記者発表会でイベントのシンボルマークを披露する(左から)狂言師の野村萬斎さん、女優の寺島しのぶさん、演出家の宮本亜門さん(22日、東京・銀座で) 日仏友好160周年を記念し、国際交流基金は来年度、日本文化をフランスで大規模に紹介する「ジャポニスム2018:響きあう魂」を開催すると22日、発表した。 パリのポンピドゥー・センターをはじめ20以上の会場で、美術や演劇、映像など様々な分野の50を超すイベントを行う。 この企画は16年5月、安倍首相と当時のオランド仏大統領が実施を合意した。 歌舞伎など伝統芸能のほか、現地の若者にも人気があるアニメやゲームを原作とした「2・5次元ミュージカル」なども公演。美術関係では、縄文時代から現代まで様々なテーマの展覧会が行われ、火焔(かえん)型土器や俵屋宗達筆「風神雷神図屏風(びょうぶ)」といった国宝も多く出品される。和食や花火、茶の湯など幅広く日本文化の魅力