歳時記と二十四節気とは日本は四季の移り変わりは鮮やかで美しい国です。 先人達は、その四季を楽しみ生活の知恵を生み出し、実りを最大限に活用し、季節に寄り添って、身も心も健やかに生きてきました。 月や太陽の動きを見て様々な祭事を、二十四節気を併用して四季を感じていました。 歳時記とは、 1年の折々の自然や人事などを記した書物で、俳句の季語を集めて分類・整理し、解説や例句を載せた書物のことですが、その季節の流れや趣(おもむき)を感じて生きていた時代であることがとてもよくわかります。 そして、二十四節気とは“春・夏・秋・冬”の四季をさらに細かく、各季節を六つに分けたもので、その二十四節気に従って農作業を行って日常生活を送り、食を摂り生きていました。 人の一生も四季に置き換えることができます。 春には新しい息吹を感じ、夏はエネルギッシュで若さを発揮し、秋には秋の実りがあり、冬では凛とした美しさがある