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ブックマーク / courrier.jp (16)

  • わずか数分で聴衆の心を惹きつける“数学界のスーパースター”時枝正 | 2023年に世界が注目した日本人100

    仏紙「ル・モンド」は2023年5月、米スタンフォード大学の数学教授である時枝をこう評した。 「数学者は2つのグループに分けられがちだ。黒板にチョークで数式を書く理論派とプラスチックのシートにフェルトペンで書き込む応用数学者──しかし、日の時枝正は第三のカテゴリーに属している」 ル・モンドは、パリのアンリ・ポアンカレ研究所での時枝の講義に注目する。彼は数学や物理学における古典的な内容を取り扱う際に、チョークではなく大きなコインを用意し、それで理論を視覚的に伝えているのだ。 時枝が注目される理由は、「わかりやすく数学を広める」という彼の特殊能力にある。シンプルな道具を使い、深淵な数学理論を親しみやすく解説するその手法は「手品のよう」とも形容される。 時枝の経歴もまた非常にユニークだ。もともと彼は画家としての将来を嘱望されるほど絵画に長けていた。日を離れ、フランスに発ったのは14歳のころ。「

    わずか数分で聴衆の心を惹きつける“数学界のスーパースター”時枝正 | 2023年に世界が注目した日本人100
  • ハーバード大学の研究が生んだ「あなたの人生に幸せをもたらす7日間チャレンジ」 | 世界最長の幸福研究からわかったこと

    85年にわたる世界最長の幸福研究から得られたデータによれば、人生に幸せをもたらすのは「人との強いつながり」だという。この研究の責任者であるハーバード大学教授ロバート・ウォルディンガーが、人間関係を育み、発展させるための「7つのステップ」を紹介する。 Day1 「ソーシャル・フィットネス」に投資する 1938年、ハーバード大学の研究者らは、人を成長させるものは何かを知るための研究に着手した。被験者724人を対象に、幼少期から人生の終わりまでを追跡調査するというものだ。 それから85年が経った今、研究は3世代に拡大し、最初の被験者の子孫1300人以上が参加している。そしてすべてのデータから、ひとつの明確な結果が導き出された。「強い人間関係が幸せな人生をもたらす」ということだ。 ハーバード・メディカル・スクールの精神医学教授でこの研究の4代目ディレクターを務めるロバート・ウォルディンガーと、副デ

    ハーバード大学の研究が生んだ「あなたの人生に幸せをもたらす7日間チャレンジ」 | 世界最長の幸福研究からわかったこと
  • 「現代新書100」創刊記念特別講座

    教養書は難しそう」 「新書みたいな薄いでさえ、読む時間がない」 そんな悩みを解決する新書が誕生しました。 「現代新書100(ハンドレッド)」です。 現代を生きるために知っておくべき思想を 短時間で確実に掴める “大人の教科書”と言えるでしょう。 このたびは創刊を記念して 読者がより理解を深めるために 著者による特別補講を開講いたします。 “予習”を済ませたうえで ぜひオンライン講座にご参加ください。

    「現代新書100」創刊記念特別講座
  • 独学の思考法 | 第2章 思考の出発点を決めよう 〜問いを立てる力〜

    問いとは「思考を誘発してくれるもの」です。しかし情報を得たからといって、質問を急に考えることは案外難しいもの。思考をはじめるために必須である「問いの立て方」を学びましょう。 山野 弘樹  1994年、東京都生まれ。2017年、上智大学文学部史学科卒業。2019年、東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻(比較文学比較文化分野)修士課程修了。現在、同大学院博士課程、および日学術振興会特別研究員DC1、「東京大学共生のための国際哲学研究センター(UTCP)」リサーチ・アシスタント。専門は哲学(とりわけポール・リクールの思想)。2019年、日哲学会優秀論文賞受賞。2021年、日仏哲学会若手研究者奨励賞受賞。「哲学の知と実社会を繋ぐ」という理念のもと、哲学の〈意義〉と〈魅力〉を世に幅広く発信することをライフワークとしている。

    独学の思考法 | 第2章 思考の出発点を決めよう 〜問いを立てる力〜
  • 独学の思考法 | 第1章 読書で満足しているあなたへ

    を読めば読むほど知識が身についているような気がするかもしれません。しかし実際のところ、単に読書をするだけでは独学の効率が落ちてしまう──『独学の思考法』の著者である山野弘樹さんはそう語ります。全10章の講義を通して、当の学びに繋がる読書の方法を解説します。 山野 弘樹  1994年、東京都生まれ。2017年、上智大学文学部史学科卒業。2019年、東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻(比較文学比較文化分野)修士課程修了。現在、同大学院博士課程、および日学術振興会特別研究員DC1、「東京大学共生のための国際哲学研究センター(UTCP)」リサーチ・アシスタント。専門は哲学(とりわけポール・リクールの思想)。2019年、日哲学会優秀論文賞受賞。2021年、日仏哲学会若手研究者奨励賞受賞。「哲学の知と実社会を繋ぐ」という理念のもと、哲学の〈意義〉と〈魅力〉を世に幅広く発信することをラ

    独学の思考法 | 第1章 読書で満足しているあなたへ
  • ジョナサン・ハイトが解き明かす「アメリカ社会がこの10年で桁外れにバカになった理由」 | 「現代のバベルの塔」はいかにして建設され、崩されたのか

    アメリカという「現代のバベル」 崩壊後のバベルに生きるというのはどんなものだろう? 創世記には、ノアの子孫たちがシナルの地に巨大な都市を建設したと記されている。彼らは自身らの「名を高めるため」に、「頂上は天まで届く」塔を建てた。神は人間の傲慢に腹を立てて言った。 「見よ。彼らは一つの民であり、一つの言葉だけをもつ。そしてこれは、これから彼らが為すことの始まりに過ぎないのだ。今や、彼らが為そうとすることで不可能なものはなくなった。さあ、下界に降り、彼らの言葉を乱そう。彼らが互いの言うことを理解できなくなるように」 聖書の文に記述はないが、この物語の有名な解釈の多くでは、神が塔を破壊したことになっている。そこで、この劇的な場面を心に描いてみよう。人々は互いにコミュニケーションを取ることができず、互いの無理解を呪い、廃墟の中を彷徨うのだ。 このバベルの物語は、2010年代のアメリカで起きたこと

    ジョナサン・ハイトが解き明かす「アメリカ社会がこの10年で桁外れにバカになった理由」 | 「現代のバベルの塔」はいかにして建設され、崩されたのか
  • プーチン大統領が激白「2500万人のロシア民族が離散したのは悲劇としか言えない」 | 英経済紙による貴重な独占インタビューを全訳

    G20サミット開催前夜の深夜0時、モスクワ・クレムリン──。ロシアのプーチン大統領の前にはイギリス経済紙「フィナンシャル・タイムズ」の編集長とモスクワ支局長が並ぶ。そこから90分、深まる中国との仲から、トランプ大統領、ベネズエラ問題まで、プーチンは聞かれれば「どんなテーマ」にも答えた。この貴重なインタビューを全文掲載。 「プーチン式」回答 真夜中の少し前、ウラジーミル・プーチンは「リスク」という言葉を聞くと耳をそばだてた。この言葉は、20年にわたり権力の座につく、彼と彼の人生を端的に表現している。 近年ロシアは、シリアへの軍事介入から、クリミアの併合、アメリカ大統領選挙への干渉の試みにいたるまで、外交政策上におけるギャンブル(賭け)の数を増やしている。リスクへの彼の欲求は、年を追うごとに増しているのだろうか? 「増えても減ってもいません。リスクは常に正当化できるものでなければなりません」と

    プーチン大統領が激白「2500万人のロシア民族が離散したのは悲劇としか言えない」 | 英経済紙による貴重な独占インタビューを全訳
  • キアヌ・リーブス「終わりに到達する前に、可能な限り多くのことをやっておきたい」 | 57歳になった人気俳優が語る、キャリアと悲しみと「カセットテープ」

    長いこと映画業界を牽引するスターの座についているのに決して「消費」されず、人助けをしているところが目撃されたり、さらには哀愁を帯びた“ぼっちキアヌ”がSNSで拡散される稀有な存在のキアヌ・リーブス。ハリウッドで最も働き者で、好感度の高い俳優の一人だ。彼のキャリアのマイルストーンの一つである『マトリックス』シリーズの最新作『マトリックス レザレクションズ』の公開を機に、英紙「ガーディアン」が思慮深いことで知られるスターに接近した。 『マトリックス』は配信で観るな キアヌ・リーブスは両手で顔を覆っている。抱えた頭を揺らすと、長い漆黒の髪が左右に揺れる。57歳になるリーブスは、新作映画『マトリックス レザレクションズ』(2021)の公開を控えている。今世紀初頭にブロックバスター映画の根幹を揺るがした映像派三部作『マトリックス』(1999)、『マトリックス リローデッド』(2003)、『マトリック

    キアヌ・リーブス「終わりに到達する前に、可能な限り多くのことをやっておきたい」 | 57歳になった人気俳優が語る、キャリアと悲しみと「カセットテープ」
    remixed
    remixed 2022/01/18
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  • フランスの大企業の経営者が、大金を払って哲学者の講義を受ける理由 | アンドレ・コント=スポンヴィルが哲学で紐解くマネジメント

    哲学者というのは誤解を恐れずに言うと「役に立たない人たち」だ。哲学者は社会のシステムを疑うのが仕事だが、現状の社会システムがうまく機能しているときにはお呼びがかからない。 しかし、いまはシステムそのものに問題が起きている。そんな現代にこそ哲学者が必要なのだ。これまでのモノサシが機能しない、そんなときに経営者は哲学者にヒントを求める。 「哲学」と「マネジメント」──。アンドレ・コント=スポンヴィルは、一見、相反する2つの分野を結び付ける。 この一年ほどは、感染症蔓延防止措置によって払われた犠牲の大きさを憂慮する発言をし、フランスの論壇で大きな存在感を発揮してきた。今回のインタビューでは、社会における仕事の役割や、これからの企業組織について話を聞いた。 若者を犠牲にした感染症対策が正しいとは思えない ──新型コロナウイルス感染症が引き起こした危機的状況をどう見ていますか。 慎重であろうと努めて

    フランスの大企業の経営者が、大金を払って哲学者の講義を受ける理由 | アンドレ・コント=スポンヴィルが哲学で紐解くマネジメント
  • 絶頂期を迎えていたピクサーはこうしてディズニーに売却された | 知られざる「舞台裏」を元最高財務責任者が明かす

    2005年10月21日付けUSAトゥデイ紙の「資産管理法」なるコラムに、次のような文言が書かれていた。書いたのは、マット・クランツである。 ピクサー株もきら星のようだ。株価は過去5年間で171%も上昇。これは22%もの年平均成長率に相当する。同時期にスタンダード・アンド・プアーズ500種指数は低下しているわけで、これは当にすごいことである。 だが、2005年後期は、さすがのピクサー株も、スーパーヒーロータイツを身につけることができなかった。 実際、ピクサー株はきら星だった。過去5年間で、ピクサーの時価総額は15~30億ドルから60億ドル近くまで上昇した。その結果、株のほとんどを持っているスティーブは、単なるビリオネアからマルチビリオネアと呼ばれる超大金持ちになった。ここで大事なのは、株価上昇がヒット作連発という前代未聞の偉業を反映するものである点だ。

    絶頂期を迎えていたピクサーはこうしてディズニーに売却された | 知られざる「舞台裏」を元最高財務責任者が明かす
  • ピクサーの元CFOが振り返る「IPOの前夜にスティーブと話したこと」 | 『トイ・ストーリー』の公開とほぼ同時期に…

    すごい製品の誕生は意外なほど時間がかかるものだとスティーブから聞いたことがある。どこからともなく登場するように見えるが、その裏には、開発、試験、やり直しなどの長期にわたるくり返しが隠れているのだ、と。 そのいい例がピクサーだ。『トイ・ストーリー』の誕生に向けた動きは、16年前、ルーカスフィルムのコンピューターグラフィックス部門であったころまでさかのぼることができる。 以来、ずっと、奮闘努力の日々だった。課題も尽きることなく湧いてきた。それだけに、1995年11月のある週、たったふたつの数字がピクサーの未来を決める状況になっていたのは皮肉なことだと言わざるをえない。『トイ・ストーリー』公開週末の興行成績とIPOの公開価格だ。 最初の数字、公開週末の興行成績からは、『トイ・ストーリー』の最終的な興行成績が予測できる。公開は感謝祭直前の11月22日水曜日で、ディズニーによると、その週の金曜夜のチ

    ピクサーの元CFOが振り返る「IPOの前夜にスティーブと話したこと」 | 『トイ・ストーリー』の公開とほぼ同時期に…
  • スティーブ・ジョブズの1本の電話が「ピクサーの運命」を変えた | ピクサーのいままで語られなかったお金の話

    1994年11月のとある午後、オフィスの電話が鳴った。 当時、私は、シリコンバレーでEFI(エレクトロニクス・フォー・イメージング)という会社の副会長兼最高財務責任者をしていた。そのころ急成長していたカラーのデスクトップ・パブリッシングに使う製品を開発する会社だ。 この日、サンフランシスコ空港にほど近いサンブルーノは秋晴れのいいお天気だった。電話を取る。もちろん、だれからなのか知らずに。有名人からなどとは思いもしなかった。 「もしもし。ローレンスさん?」 「はい、ローレンスです」 「スティーブ・ジョブズです」 電話の主はたしかにそう言った。 「雑誌であなたの写真を見かけ、もしかして仕事をご一緒できないかと思いまして」 あのころはシリコンバレーで茶飲み話といえばスティーブ・ジョブズの失脚という時代だったが、それでも、人から電話というのは思わず固まってしまうほどの驚きだった。 10年ほど前に

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    remixed 2019/04/30
  • 2019年、激動のテック都市ワールドベスト30発表 | 首位はサンフランシスコでも深圳でもなかった

    ニューヨークシティのグランドセンターターミナルにあるAppleストアにて。2019年1月29日 Photo: Drew Angerer / Getty Images あの都市が首位は意外? 「アマゾン」はやはり正しかったかもしれない──と米金融メディア「ブルームバーグ」は報じた。 同社が「HQ2」設置を計画中のロングアイランドシティを抱くニューヨーク市が、「サヴィルズ・テック都市指標」で世界のテック都市ベスト30のトップに躍り出たからだ。 この指標を出している英不動産仲介大手「サヴィルズ」リサーチ部門によれば、「サヴィルズ・テック都市」は、各国のテック中心地にしてVC(ベンチャーキャピタル)投資のホットスポット、才能ある人々を引きつける、暮らすにも働くにも活気あふれる都市を指している。 この指標はそうした都市の成功要因を測るもので、指標は以下の6つのカテゴリに分かれている。 1. ビジネス

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    remixed 2019/02/12
  • ビジネスに役立つワインの基礎知識&マナー|『METiER 「世界と戦う」ための12の授業』第8回【会員優待】 | クーリエ・ジャポン

    「『世界と戦う』ための12の授業」をコンセプトに、2017年9月から始まった12回連続のビジネス講座「METiER」(メティエ)。 講座の詳細、今後のスケジュールはこちらから 4月18日開催の第8回目では、ビジネスシーンで使えるワインの基礎知識&マナーを学びます。 レストランで事をしながら商談するとき、仕事で付き合いのある人のホームパーティーに招かれたとき……などなど、ビジネスシーンでワインを飲んだり贈ったりする機会は何かと多いのではないでしょうか。 そこで今回は、講師にワインスクール「サロン・ド・ヴィノフィル」主宰の斉藤研一さんをお招きし、ワインの基礎知識やマナーを身につけます。ワインリストの見方やブドウの品種、料理との相性、ソムリエとの接し方、マナーのNGなどについて、斉藤さんから学びます。 さらに「斉藤さんおすすめワイン」を試飲する機会も設けますので、お楽しみに! 【講師プロフィー

    ビジネスに役立つワインの基礎知識&マナー|『METiER 「世界と戦う」ための12の授業』第8回【会員優待】 | クーリエ・ジャポン
  • 5000人の天才児を45年間追跡してわかった、親が知るべき「8ヵ条」と「4つのポイント」 | 優秀な子供の才能を開花させるために

    優秀な子供の才能を開花させるために 5000人の天才児を45年間追跡してわかった、親が知るべき「8ヵ条」と「4つのポイント」 うちの子供は、どうすればもっと賢くなるのだろうか。子供の才能を見つけて、それを伸ばすには、何をすればいいのか。そもそも英才教育って、熱心に取り組むべきことなのか──。そんなことが気になる親にとって、傾聴に値する研究が続々と発表されている。 「生まれか育ちか」論争の終わり 膨大な「天才研究」の成果をまとめて世界的なベストセラーとなった『天才を考察する』というがある。著者のデイビッド・シェンクは、同書で「天才児を産むのは、遺伝子と環境の相互作用である」と主張。「生まれか育ちか」論争に意味はなく、親が適切な教育を施すことで子供の才能を伸ばすことができる、と説いたのだ。 「誰にでも天才になるポテンシャルはある」と書くシェンクは、マイケル・ジョーダンからモーツァルトまで多彩

    5000人の天才児を45年間追跡してわかった、親が知るべき「8ヵ条」と「4つのポイント」 | 優秀な子供の才能を開花させるために
  • http://courrier.jp/movieguide079/index.html

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