厚生労働省は5日、禁煙に関する電話相談や病院紹介などを実施する「たばこ相談員」を来年度から全国の病院に配置する方針を固めた。禁煙を促し、2022年度までに喫煙率を12%に引き下げる政府目標の達成を目指す。費用として来年度予算概算要求に1億6千万円を計上した。同省は「がん予防だけでなく、健康対策につなげたい」としている。「たばこクイットライン」の名称で実施する。今年4月時点で全国397カ所にある
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前回エントリで書き漏らした論点がありました。まあ、論点としてはまだまだあるのでしょうが、1点だけ追加補足しておこうと思います。 ■喫煙者は健康保険制度を歪めているか 喫煙者は癌その他の疾病率が高いのだから、非喫煙者の支払う健康保険に喫煙者がただ乗りする構図になるのではないかという喫煙者批判が起きています。果たしてこれはフェアな論議でしょうか? 喫煙者の疾病率が高いという前提を正しいとしても、喫煙だけを取り出して健康保険の制度が歪められるというのは余りに一面的です。 健康保険の保険料を疾病リスクの高さで差別化するなら、金食い虫とされている糖尿病などはその遺伝体質によって真っ先に差別化すべきでしょう。例えば私の家系はどこを遡っても大酒飲みですが、14人の叔父・叔母の中で糖尿病患者は一人も見当たりません。糖尿の疾病リスクの一位は明らかに遺伝です。 大量に飲酒する人、過激な運動をするスポ
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