MIYADAI.com Blog (Archive) > 橋爪大三郎教授と、共通の師匠である小室直樹博士について語り合いました « 『おどろきの中国』についての宮台発言@読書人最新号から抜粋します。 | 今からちょうど十年前、寺山修司没後20周年記念に書いた文章を、十年ぶりでアップします » 橋爪大三郎教授と、共通の師匠である小室直樹博士について語り合いましたので、宮台発言の一部だけ、抜粋いたします。 この対談をごく一部として含む全体は、昨年の追悼イベントの記録と合わせて、ミネルヴァ書房からまもなく刊行されます。 1 終生貫いた想い 出発点にある動機 宮台:小室先生にとって、学問は大きな目的に対する手段という関係にあると思います。大きな目的あるいは出発点にある動機は、日本は戦争に負けたので、二度と戦争に負けたくない、もういちど戦争するのであれば、是非勝ちたい、という非常に強い想いだと思いま