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「最近肩こりがひどいし、血圧も気になってきた…」こんな積もり積もった“小さな不調”を解消する方法があった。医者も薬もいらなくて、しかも気持ちよくてお手軽。頭皮をもみほぐせば、心も体もイッキに快調に! 美容院で頭をマッサージされると、あまりの心地よさについ、眠ってしまう人もいるだろう。頭皮マッサージは、手軽にできてリラックス効果の高い健康法だ。24時間血圧を測り続けて33年の“ミスター血圧”こと、東京女子医科大学東医療センター内科教授の渡辺尚彦(よしひこ)さんは、頭皮マッサージの血圧を抑える効果に注目する。 「頭皮と頭蓋骨の間をずらすようなイメージで行うと、即座に末梢血管が開いて頭皮の血流がよくなるのを実感できます。少しかゆいような感覚になるのが、血行が促進されている状態でしょう」 さらにはこんな効果も。 「頭の血行がよくなれば、近くにある首や肩の血行もよくなって、肩こりも改善すると考えられ
その昔、英国の哲学者フランシス・ベーコンは欧州に蔓延するペストを「腐ったやわらかいりんごのようなにおい」と書き記した。「ペストはにおいで感染する」と信じられ、医師たちはマスクにハーブを詰めていたという。 いつの時代も「病気のにおい」を恐れるのは人間の本能であり、健康を測るバロメーターなのだ── 家族だからこそ気づくにおい 「夫は気づいてなかったと思いますが、朝、夫がトイレで用を足したあと、私がすぐに入って必ずにおいを嗅いでいました。毎日、おしっこや便のにおいを嗅いでいると夫の便の硬さまでわかるようになっていました」 そう話すのは、元TBSアナウンサー・山本文郎さん(2014年逝去、享年79)の妻・由美子さん(53才)だ。2008年に再婚後、31才年上の文郎さんの体調を管理していた由美子さんは、夫の排便後のにおいが消えないようトイレに芳香剤は置かず、オートの洗浄機能もOFFにする徹底ぶりだっ
盛岡でひとり暮らしをする認知症の母を、東京から遠距離で介護している作家でブロガーの工藤広伸さん。工藤さんは介護サービスや便利グッズなど、さまざまなことを活用し、遠距離でも介護をスムーズに行う工夫している。そのノウハウは、書籍やブログで紹介され、すぐに役に立つと評判だ。 しれっと、を信条とし、円滑に介護を続ける工藤さんだが、離れて暮らす母を想う息子心は、複雑なこともあるようで…。 →認知症の母が暮らす実家に帰れない!「ふるさと」の切ない話 父、母、祖母、わたし、妹の5人一緒に、盛岡の実家で暮らしていた時期がありました。 子どもたちが家を出て、祖母と父が亡くなった今、2階建ての大きな一軒家には、母がひとりで住んでいます。 息子が盛岡に帰ってきていることを忘れる母 母は1階の居間で過ごすことが多く、わたしも帰省したときは居間で一緒に過ごします。ただ、本やコラムなどの執筆は集中したいので、2階の自
がんの罹患率が上昇している日本。予防のために、日々の生活の中で、どのような食材を口にしていいのか。科学的根拠に乏しい健康情報が巷に溢れる中、しかるべき研究機関で立証された医学的データを世界中からリサーチ。ここでは、発がんリスクを上げる食べ物とリスクを下げる食べ物を併せて紹介する。 * * * データで知る長生きのための生活習慣 ※()は、調査者/調査対象/調査公開年 ■牛乳を毎日たくさん飲む女性:卵巣がんリスク/13%アップ↑ 卵巣がんの症例を比較した研究と追跡調査の結果を統合して分析したところ、毎日、牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品から乳糖10g(牛乳コップ1杯分)を摂取する人は、卵巣がんのリスクが13%上昇していることが判明。(スウェーデン・カロリンスカ研究所/18件の症例対象研究と3件の追跡調査をメタ分析/2006年) ■コーヒーを毎日5杯以上飲む人:肝がんリスク/76%ダウン↓
3回にわたって紹介した「輪ゴム健康法」に、「カンタンなのに効果的!」と大きな反響が寄せられた。今回はさらにカンタンな、手に洗濯ばさみをはさむだけで痛みや不快症状を改善する健康法をお届けする。 ●耳に輪ゴムをかけるだけ健康法で不調に克つ|肩こり・耳鳴り・腰痛を改善! ●手足輪ゴム健康法|輪ゴムを“はめるだけ”!関節痛を改善 ●輪ゴム健康法|1回1分手にかけるだけ!腰痛、肩こり、物忘れに即効簡単セルフケア “手指鍼(しゆししん)”と同じ効果が期待できる「洗濯ばさみ健康法」 手や指のツボを刺激する東洋医学の“手指鍼(しゆししん)”。鍼灸師でアジアン・ハンドセラピー協会理事の松岡佳余子さんは、それと同様の効果を誰でも簡単に得られる方法を数多く試してきた。今回紹介する「洗濯ばさみ健康法」もその1つ。 「ツボを押しても効果が表れなかった人の指を試しに引っ張ってみたところ、ツボ押しと同様の効果を得られた
* * * データで知る長生きのための生活習慣 ※()は、調査者/調査対象/調査発表年 ■水辺に住んでいる人:死亡率、死亡リスク/12~17%ダウン↓ 126万人の生存状況を約10年半にわたり、追跡調査。住んでいる地域から250m以内の距離に水辺が存在するか否かと死亡リスクの関係を分析。水辺から250m以内の地域に住む人は、そうではない人に比べて、心臓病・脳卒中・呼吸器疾患・糖尿病・認知症などで死亡するリスクが12~17%低いという結果になった。(カナダの研究グループ/カナダに住む126万人に対する追跡調査/2018年) ■週4回、4時間以上ランニングをする人:死亡率、死亡リスク/1.9倍アップ↑ 1098人を対象に、「まったく走らない」「週1時間以下」「週1~2.4時間」「週2.5~4時間」「週4時間以上」などに分けて生存率を調査。もっとも死亡率が高かったのが、「週4回、4時間以上」ラン
視界がかすむ、見えにくい、目が乾く…今や、老若男女が抱える目の不調。スマホやパソコンが普及した現代では避けられない問題だが、自分の力で、簡単に、すぐ解決することが可能だという。テレビ出演で話題の「眼ヨガ」マスターが、即効性バツグンの方法を伝授する。 【目次】 眼ヨガの後、視力が驚異的に回復、0.5→1.5に 最近、急に目が見えにくくなった──そう感じている人はいないだろうか。 その目の不調が自分で改善できて、メガネやコンタクトレンズが不要になると聞いたら信じられるだろうか。 先日放送されたバラエティー番組『モヤモヤさまぁ~ず2』(テレビ東京系)で、東京・東中野にある「龍村ヨガ研究所」に立ち寄った出演者たちは、「眼ヨガ」を体験。すると、たった数十分で、三村マサカズ(52才)の視力は0・8から1.2に、田中瞳アナウンサー(22才)は0.5から1.5という驚異的な回復をみせた。三村はその後に訪れ
輪ゴムを巻くだけの『輪ゴム健康法』が「簡単なのに効果的!」と話題になっている。そこで、耳に輪ゴムを巻くだけで全身の不調が改善できるという健康法を紹介します。 輪ゴム2本を耳に巻けばリンパの流れが整えられて、手軽さと症状改善に驚く人が多いという。やってみれば、すぐに変化を実感できるはず! 耳は全身の縮図 全身の血管はすべて1本でつながっており、心臓から流れ出た血液は23秒かけて全身をめぐり、再び心臓に戻る。 さらに東洋医学では、全身のエネルギーの通り道ともいえる経絡やツボは、手に投影されると考えられている。そして手と同様に耳にもツボが集中しており、そのことから耳も「全身の縮図」と呼ばれている。 「つまり、耳に輪ゴムを巻けば、ツボが刺激されて、呼応する器官の血流や気の流れが整います。内臓や筋肉などの機能が活性化し、不調が改善するのです」 そう話すのは、鍼灸師でアジアン・ハンドセラピー協会理事の
様々な業界で活躍する方々に、介護との関わりについて語っていただくシリーズ『私と介護』。今回は、お笑い芸人『レギュラー』のお二人にインタビュー。 『あるある探検隊』ネタで大ブレイクした後、2014年に、介護職の基礎的な資格である『介護職員初任者研修』に合格し、介護の世界に足を踏み入れたお笑いコンビ・レギュラーのお二人。彼らが目指すのは『笑いのバリアフリー化』だという。 前編に続き、後半も存分に語っていただく。 →前編を読む:芸人コンビ・レギュラーインタビュー|笑いのバリアフリー化を目指して * * * 舞台に立っただけでお年寄りに大ウケ 先輩芸人、河本準一さんの紹介で携わることになったボランティア活動で、レギュラーのお二人は高齢者施設などを訪れる機会に恵まれた。そこで経験したお年寄りたちとの交流は、二人のお笑い人生に、思わぬ影響をもたらした。 「おじいちゃんやおばあちゃんたちがすごく僕らのこ
終活をする際、考えることの1つに住まいの問題がある。最期まで家にいたいと考える人もいれば、高齢者向けの住宅や老人ホームを選択する人もいるだろう。そんな中、病院が手厚い介護と医療ケアを提供する「療養型病院」を選ぶ人が増えている。 現在、長嶋茂雄氏が入院するのは、まるで高級ホテルのような施設。中に入ると、彫刻や絵画があちこちで間接照明の柔らかい光に照らせる。豪華な懐石料理などがふるまわれ、月に何度かはプロの演奏家によるクラシックコンサートも開かれるという。実はここ、200床を超える病院である。 →特養に早く入所する裏ワザ|判定会議で優先順位を上げる方法や狙い目
最近、駅や役所、コンビニエンスストアのレジなどで、怒りを抑えきれず爆発させている、“キレる老人” “暴走老人”を目にすることが増えている。あなたの親が、夫が…最近やけに怒りっぽくありませんか? ちょっとしたことで感情が爆発するのは、暑さのせいではありません。 人間、年を取ると丸くなると思いきや、真逆の行動に出る人が多いのはなぜなのか? その理由や接し方、明日はわが身とならないための予防策はあるのか、専門家に聞いた。 【目次】 前頭葉が衰えるとキレやすくなる!? “キレる高齢者”や“事故る老人”など、シニアの問題行動が後を絶たない。 こうした背景には、かつてのような年長者への敬意が失われつつあるとともに、定年退職後にプライドや存在感を保てず、イライラを募らせる高齢者が多いのも事実だが、 「長寿で脳の前頭葉が萎縮している人の数が増えたことも問題行動の要因の1つです」と、老年精神医学の専門医・和
様々な世界で活躍する方々にご登場願い、介護との関わりについて語っていただく『私と介護』。今回満を持しての登場は、お笑い芸人『レギュラー』のお二人だ。 介護現場での活動を通して確立させた、高齢者の心を掴む『笑いのバリアフリウー化』の真髄に迫る──。 舞台のソデから姿を現しただけで、もう何人かが笑い転げている。にじみ出るようなおかし味をまとったお笑いコンビ『レギュラー』は、芸歴20年を超えるベテランだ。坊主頭の松本康太さんと、長身の西川晃啓さん。伝家の宝刀ともいえる切れ味バツグンの持ちネタは、ご存じ『あるある探検隊』だ。 ──ドゥドゥビドゥバドゥビ ──ハイ、ハイ、ハイハイハイ、ワオッ ──あるある探検隊、あるある探検隊ッ ──松本君、誰もが知ってる「あるある」頼むでぇ ──まかしときッ西川君、行くでぇ 客の注目をグィっと集めながらも、適度にもったいぶり、そして… ──くしゃみと同時にオナラ出
足裏のみならず、実は手のひらや指にも、内臓や骨格に対応する経絡(全身をめぐる気血水の通り道のこと)やツボが集まっている。そしてその経絡やツボを一定の圧で刺激するには、身の回りにある「輪ゴム」が効果を発揮するという。 更年期障害、物忘れ、冷え症、高血圧、肩こり、腰痛、不眠症に悩む方にぜひ試してほしい、いわば0円でできるこの健康法。知っておくと医者いらずになれるかも!? 輪ゴムひとつで体が変わる 手は、体全体の縮図であり、適度に刺激することで全身の痛みや不調を改善できる―そう話すのは、鍼灸師でアジアン・ハンドセラピー協会理事の松岡佳余子さん。 「全身の血管はすべて1本でつながっています。心臓から流れ出た血液は、23秒かけて全身をめぐり、心臓に戻ります。したがって、指の毛細血管に与えた刺激は、23秒で全身の血流に好影響を与えると考えられます」(松岡さん・以下同) 松岡さんは、経絡とツボにアプロー
女性セブンの大人気企画『最強食品』シリーズで、過去6回のうち、『自然治癒力を上げる』『老化が止まる』『胃腸力を上げる』の最強食ランキングで堂々の1位を獲得したある食材がある。それは“納豆”。 その納豆の原料といえば“大豆”。この大豆こそが、年々衰えていく“筋肉”を支える、いや、それどころか食べるだけで筋力をアップさせる、スーパーフードなのだ。 体全体の筋力がピーク時の40%に減ると要介護に デンマークのコペンハーゲン大学の研究チームが発表した報告によると、高齢者はわずか2週間、足をまったく動かさずにいると、筋力が23%も低下するという。筋肉量に換算すると250gも失うことになる。使わずにいる筋肉はあっという間に衰えてしまうのだ。 生体栄養学が専門で医師の徳島大学大学院教授・二川健さんによると、運動をしていても年を重ねると筋肉は減っていくという。 「筋肉量は20代をピークに、加齢とともに減少
厚生労働省によるフッ素配合歯みがき剤の普及・啓発活動により、’80年代以降、10〜14才の子供の虫歯は減少傾向にある。一方で、虫歯になる大人は増加傾向にあるという。中でも注目されているのが、歯茎が下がることでなる、大人特有の虫歯“根面う蝕(こんめんしゅしょく)”だ。 人生100年時代、死ぬまで自分の歯で食事を楽しむため、今からやっておくべき、歯の最新ケア方法を紹介する。 30代で急増し、 50代では約半数いる歯茎下がりと根面う蝕 歯みがきをしていても、加齢でできやすくなる虫歯がある。歯茎が下がることで歯の根元が露出し、その部分が虫歯になる「根面う蝕」だ。東京歯科大学教授の杉原直樹さんは、こう説明する。 「歯茎が下がる症状は30代の約60%にみられ、50代以上ではほぼ100%に。さらに、歯茎下がりも根面う蝕もある50代は45%になります」 歯茎が下がり、歯の根元の象牙質がむき出しになっている
医療の現場や介護施設で、行われることがある「身体拘束」。そういった拘束を実際”されて”みて初めてわかることがあるかもしれないと、記者が介護現場のスタッフにお願いして、身体拘束の何たるかを体験、その一部始終をレポートする。 →第1回 介護の知らない世界【身体拘束】その1 →第2回 何気ない日常に潜む、目に見えない拘束【スピーチロック】 →第3回【身体拘束】を考える 言っても伝わらないから…でいいのか * * * 取材先で、現場を切り盛りしているスタッフと話をしていると次のような意見をよく聞く。 「介護の世界は恒常的に人手不足で、被介護者一人ひとりにつきっきりというわけにはいかない。暴れる。動き回る。そういった人に対しては安全のために拘束するしかない」 もちろんこうした側面があることも理解しているつもりだ。 身体拘束を「悪」だと決めつけるつもりはない。しかし介護される側からすると、体の自由を奪
50才まで結婚したことのない生涯未婚率は男性で23.37%、女性で14.06%にのぼり、過去最高を記録。高齢者のひとり暮らし人口は増加傾向にある。その点、私は大丈夫? いやいや、夫や子供がいても安心はできない。平均寿命は男性の方が約6才短いし、熟年離婚率も増加。子供だって、住む場所や家計、関係性によってはアテにならないのだから。かくして、老後は誰もがひとりになる(かもしれない)。そう覚悟を決めて、今日からひとりの老い支度を始めませんか? おひとりシニア最大の課題は“お金” 国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、ひとり暮らしの高齢者数は、2015年で600万人以上。2030年には800万人になるとの予測だ。都市部では、65才以上の高齢者の4割以上がひとり暮らしになるという。 注目すべきは、ひとり暮らしの高齢者が多いということだけではない。高齢単身女性の貧困率が2015年のデータで5割を
テレビの健康番組の例を挙げるまでもないが、昨今、お手軽に健康を得たいと、最新の医療情報やブームの健康食品にはすぐ飛びついてしまいがち。大切なことは、「日本人には、日本人特有の体質があり、それは他のどの国民とも違う」という視点だ。 『欧米人とはこんなに違った 日本人の「体質」』(講談社)の著書がある医師の奥田昌子先生が人種による体質の違いから導き出されたデータ を基に、本当に日本人に効く健康法を解説する。 →関連記事:「海藻を分解できるのは日本人だけ」など 最新研究でわかった日本人の驚くべき体質 牛乳に含まれる「乳糖」を 分解できない人が多い 骨粗しょう症予防に牛乳を飲むことを習慣づけている人も多いはずだが、実は、これもNGだという。 「日本人は、牛乳に入っている乳糖を分解する力が弱い人の割合が多い。そういったかたのことを『乳糖不耐症』と呼びますが、牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする体質がこれに
日本人は医療や健康の知識については、おそらく世界で最先端にいる。海外の最新医療情報やブームの健康食品には、どの国民よりも早く飛びつく。 しかし、大切なことを忘れていた。「日本人には、日本人に特有の体質があり、それは他のどの国民とも違う」という視点だ。先祖代々、日本列島で暮らし、育み、受け継いできた体質を知ることこそ、外国の「受け売りの知識」ではない、日本人の健康のための「本当の知恵」だろう―。 →「コーヒーを飲むと情緒不安定になる!?」知っておきたい日本人特有の体質とは * * * 「海藻を分解、吸収できる」のは日本人だけ 日に日に気温が下がり、布団から出るのがつらい。そんな朝も、私たちは台所に立つ。 鍋を火にかけ、豆腐とわかめのたっぷり入ったみそ汁を作って家族に取り分けると、食卓にほわんと湯気が立ち上る。ご飯や納豆、焼き魚を並べたら、そろそろみんなを起こさなきゃ――。 こんな朝の光景も、
先日、料理研究家・ケンタロウさんが自宅周辺を車いすで散歩する姿が報じられ話題を呼んだ。 ケンタロウさんといえば、数年前まで 料理番組『男子ごはん』(テレビ東京系)で、TOKIOの国分太一さんと共演し、簡単で美味しいレシピと、気さくなトークで男性からも女性からも人気を博していた。ケンタロウさんが突然表舞台から姿を消したのは、2012年2月のこと。バイクで首都高を走行中、カーブを曲がり切れず、6メートル下に転落する事故を起こしたのだ。一命はとりとめたものの、頭部骨折により高次脳機能障害が残り、一時は両手両足の麻痺や言語障害などで寝たきりの状態に陥っていた。 目撃されたケンタロウさんは、自身の足で「こいで」車いすを動作させているという。事故から6年、足こぎ車いすを使うことでリハビリ効果が格段に上がっているというのだ。
岩手に住む認知症の母の東京から遠距離で介護を続けている工藤広伸さん。祖母や父の介護経験もあり、その中で学んだこと、実践したことなどをブログや書籍で広く発信中だ。 当サイトのシリーズ「息子の遠距離介護サバイバル術」でも、家族の介護をする人ならではの視点で語られる介護術が、すぐに役立つと話題。 今回のテーマは「エンディングノート」。祖母の終末期介護の経験を通して、工藤さんはずっと抱えている後悔があるという。その思いを生かすために、工藤さんが毎年必ず行っていることを明かしてくれた。 * * * 2013年11月4日。祖母は90歳で亡くなり、あれから5年が経過しました。 命日が近くなると、自分の介護ブログでエンディングノートを題材にした記事を書いたり、母の意思が示してあるエンディングノートを親子で読み直し、更新したりしています。 なぜそこまで、エンディングノートを大切に考えているかについて、今日は
今までの老眼矯正は、対象物をレンズで大きくしたり、眼球を鍛えたりすることが中心だった。ところが、以下に紹介するシートを活用した老眼矯正のメソッドは、まったく発想を転換した画期的なものだ。シートを使ったトレーニングで鍛えるのは、実は「脳」なのだ―― 昨年、米紙『ニューヨークタイムズ』でも取り上げられ、全米で大きな話題を呼んだ老眼回復トレーニング法が、ついに日本に上陸。 「特別に作成したシートの中で、ランダムに並ぶさまざまな形の『しま模様』を目で追いながら、同じ模様を見つけていく、言わば、目だけを使った”神経衰弱”です」(平松類先生、以下「」内同) 効果は、すでにアメリカで実証済み。カンザス大学が38人の近視・老眼の患者を対象に行った実験(2007年)では、全員の視力が向上。その中でも老眼の患者は、近くのモノを見る視力が平均0.3もアップした。 「世界各国でその効果の高さに驚きの声が上がってい
体がだるくて重い、肩がこる、頭痛がする…。これは体が疲れているというより、脳がストレスを感じていることによる場合も。 対人関係だけでなく、気温の急激な変化、座りっぱなしの姿勢も、脳にダメージを与える。脳のメカニズムやクセを知って、ストレスを軽減する生活やテクニックを学ぼう。 私たちは日々、さまざまなことからストレスを受けている。それを感じているのが脳だ。うつ病やストレス障害などの専門家で、川村総合診療院院長の川村則行さんは、次のように語る。 「脳の神経回路は、満足や喜びを感じる“報酬系”と、苦痛や恐怖を感じる“罰系”に分けられます。罰系の感情が動くと、脳内ではドーパミンやセロトニン、ノルアドレナリンなどの喜びや満足を感じる物質が低下し、イライラしたり、気分が落ち込んだり、やる気が出ない状態になります。これが、脳がストレスを受けた状態です」 川村さんによると、ストレスの度合いは人によって異な
完治したはずの患部がなぜか痛む…、長年抱えている慢性痛がある…。その“痛み”が写真を見るだけでスッキリ解消できるというからビックリ! 痛み専門医・河合隆志先生がセレクトした魔法の写真で、スッキリ快適ライフを取り戻そう! 長引く痛みの原因の9割は「脳の不調」 厚生労働省が行った国民生活基礎調査(平成28年版)によると、日本人女性の3割以上に自覚症状があり、70代以上では2人に1人が悩んでいる体の“痛み”。自身も学生時代から肩こりに悩み続けたため、長年にわたって痛みを取り除く研究を重ねてきた河合隆志先生は、「長引く痛みの原因の約9割は脳の不調です」と語る。 「痛みには3種類あり、1つはけがや病気など原因が明らかなもの。例えば、腰痛の15%程度はこれに当てはまり、病院で適切な処置を受ければ解決します。2つ目は完治したのに長引く痛み。もう1つは、肩こりのような原因がわからない痛みです。 後者2つは
日本の認知症高齢者数は、2025年に700万人に達すると厚生労働省は推計している。昔に比べて平均寿命が延び、認知症患者が増加している今、歯が20本以上ある人と、それ以下の人では、前者の方が認知症になりにくいという注目すべきデータもある。そんな中、ガムを噛むことで認知症を改善できる、という研究が進んでいる。「噛むこと」と「認知症」には、どんな関係があるのだろうか──? しっかり噛めないと認知症が進行する 人間の脳には約860億個の神経細胞があり、20才頃までに情報伝達をするためのネットワークは、ほぼ完成する。それ以降は、1日に約10万個もの神経細胞が死滅していく。 年をとり、記憶にかかわる脳の神経細胞が広範囲にわたって死滅すると、食事をしたのに「ご飯はまだ?」などと体験したこと事態を忘れてしまったり、家への帰り道がわからなくなったり、認知機能に障害が出る。これが認知症だ。 約20年間、認知症
突然、だまって外に出て行き、あてもなくさまよい歩くように見える「徘徊」。介護中に起こると、家族にとってはとても心配な行動だ。 86才の祖母を在宅介護しているライター・奥村シンゴ氏。祖母は認知症の症状もあり、徘徊することが増えてきたというが、最近、たまたま祖母が家を出る段階で気づき、そのままその徘徊に付き添ってみた体験をリポート。一緒に歩いて気づいたこととは? * * * 認知症祖母を在宅介護して6年目が経過するが、最近「徘徊」の頻度が週2回程度と増えてきた。 徘徊は、認知症の症状の一つで、見当識障害や記憶障害などの影響で起こることが多いという。祖母の場合も、私の知らぬ間に家を出て近所を歩き回ることがあるのだ。 先日、徘徊する祖母に付き添うことができたので、その時の様子と一緒に歩いたことで、気づきがあったのでお伝えしようと思う。 普段の倍以上の速さで歩く祖母 ある日のこと、突然朝方に玄関のド
「長生きしたい」「健康になりたい」「やせたい」、その願望を叶えるため、人はいろいろな健康法に取り組む。しかし、それまで体にいいとされていた「常識」が、実は「非常識」だったらどうだろう。日々、更新される情報に目を向けないと、逆に体調を崩す可能性も…。 黒柳徹子の常識を覆す、驚きの睡眠法とは 黒柳徹子(82才)が雑誌『Domani』で明かした「睡眠法」は、驚くべきものだった。 夜11時過ぎに、顔も洗わずに洋服だけ脱いでそのまま寝る。3時間ほどで一度目が覚めるから、原稿書きなどの仕事をする。それから《もう朝方ですけれど、メークを落として、お風呂に入って、そういうのをやってからまた寝るんです》というのだ。 《2回に分けて合計7、8時間寝るというふうにしたら、身体も気分もね、すごくいい》 そもそも人にとって必要な睡眠時間は年をとるごとに減っていき、50代は7時間前後が目安だが、60代なら6時間で充分
秋から冬への季節の変わり目は、風邪が流行しやすい時期。毎年、この時期に患者が増えるのは定石だが、今年は特に気をつけるべきだと、栗原クリニック東京・日本橋院長の栗原毅医師が指摘する。 「例年以上に寒暖差と気圧の変化が激しく、毎週のように台風が来るなど、天気が安定しない。このように一日の温度差や週の温度差が激しいと、自律神経のバランスが乱れて免疫力が低下し、風邪を引きやすくなります」 そのうえ、今年の風邪は重篤化しやすい。工藤内科副院長の工藤孝文医師が特徴を解説する。 「鼻水、のどの痛みが出て、それから咳が出始める、いわば『風邪のフルコース』。さらに治りかけてからも空咳が数週間続き、長引いてしまう傾向にあります」 ただでさえ忙しい年末に向けて、予防は万全にしたいもの。しかし、それが間違った「古い常識」に基づいた対処なら、どんなに手を尽くしても意味がない。医師たちの経験と理論に基づいた、風邪の「
認知症の母を盛岡ー東京の遠距離で介護し、その経験をブログや書籍などで発信している工藤広伸さん。家族の視点で”気づいた”、”学んだ”エピソードの数々は、とても役に立つと評判だ。当サイトのシリーズ「息子の遠距離介護サバイバル術」でも、介護中の人へのアドバイスのみならず、介護を始める前の人にも知ってもらいたいことが満載。 今回は、帰省などで久しぶりに会った家族の異変に気づいたときに、まず何をすればいいかのアドバイスだ。もしや…、まさか…と思った人、必見! * * * 年末年始にふるさとへ帰省したあと、わたしの認知症介護ブログや書籍が急に読まれるようになる理由は、家族の認知症を疑って病院へ行く前に自分で調べ始めるからです。 本やネットで認知症について調べてみると、こう書いてあることが多いです。 「認知症は早期発見が大切です、ものわすれ外来をすぐ受診するようにしましょう」 いざ実践してみると、そう簡
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