どんな仕事であれ、働いていくうえで気になるのはやはり給料のこと。特に、自分の年収がその業界において高いのか低いのか、知りたい人も多いのではないだろうか。また、各業界の平均年収の推移を知ることで、その業界自体の伸び具合なども把握できるはず。 国税庁の民間給与実態統計調査では、平成22年12月31日までのデータを元に、各業界の平均年収を発表している。 それによると、平成22年において平均年収がもっとも高い業界は「電気・ガス・熱供給・水道業」で696万円、2番目は「金融業,保険業」の589万円、以下、「情報通信業」の564万円、「学術研究,専門・技術サービス業」、「教育,学習支援業」の509万円と続く。 14に分かれた業界のうち、平均年収が500万円を超えるのはこの4つの業界のみで、400万円台は4業界。300万円台は「医療,福祉」の389万円、「不動産業,物品賃貸業」の387万円などの5業