このページは、新 消防雑学事典 二訂版(平成13年2月28日(財)東京連合防火協会発行)を引用しています。 最新の情報ではありませんので、あらかじめご了承ください。 東京消防庁管内の火災原因の上位は、昭和51(1976)年まで「たばこ」が第一位でしたが、昭和52(1977)年から「放火・放火の疑い」が第一位となり、「たばこ」は第二位となって、その後も第二位を続けています。 1492年にコロンブスによってアメリカ新大陸が発見される以前に、アメリカ大陸の原住民であるアメリカインディアンは、ミシシッピー川両岸で、トバッコに詰める葉の栽培をしていました。 植物の名は、ニコティアナ・タバクムやニコティアナ・ルスティカというもので、ナス科に属し、ブラジルやメキシコを原産地とするものでした。 トバッコとは、インディアン語でパイプあるいはチューブを意味する言葉ですが、スペイン人によって誤って伝えられてto