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  • Python滅ぼす協会に入会したい

    なぜ令和にもなって動的型付け言語を使うのか シフトレフトという概念が生まれたのは二十年以上も前のはずだ。 それにもかかわらず動かしてみるまで答え合わせもできない言語で開発をするという発想自体がどうかしている。 同じ動的型付けといってもJavaScriptはブラウザという事情があるし、型の表現力に優れたTypeScriptがあるからまだよい。 しかし、Pythonはどうだ。他にいくらでも選択肢があるなかで、サーバーサイドにわざわざ選定する言語ではなかろう。 貧弱な型ヒント、しかも書いたところで大した効用もない。 使っている外部ライブラリにひとつでも型ヒントがクソなものがあれば即座に破綻する。 型というガードレールもシートベルトもなしで糞を撒き散らしながらする開発にはうんざりだ。 シンタックスもキモい 動的型付けもさることながら、シンタックスもキモい。とにかく思考を妨げる語順になっている。 m

      Python滅ぼす協会に入会したい
    • 自分を救うプログラミング|naoya

      子どものころは絵を描くのが好きだった。 学校の休み時間は、クラスメートはみな外にサッカーをしにいっていたが一人教室にのこってノートに漫画を描いている、そんな小学生だった。 自宅に戻っても、自室にこもってよく漫画を描いていた。 漫画と書くいっても、別に人を楽しませるために描いているわけではなかった。もちろん褒められると嬉しかったが、それが目的だったわけではなく、いま思えば、それは自分で自分を癒すかのような行為だった。自分を救うために絵を描いていた。 絵を描いているときは、それに夢中で没頭していて、ほかの何にも代えがたい時間を過ごすことが出来た。この時間が、どこか自分の救いになっていた。 中学二年生ぐらいになって思春期にさしかかった頃だろうか。教室で絵を描いていると浮いてしまうことに気づいて、恥ずかしくなって、描かなくなった。 それでもやっぱり絵を描いたりなにか作品を作ったりするのは好きだった

        自分を救うプログラミング|naoya
      • ビジネスロジックを「型」で表現するOOPのための関数型DDD / Functional And Type-Safe DDD for OOP

        Object-Oriented Conference 2024で発表した資料です。 https://fortee.jp/oocon-2024/proposal/b31c9818-3cb8-4350-adfe-cbc839cdf829 ビジネスの専門知識(ドメイン)を中心に据えたドメイン駆動設計に代数的データ型などの関数型のパラダイムを加えたよりタイプセーフな関数型DDDを紹介します。 本セッションではドメインモデリングによって発見したモデルやビジネスロジックをソフトウェアに反映する際により型を重視した設計を加えます。 型で表現する範囲が広がることでビジネスロジックをより明確にコードで表現できるようになります。 さらには型で表現されているためコンパイルフェーズで気付けるミスが増え、ソフトウェアの品質向上にもつながります。 関数型の考えをいれるといってもただ単にHaskellなどに代表される関

          ビジネスロジックを「型」で表現するOOPのための関数型DDD / Functional And Type-Safe DDD for OOP
        • Why Is SQLite Coded In C

          Note: Sections 2.0 and 3.0 of this article were added in response to comments on Hacker News and Reddit. Since its inception on 2000-05-29, SQLite has been implemented in generic C. C was and continues to be the best language for implementing a software library like SQLite. There are no plans to recode SQLite in any other programming language at this time. The reasons why C is the best language to

          • 「自分の未来予測を信じてちょっと意地を張ってみる」 まつもとゆきひろ氏がRubyに型宣言を入れない理由

            「自分の未来予測を信じてちょっと意地を張ってみる」 まつもとゆきひろ氏がRubyに型宣言を入れない理由 #17 動的型付け言語と大規模開発 テーマは「動的型付け言語と大規模開発」 まつもとゆきひろ氏:まつもとゆきひろです。Matzチャンネル17回目ということでお送りします。ちょっと前になりますが9月28日に私が技術顧問を始めたクラウドサーカスという会社さんがテックイベントを開催されて、その時のテーマが「動的型付け言語と大規模開発」というテーマでした。 その時に話したこととか、話そうとしたこと、話そうと思っていたんだけど時間の関係で話せなかったことなどを補足する意味も含めて今日はちょっと放送しようかと思います。というか、分量が多いので2回に分けて話そうかなと思っています。 このクラウドサーカスのイベントのテーマは別に私から指定したわけではなくて、先方が「こんなテーマで話したいんだ」とか「聞き

              「自分の未来予測を信じてちょっと意地を張ってみる」 まつもとゆきひろ氏がRubyに型宣言を入れない理由
            • Pythonについて思うこと | 雑記帳

              みなさん、Pythonは好きですか? この記事では、私がPythonという言語とそのエコシステムについて思うところを書いていきます。全体を通したストーリーみたいなのはなくて、トピックごとに書いています。 私のPython経験は3年弱です。Pythonについてまだまだ新米だという自覚はありますが、そこは有り余る才能でカバーしてこの記事を書いています。 静的型 Pythonには静的型がありません。型ヒントはありますが、インタープリターにとっては飾りにすぎません。 mypyとかの型チェッカーはありますが、「それさえあれば万事ハッピー」なものではなく、既存のコードを適宜書き換えないと型チェッカーでまともな結果を得るのは難しそうです。型検査を念頭に書かれていない(型ヒント付きの)コードをそのままmypyにかけても大量のエラー・警告が出てくるでしょう(ちなみに、型ヒントなしの関数はmypyのデフォルト

              • TypeScriptでどこまで「関数型プログラミング」するか ─ 「手続き Haskell」から考察する - 一休.com Developers Blog

                この記事は 一休.comのカレンダー | Advent Calendar 2023 - Qiita 10日目の記事です。 昨今は Web アプリケーション開発の世界でも、関数型プログラミングのエッセンスを取り入れるような機会が増えてきました。 とはいえ、一つのアプリケーションを 1 から 10 までがっちり関数型プログラミングで構成するというわけではなく、そのように書くこともあればそうでない従来からの手続き的スタイルで書くところもあるというのが現状で、どこまで関数型プログラミング的な手法を取り入れるかその塩梅もまちまちだと思います。まだ今はその過渡期という印象も受けます。 本稿ではこの辺りを少々考察してみたいと思います。 先日、Qiita Conference 2023 Autumn で以下のテーマで発表を行いました。 この発表では「関数型プログラミング最強!」という話をしたわけではなく、

                  TypeScriptでどこまで「関数型プログラミング」するか ─ 「手続き Haskell」から考察する - 一休.com Developers Blog
                • Python普及しろ協会に入会したい

                  この記事はタナイ氏によるPython滅ぼす協会に入会したいを読んでから執筆したものです。 この記事の趣旨はPython滅ぼす協会に入会したいに対する反論という形をとりながら、タナイ氏により「バカの言語」と揶揄され、「使ってエンジニアを名乗るというのは」「滑稽」とまで言われたPythonの立場を再考することです。 追記 本記事は「Pythonはこれだけ優れた言語だからみんな使おう!」というものではなく「言うほど酷くないと思うよ」程度のものです。 型アノテーションがあるからと言って静的型付けを軽視しているわけでもなければ、map関数をもってmapメソッドを不要だと言っているわけでもありません。 この記法は嫌い〜この記法が好き〜と表明することは個人の自由ですが、同様に「この記法は実はこういう意味があって〜」という意見があればそれを聞いた上で、物事を判断して欲しいです。もちろん、聞いても意見が変わ

                    Python普及しろ協会に入会したい
                  • 2024年絶対に読む技術書10選

                    あけましておめでとうございます!uenikiです。2024年が始まってしまいました。 こちらの記事で、2023年に読んだ技術書Top5を紹介しました。 2023年は、技術書は12、3冊しか読めませんでしたが、毎年大体15冊〜20数冊程度で安定しているようです。(マネジメント系の本を含めるともう少し増えますが、ここではピュアに技術寄りの本のみ対象とします。) ということは、2024年も10冊は読めるということですし、すでに発売している(発売を予定している)本でもそれぐらいの数はあるだろうということで、雑に10冊を選んでみたいと思います。この企画としては、すでに読んだことある本を再度読み通すのも1冊とカウントすることとします。辞書的に必要な箇所だけ読むのは1冊とはカウントしません。 そして、必ずこの10冊は読むことします。 10選のご紹介 [試して理解]Linuxのしくみ ―実験と図解で学ぶO

                      2024年絶対に読む技術書10選
                    • 私とテストと自動化と - あどけない話

                      何度か講演でこの話をしたのだが、気が向いたのでエッセンスを書き下しておこうと思う。 テスト駆動という言葉が流行る前にプログラマとなった私は、当初どのようにテストを書いてよいのか分からなかった。そんなとき、(当時はオーム社で現在はラムダノートの)鹿野さんから「ビューティフルコード」を献本していただいた。分厚い本なので、興味ある章から読んでいった。その一つがアルベルト・サボイア氏が書いた7章「ビューティフル・テスト」だ。 ビューティフルコード (THEORY/IN/PRACTICE) 作者:Brian Kernighan,Jon Bentley,まつもとゆきひろオライリージャパンAmazon この章では、例として二分探索が取り上げられる。二分探索のアイディアが出されたのは1946年だが、バグのない実装ができたのは12年後だという。実際に実装してみると分かるが、ソートされた配列の中に目的の要素が

                        私とテストと自動化と - あどけない話
                      • 【第5回】「型」はウェブシステム開発に「エンドゲーム」をもたらすか | GeeklyMedia(ギークリーメディア) | Geekly(ギークリー) IT・Web・ゲーム業界専門の人材紹介会社

                        伊藤直也さんが「今逢いたい」ソフトウェアエンジニアに声をかけて対談を重ねてきたシリーズの最終回は、これまでの対談の文章化を手がけたラムダノート株式会社の鹿野桂一郎さんとの異色対談です。コンピュータ技術書や記事の編集者であると同時に仕事や趣味でHaskellのプログラムも書く鹿野さんの視点を通し、現代のウェブシステム開発に伊藤さんが何を見ているのか、特に「型」と「エンジニアの学び」というこれまでの対談に通底するテーマについて掘り下げます。 ・伊藤 直也さん / 株式会社 一休 執行役員 CTO 新卒入社したニフティ株式会社でブログサービス「ココログ」を立ち上げ、CTOを務めた株式会社はてなでは「はてなブックマーク」などの開発を主導。グリー株式会社では統括部長としてSNSを担当した。2016年4月、一休に入社し執行役員CTOに就任。 ・鹿野 桂一郎さん / ラムダノート株式会社 代表取締役社長

                        • HaskellとRustを足して2で割ったような関数型言語Fixを作っている話 - Qiita

                          はじめに ここ1年ぐらいかけて、Fixという名前のプログラミング言語を作っています。 コアとなる機能の実装がある程度落ち着き、実際にFixを使ってプログラムを書けるようになってきたので、そろそろ言語の紹介をしてみようと思います。 本記事はFixのチュートリアルではなく、どういう思想で設計されていて、どういう特徴を持つ言語なのか、という点を紹介するものです。 意見・提案・助言などをいただけるとうれしいです。 リポジトリはこちらです。 ※ コメントやコミットメッセージは一応拙い英語で書いていますが、日本語でissueを立てたりdiscordで意見・質問してもらっても大丈夫です。 ※ 急いで作った部分もあるため、コンパイラのコードは結構汚いです。ご容赦ください。 現状、Fixをローカルで実行するためにはLLVMのインストールが必要で時間がかかりますが、Fix playgroundを使えばブラウザ

                            HaskellとRustを足して2で割ったような関数型言語Fixを作っている話 - Qiita
                          • Haskell は Rust になれるのか?──2023年の Linear Haskell 体験記

                            追記:いくらなんでもあまりにも長いので、配列演算に焦点を絞ってより「Rustっぽさ」の気持ちを強調した姉妹編を書きました。手っ取り早く雰囲気を掴みたい方はこちらもどうぞ。 TL;DR GHC 9.0 から Haskell に入った線型型(Linear Types)の機能を一部割とガッツリ使ってみたので、Linear Haskell の現在の使い心地と将来の展望を報告するよ。 使おうと思えば使える段階にあるけれど、一部バグもあるし、まだ言語機能面で実装が追い付いていない部分もあって、快適に書けるようになるにはもうちょっと掛かるよ。それでも実用しようと思えばできるレベルにあるよ。 RustのようになるにはLinear Constraintsに期待。 更新履歴 2023/12/15 11:45 姉妹編へのリンク追加。 2023/10/01 12:30 線型性を納得してくれない場合の \eta-展

                              Haskell は Rust になれるのか?──2023年の Linear Haskell 体験記
                            • 「型システム入門」の先へ:TypeScriptの型システムのいくつかの側面 | 雑記帳

                              この記事は TypeScript Advent Calendar 2023 の8日目の記事です。言語実装勢にも役立つ内容を含んでいるかもしれないので、 言語実装 Advent Calendar 2023 にも登録しています。 TypeScriptで型システムに興味を持った人が「型システム入門」を読んだという話を時々聞きます。「型システム入門」は、Types and Programming Languages (TAPL) という本の邦訳で、型システムに興味を持った人が読むのは自然なことです。 型システム入門 プログラミング言語と型の理論 | Ohmsha 型システム入門 サポートページ ですが、この本の原著は2002年出版で、最近の話題がカバーされていなかったり、邦題に「入門」とあるように発展的な話題は扱っていなかったりします。一応続編的な感じのAdvanced Topics in Typ

                              • Optics: 「パス」に型を付ければ、データ全体に型を付ける必要はない - Lambdaカクテル

                                あまり知られていない関数型言語のおもしろ概念として、Opticsというものがある。 Opticsとは、オブジェクト指向言語で言うところのSetter/Getterを一種の関数として捉え、いくつかの便利な特性を付与したものの総称だ。この便利な特性によって、Setter/Getter以上のことをパワフルにこなせる。 最も有名なOpticsはLensであり、色々な解説資料が(主にHaskell向けに)出ている。 blog.recruit.co.jp さて、これまでのOpticsを紹介する資料はSetterとGetterとしての側面に注目しがちだったので、じゃあOpticsの何が良いのか、Scalaでやる意義は何か、という側面をこの記事で紹介しようと思う。 Optics -- vs. copyメソッド地獄 Opticsは合成可能である Opticsはボトムアップのアプローチである Opticsがう

                                  Optics: 「パス」に型を付ければ、データ全体に型を付ける必要はない - Lambdaカクテル
                                • インターフェースと型クラスの違いを考える

                                  この記事では、JavaライクなインターフェースとHaskellライクな型クラスを比較します。どちらも、複数の異なる型を統一的に扱うための仕組みです。 インターフェース インターフェースはご存知の方も多いと思いますが、コード例を載せておきます。 // インターフェースの定義 interface Greetable { String greet(); } // 実装の例1 class Hello implements Greetable { String message; Hello(String m) { this.message = m; } public String greet() { return "Hello " + message + "!"; } } // 実装の例2 class Goodbye implements Greetable { public String gree

                                    インターフェースと型クラスの違いを考える
                                  • 巨大なタスクに圧倒されそうな時は“分割統治”で征服せよ ゴールまで走り続けるために有効な考え方

                                    大きな問題も分割すればなんとかなる まつもとゆきひろ氏:次のことわざにいきましょうね。4番目は、これもことわざじゃないと言われちゃうんですが、「分割統治」という言葉です。英語だと「Divide and Conquer」。「分割して征服せよ」という感じです。大きな問題もね、分割すればなんとかなるというやつですね。 (スライドを示して)これは最近見た漫画です。巨大なタスクが存在して、圧倒されそうな気持ちになった時には、タスクを取り上げて細かく分解すると、細かく分解されたタスクは無視しやすいので、タスクは片づかなくても気分は楽になるという漫画なんですけども(笑)、実際、そういうところもあるんですよね。 非常に巨大なことをしろと言われると大変なんだけど、手に負える範囲に分割して1つ1つ話をしていくと問題を解決できるというのは、どこにおいても応用可能な原則だと思います。 クイックソートは一応現時点で

                                      巨大なタスクに圧倒されそうな時は“分割統治”で征服せよ ゴールまで走り続けるために有効な考え方
                                    • 多くのプログラミング言語に危険な脆弱性 ~Windows環境の引数エスケープ処理に不備「Rust」「PHP」「Node.js」「Haskell」などに影響/

                                        多くのプログラミング言語に危険な脆弱性 ~Windows環境の引数エスケープ処理に不備「Rust」「PHP」「Node.js」「Haskell」などに影響/
                                      • 数式は触ってみないと何も分からない|shi3z

                                        数式って不便すぎないか? いやわからん。 俺は数学苦手だから。 でも例えば、プログラミング言語は、現代普通に使われるものだけ挙げても、C#、JavaScript、Ruby、Python、PHP、Java、Swiftとまあ軽く7種類くらい。C系で言えば、C、C++もあるし、C++もバージョンによってはほとんど別物になったりする。プログラミング言語ではない人工言語としても、HTML、SQL、VHDL・・・アセンブリ言語などがあり、使う人は少ないが恩恵に預かってる人が多い言語で言うとLISPやHaskellなんてのもある。 しかもこれらのプログラミング言語は、すべて「同じアルゴリズム」を記述することが可能なのだ。 「同じことを説明するのに複数の方法(言語)がある」と言うことが一体何の意味があるのか、プログラマー以外の人にはわかりにくいだろうが、プログラマーにとっては大問題である。 それぞれのプロ

                                          数式は触ってみないと何も分からない|shi3z
                                        • romgrk

                                          I often feel like javascript code in general runs much slower than it could, simply because it’s not optimized properly. Here is a summary of common optimization techniques I’ve found useful. Note that the tradeoff for performance is often readability, so the question of when to go for performance versus readability is a question left to the reader. I’ll also note that talking about optimization n

                                          • 「作りたいものをいかに早く完成させるかが正義」 まつもとゆきひろ氏が語る、ソフトウェア開発におけるベロシティの重要性

                                            「作りたいものをいかに早く完成させるかが正義」 まつもとゆきひろ氏が語る、ソフトウェア開発におけるベロシティの重要性 #18 動的型付け言語と大規模開発 今回のテーマは「動的型付け言語と大規模開発 まつもとゆきひろ氏:こんにちは。まつもとゆきひろです。Matzチャンネル、18回目になりますね。今日は前回の続きで、「動的型付け言語と大規模開発」について話そうと思います。 本当は前回放送リリースした次の日ぐらいに放送できるようにと思っていたんですけど、意外と忙しくてですね(笑)。 今度、フィンランドのヘルシンキで、「Euruko」というカンファレンスが開かれるんですけれども、まだ物理で海外旅行する気にならないので、キーノートを録画しましょうという話になって、そのキーノートの準備をして、スライドを書いて、英語の講演を録画するみたいな作業をしていたら、あっという間に時間が経ってしまって、「Voic

                                              「作りたいものをいかに早く完成させるかが正義」 まつもとゆきひろ氏が語る、ソフトウェア開発におけるベロシティの重要性
                                            • x=x+1がわからないのは逐次実行がわかっていないからで、記号を変えても解決にならない - きしだのHatena

                                              x = x + 1がわからないという話が流行ってました。 で、「=ではなく:=を使えば」とか「イミュータブルにすれば」とかいう話が出たりしてますが、問題をあとまわしにしてるように見えます。 結局のところ、逐次実行がわかっていないことが表面化している場合がほとんどではないかと。 https://speakerdeck.com/kishida/lets-code-a-process?slide=8 プログラム以外の文章は、基本的にひとつの状態を示していて状態が遷移するということがありません。 推理小説なども、最終的な状態が徐々に開示されるだけともいえます。途中から読むと犯人が変わるということはないですね。もちろんそのように途中から読むと犯人が変わるような叙述トリックは可能ですが、通常はそうではないからトリックになるわけで。 つまり、x = x + 1という式は、x + 1という演算を行ってから

                                                x=x+1がわからないのは逐次実行がわかっていないからで、記号を変えても解決にならない - きしだのHatena
                                              • フロントエンドの main() を合成関数として副作用を集約する

                                                これは未実装のアイデアを含む記事です。(後述する lint rule が未実装です) 要は EffectSystem を作ろうとしました。 https://www.eff-lang.org/ void に意味を込めたい こういうフロントエンドのコードについて考えてみましょう。 function mount(): void { const div = document.createElement('div'); div.textContent = "hello"; document.body.append(div); } function print(): void { console.log("hello"); } function maybeError(): void { // 低確率で例外が起こる関数 if (Math.random() > 0.999) { throw new Err

                                                  フロントエンドの main() を合成関数として副作用を集約する
                                                • 学習用と実用のプログラミング言語

                                                  学習用のプログラミング言語分類方法にもよるけど、プログラミングのパラダイム(考え方)は 命令型宣言型の2種類がある。 それぞれに根拠となる計算モデルがあり、細分化すると4種類に分類できる。パラダイム 分類 基礎となる計算モデル言語命令型 手続き型 チューリングマシン C、Java、Python、JavaScript 宣言型 問合せ型 関係モデルSQL宣言型 関数型 ラムダ計算Lisp、Haskell宣言型 論理型 一階述語論理Prolog (参考) anond:20230826113219 プログラミング言語って、似たり寄ったりだけど、それでも後から後から新しい言語が出てくるね。 それぞれのグループで代表的な言語を1個ずつ順番に学んでいけば、全ての種類を一通り制覇できる。 例えば、 PythonSQLHaskellPrologといった具合で。 各グループのどれか1個を知っておけば、同一グル

                                                    学習用と実用のプログラミング言語
                                                  • 「実践プロパティベーステスト」という本が出版されました #pbtbook - YAMAGUCHI::weblog

                                                    はじめに こんにちは、Google Cloudのオブザーバビリティ/SRE担当者です。このたび私が翻訳しました「実践プロパティベーステスト PropErとErlang/Elixirではじめよう」という書籍がラムダノート社より去る11月1日に出版されました。書店ならびに各社オンラインストアでご購入いただけます。 実践プロパティベーステスト ― PropErとErlang/Elixirではじめよう 作者:Fred HebertラムダノートAmazon 実践プロパティベーステスト ― PropErとErlang/Elixirではじめようwww.lambdanote.com 電子書籍についてはラムダノート社のECサイトよりご購入いただけます。 実践プロパティベーステスト ― PropErとErlang/Elixirではじめよう(電子書籍のみ)www.lambdanote.com 「実践プロパティベ

                                                      「実践プロパティベーステスト」という本が出版されました #pbtbook - YAMAGUCHI::weblog
                                                    • AtCoder ガチ言語 Haskell 🔥

                                                      Haskell で AtCoder に入門しましょう

                                                        AtCoder ガチ言語 Haskell 🔥
                                                      • Async Rust Is A Bad Language

                                                        But to get at whatever the hell I mean by that, we need to talk about why async Rust exists in the first place. Let’s talk about: Modern Concurrency: They’re Green, They’re Mean, & They Ate My Machine Suppose we want our code to go fast. We have two big problems to solve: We want to use the whole computer. Code runs on CPUs, and in 2023, even my phone has eight of the damn things. If I want to use

                                                          Async Rust Is A Bad Language
                                                        • Pythonのように書けてGPU上で並列処理できる新プログラミング言語「Bend」、2D画像→3Dを高精度生成するGoogle「CAT3D」など重要論文5本を解説(生成AIウィークリー) | テクノエッジ TechnoEdge

                                                          2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にして紹介しているWebメディアのSeamless(シームレス)を運営し、執筆しています。 1週間分の生成AI関連論文の中から重要なものをピックアップし、解説をする連載です。第47回目は、生成AI最新論文の概要5つを紹介します。 生成AI論文ピックアップ GPU上でネイティブ動作する並列処理が可能な新プログラミング言語「Bend」とランタイムシステム「HVM2」 2D画像から3Dコンテンツを生成する「CAT3D」をGoogleが開発 大規模言語モデルは追加学習や新知識で幻覚生成が増加。Googleなどが調査 画像とテキストを使った長文生成が得意なAIモデル「Chameleon」をMetaが開発 Transformerを超える「Mamba」は視覚認識タスクに必要か? 開発した「MambaOut」モデルで検証 GPU上でネイティブ動作する並列

                                                            Pythonのように書けてGPU上で並列処理できる新プログラミング言語「Bend」、2D画像→3Dを高精度生成するGoogle「CAT3D」など重要論文5本を解説(生成AIウィークリー) | テクノエッジ TechnoEdge
                                                          • neverthrow で局所的に Result 型を使い、 try-catch より安全に記述する

                                                            Result 型 (類似するものとして Either Monad の方が有名かもしれません) を導入する場合、アプリケーション全体の設計を変えたり、全箇所を書き換える必要はありません。 neverthrow は部分的に使用でき影響範囲も閉じるので、局所的に使い始めることができます。 (Rust のような) Result 型 とは ざっくり言うと関数の処理の結果と成否を 1 つの型 Result<T, E> で表したものです。(T は期待する結果の型、 E はエラーを表現する型) 筆者は詳しくはないのですが、 Haskell 等にある Either<L, R> とは厳密には違うようです(Either は両方の値が使用可能であることを前提としている?) 参考: Rust ではなぜ、Either 型ではなく Result 型を採用しているのか neverthrow とは TypeScript で

                                                              neverthrow で局所的に Result 型を使い、 try-catch より安全に記述する
                                                            • LogLog Games

                                                              The article is also available in Chinese. Disclaimer: This post is a very long collection of thoughts and problems I've had over the years, and also addresses some of the arguments I've been repeatedly told. This post expresses my opinion the has been formed over using Rust for gamedev for many thousands of hours over many years, and multiple finished games. This isn't meant to brag or indicate su

                                                              • プログラミング言語の歴史【訂正版作成予定】

                                                                ミスの洗い出しの完了と私の知見が更新出来次第、訂正版を作成します。時間がかかるため、しばらく以下の訂正一覧を使用ください。 この動画も継続して公開いたします。タイトルとサムネイルで区別予定です。 みなさんからのご指摘、大変参考になっております!!多数の誤情報大変申し訳ございません🙇 ***訂正一覧*** (誤00:53)コンピュータの由来は計算機→(正)機械ではなく計算する人間を指す言葉 (誤03:04)ペリーの航路→(正)太平洋側からではなく,慣れたインド洋経由で来航した (誤04:57)ニイタカヤマノボレヒト「マルフタ」ハチ→(正)ヒト「フタマル」ハチ (誤05:15)チューリングマシン→(正)ボンベというマシンで解読。チューリングマシンは無関係。 (誤06:55)機械語のかたまり→(正)1つの機械語。ビット列 (誤07:05)ドイツの位置ズレ→(正)右上が正しいドイツ (誤07:

                                                                  プログラミング言語の歴史【訂正版作成予定】
                                                                • async/awaitは今後もベストフレンドであり続けるか - hadashiA

                                                                  えーあーー みなさん聞こえますでしょうか。この記事はC# アドベントカレンダー17日めのために書かれました。 いくつかみかけた、async/await と java loom/goroutine的なものを比較する議論に興味があり、少し追ってみた感想です。実装まで深く調べられてません。 TL;DR Green Thread Experiment Results #2398 .NET の runtimelabにて、async/awaitの代替としてのグリーンスレッドを検証した結果が公開されていたが、今後も async/await でいくという結論になっている。 JVM (Java) は対象的に、コードの書き方をなにも変えなくてもランタイムが自動的にI/Oを非同期にしてくれる夢のVirtual Thread を導入した。 Rust界隈では「Why async/await ? why? why?

                                                                    async/awaitは今後もベストフレンドであり続けるか - hadashiA
                                                                  • Windowsで動くプログラミング言語に脆弱性、引数の扱い方の穴を突いて攻撃

                                                                    CERT Coordination Center (CERT/CC, Carnegie Mellon University)は4月10日(米国時間)、「VU#123335 - Multiple programming languages fail to escape arguments properly in Microsoft Windows」において、Windows上で動作する複数のプログラミング言語から引数を適切にエスケープしない脆弱性を発見したと報じた。この脆弱性はアプリケーションのコマンドインジェクションにつながるとして注意を呼びかけている。 VU#123335 - Multiple programming languages fail to escape arguments properly in Microsoft Windows 脆弱性の詳細 多くのプログラミング言語にはオ

                                                                      Windowsで動くプログラミング言語に脆弱性、引数の扱い方の穴を突いて攻撃
                                                                    • NeoHaskell

                                                                      NeoHaskell is a dialect of Haskell that is focused on newcomer-friendliness and productivity. It is designed to be easy to learn and use, while also being powerful enough to release your app with minimum effort and maximum confidence.

                                                                        NeoHaskell
                                                                      • とほほさんのキーノートに感動、ベストスピーカーに聞く登壇の感想、YAPCはコミュニティが混ざる場。YAPC::Hiroshima 2024 非公式ふりかえり会文字起こしレポート - STORES Product Blog

                                                                        2024年2月13日に『YAPC::Hiroshima 2024 非公式ふりかえり会』を開催しました。イベントでお話した内容を文字起こし形式で紹介します。 hey.connpass.com 登壇者紹介 STORES hogelog:YAPC初参加 ヨヨイ:YAPCは3、4回参加経験あり hiromu:YAPC初参加 藤村:YAPC初参加 えんじぇる:YAPC初参加 スマートバンク 三谷:YAPC初参加、YAPC::Hiroshima 2024でベストスピーカー賞を受賞 nyanco:YAPCスタッフ 前夜祭の感想 hogelog:『YAPC::Hiroshima 2024 非公式ふりかえり会』を始めていきます。ぜひYAPCのスタッフだった方や登壇してた方などなど、喋ってもいいですよという方はぜひ挙手をしていただけると嬉しいです。 本日の登壇者側で喋る人を紹介させていただきます。私はhoge

                                                                          とほほさんのキーノートに感動、ベストスピーカーに聞く登壇の感想、YAPCはコミュニティが混ざる場。YAPC::Hiroshima 2024 非公式ふりかえり会文字起こしレポート - STORES Product Blog
                                                                        • Haskellプロジェクトのベストプラクティス

                                                                          Haskellプロジェクトの「良い習慣」と考えられるやつをまとめてみます。あくまで私の個人的な意見です。 プロジェクト固有のPrelude Prelude に相当するモジュールをプロジェクト独自に持っておくと便利ではないか、という話をします。代替Preludeの話ではありません。 プロジェクト固有のPreludeがあると便利な理由 理由の一つは、標準 Prelude の変化です。直近では次のような変化がありました: GHC 9.4: ~ 型演算子が追加(これまでは構文だった) GHC 9.6: liftA2 が追加 GHC 9.10(見込み): foldl' が追加 もっと昔に遡ると、Semigroup((<>)) が増えるやつなどがありました。 この帰結として、 新しいGHCで名前の衝突が起きやすくなる 新しいGHCで「冗長なインポート」の警告が出やすくなる ことが言えます。これらの問題

                                                                            Haskellプロジェクトのベストプラクティス
                                                                          • PHPやNode.jsなどに任意コマンド実行の脆弱性、原因はWindows仕様の理解不足

                                                                            多くのプログラミング言語の処理系に、攻撃者が任意のコマンドを実行できる深刻な脆弱性が見つかった。JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)と情報処理推進機構(IPA)が共同運営する脆弱性対策情報ポータルサイト「JVN(Japan Vulnerability Notes)」で2024年4月15日に公開された。 脆弱性が確認されたのは「PHP」「Rust」「Haskell」の各言語処理系とJavaScript/TypeScriptの処理系「Node.js」、音声や動画をダウンロードできる高機能なコマンド「yt-dlp」である。ただし、この脆弱性の影響を受けるOSはWindowsだけで、LinuxやmacOSなどの他のOSには影響しない。 多くのプログラミング言語は、プログラムの中からOS上でコマンドを実行する機能を持つ。Windowsでは言語処理系が「CreateProces

                                                                              PHPやNode.jsなどに任意コマンド実行の脆弱性、原因はWindows仕様の理解不足
                                                                            • ZodでAlways-Valid Domain Modelを実現する

                                                                              課題意識 特定の商品を数量を指定して購入できるECサービスのドメインモデルを表現とします。TypeScriptで構築する際に、「数量」を単にnumber型で扱うことは可能ですが、よりロバストな設計を目指す上で以下の2つの方法論があります。 Refinements(値の制約を表す): 「数量」は一般的に自然数です。1度の注文で指定できる上限を設けるビジネスルールがあると仮定します。この場合、number型に「自然数」「上限付き」の制約を加えた値として表現します。 Branded Types: (同じ構造の型を区別する): 「価格」などの他のnumber型と混同されないように、これらの数値を型レベルで区別したいです。JavaやC#に見られる公称型の概念をTypeScriptで模倣するBranded Typesのテクニックを用いることで、これらの誤った利用を型システムで防ぐことができます。 Br

                                                                                ZodでAlways-Valid Domain Modelを実現する
                                                                              • 【Groq】一秒で500トークン、GPT-4の25倍のスピードで出力できるAIを使ってみた | WEEL

                                                                                WEELメディア事業部LLMリサーチャーの中田です。 ここ数日で、言語生成AIの「Groq」が話題になりました。 これにより、GPTよりも高速でテキストを生成できるんです、、、! "GPT-3.5 class LLMs are too slow." Sure, that was true last week. Here is Groq (not the same as Musk's Grok) running Llama 2. Watch for the moment I click send. If you want to try: https://t.co/aZKkWVsamS pic.twitter.com/gOlB4cL5MC — Ethan Mollick (@emollick) February 19, 2024 XでのGroq関連の投稿のいいね数は、すで1100を超えており、

                                                                                • 四元数ニューラルネットワークとGHR微積分

                                                                                  これは「FOLIO Advent Calendar 2023」6日目の記事です。 ニューラルネットワークで取り扱う数値を実数とは異なる数に拡張することは、機械学習や計算科学の発展における魅力的な課題の一つです。実数を用いた数値表現は多くのタスクにおいて十分な結果をもたらしてきましたが、新たな数値体系を導入することで、今までとは異なる問題が解決できるようになったり実数では見られなかった新たな現象が起こる可能性に期待することができるでしょう。例えば数値が取れる値を±1に制限したBinalized Neural Networksはハードウェアとの相性が良くメモリ効率の良い実装が可能であったり、拡大実数\bar{\mathbb R}={\mathbb R}\cup\{-\infty,\infty\}を用いた5層のReLUネットワークには任意の深さのReLUネットワークを埋め込むことができたりします

                                                                                    四元数ニューラルネットワークとGHR微積分