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slashdotの検索結果1 - 40 件 / 49件

slashdotに関するエントリは49件あります。 科学研究日本 などが関連タグです。 人気エントリには 『スラド終了のお知らせ | スラド』などがあります。
  • スラド終了のお知らせ | スラド

    皆さんに長年ご愛顧いただいたスラドだが、残念ながらこの度終了する運びとなった。 アピリッツが OSDN を OSChina へ譲渡する際、スラドを分離して別の受け入れ先へ譲渡する対応をお願いしていたが、対応が進まないまま時が過ぎていたようだ。最近になって OSChina からスラドと OSDN を閉鎖する計画があると聞いた編集部が交渉したところ、分離してかまわないとの回答を得たのだが、日本側受け入れ先の都合が悪く、分離計画は頓挫してしまった。 スラドはしばらく更新を続けるが、1 月末にはサービスを停止する。データを保存したい方は早めに進めてほしい。

    • 日米OSDN離合集散、苦闘の21年史

      さて、ついに退職エントリだ。私は米国のオープンソース・ムーブメントを日本で再現するためのコアを作るために民間企業へやってきたはずだった。それから21年、随分と長い航海になってしまったが、結局様々な尻拭いを続けてきたという感慨ばかりが起きてくる。一つの歴史として書き残すいいタイミングなのでその苦闘を振り返っておこう。 なお、長く付き合いが続いてしまう米国側法人は下記のように名称が変化している。なるべく頭に米国と付けて日本側法人と区別しやすいように記述するが、突然名称が変わったりするので注意してほしい。多くがもはや消滅した法人のことなので、さすがに一気読みするような酔狂な人はほぼいないと思うが。 VA Research      Andover.net ↓         ↙︎ (VAによる買収) VA Linux Systems ↓        ↘︎ (Andoverから社名変更) VA

        日米OSDN離合集散、苦闘の21年史
      • 退職(およびスラド編集長からの退任)のご挨拶 | hylomの日記 | スラド

        突然ではありますが、このたびスラドおよびOSDN(OSDN.net/OSDN.jp)の運営会社である株式会社アピリッツを退職することになりました。書類上は7月中旬まで同社に在籍していることになっておりますが、いわゆる「有休消化」という扱いで、6月30日が最終出社日となっています。ここスラドには「編集長」という立場で関わってきましたが、退職に伴ってその肩書きもなくなります。読者の皆様、長らくスラドをご愛読いただきありがとうございました。 今後は、OSDN部の部長であるkazekiriこと佐渡さんがスラドの最高責任者という形になり、平常の編集者業に関してはnagazouさんとheadlessさんが担当する形になります。書類上の退社日が過ぎたあとについては、編集者権限は残るものの特権ユーザーではなくなり、毎日の編集作業に関しても基本的には手を引いてボランティアベースでの関わりとなります。 という

        • 「NULL」というカスタムナンバープレートを取得したところ、大量の駐車違反切符を受け取る結果に | スラド idle

          米国・カリフォルニア州でセキュリティリサーチャーが「NULL」という4文字のみが書かれたカスタムナンバープレートを取得したところ、大量の駐車違反切符を受け取る結果となったそうだ(Mashableの記事)。 「droogie」というハンドルで活動するこのセキュリティリサーチャーは、DEF CON 27でその顛末を発表した。droogie氏はナンバープレート読み取り装置を混乱させることができたら面白いと思って「NULL」を選んだという。安全運転を心がけるdroogie氏はナンバープレート取得後1年間、違反切符を一切受け取ることなく過ごしていた。しかし、登録をオンラインで更新しようとしたところ、情報が正しく入力されていないとして更新を拒否される。その後駐車違反をして違反切符を1通受け取ると、以降は無関係な駐車違反切符が多数郵送されてくることになる。 Hacker Newsでは2016年、「NUL

          • note、Internet Archiveで保存できなくなる、古いドメインはブロック | スラド セキュリティ

            Internet Archiveからnote関連のキャッシュがまるごと消えてしまったそうだ(5ちゃんねるの書き込み)。新たな登録もできないという。noteの以前のドメインであるnote.muに関しても完全にブロックされているとのこと。 5ちゃんねるのInternet Archive総合スレの書き込みによると、8月上旬まではnote.comドメインのキャッシュが共有されていたという。8月に発生したnoteのIPアドレス流出事故の後に対処されたのではないかとしている。実際にnote.comのrobots.txtを見るとInternet Archiveとウェブ魚拓のクロールを拒否する記述がされている。 あるAnonymous Coward 曰く、

            • スラドとOSDN、閉鎖せず受け入れ先募集へ | スラド

              OSCHINA の方針で 1 月 31 日の閉鎖を予告していたスラドと OSDN だが、一転方針が変更されサーバーを停止せずに受け入れ先を募集することとなった。 これにより、両サイトとも当面はこれまで通りアクセス可能だ。ただし、スラド編集部はアピリッツとの契約で更新作業を続けてきたが、契約は 1 月 31 日で終了となるため、更新に関して本日をもって停止する。なお、保守や管理のために何らかの案内等が更新される可能性はある。 スラドまたは OSDN の受け入れを希望する企業の方は、編集部 (osdn_api@appirits.com) までご連絡いただければ、詳細が決まり次第ご連絡差し上げる。末筆となったが、OSCHINA への譲渡後 1 年以上にわたって編集部との契約を続けていただき、引き続きメールアドレスも使わせていただいているアピリッツに感謝したい。 すべて読む | | スラド | ス

              • ツイッターはオラクルへの支払いも遅延している | スラド IT

                支払い拒否で有名なツイッターがオラクルへの支払いを拒否した模様。 ちなみにオラクルの経営者エリソンはマスクがツイッターを買収する際に10億ドル(円じゃないよドルだよ)を貸した恩人(ツイッターからすれば疫病神?)の模様。 OracleはTwitterにクラウドサービスを提供しているが、その対価の支払いが数か月にわたり未払いとなっていると報じられている。TwitterのCEOであるイーロン・マスク氏とOracleの共同創業者であるラリー・エリソン氏は古くからの友人だった。その上、エリソン氏はマスク氏がTwitterの買収する際、10億ドルを出資している立場だ。にも関わらず、未払いが生じていることから、Oracle側は支払いを回収するため、Twitterの従業員や元従業員に直接電話をかけ始めたなどの報道もあるようだ(Business Insider Japan、Data Center Café)

                • ブロッコリー嫌いや芽キャベツ嫌いに口内細菌叢が影響している可能性 | スラド サイエンス

                  オーストラリア連邦科学産業研究機構 (CSIRO) の研究によれば、カリフラワーやブロッコリー、芽キャベツといったアブラナ属の野菜を嫌う人は、その人の口内細菌叢が影響している可能性があるそうだ (論文、 Ars Technica の記事)。 人による食べ物の好き嫌いの違いは化学感覚の違いと考えられており、特定の物質で苦みを感じる遺伝子が知られていることから、これまではこの遺伝子の有無に注目した研究が行われてきた。一方、アブラナ属の植物は S-メチル-L-システイン スルホキシドを含み、これから臭気を発する揮発性硫黄化合物が酵素や細菌により生成される。 研究は 6 歳 ~ 8 歳の子供と保護者 98 組 (計 196 人) を対象とし、臭気物質を快いと感じるか不快と感じるかの評価や、実際に採取した唾液と生のカリフラワー粉末による揮発性硫黄化合物の生成テストなどを行っている。 その結果、揮発性

                  • 気体から固体への状態遷移は「凝華」表記に | スラド サイエンス

                    2022年年度の化学教科書からは使用する用語に大きな変化があったそうだ。啓林館の教科書用語の変更を説明した資料によれば、固体から気体に変化する状態遷移を従来と同じく「昇華」、気体から固体に変化することを新たに「凝華」と呼ぶことになったという。従来はどちらも昇華と呼称していた。このほかにも化学式のうちイオンを表す化学式を「イオンの化学式」と呼んだり、これまでは3~11族元素を「遷移元素」として扱っていたが、BeとMgがアルカリ土類金属になったことでこれも3~12族元素に変更されるなどしている。経緯の一部に関しては理系のための備忘録の記事が詳しい(啓林館 教科書用語の変更について[PDF]、難関大に行きたい人へさんのツイート)。 nemui4 曰く、

                    • ナイフを持ったサルが1週間も街を徘徊。ブラジル | スラド サイエンス

                      ブラジルではサルまでもが両手でナイフを持ち、街を歩き回っているようだ。ナイフを持つサルが現れたのはブラジル北東部ピアウイ州クーラント市。地元住民によって撮影された動画によれば、持っているナイフはサルの身長とほぼ同等の大きさがあり、レンガの壁に向かってナイフを研いでいるようにも見える仕草を見せたりしているそうだ。ショッピングセンターのバルコニーに座り、壁の端にナイフを突き刺したりしているという。このサルが発見されてからすでに1週間以上が経過している模様(Metro News、Techinsight)。

                      • Microsoft、人体の活動データを用いて暗号通貨を採掘するシステムの特許を出願 | スラド セキュリティ

                        人体の活動データを用いて暗号通貨を採掘する、というシステムの特許をMicrosoftが出願している(WO/2020/060606、 On MSFTの記事)。 仕組みとしては、サーバーから提供された何らかのタスクをユーザーが実行する際の身体活動データをクライアント側のセンサーで取得し、暗号通貨システムへ送信して一定の条件を満たすことが確認されたらユーザーに暗号通貨が支払われるというもの。サーバーはWebサーバーやゲームサーバー、アプリケーションサーバーなどで、ユーザーは特に暗号通貨採掘を意識することなくサービスを利用するだけでいい。センサーで取得する活動データとしては体の動きのほか、血流や脳波といったものも挙げられている。暗号通貨の採掘には膨大な計算が必要となるが、身体活動から生成されたデータに置き換えることで必要な演算能力を削減できるとのことだ。

                        • 巨額の集団訴訟を起こされたら、事業を新会社に移して計画破産させればいい | スラド

                          ロイターなどの報道によると、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は、自社のベビーパウダーのタルク内に含まれていたアスベストが原因で卵巣がんを発症したと主張する女性たちから訴訟を受けていた。この訴訟ではミズーリ州の最高裁判所が2020年6月、同社に21億2000万ドルの損害賠償の支払いを命じており、J&Jの控訴を棄却していたとされる。同社はこれ以外でもこのベビーパウダーに関連する訴訟を約3万8000件ほど抱えていた模様(ロイター、Bloomberg、Reuters)。 ロイターによると同社はその対策として、係争中の訴訟の責任を新設子会社に移転するという「プロジェクト・プラトン」を立ち上げ、その子会社を破産させることにより、訴訟に対する負債を回避する計画を持っていた。計画ではテキサス州法の抜け穴を利用してベビーパウダー訴訟関連すべての潜在的な責任を2021年10月に設立した新会社の LTL

                          • ロシア、長年機密扱いになっていたツァーリ・ボンバの爆発実験動画を公開 | スラド

                            ロシアが8月20日、長期にわたり機密扱いにしていた「ツァーリ・ボンバ」の核爆発映像を公開した(Smithsonian Magazine、動画)。ツァールボンバは、50メガトンの威力があり、過去に実験された核爆弾の中では最大の破壊力を持つ。機密解除された映像は1961年に行われたツァーリ・ボンバの爆発の様子を映した40分間のドキュメンタリー映像。爆発を複数の角度から表示させており、爆発全体をフレーム内に収めるのに苦戦している様子がうかがえる。

                            • 米海軍、レールガンの開発を打ち切りか、予算請求せず | スラド

                              米海軍は2005年からレールガンの開発を進めていたが、海軍の2022会計年度予算案でレールガンに関する研究関連の費用が計上されなかったことから、開発計画が打ち切られたのではないかとする報道が出ている(The Drive)。 米海軍は2005年以降、BAE SystemsとGeneral Atomics製の2種類のレールガンをテストし、2017年の段階では、先の二つのうちの一つが時速4500マイル(時速7242キロメートル)という音速の約6倍以上の速度の弾頭を打ち出す能力を示ことに成功していた。しかし、2016年に試作型レールガンを船上から発射する計画に関しては遅延していた。別の報道ではレールガンの開発が行き詰まっており、米海軍がプロジェクト中断する可能性があるとする報道も出ていた。 ただ2018年に中国海軍がレールガン開発を示す映像を出したことから、開発が再活性化するという見方もあったらし

                              • iOSがFlashをサポートしなかったのはAdobeとAppleが力を合わせても残念な性能だったから | スラド アップル

                                元Appleのスコット・フォーストール氏によれば、AppleはiOSにFlashをもたらすべくAdobeに協力したが、残念な性能しか得られなかったのだという(9to5Macの記事、 SlashGearの記事)。 昨年末でサポートが終了したFlash PlayerをiOSは当初からサポートしておらず、iPad発表直後に故スティーブ・ジョブズ氏がFlashのバギーさを批判したとも報じられていた。Appleは2010年にiPhone OS SDKの利用規約を変更してFlashアプリをiPhone用にパッケージングしたアプリを禁じており、同年AdobeはiPhone用Flash技術の開発打ち切りを決めている。 フォーストール氏によると、当時AppleはFlashがiPhone上で動作すれば素晴らしいと考えており、どうにか使えるようにしようとAdobeに協力したそうだ。しかし、FlashはWindo

                                • SF作家グレッグ・イーガン、「君の名は。」を観る | スラド

                                  ハードSF作家、グレッグ・イーガン氏が新海監督の「君の名は。」を観て感想をTwitterに投稿した(新海誠ツイート、新海作品PRスタッフツイート、新海誠監督インタビュー)。 正直、あの難解で有名なハードSF作家が「君の名は。」を観るとは思いもよらなかったが、案外に好意的な評価である。 新海監督は「君の名は。」公開前のインタビューでグレッグ・イーガンの作品「貸金庫」を挙げて影響を語っている。 なお、グレッグ・イーガン氏のTwitter投稿内容はこんな感じ。 アニメ「君の名は。」を見たばかりです。プロットは完全に異なりますが、私の短編小説「貸金庫」からインスピレーションを得たらしい。部分的に甘ったるい(こそばゆい)感じがしたものの、全体的にはかなり良かった。視覚的にも魅力的でした。

                                  • ハチノスツヅリガの幼虫の唾液にポリエチレンを分解する酵素 | スラド サイエンス

                                    ポリエチレン (PE) の酸化と解重合を可能にする酵素がハチノスツヅリガの幼虫の唾液から発見された (論文、 マルガリータサラス生物学研究センターのプレスリリース、 The Register の記事)。 研究を率いた Federica Bertocchini 氏は趣味の養蜂家でもあり、蜜蝋を食べる養蜂の害虫であるハチノスツヅリガの幼虫 (以降、幼虫) を捕まえてPE製の袋に入れておいたところ、袋に穴をあけて逃げ出してしまったことが研究のきっかけとなった。 Bertocchini 氏の研究グループは幼虫が PE を食べて生分解できるという研究成果を 2017 年に発表しており、2020 年には別の研究グループが幼虫の腸内細菌叢とのかかわりを示唆する研究成果を発表している。 微生物による PE の生分解は非常に長い時間を要するだけでなく、紫外線照射や加熱といった非生物的な事前の酸化処理が必要と

                                    • 高齢者の就業者数、900 万人を超える | スラド サイエンス

                                      9 月 20 日の敬老の日にちなみ、総務省統計局が統計からみた我が国の高齢者 (65 歳以上) の人口や就労状況をまとめている (統計トピックス No. 129)。 9 月 15 日時点の推計値では総人口が前年から 51 万人減少する一方で、高齢者の人口は 22 万人増の 3,640 万人となり、過去最多を更新した。総人口に占める高齢者の割合は初めて 29 % を超える 29.1 % となっている。男女別にみると男性が 10 万人増の 1,583 万人、女性が 12 万人増の 2,057 万人で、人口性比は 76.9。年齢階層別では 70 ~ 74 歳が 52 万人増加して 972 万人となり、65 ~ 69 歳 (39 万人減) と 75 ~ 79 歳 (37 万人減) は減少した。 高齢就業者数は 2004 年から 17 年連続で増加し、2020 年は初めて 900 万人を超える 90

                                      • 制裁を受けているロシアの銀行、VISA/MASTERだけでなく、中国銀聯からも拒否される | スラド idle

                                        露タス通信電。ウクライナ侵略の制裁の為、VISA/MASTERの主要欧米クレジットカードシステムから締め出されたロシアが、中国銀聯カードシステムからも拒絶的反応を示されている。ロシア国内の金融機関信用機関が、銀聯カードシステムによる信用決済を交渉していたところ、「二次的制裁を恐れているため、これらの信用機関は銀聯カードを発行できないだろう」と語ったといい、またほかの関係者によると、説明もなく交渉が打ち切られたという。制裁をうけていないロシアの銀行については交渉が継続しているともタス通信は伝えている。 銀聯カードは、中華人民共和国の中央銀行:中国人民銀行が主導して設立された決済システムサービスであり、中華人民共和国民むけのサービスから出発して海外百数十か国における国際的サービスに発展している。 Record Chinaでも同様の報道が行われている。それによれば、現在ロシアでは銀聯カードが50

                                        • 大手シネコンとディズニーが対立した結果、ブラック・ウィドウの上映館が減少 | スラド

                                          ストーリー by nagazou 2021年07月08日 16時04分 Disney+に誘導するつもりなので案外思うツボなのでは 部門より 7月8日から劇場公開されるディズニー映画(マーベル作品)『ブラック・ウィドウ』だが東宝(TOHOシネマズ)・松竹(MOVIX・ピカデリー)・東映(Tジョイ)の直営シネコンでは上映の予定がないという異例の事態となっている(映画.com、シネマトゥデイ、映画好きの気まぐれ日記、リアルサウンド 映画部)。 というのもディズニーが自社の配信サービス「Disney+」での新作配信公開を進めており、それに対して映画館などで作る全国興行生活衛生同業組合連合会(全興連)では「劇場公開とネット配信を同時に行う作品については、団体に加盟する映画館では原則上映しない」と反発を強めているためだ。 2020年4月に公開予定だったディズニー映画『ムーラン』を映画館では予告編を上映

                                          • プログラム言語を処理するとき使う脳部位は言語野ではなかった | スラド デベロッパー

                                            プログラム言語で書かれているコードは、人間の脳の言語処理を行うブローカ野(言語野)で処理されていると思われがちだ。しかし、米マサチューセッツ工科大学の神経科学者らの研究チームが、プログラムのコードを読む人の脳をfMRIでスキャンしてみたところ、コードを読む時に活性化する脳の部位は、ブローカ野と異なる部分だったそうだ(eLife、Massachusetts Institute of Technology、GIGAZINE)。 研究ではfMRIで2カ所の脳の部位を調査した。一つは数学の問題やクロスワードパズルの解決などの解決などに使われる分散ネットワーク(multiple demand network:MD)で、もう一つは言語処理に使われるブローカ野。実験では、テキストベースのプログラミング言語であるPythonとグラフィカルプログラミング言語であるScratchJr記述されたコードの2種類を

                                            • コインハイブ事件、最高裁で無罪確定へ | スラド IT

                                              Webサイト上に暗号通貨(仮想通貨)のマイニングを行う「Coinhive」と呼ばれるスクリプトを設置したことで、不正指令電磁的記録保管罪に問われたいわゆるCoinhive(コインハイブ)事件で、最高裁は二審の有罪判決を破棄して逆転無罪を言い渡した(最高裁判決[PDF]、日経新聞、時事ドットコム、ITmedia)。 裁判ではこのプログラムが「閲覧者の意図に反した不正な動作」をしているかが争われた。一審判決は「意図に反した」点は認定したものの、不正性は認められないと判断された。二審では反意図性及び不正性が認められるとして罰金10万円の有罪が下されていた。最高裁では社会的に受容されている広告表示プログラムと比較した場合でも、処理能力に与える影響に有意な差はない。これは社会的に許容し得る範囲内であるとして無罪を言い渡したとしている。 なおこの件に関して、証人として裁判に出廷したこともある高木浩光氏

                                              • 現代数学で最重要の難問「ABC予想」の証明、査読が終了し専門誌に論文掲載へ | スラド サイエンス

                                                2012年、京都大学の望月新一教授が数学上の難問とされるABC予想を証明したことを明らかにした(過去記事)。この論文は2017年に査読を通過したとの報道があったが、ついにこの論文の査読が完了し、論文誌「Publications of the Research Institute for Mathematical Sciences(PRIMS)」に掲載されるという(毎日新聞、朝日新聞、NHK)。 この論文は従来の数学の概念とは異なる概念を採用し、かつ600ページ以上の分量であったことから査読には約8年がかかったという。なお、この論文を理解できた数学者は世界で十数人しかいないとも言われているそうだ。 なお、望月教授は同論文誌の編集委員長だが、今回の査読には関与せず、特別編集委員会を設置して論文を審査したという。

                                                • 排水をきれいにし過ぎて瀬戸内海の一部水域で養殖ノリやイカナゴ漁に悪影響、法改正へ | スラド サイエンス

                                                  瀬戸内海の水質が改善された結果、一部の水域で養殖ノリの色落ちや、漁獲量が減る事態になっているという。高度経済成長期に工場排水などにより瀬戸内海の水質が悪化した。このため1973年に、下水処理場や工場の排水に規制をかけるために瀬戸内法が制定された(時事ドットコム)。 瀬戸内法は効果を発揮し一部水域では水質が改善。赤潮の発生は激減したものの、改善された一部の水域で栄養塩の不足からノリや漁獲量に影響が出てしまったという。このため、環境省は新たに栄養塩を増やせる水域を指定するなどの方策を取るとしている。

                                                  • リバースブルートフォース攻撃で狙われやすい暗証番号は? RockYouから流出したパスワードから解析 | スラド セキュリティ

                                                    ドコモ口座などの不正預金引き出し事件で、パスワードを固定しつつもユーザーIDを様々な辞書データなどから総当たり攻撃を行う方法をとるリバースブルートフォース攻撃の注目度が高まっているが、その固定するパスワードの選定も攻撃の成功率を高めるためには重要だ。 通常は過去に流出したデータなどを元にして解析が行われるらしい。2009年に3200万以上のユーザーアカウントの情報が盗まれ、流出しているソーシャル・ガジェットサイト「RockYou」データなどがよく使われている可能性があるようだ(TechCrunch)。Togetterのまとめによると、このRockYouから流出した4桁暗証番号の分布を解析した人たちがいるそうだ(Togetter)。 ACTIVE GALACTICさんによれば、月日(MMDD or DDMM)と比べて2文字の繰り返しや西暦年(YYYY)の方が高頻度だったという。また底灯天⛩徐

                                                    • 映画で有名な「ウィルヘルムの叫び」、オリジナル録音テープ見つかる | スラド

                                                      映画ファンの中では有名な「ウィルヘルムの叫び」は、やられ役が上げる叫び声の効果音で知られ、「レイダース 失われたアーク《聖櫃》」をはじめ、スター・ウォーズやインディ・ジョーンズ、トイ・ストーリーなど今でも何百もの映画で使われ続けている音源だという(CBS Mornings[動画])。 このユニークな効果音のオリジナルのテープは長い間行方不明とされてきたが、CBS Morningsの報道によると、カルフォルニア芸術大学の研究者Craig Smith氏が偶然、オリジナルを発見したそうだ。彼は南カリフォルニア大学(UAC)のアーカイブからテープの入った箱を渡され、その中からウィルヘルムの悲鳴のオリジナルを見つけることに成功した。Mitch costenという音響編集者がこのテープを保管しており、彼のオフィスで何年も見つかることなくほこりを被っていた模様。

                                                      • 台湾に送られたアストラゼネカのコロナワクチン、Meiji Seikaファルマ製 | スラド

                                                        日本から緊急支援物資として4日に台湾に提供されたCOVID-19ワクチンが、アストラゼネカ製であることは国内でも伝えられているが、そのアストラゼネカ製ワクチン、台湾現地メディアのアップした画像をみると日本ではお菓子でおなじみのMaijiの箱に入っていることがわかった(Yahoo!新聞、時事ドットコム)。 このため「Meiji Seika ファルマ」製であると見られている。写真に映っている箱の記載によると、1箱に5ミリリットルのバイアルが160個入っており、2~8℃で保管するよう指示されている。賞味期限ならぬ最終有効年月日は21年10月14日となっていた。なお初日には合計123万8460回分が空輸されたとのこと。

                                                        • Vine Linuxの現状は?(追記: リリース版終了が宣言される) | スラド Linux

                                                          Vine LinuxはWebサイトもメーリングリストも残ってるけど、正式な解散宣言もなくフェードアウトしていった模様(vine-usersメーリングリスト投稿)。 太古のRedHat/Slackware日本語化プロジェクト(JE)→その後継(PJE)が終了後、RedHatやってた人がVine、SlackwareがPlamoになった記憶。 Vineは昔、ちょっと世話になりましたっけ。当時としては簡単にインストールでき、GUIもサウンドもネットワークもすっとできた。ifconfig の出力結果も一部日本語化してたり、北の果てにある大学で導入されてたり。 ちなみに隣のPlamo Linuxは地味に元気だったりする。 2019年5月20日にはプロジェクト代表の鈴木氏がサーバー移転をアナウンスしたが3週間近く復旧しなかったようで、メインテナーの井上氏が復旧予定を質問しているが回答なし。さらに2か月後

                                                          • 回転させたとき一番美しい円になるWi-Fiマークランキング、NTTBP調べ | スラド

                                                            「Wi-Fiの記号」として認知されている扇形のマーク。このマークをWi-Fiサービスのロゴに採用している企業は多い。この企業ごとに異なるWi-Fiマークを回転させたらどれが一番美しい円になるかを実験する謎の企画がNTTBPで実施されている。Wi-Fiまわしくんというイラストを回転させるツールを用意、それぞれ動画付きで検証を行っている。参加したマークは「LAWSON Wi-Fi」、「Japan Wi-Fi auto-connect(所属:NTTBP)」、「キャリーバッグWi-Fi(所属:NTTBP)」、「Iruma_Free_Wi-Fi」、「KOFU_SAMURAI_Wi-Fi」。勝利者については元記事を見ていただきたい(Wi-Fiコラム Powered by NTTBP)。

                                                            • 老舗掲示板サイト「スラド」が2024年1月末に終了、「OSDN」も接続困難なまま閉鎖か/「OSCHINA」による買収の余波

                                                                老舗掲示板サイト「スラド」が2024年1月末に終了、「OSDN」も接続困難なまま閉鎖か/「OSCHINA」による買収の余波
                                                              • 房総半島沖水深6,000m付近の海底に大量のプラスチックごみ | スラド サイエンス

                                                                JAMSTECの海洋プラスチック動態研究グループの調査によると、房総半島から約500km沖、水深6,000m付近の深海平原に大量のプラスチックごみが集積しているそうだ(プレスリリース、 論文)。 海洋に流出するプラスチックごみのうち海面に浮かぶ量は4%程度に過ぎず、深海底が最終的な集積地と考えられているが、その実態はよくわかっていなかった。海洋プラスチックごみの約半分は日本を含む東アジアや東南アジアから漏出しており、その一部は黒潮に乗って日本近海を北上する。そのため、海流が大きく渦を巻いて循環する四国沖の「黒潮・再循環域」と房総半島沖の「黒潮続流・再循環域」では、運ばれてきたプラスチックごみが渦に巻き込まれて集積・沈降し、海底に巨大なごみだまりが形成されていると予想されていたという。 今回の研究では、2019年9月に有人潜水調査船「しんかい6500」で黒潮続流・再循環域直下の深海平原を調査

                                                                • 国交省の基幹統計データ書き換え問題、復元や検証は困難。GDP信頼性にも影響 | スラド

                                                                  国土交通省の建設工事の受注動向データの問題で、その後に基幹統計のデータ書き換えは都道府県の職員らの手で行われていたと報じられている。朝日新聞の記事によれば、「すべての数字を消す」「全ての調査票の受注高を足し上げる」といった国土交通省の指示があったとしている(朝日新聞、時事ドットコム)。 現時点で原本の存在を確認できる元データは19年度以降のものだけ。また電子化して保存しているデータに関しても、こうした先の指示により書き換えされた後のものがほとんどで、書き換え前の正しいデータが行政側に残っていないそうだ。原本がなければ数値の復元は困難としており、国の最重要統計であるGDPの正確さ」を揺るがしかねない事態となっている(朝日新聞、日経新聞)。

                                                                  • デジタル庁採用募集、倍率は47.7倍だった | スラド

                                                                    内閣官房が1月4~22日に先行募集していたデジタル庁創設のための民間人材募集だが、30人程度の採用枠に20~70代の1432人の応募があったそうだ。倍率はは47.7倍。これは平井卓也デジタル改革担当相の記者会見で公開された。今回採用される30人は週3日の非常勤国家公務員となり、SankeiBizによれば年収の目安は700万~千数百万円程度になるとしている(平井大臣記者会見(令和3年1月26日))。

                                                                    • リカちゃんでんわ、いまだに月4万件の通話数 | スラド IT

                                                                      タカラトミーの着せ替え人形「リカちゃん」と電話で会話できるサービス「リカちゃんでんわ」が昨年、55周年を迎えた。このサービスは、スマートフォンとは異なり、子どもたちが自分の意志で利用できる身近なメディアとして今でも続けられているという(CHANTO WEB)。 元記事によると「リカちゃんでんわ」には今でも月に約4万件の電話があり、毎月リカちゃんの話す内容を変えて子どもたちに楽しんでもらえるよう工夫しているという。社内では通信手段の変化に伴いサービスの継続の是非について議論されたこともあるようだが、現在でも多くの子どもたちが楽しんでくれていることから、今後も愛されるように工夫しながら続けていく考えだとしている。

                                                                      • ispaceがHAKUTO-Rミッション1の解析結果を発表、高度センサー故障と判定 | スラド サイエンス

                                                                        4月に月面着陸に失敗した「HAKUTO-R」のランダー (着陸機)に関して、運営会社のispaceは26日、フライトデータの解析を完了したと発表した(ispace)。 あるAnonymous Coward 曰く、 着陸地点に向けて飛行中に高さ約3kmのクレーター外縁部を通過した結果、センサーによる測定高度が急激に上昇。当然ながらこれは正常動作であるが、ソフトウェアはセンサーが壊れたと誤判断し、以後センサーからの入力をカット。大幅な高度の誤りに繋がったという。本来この機能は万が一センサーが壊れても着陸を成功させるための機能だったということで、こんなこともあろうかとが失敗に繋がってしまったようだ。

                                                                        • 人間の採取が選択圧となり、目立ちにくい色に変わった植物 | スラド サイエンス

                                                                          中国・横断山脈に自生するユリ科バイモ属のFritillaria delavayi(梭砂貝母)は人間の採取が選択圧となり、目立ちにくい色に変わっていったと考えられるそうだ(論文、 エクセター大学のニュース記事、 The Guardianの記事)。 バイモ属の植物は、鱗茎にアルカロイドを含むことから生薬として利用されるものも多い。日本薬局方ではアミガサユリ(Fritillaria verticillata)の鱗茎が「バイモ(貝母)」として収載されている。F. delavayiの鱗茎から作られる生薬「炉貝」は近年価格が上昇しており、採取圧が強まっているという。 中国科学院昆明植物研究所と英エクセター大学の研究チームが8地域で調査したところ、F. delavayiの葉の色は地域によって灰色~茶色~緑色と幅があり、採取が広く行われて採取圧が高い地域では背景となる現地の岩石の色に溶け込むような色になっ

                                                                          • パナソニック、太陽電池生産から撤退へ。2021年度内に | スラド

                                                                            とは言え「脱炭素社会」とやらの実現のためには一番手っ取り早い手段だし、まだまだ伸びしろはありそうだから、三洋由来のHIT型を手じまいにするには頃合いだったのかも。 他の方式もなかなかよい話はない。ソーラーフロンティアの化合物系もいっときホームセンターで頑張って営業してたけど最近は見なくなった。 有機色素増感系のセルが効率30%を(実験室レベルじゃなくて)超えるようになって生涯のエネルギー収支がプラスになったら、また新しい展開があるのかな? それはそれとして、太陽光発電に関しては政府が変に介入したのが裏目に出たように思う。 住宅設備機器や白物家電がなぜか安い中国製に席巻されていないように、うまくやれば太陽光発電もコストがすべてではなく耐用年数の長い消費財のひとつになれたかもしれない。 国内産業を守る手立てを講じずに普及促進の名目で人為的な発電買取価格を設定したら、売電で儲けることを考える人が

                                                                            • ブラウザー、何使ってる? | スラド IT

                                                                              Ghacks が Google Chrome の使用をやめ、他のブラウザーに切り替える時が来たと主張している (Ghacks の記事)。 Ghacks の主張は Chrome 拡張機能の Manifest V3 (MV3) 移行に伴うものだ。Chrome は Google の強力なデータ収集ツールであり、Chrome の独占は新しいウェブ標準の確立にあたって Google に力を与える。しかし、新しいウェブ標準に関して広告から収入を得る Google の利益とユーザーの利益が常に一致するとは限らない。MV3 への移行はコンテンツブロッカーやプライバシー保護の拡張機能の動作を制約することになる。 Ghacks が提案する代替ブラウザーは従来の Manifest V2 (MV2) を必要とするコンテンツブロッカー等のサポートを継続する意思を示している Firefox・Vivaldi・Brave

                                                                              • 深海で「光るサメ」が見つかる。体長1.8メートルと脊椎動物で最大 | スラド サイエンス

                                                                                ニュージーランド東岸沖で、ホタルのように生物発光を行う深海のサメが3種見つかったたそうだ。発光が確認されたのはヨロイザメ(Dalatias licha)、フジクジラ(Etmopterus lucifer)とトゲニセカラスザメ(Etmopterus granulosus)の計3種。中でもヨロイザメは、体長が1.8メートルまで大きくなるため、脊椎動物としては世界最大の生物発光を行う存在だそうだ(ナショナルジオグラフィック、CNN)。 皮膚にある特殊な細胞が青緑色の光を作り出しているという。ヨロイザメが光る可能性があるのは指摘されていたが、水深200~900メートルの深海に生きているため観測が難しかったという。ニュージーランドとベルギーの共同研究チームがその発光を確認することに成功したとしている。光る理由に関しては、この光が身を隠す機能を持っているのだという。海面から届くかすかな光に紛れることで

                                                                                • 米政府、中国による新疆ウイグル自治区での弾圧を「ジェノサイド」と認定 | スラド

                                                                                  米政府は1月19日、度々その惨状が伝えられていた中国政府による同国の新疆ウイグル自治区での少数民族ウイグル人への弾圧を、国際法上の犯罪である「ジェノサイド(民族集団虐殺)」と認定した。この認定は、トランプ政権の最終日となる1月19日にマイク・ポンペオ国務長官により行われた(CNN、ロイター、Bloomberg)。ただし次期バイデン政権で国務長官として指名されているアントニー・ ブリンケン氏もこの認定に同意しており、政権が交代しても方針は引き継がれる見通し。 当然であるが、中国側はこれに対して全く根拠のない中傷であるとの反論を行っている。 関連する話題としてTwitterは20日、在米中国大使館の公式アカウントをポリシー違反だとしてアカウントをロックしたことが報じられている。同大使館は新疆ウイグル自治区に住む女性を指し「子どもを産む機械」ではなくなったとツイートしたという。このことがツイッタ

                                                                                  新着記事