先日、京都方面の腐険道を走行すべく車を走らせていた。帰宅後、走行した標題の路線を地理院地図で確認するとおやっと思うことがあった。 奇妙な県道指定 この地図の中央、石山(ICと表記されているが見切れている)から醍醐寺に伸びている黄色で示される道、府道・県道醍醐大津線は大津市南部から京都市伏見区に抜ける700番台の狭隘な一般道である。いや、この説明は正確ではない。京都市内に車両通行不能区間が存在するので車では抜けることができないのだ。 道幅は狭く、山間部をヘアピンカーブを繰り返しながら蛇行するよくある分断険道ではあるのだが、府県境沿いに奇妙な記載を見つけた。 地図記号を確認すると太線が車道、黒線が軽車道(狭隘な道)、点線が徒歩道である。 黄色マーカーの県道指定が太線になされているが、県境付近で外れ、徒歩道にマーカーが引かれて、京都市内に入るとすぐ元の車道に合流している。車道は道なりに存在してい