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円安とは
ninicosachico.hatenablog.com
今日は思いついたまま書くのでまとまりがないかもしれませんが、良かったら読んでください。 読売新聞に「人生案内」という、読者からのお悩み相談コーナーがあるのをご存じでしょうか。 そこは毎日老若男女問わず色々な人からの相談が寄せられているのですが、月に数回ほど「ひどい夫案件」があるんです。 それはたいてい妻からの「こんな夫と生活していくのに耐えきれないけけれど、子供の為に家庭は維持するべきか?」みたいな相談なのですが、日々読んでいると「これ、こないだと同一人物じゃない?」と思うことがよくあります。 実際には同じ人の投稿はダメみたいなので、みんな別人なんですが、まるで妻たちが1人のダメ夫について話してるのかと思えるほど、どの夫も根底の部分に同じ精神を共有しているというか「マザーコンピューターで脳の意識が繋がってる」かのようにそれらのダメ夫は同じことを妻に言ったり、やったりしてるんです。 例 20
あのですね、新年一発目から人様の悪口に聞こえるような話はあんまりしたくないんですけど、土曜にテレビ見てたらちょっとあまりにもひっかかった場面があったので、今日はそのことについて書きます。 それは「人志松本のすべらない話」の中でカンニングの竹山さんがしていた「前田健の葬儀にて」という話。 番組を観ていない方の為に、どういうお話だったかとざっくりと文字起こしします。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 竹山「去年に、僕の親友だった前田健ていう芸人が亡くなっちゃったんですね。彼と僕は同い年でテレビ出だした時期も一緒で、色んな悩みとかも相談して、まぁ親友みたいなもんだったんですね。で、彼はテレビで俺の事が好きだってのもよく話してたんですよ。まぁ、男が好きなマエケンでしたから。 そんなマエケンが去年の5月に突然亡くなっちゃったんですけど、あまりに突然で僕もど
はじめに 私は今34歳です。結婚して6年ですが子供はいません。 どうして子どもがいないのかと原因を考えると、ひとつは親の教えのせいかもしれません。 私の両親は私が物心ついた時にはすでに不仲でした。 しかし離婚はせず、母親は自分の結婚生活に不満たらたらの人で「子供が4人もいるせいで離婚出来なかった」とよく私たち子供に愚痴っていました。 末っ子の私は特にその愚痴の聞き役にされることが多く、私は子供の頃から母親に「子供なんか産むもんじゃないよ〜」と言われながら育てられました。 そのせいなのか、他の要因もあるのか自分でもよくわかりませんが私はごく自然と結婚や出産願望といったものが無いまま大人になりました。 夫婦共に子供が嫌いなわけではありません。 街で小さな子供を見ると純粋に可愛いと思いますし、夫がもしも突然亡くなったら1人ぼっちになってしまうのは悲しいので夫との間にあいのこが居たらいいな、とも思
はじめに 一昨日テレビでおしゃれイズムを観てたら、マツコデラックスが藤木直人にめちゃくちゃセクハラしてて、正直げんなりしました。 ロケ中ことあるごとに藤木直人に抱きつくマツコ、「ダメとわかってるのにー」と言いつつも藤木直人の尻を触るマツコ、きわめつけは仰向けの体勢になる筋トレマシーンを藤木直人に試させた場面で、ハァハァと息切れした藤木直人に上からかぶさる姿勢をとって「疑似体験できたわ」と喜ぶマツコ。 上田晋也がそのつど「やめろ!」的なツッコミを入れて笑いに変換させてたんですけど、最後のは「今、あんたとのセックスを疑似体験したわ」って意味なんで、上田晋也のツッコミ力を持ってしても、私はセクハラを目の当たりにした時の「うげぇ」感が拭えませんでした。 「なにをいまさら。マツコってもともとそういうキャラじゃん」と言う方もいらっしゃると思いますが、ここ数年のマツコの露出頻度はすごいです。 もうテレビ
今さらですが年末年始の話を。 私は普段からテレビを見るのが大好きなのですが、この年末年始はいつにも増してごろごろとテレビを駄観ってたように思います。 あ、「駄観る(だみる)」というのは私が作った動詞で「なんとなく点いているテレビを惰性で無駄に長く観る行為」を意味します。便利なのでよかったら使ってくださいね。 私は普段テレビは「頭を使うドキュメンタリーや情報系番組」と「頭を休める娯楽番組」で半々くらいの割合で観るようにしているのですが、年末年始は娯楽番組の数が圧倒的に増えるので、自然とそのバランスが偏り、お笑い芸人の姿ばかり見ていたように思います。 それでふと思ったのは、なんだかこのごろのお笑いは「面白くない」どころか「不愉快さ」を感じるものが増えたなぁということ。 いま、自分でも「すごい安っぽくて、なおかつ沢山の反感を買いやすい一文」(安くて沢山買えるからある意味コスパ優秀)を書いた自覚が
はじめに 話題になっている田房永子さんのコラム、私も読みました。 田房さんのコラムは毎回反響が大きく、やはり今回も多くの女性による「その通り。よく言い表してくれました!」というような賛同の声と、逆に「フェミ女の被害妄想が!」と批判するような声の賛否両論あるようでした。 今回のコラムに対して私も色々と思うところはありましたが、その内容に関してはすでに色々な方が文章を書いていますので、私はもう控えることにして、私はあのコラムにまつわる全体の流れを眺めていたらなんだか「なぜ痴漢被害女性の話は、とかく『うるせぇブス』と叩かれがちなんだろうなぁ?」ということについて考えてしまったので、それについて今回はちょっと書こうと思います。 (なお、今回は本来今月書いていた話を中断してこちらを書くので「取り急ぎ」の乱文になるかもしれません。分かりにくい箇所があったらご容赦下さい。) 私がなぜ「痴漢被害女性の書く
はじめに じわじわ炎上しているCMがあるとTwitterで流れてきたので観てみました。東急電鉄のマナー広告。 youtu.be こちらの動画「歩きスマホ編」の後にある「車内化粧編」がそれだということなのですが、動画で見てみると音楽とダンスのインパクトが強くてあれよあれよと進むせいか、私は先日の「うな子」の時に比べれば一見「ふつうのCM」という感じがしました。 ただ、私も動画を観るより前に画像広告の「都会の女はみんなキレイだ、でも時々みっともないんだ」というコピーだけを目にした時は「ん?」となりました。 このCMにすでに怒りの声を上げている方もたくさんいるようですが、私の場合それは「怒り」というより「違和感」というか「なんか違くない?」という感じでした。 これはいつものことですが、炎上CMって「無関心」以外に3段階の感想を生むものだと思うんですね。 「①怒る」と、「②怒りではないけど、ヘンだ
子供の頃のエピソード 小学校高学年の頃の話です。 私は近所に住んでいた友達カヨちゃん(仮名)の誕生日会に行きました。 確か男女取り混ぜて7.8人のクラスメイトが来ていたと思います。 みんなですごろくとかテレビゲームをやって、そろそろお昼になろうかという時に、カヨちゃんのお母さんが「女の子はちょっと来てー」と言って、カヨちゃんを含めた私ら3.4人の女子が台所に呼ばれました。 台所のテーブルには太巻きとか唐揚げとか、いわゆるご馳走が並んでいて、私たちは「おいしそー!」と沸き、カヨちゃんのお母さんに言われるまま、その料理を居間のテーブルに運んだりテーブルを拭いたり冷蔵庫から飲み物を出したりしました。 男子はその間ずっとテレビゲームをしていました。 テーブルに料理が並び、いよいよみんなでいただきますの前、私の目前に麦茶の入ったピッチャーがあったのを1人の男子が手を伸ばして取り、コップに麦茶を注ぎま
前回、もっとお笑い全体について書きたい事があった気がしてたのに、気がついたら全然バカリズムについての話しか書けてなかったので小倉智昭ばりに「ど〜なってるの?」と思いました。 さて前回、私は「なんとなくお笑い番組を観ていて自分が『これ、笑えないなぁ』と感じるネタや場面が多くなっているような気がしている。」と書いたのですが、今日はそのお笑いを全体的に見た時の「これ笑えないなぁ」について書こうと思います。(頭の中ではまとまってないのでうまく書けるか分かりませんが) 私は最近テレビのお笑いやバラエティ番組を見て笑えない場面がちょこちょこあるのですが、それを整理すると以下の2つのパターンになります。 身体的ダメージ系 芸人を落とし穴に落としたり、熱々おでんを顔につけたり、水槽に沈めたりするようなやつ。 精神的ダメージ系 「デブ、ブス、ハゲ、いい歳して独身」などの、芸人の容姿やプライベートな事情を本人
はじめに この件については「触れたら負け」感がするのでちょっと書くのをためらいました。 でもここは「沈黙はOKのしるし」とされるお国柄ですし、Twitterにぽろぽろ書くだけでは流れていってしまうので、やっぱし嫌だと思ったことは嫌だということを示し残しておくために、書いておこうと思います。 何がって?そりゃ「女の子はバカでいい」こと秋元康の書いた「アインシュタインよりディアナ・アグロン」の歌詞の件ですよ。 girlschannel.net でも「秋元康が女の子をバカにしてて、バカにしつつも金儲けの道具にしてる」のは今に始まったことではありませんし、そういう話は前にさんざん書いたので今日は「秋元とアイドルががどうこう」って話は書きません。(↓欲しかったらこっち読んでください) ninicosachico.hatenablog.com 代わりにどうやって今の気持ちを表現しようかなぁと考えました
「昔は良かった」という言葉を、私は極力言いたくない。 「昔は良かった」という言葉は、暗に「今は良くない」と言っているように聞こえる。 「昔は良かった」という言葉は、「自分が若かったころの良さしか認められない愚かな年寄りの言うこと」に聞こえる。だから私はけして「昔は良かった」とは言わないことにしている。 しかし、そうは言ってもこの世には確かに「昔のほうが良かったもの」も存在する。 君たちはそれが何だと思う? 答えは、そう 「アイドルソング」だ。 1994年。当時中学2年生だった私のクラスの歴史の先生は、4時間目がプール、その後に給食、そして5時間目の歴史、というまさに「ねないこだれだ?」状態の教室で、突然そう語りはじめました。 40代中盤で、ひげの剃り跡が毎日新鮮に青々しいことだけが特徴の大人しい先生は、普段からひたすら教科書を朗読するだけの「睡魔に仲介マージン貰ってんのか?」と思うほど退屈
こんにちは。 突然ですが、皆様は「昼顔」観てましたか?私は少しだけ観ました。 男女の不倫を描いたドラマで話題になったものは過去にも1997年の「失楽園」「不機嫌な果実」などありましたが、当時まだ学生だった私は不倫について「特別な一部の人がやること」という感じに思っていました。 まだインターネットもロクに普及していなかった時代なので当時の世間の人達がリアルタイムでどう思ってそれらを観ていたのか今となっては分かりませんが、多くの方は私のようにフィクションと現実の壁を持ちつつ眺めていたんじゃないかと思います。 しかし昨年の「昼顔」以降、その壁が取り払われ、ここ最近は世間の関心が不倫に対して特に高まってきているように私は思います。 というわけで、今日は「不倫」をテーマに書きたいと思います。 まず告白致しますと、私は本当にお恥ずかしながら不倫経験があります。 誰しも自分の人生を振り返ると「どうかして
はじめに ことの発端は以前コンビニのバイト中に起きた小さな出来事がきっかけでした。まずはその日の出来事から。 ある日の午後 「トイレ貸して下さ〜い」 そう言いながら40代くらいのお母さんが5歳くらいの女の子を連れて、来店しました。 私が「どうぞ〜」と言うと母娘はスタスタとトイレに向かいました。 しかし、あいにくトイレは前の客が使用中で、母娘はトイレ前に並びました。 さて皆様もお気付きかと思いますが、たいていのコンビニはトイレ前もしくはATMの横などの「雑誌コーナーの端」にエロ本棚があり、うちの店もトイレ前に成人向け雑誌棚があります。 私がレジからなんとなしに母娘の様子を眺めていると、娘さんが脇にあるエロ本棚を見上げました。 すると、お母さんはすぐそれに気が付き、さりげなーく身体の向きを変えて娘さんとエロ本棚の前に立ちはだかりました。そして、 「ほらミナちゃん!花火あるよ花火!」 と言って、
昨日、夫が帰ってくるなり「はいこれ」と言ってこんな箱を渡してきました。 モアナ…?モアナいつのまにこんな大きくなったの…?と思いつつ開けると チョコ系のお菓子でした。 バレンタインが近いのは把握してたけど昨日が当日だという意識がすっかり抜け落ちてた私は夫に「これは、バレンタイン的な…?」と聞きました。 すると夫は「んー、知んない。◯◯がくれた。お土産じゃないの?」と言って特に気にしてないご様子。 ◯◯というのは、たまに話に出てくる職場の後輩男性で、彼がハワイに行ったという話は特に無いままハワイ土産らしきチョコ菓子を渡された私は、自分が嫉妬深い系の妻なら「そんな事言って本当は女子に貰ったんでしょ!」とヒステリックブルーな台詞の一つでも吐いたかもしれないけど、私はそんな性格でもないし、これはどう見てもバレンタイン向きの商品ではなく本物のハワイ土産っぽいので素直に「やったぁチョコだ!◯◯君ありが
はじめに 映画「パラダイス・キス」を初めてテレビで観た私は、北川景子に対して終始命令口調な向井理の役に「なんなんだこの偉そうな男は」と思った。 映画「クローバー」の予告編では、武井咲に何度も「お前はバカなのか」と言う関ジャニの大倉くんの役に「バカとか言うなよ」と思った。 最近は映画「オオカミ少女と黒王子」の予告編で山崎賢人が演じる男子高校生に「お前は俺の彼女なんだから黙って守られとけ」と言われてポッとなる二階堂ふみを見る度に「ふみ逃げて〜!」と思っている。 一体いつから日本映画にはこんなに「ドSな彼に胸キュンストーリー」がはびこるようになったんだろう? その記憶は定かではないけれど、私はここ数年の間だけでも「好きになった彼は超イジワル男子でした」みたいな予告編ナレーションを聞くたびに「こんなん前もなかったっけ?」とデジャブっているので、私の中で「ドSな彼に胸キュンストーリーな映画」は「周期
今から10年前、まだ23歳のうら若き乙女だった私は、片想いをしていました。 相手は当時私の勤めていた歯科医院の患者さんです。 彼は見た目が格闘家の魔裟斗に似ていたので名前はここではマサト君(仮名)としますね。 マサト君は私と同い年で、見た目はスポーツマンチックでありながらも、スポーツマンにありがちな軽そうな感じもガツガツした雰囲気も無く、無口で朴訥な感じのする男性でした。 彼は、例えば私が「今日はあったかいですね」などの業務上のコミニュケーションとして声を掛けても「そうですね。」で会話終了。 時にはそれすらも面倒くさそうに見える、そんな人でした。 歯医者には他にも大勢の患者さんが来ており、私は院長の望み通り受付として人当たり良く患者さんに話かけていたので、わりと色々とプライベートのことを話していく患者さんが他に大勢いました。 その中で彼は愛想は悪くもないが良くもなく、淡々と治療を受けて無駄
昨日「逃げ恥面白かったな~」と余韻に浸ってたら田嶋陽子さんが「あんなもんどこが面白いの」と言ってる記事を見つけました。 どうやら田嶋さんは逃げ恥お気に召さなかったらしい……。 田嶋さんについて、私が基本どう思ってるかは依然twitterで書きました。 昨日の橋下羽鳥の番組観てて、田嶋陽子さんは日本のフェミニズムを先導した功績と、日本人に「フェミニズムを唱えるのは田嶋陽子みたいなうるさい女」という刷り込みをしてしまった罪過がどっこいどっこいなのかなぁと思った。— 桜島ニニコ (@sakurajimanini) 2016年6月21日 田嶋さんがTVに出だした90年代は、まだ世の中の「男性にたてつく女なんて」という意識が男女ともに強くて、あんくらい強烈なキャラじゃないとメッセージが届かなかったからああいう物言いであることが必要だったのかもしれないけど、今もあのままだとふつうにTV観てる若い人は「
はじめに 代表作「南くんの恋人」や「ファザーファッカー(小説)」などで知られる漫画家の内田春菊さんの作品に「水物語」というのがあります。 全4巻の作品ですが、ストーリーをごく簡単にまとめると「ある既婚者の中年男性が18歳のアヤというホステスと出会い、恋愛関係になって、色々なんだかんだあって最後は別れる」という話です。 (印象的な一コマ) 2000年の作品で、私が最初にこの作品を読んだのは20代の中頃でした。 私は単行本を持ってるのでその後何度も読んでいるのですが、この作品が私にとって何年経っても色褪せないのは、期間を空けて読むごとに新たな発見があるからです。 若い頃読んだ時にはさして引っかからなかったり、ピンと来なかったりした場面ごとの登場人物のセリフや表情が段々と「あぁ、この感じ分かるなぁ…」と新たに理解できるような感覚があります。 それで今でも面白くて時々読み返しているのですが、このと
「政治と宗教の話は利用者さんとしないこと。」 これは、ヘルパーの資格を取る教育課程で先生に言われた台詞。 その後、実習先でも勤務先でも最初に同じことを言われて、最初は「なんでだろう?」と微かに思った。 でも確かに、もし政治と宗教の話で人と意見がぶつかってしまった場合、それは他の話題で意見がぶつかってしまった時より、「取り返しのつかないことになるような感じがする」というのは直感で感じた。 だから「トラブル回避のため、そういうことになってるんだな」という理解で、その時は落ち着いた。 政治の話は今回置いといて、宗教の話というのは確かに自分の身の回りでも「声を潜めてする話」という暗黙の了解があるような気はする。 私はこれまでも職場で「ねぇ、○○さんって学会員らしいんだけど、知ってた?」というような、ひそひそ話をされたことが数回ある。いずれも違う人に。 「学会員」というのは「創価学会」という宗教団体
結婚する時に母がなぜか百万円くれて、私はその時すでに夫婦の財産は一本化することに決めてたので夫に百万円のことを言ったんだけど、母にそれを言ったら「隠し財産であげたのにバカか!!」と怒られた。なんでそこまで怒られるのか分からなかったけど、色ん人の結婚話聞くうちに分かってきた。— 桜島ニニコ (@sakurajimanini) 2018年12月16日 「明日にでも子供連れて家出たいけど部屋借りたり仕事見つかるまでの当面のお金ないから…」っていう既婚女性を近くだけで3人知ってる。私は幸いその百万円を必要としてないけど、彼女達は百万円あったら動けると思うと、母はただのお祝い金ではなく娘の自由を保障するものをくれたつもりだったんだな— 桜島ニニコ (@sakurajimanini) 2018年12月16日 このツイートがなんだかわりと反響があるので、今日は暮れの元気なご挨拶としてもうちょい掘り下げて
こんにちは。 昨日3月8日は、国際女性デーでした。 というわけで、今日は1日遅れてしまいましたが、この機会に私が皆様にぜひ読んで頂きたい文章を紹介します。 それは与謝野晶子さんの「女らしさとは何か」という作品です。 与謝野晶子の「作品」というと短歌を思い浮かべる方が多いと思いますが、こちらは大正から昭和にかけて発行されていた「婦人倶楽部」という雑誌で1921年に発表された彼女の随筆で、今で言うコラムかエッセイといった文章です。 「へー与謝野晶子って、そんなのも書くんだ。」と思った方、驚くのはまだ早い! この文章が凄いのは「女らしさとは何か」というそそるタイトルもさることながら、その内容! 例えば一部分を抜粋すると、 我国の男子の中には、まだこの点を反省しない人たちがあって、いわゆる豪傑風を気取った前代の男子の悪習を保存し、自分自身は粗野な言動を慎まないのみならず、その醜さをかえって得意とし
はじめに 今、私の中で山岸凉子さんの漫画がアツいです。 いや、もう今に限らず昔からアツいんですけど、最近また私の中に郷ひろみが宿ったかのごとくアーチチ・アチ状態なんです。 なので今日は彼女の作品を皆様に紹介して熱を発散したいと思います。 山岸凉子先生の代表作やどれほどのベテラン作家か、という基本情報は私が書かなくてもネットを調べればいくらでも書いてあるので各自お調べください。 山岸凉子 - Wikipedia 作家生活49年の彼女の作品は、歴史もの、バレエもの、ファンタジー、ホラーetc…実に様々なジャンルに渡り、長編の「日出処の天子」や「アラベスク」といった代表作も素晴らしいんですが、私が今日紹介したいのは90年代以前の短編作品達です。 なぜ私がこれらの作品をピックアップするのかというと、この時期の山岸凉子作品は、根底に流れるフェミニズム精神が実にアツいんですよ! 壮大な世界観のファンタ
このたび九州地方を襲った震災により被害を受けられた方々には、心よりのお悔やみとお見舞を申し上げます。 はじめに twitterをされてる方はどなたも同じ状況だと思いますが、14日以降のTwitterでは震災関連の話題が多くを占めています。 その中で私の周辺では、あるひとつのツイートが問題になっていました。 私もそのツイートについては思うところがあったので、すでにTwitterではいくつかの呟きをしたのですが、その話題に触れている方々のツイートを観ると、ここ数日でもまだ賛否両論が相容れないバチバチ状態になっている様子なので、今日は改めてそのことに関して私が思ったことを整理して書き残しておこうと思います。 なお、私が今から書くことは元々のツイートをした方に対する敵意や攻撃が目的ではないのは前提としてご理解いただきたいです。 もちろん、こうして書いているのは元々のツイートに私が「ん?おかしくない
かれこれ20年くらい前の話なんですけど。 私の通ってた中学に、ちょっと変な校則があったんですよ。 女子の髪型に関する校則なんですが、「前髪は眉毛の上まで」とか「脱色やパーマをしてはいけない」ってのは、たいていの学校の校則でもあるじゃないですか。 でも、うちの学校はそれにプラスして「肩につく長さを超えたら、2つに結うこと」ってのがあったんです。 これ、一見「別に普通じゃん」って思うかもしれませんが、わざわざ「2つに結う」と限定されているのがポイントで、ようは肩より長い髪の「1つ結び」は禁じている校則なんですね。 それでも 「別に1つ結びも2つ結びも大差ないじゃん」と思う方もいると思います。 でも髪の毛を2つに結うのと1つに結うのって、本人の感覚的にはちょっと違うものなんですね。 夏場の暑い時に両肩に感じる熱感とか、スポーツする時の煩わしさとか、微妙にですけど1つ結びと2つ結びでは「邪魔ぐあい
先日、夫と小旅行に行ってきました。 行先はどことは言いませんが日本を代表する温泉街です。 夕食付きのホテルではなかったので、夜「何食べようか」とネットで調べてたら、近くに良い回転寿司屋さんがあるっぽいのでそこへ行くことにしました。 時刻は夜の8時ごろ、人気店らしく5組ほどの客が入口のベンチで待っていました。 「へぇ、夕食時を外してきたのに待ってるもんだなぁ」と思いながら店内を見ると、なるほど人気の理由も分かる気がします。 そのお店は回転寿司とは言いつつも、「みょうにお洒落」なんです。 どういうことかというと、まずふつうの回転寿司屋というものは酢飯のにおいがたちこめ、蛍光灯の煌々とした明るさのもとレーンに乗った皿が回っているものですよね。 家庭用流しそうめんマシンを見るとなぜか「ハハハ」と笑えるのと同じ道理で、私は「食べ物が回る」という事態が、どこか間抜けに見えます。だからその時点で回転寿司
私はかなり幼い頃、女の人の出産について大きな勘違いをしていました。 それがどういうものかというと、私は女の人の出産というのは天命で勝手に決まってるものだと思ってたんですね。 女の人は年頃になるとひとりでに妊娠する人はするし、しない人はしない。妊娠する場合もそれがいつなのか?何回妊娠するのか?というのは本人にも分からないものなんだと思っていました。 その感じはなんというか、おたふく風邪や水ぼうそうみたいな病気が、一生かからない人もいたり、かかる人もどんな順番でかかるかは本人も分からないような感じです。 だから私は少し大きくなって妊娠や出産ということが、そこに本人や相手の男性の意思があって「やることやって作った結果」だと知った時には結構驚きました。 この勘違いに対して、皆様は「変な説を考えついたもんだなぁ」と思われるかもしれませんが、実は私は自分では何故こんな説を勝手に作り上げて信じていたのか
はじめに 書くのがすっかり遅くなってしまいましたが、今日は先月末のテレビ番組NHKスペシャル「ママたちが非常事態!?」を観て思ったことを書こうと思います。 本当は日々めまぐるしいスピードで新しい話題を取り上げるこのブログ界隈で、半月以上も前のテレビ番組の感想をノコノコと書くのはいくら更新頻度がマイペースな私といえど、今更感ありありで少し気が引けるのですが、これは逆に「半月経っても心のモヤモヤが消えない案件」ということであえて今更だけど書かねばなるまいと思った次第なのでお許しくださいませ。 まず件の番組「ママたちが非常事態!?」なのですが、観てない方のためにどんな番組だったのかをザッと説明します。 番組構成は、VTRとスタジオトークから成り、これまで「育児にまつわる謎」とされてきた数々の疑問点を最新の科学で解明したというVTRを3部構成で観せつつ、合間にスタジオの面々(恵俊彰、眞鍋かをり、北
はじめに ちょっと前の話を引っ張り出して恐縮ですが、昨年の秋頃に起きたミスしたワイフを怒鳴りつけたパン屋のブログ炎上事件を覚えてますでしょうか? 私は先日久々にその件を思い出したのですが、そのいきさつはこれまた少し前に炎上した「家事代行サービス会社のK氏のブログ」を読んだからなんです。 K氏のあの上から目線で書かれた、女性のマネジメントうんぬんの文章を読んでいたら「この感じ、前に読んだ何かに似てる……あぁ、炎上パン屋のブログだ!」という風に思い出しました。 なぜ私がK氏の記事からパン屋のことを連想したかというと、トイアンナさんの言葉を借りて端的に言うならば、炎上2人男の文章に共通した「マッチョッチョな男社会の精神」を感じたからだと思います。 マッチョッチョな男社会の精神。 それは私が1番「うげー」となるものです。 なぜなら私はこの炎上したお2人に限らず、前々から実生活でセクハラやパワハラ案
やや出遅れましたが、Copy__writingの中の人のインタビューを読んで、ある友人のことを思い出したので書きます。 彼女の名前はマユコ(仮名) マユコと私はひと頃、とても親交が深くありました。 彼女は私より5つくらい歳下で、当時職場が同じでした。 仕事はシフト制なので毎日顔を合わせるわけではなかったけど、一緒の日は仕事が終わると、彼女の家に寄ってご飯を食べたり、休みを合わせて2人で買い物や遊びに行ったりしていました。 2人で旅行にも行ったことがあるので「友達との親交度合い」で言えばわりと深い方の付き合いをしていたと思います。 彼女の性格は一言で言えば「強気で奔放」でしたが、私は仲良くなった人に遠慮されるのは苦手なほうなので、歳の差を気にせず何でも喋ってくれる彼女の性格はありがたく思っていました。 そして彼女の特徴として特筆すべきなのは、彼女はとても流行のお洒落に敏感な女の子で、当時まだ
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