コーエーテクモホールディングス代表取締役社長 襟川陽一氏。シブサワ・コウは氏の別名義である 関連記事 [インタビュー]初代「信長の野望」で初めて統一したときに“こりゃ面白いゲームができた!”と感動。40周年の節目に,シブサワ・コウが語る 本日,コーエーテクモゲームスの歴史シミュレーション「信長の野望」が40周年という節目の年を迎えた。シリー

                                                                                    [CEDEC 2023]シブサワ・コウの目標は「もっともっと面白いゲームを作りたい」 クリエイターに「野望を抱け」とエールを送った基調講演