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ブックマーク / blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa (30)

  • 日本人主導のビットコイン・バブルは崩壊へのカウントダウンに入った : 金融日記

    9月4日に、中国政府が暗号通貨やその技術を使ったICO(Initial Coin Offering)による資金調達を突然禁止した。このニュースを受けてビットコインやその他の暗号通貨も1日で10〜20%程度下落した。 ●中国、ICOを全面禁止 「金融詐欺、ネズミ講」と強く非難 http://jp.techcrunch.com/2017/09/05/20170904chinas-central-bank-has-banned-icos/ しかし、その後、意外にもビットコイン価格はかなり値を戻すことになった。これは、ビットコインをはじめ暗号通貨の将来の「実需」にかなり悪い影響のあるニュースであったにもかかわらず、だ。このビットコインの底堅さや、他のさまざまな情報を分析することにより、いま暗号通貨市場に起こっていることが、よく分かるのである。それは、主に日SNSを通した暗号通貨バブルの形成であ

    日本人主導のビットコイン・バブルは崩壊へのカウントダウンに入った : 金融日記
  • リーダーシップの時代が終わり、オタクの時代がはじまった : 金融日記

    最近よく思うのだが、当にインターネットがゲームのルールを変えてしまった。今までは、いい学校を出て、いい会社や官庁に入り、人望があり、優れたリーダーシップのある人が偉くなり、社会の中で報われたと思う。 しかし、最近では、こうしたリーダーの権威はどんどん落ちていると思う。民主党の鳩山元首相も、菅元首相も、マスコミで散々叩かれ、国民に馬鹿にされ、辞めて行った。今でも、まったく尊敬されていない。 2006年に小泉元首相が辞めてからというもの、日では首相が7回変わった。これは何も、日にはしっかりとしたリーダーがいないから、というわけではなく、世界的にリーダーなんていないのだ。世界の銀行の経営者は、マスコミに叩かれ、世間から嫌われ、全く尊敬されていない。世界の政治家も、企業の経営者も、ちょっとしたことでマスコミにボロ糞に叩かれて、すぐに辞めていく。 そこまで偉い人たちではなくても、身近なリーダー

    リーダーシップの時代が終わり、オタクの時代がはじまった : 金融日記
  • なぜブログを書く人が減ってきたのか? : 金融日記

    長いもので、僕がブログを書きはじめてからもう8年になる。 僕はちょうどブログ・ブームみたいな時に書きはじめた。 2005年辺りである。 いまの大御所のブロガーも大体2004年〜2006年ぐらいの時に書きはじめているような気がする。 それ以前にも、自前のシステムでブログを書いていた人たちもいたのだが、ライブドア・ブログなど、一般人が簡単にブログをはじめられる環境が整ったのが、だいたい2004年ぐらいだったと記憶している。 さて、ブログである。 僕が思うに、最近、ブログを書いている人が減ってきていると思うのだ。 大御所はいまでも書き続けているし、実は前よりもますます書いていたりするのだが、ふつうの人がブログを書くことが減っていると思う。 正確に統計を取ったわけでないし、統計を正確に取れるわけでもないのだが、とにかく実感として、最近はブログを書いている人が少なくなったとような気がするのだ。 少な

    なぜブログを書く人が減ってきたのか? : 金融日記
  • 日銀は関係なかった!: デフレの真犯人 ―脱ROE〔株主資本利益率〕革命で甦る日本、北野一 : 金融日記

    デフレの真犯人 ―脱ROE〔株主資利益率〕革命で甦る日、北野一 久しぶりに、面白い経済のを読みました。 次期首相と目される自民党の安倍晋三総裁が踏み込んだインフレ政策を発表するなど、日銀の金融政策やデフレという経済現象に注目が集まっています。 僕もいろいろ記事を書いてきましたが、ゼロ金利の環境で日銀に何かができると期待するのは間違っています。 また、アメリカがデフレを避けるためにFRBのバランスシートを膨張させている、というのもひどく誤った見方です。 アメリカはリーマン・ショックで金融システムが崩壊寸前で、民間の金融機関同士のネットワークがお互いに寸断され、中央銀行が真ん中に来る「ハブ・アンド・スポーク型」の金融システムを緊急的に構築して乗り切るしかなかったからです。 FRBは金融システムの崩壊を防ぐために、バランスシートを使ったのであり、デフレとは関係ありません。 日ではそのよう

    日銀は関係なかった!: デフレの真犯人 ―脱ROE〔株主資本利益率〕革命で甦る日本、北野一 : 金融日記
  • 『外資系金融の終わり』の感想が続々… : 金融日記

    おかげさまで、拙著『外資系金融の終わり』の売れ行きが好調で、買っていただいた皆様ありがとうございます。 リアル書店の方では売り切れが相次いでおり、品薄状態で大変申し訳ありません。 来週には、大量に補給されるはずです。 Amazon楽天はまだ在庫があるようです。 今回は、個人的には、もっとひっそりと出版したかったのですが、反響が大きくて驚いております。 あまりにも赤裸々にいろいろ書いてしまったので、売れて欲しいような、売れて欲しくないような・・・。 今日は、いままでの書評や感想等を紹介したいと思います。 ふだんは手厳しい書評家として有名な池田信夫氏から星4つ頂きました! 金融というのは不思議なビジネスである。何も生産してないのに、銀行の経営者もトレーダーも製造業よりはるかに高い報酬をもらう。ふだんは実体経済に大して貢献してないのに、銀行の経営が破綻すると経済全体を危機に陥れる。そのため金融

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    seuzo
    seuzo 2012/09/23
  • 金融業界に激震:『外資系金融の終わり』ついに発売 : 金融日記

    外資系金融の終わり それにしてもやばいが発売されちゃったよ。 当に、どうなっちゃうんだろう。 これは売れると困るわ。 とりあえず目次だけアップしておきます。 外資系金融の終わり ─目次 まえがき ─終わりのはじまり 第1章 大きすぎてつぶせない ギリシャの「飛ばし」とゴールドマン・サックス 平均年収7000万円のふつうの人が働く大企業 巨額の税金で救済された外資系金融機関 世界最大のヘッジファンドとなったFRB ウォール・ストリートを占拠せよ! 第2章 金が天から降ってきた 空前の20年バブルと蓄積されたリスク サブプライムはアメリカンドリームだった 20代で上場企業の社長並みの年収になった 20代の若者を高額報酬で引き抜き合うわけ 年収3000億円 金融業界のハレンチな接待 バブルが崩壊しても儲けたやつら 破綻したリーマン・ブラザーズの社員が一番儲けた 桁が上がったマネーゲーム 第3

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  • 「原発ゼロ」明記へ、そして民主党政権の終わり : 金融日記

    政府が14日にまとめる新エネルギー戦略に2030年代までに「原発ゼロ」にすることを明記することがわかった。いまさらではあるが、20年、30年先の日などどうなってもいい、無知な国民の感情に阿て目先の選挙で少しでも票がほしいだけ、という極めて無責任な民主党政権の質が浮き彫りになった。 これまでに書籍や寄稿などで、反原発の愚かしさを幾度となく主張してきたので、ここではその詳細を再び書かないが、簡単に、民主党の結論ありきの反原発政策がどのように国民に不利益になるのか書いておく。 1.国民は命を失う 日人の死因は癌が3割で、肺炎や心疾患などの呼吸器・循環器系の病気が3割弱で、合わせて6割程度になる。特に癌のなかでは肺癌がトップだ。これらの病気の多くが大気汚染が原因とされ、火力発電所の煤煙は、自動車の排ガスに次ぐ大気汚染源になっている。 我々の推計では、日で原発をゼロにすると、こうした病気の増

    「原発ゼロ」明記へ、そして民主党政権の終わり : 金融日記
    seuzo
    seuzo 2012/09/13
    「原発ゼロ」かつ「核燃料サイクル維持」
  • 女子力について : 金融日記

    今日、ふと僕のタイムラインを見ていたら、女子が美容にかける費用について話題になっていた。以下、引用である。 ●1か月に1回 よもぎ蒸し 3000円、美容顔筋矯正 14000円、マッサージ 6000円、ネイル 10000円、まつげエクステ 10000円、プラセンタ注射 2000円×2、フォトフェイシャル 10000円 ●2か月に1回 美容院 10000円 ●3か月に1回 ファンデーション 5000円、マスカラ 2000円、アイシャドウ 5000円、アイライナー 2000円、チーク(半年くらいもつ)、洗顔料 5000円、メイク落とし 2000円、化粧水 2000円、乳液 2000円、美容液 5000円、香水 5000円、リップクリーム 1000円、マスクとかパックとか 2000円 …これ計算したら一カ月の美容費用 7万円軽く超えるね。 7万て!家賃か! 僕は、リアルな世界では女子に常にやさしく

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  • 「有名人になる」ということ、勝間和代 : 金融日記

    「有名人になる」ということ―あなたに愛して欲しかっただけ、勝間和代 勝間和代さんは、外資系企業のサラリーマンを経て、作家、テレビタレント、経済評論家などをしている、今や誰もが知る有名人だ。彼女のキャリアと、僕のキャリアは重なる部分も多いので、僕は彼女のなどは、たまに読んでいた。しかし、彼女の書くは常に20万部、30万部以上を狙って書かれていて、あまりにも大衆向けで、ちょっとレベルの高い読者を想定している僕のブログ「金融日記」やメルマガ「週刊金融日記」ではほとんど紹介してこなかった。 しかし、書は、勝間さんの一連の自己啓発とは一線を画するもので、彼女のマスターピースといっても過言ではない作品に仕上がっている。外資系企業のサラリーマンを辞めて、今に至るまでの彼女の軌跡が、彼女のピュアで、まるで何も知らない少女のような言葉で綴れているのだ。そして、僕は彼女のことを誤解していた、と気付かさ

    「有名人になる」ということ、勝間和代 : 金融日記
  • レストランは戦場だ : 金融日記

    こんにちは。藤沢数希です。さて僕はふだんどんなものをべているのか、ちょっとお話したいと思います。日はデフレ経済といいますが、確かにさまざまなモノの値段が下がっています。このデフレは不況の元凶のようにいわれ、多くの経済学者はデフレを止めなければ、日経済は上向かないと主張しています。しかし、デフレ経済のおかげで、日に多くの安くて美味しいチェーン店が出現しました。こういったファミレスやファーストフードは、10年前なら安かろう、まずかろう、だったのですが、最近はなかなか美味しいのです。僕はモスバーガーの照り焼きチキンバーガーは好きですし、サイゼリヤのエスカルゴとフォカッチャは並のフレンチ・レストランより美味だと思います。また、セルフうどん屋の麦丸なんか、なかなか美味しいです。一数百円の値段で、なかなかのものです。野菜やバランスのいい事がしたい時は大戸屋です。僕はひとりでべる時は、けっ

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  • 電子コンテンツ・ビジネス雑感 : 金融日記

    最近、僕も有料メルマガに参入することにした。ところで、僕は2005年3月からブログを書いていて、Amazonアソシエイトや、Google AdSenseのようなアフィリエイト・ビジネスの発展もよく観察してきたし、最近ではいろいろ御縁があって、ダイヤモンド・オンラインのようなウェブ・マガジンに対談記事を載せたりと、実をいうと、僕の業のファイナンスと同じぐらい電子コンテンツ・ビジネスについては詳しい。 電子コンテンツに課金してビジネスにしよう、という試みはあらゆるところでなされて来たのだが、これは当に死屍累々だといっていい。ウォールストリートジャーナルや日経新聞の電子版は、それなりの購読者数がいるだろうけど、ウェブ版単体でビジネスとして黒字かというと甚だ疑問だ。日経新聞の方はおそらく大赤字であろう。 それでここ数年は電子書籍ということで、さまざまなデバイスが日のメーカーから発売されたが、

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  • 新社会人に贈る言葉 : 金融日記

    みなさん、こんにちは。藤沢数希です。来週からいよいよ新社会人になる金融日記の読者の方も多いと思います。そこで、僕から新社会人のみなさんに、いくつかアドバイスしたいと思います。がっかりするような話かもしれません。耳が痛い話かもしれません。でも、みなさんにいくつか気をつけてほしいことがあります。それを今日はお話ししたいと思います。 まず、一流企業に就職が決まった男子のみなさん。おめでとうございます。しかし、大変きびしいことをひとつ言わないといけません。みなさんは一流企業の名刺を持ち、幾ばくかの金を稼ぐようになり、さぞかしモテるようになると期待していることでしょう。しかし、はっきりと言っておきます。あなたたちは全くモテなくなります。信じれないぐらいに。これは生物学的に明らかなことなのです。 あなたたちは、企業というサル山の最下層に組み入れられます。人間というのは、無意識の内にヒエラルキーを作り、

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  • 日本のソブリンリスク―国債デフォルトリスクと投資戦略、土屋剛俊、森田長太郎 : 金融日記

    のソブリンリスク―国債デフォルトリスクと投資戦略、土屋剛俊、森田長太郎 この前紹介した『弱い日の強い円』と同様、これも外資系証券会社のベテランのクレジット・アナリストとストラトジストが書いたである。このように第一線―といっても、アナリストやストラトジストは自分ではトレードせずにクライアントにいい加減な分析や予測をプレゼンしたりする芸者だけど―のプロが一般書を出版するようになったのは、いうまでもなく金融業界の将来のボーナスの期待値が大幅に低下したためである。そろそろでも書いて引退するとか、あわよくば印税で一儲けと目論んでいるわけである。 日の財政が破綻するという話はもう15年以上されているが、日国債の金利が1%前後にへばりつく中、日国政府は楽々と金融市場から資金を調達し続けてきた。日国債が暴落するなどという兆候は全く見られない。日国債を売り崩そうとしたヘッジファンドはこと

    日本のソブリンリスク―国債デフォルトリスクと投資戦略、土屋剛俊、森田長太郎 : 金融日記
  • ユーロ・リスク、白井さゆり : 金融日記

    ユーロ・リスク、白井さゆり 最近、ユーロ危機のを4、5冊読んだのだけれど、このが一番わかりやすかったので紹介しておこう。 メディアではユーロ崩壊が騒がれているが、ユーロ崩壊とはそもそも何なのだろうか? それはおそらくユーロの価値が暴落、つまりユーロ圏でインフレが起こることか、ドイツなどの主要国がユーロを脱退することを意味するのだろう。しかし、わずか数年前の世界同時金融危機が起こる前は、ユーロこそが未来の基軸通貨で、スーパーモデルがギャラの支払いでドルを拒否してユーロを要求したとか、産油国がやはり支払いをユーロで要求したとかいうニュースを同じメディアが報じ、ユーロをさんざん持ち上げていたのだ。 確かにユーロ危機ではあるが、ユーロによる恩恵は多岐にわたり、それらをユーロ導入国が簡単に手放すとは思えない。ユーロが未来の基軸通貨というのもメディアの過剰反応なら、ユーロ崩壊というのも同じく過剰反

    ユーロ・リスク、白井さゆり : 金融日記
  • 怖いのは自然エネルギーよりも自然食品かもしれない : 金融日記

    僕は、自然エネルギーに税金を湯水の如く注ぐのがいかに馬鹿げているか、いろいろとブログを書いてきたのですけど(もちろん補助金なしで競争するなら大歓迎ですが)、最近、怖いのは自然エネルギーよりも自然品の方ではないかと思うにいたりました。 僕もたまに友人のお家のランチとかディナーに呼ばれることがあるんですけど、だいたい綺麗な専業主婦の奥さんがいて、麻布とか恵比寿とか白金とか代官山に住んでるってのがパターンです。それで専業主婦って暇で暇でしょうがないし、子供がいたらそりゃ子供はかわいいということで、「子供のために」自然品にはまってる人がすごく多いのですよ。 有機栽培とか無農薬栽培とか、そういう自然品に凝っているんですね。凝ってるぐらいならいいんですけど、暇で下手に金もあるからどんどんエスカレートしていくんですよ。最初はなるべく有機野菜を使うとか、そんなものなんですけど、そのうち全部有機野菜じ

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    seuzo
    seuzo 2011/09/16
  • 東京電力は直ちに電気料金を大幅値上げせよ : 金融日記

    未曽有の大地震で、人々の寛容さが失われ二次災害が広がっているように思えます。特に僕が心を痛めたのはあるブログの記事でした。 ザ・商売人|Kozakai社長のアメブロ もうブログ体は消されてしまったのですが、大地震が起き、東京などで人々がペットボトルの水などの生活必需品をパニックのように買い漁っているときに、流通業に関わる社長が値段を上げたりしてうまく儲けた、というような話が書いてありました。 僕はこのブログに心を痛めたのではありません。猛烈な勢いでこの社長に汚い言葉を浴びせ、人格否定を繰り返す、大量のネットの住人を見て悲しかったのです。「人の弱みにつけ込む悪魔」「金の亡者」「便乗値上げして恥ずかしくないのか」さまざまな罵声が浴びせられました。ネットの住人はPCの前でしたり顔で評論する一方でほとんど何の仕事もしていませんでした。その点、この社長は必要なモノをそれを必要とする人に届けるという

    東京電力は直ちに電気料金を大幅値上げせよ : 金融日記
    seuzo
    seuzo 2011/03/15
    「僕たち東京の住民はみんな、電気代の5万円や10万円は払う覚悟はできています。」
  • こういう時に政府のリーダーができること : 金融日記

    東北沖大地震でダメージを受けた東京電力福島第一原子力発電所が爆発しました。これに関して一連の政府の発表は後手後手に回り、マスコミやネットで批判されています。僕はツイッターを見ていましたが、政府の発表やそれを受けてのNHKの解説に比べて、hayano氏やikedanob氏の方がより速く正確であったと思います。 枝野官房長官は政府が情報収集とその分析に尽力しているといっていますが、正直いって正確に情報を収集してそれを正確に分析するなんてことは絶対にできないので無駄です。菅首相は自衛隊のヘリで現場に駆けつけたといいますが、菅首相が現場に駆けつけてもいいことは何もありません。むしろ現場は、菅首相みたいな非常に偉い人が来ると、その対応に追われ、迷惑この上ありません。 仕事ができない上司ほど、いろいろ指示を出してリーダーシップを取ろうとします。自分の専門分野の政治・経済でたっぷり時間があってもリーダー

    こういう時に政府のリーダーができること : 金融日記
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    seuzo 2011/03/12
    首都圏に住むぼくたちができることは少ない。現地の技術者たちの仕事を信じよう。
  • 大学入試ネット投稿事件が浮き彫りにした日本社会のみっつの病理 : 金融日記

    京都大学をはじめとする有名大学で、入学試験開始から間もない時間帯に入試問題がYahooの質問サイトに投稿されました。そしてすぐに誰かがその入試問題の解答を投稿しました。このインターネットを使った新しいタイプのカンニングに対してネットで大きな話題になりました。そしてテレビなどのマスメディアでも大々的に報道されました。 この問題に対して、僕はそんな騒ぐほどの問題かと冷めた目で見ていました。もっと報道するべき重要なニュースが多数あるのに、なぜこんなくだらないことをトップニュースで毎日扱うのかとうんざりしていたのです。確かにカンニングは不正ですが、バレたら、バレた人が合格点をとっても不合格になるだけで、それだけの問題です。大人に叱られれば済む程度の問題だし、そもそも僕の大学生活を思い出しても、日の大学ではテストで単位をとるためのカンニングはありふれた出来事でした。大学側もたまに見せしめで捕まえて

    大学入試ネット投稿事件が浮き彫りにした日本社会のみっつの病理 : 金融日記
    seuzo
    seuzo 2011/03/04
    いい歳したオッサンが「文系・理系」などと言っている。ああ、彼らなりの誇りだったのか、知らなかった。
  • 客観的な成果で評価されることから逃げまわる日本の高学歴エリート : 金融日記

    の受験勉強というのは不毛な暗記力競争で、大学の教育なんてのは実際の仕事には何の役にも立たないただの「シグナリング」だというシニカルな見方があります。そういう面も確かにあるでしょう。 しかし受験勉強や、日の高学歴者の資質は仕事の能力と相関がある部分もあります。以下、僕がいくつかの職種別に思っていることを書きます。 1.プログラマー 僕は密かに思っているのですが、コンピュータ・プログラミングと受験勉強の才能ってかなり似ています。どちらも、かなりたくさんのことを暗記しないといけないし、また暗記している方が有利です。膨大なライブラリーをたくさん覚えていれば、効率的にコードが書けます。しかも暗記がただの暗記ではなく「ロジカルな暗記」というのも共通点です。 また、ひとつの正しい答えがあるということも共通しています。受験勉強の数学のように、そこに行く道筋は何通りもありますが、答えはひとつです。ある

    客観的な成果で評価されることから逃げまわる日本の高学歴エリート : 金融日記
  • 日本経済の抱えている問題なんて全然大したことない : 金融日記

    世間では政府債務がGDPの2倍に達するだの、不景気だの、雇用不安だのといろいろ経済問題で騒いでいますが、そんなことはどれも小さなことです。 国家財政なんて破綻しても、ちょっとした混乱のあとで会社が沢山つぶれて、失業者が一時的にどっとでて、公務員が首になって、年金が減るぐらいですよ。 大したことではありません。 それに経常黒字があって、対外債権を抱えている日はなかなか破綻しません。 不景気だ、雇用不安だといっても、餓死してる人なんて僕は全然知りません。 そんなのは放置プレイで何の問題もないのです。 ほんの65年前の今日、1945年8月9日に原子爆弾が長崎に投下されて、7万人が一瞬で死にました。 当時の長崎の人口は24万人だったそうです。 かろうじて生き残った人達は火傷によるケロイドや被爆によるさまざまな病魔に苦しめられました。 その3日前の8月6日には広島に原爆が落とされています。 14万

    日本経済の抱えている問題なんて全然大したことない : 金融日記