▲RubyKaigiでの登壇(提供:RubyKaigi 2018) OSSにパッチを送るにあたり「このクオリティのコードでパッチを出して良いかわからない」と耳にすることがあります。 私自身、とりあえず期待どおりに動くパッチは手元で書けているけれど、それが正しい直し方か分からないため、OSSリポジトリにパッチを出せないでいたことがありました。ここではそんなパッチに対する考え方の変化について話します。 最初は自信がないパッチだろうと出すことが大切 仕事で踏んだOSSのバグの修正について「正しい直し方かどうか分からないのでOSSに出せない」ことがあったのですが、RubyKaigi 2016で、OSSメンテナーのyahondaさんから「自分だってどう直したら正しいかは知らない(けど直しているんだ)よ」と言われ、目から鱗が落ちる体験をしました。 以来、大きく気持ちが変わり、たとえベターでも問題解決さ