先日、「背徳の夜食」というドラマで、チーズダッカルビが取り上げられていました。私は食べたことがなかったのですが、一昨日辛旨グルメの祭典KARA-1グランプリを訪れた際、チーズダッカルビを見かけたので初挑戦。コチュジャンとチーズは合うんですねぇ、初めて知りました。 それなら豚キムチにチーズを入れても合うんじゃないか、と思い立ちまして。 美味しいです。この組み合わせはスゴイ。でもチーズをたっぷり入れているので、絶対に太る味です。デブの味は魔法の味。 ※デブの味：我が家用語で、脂分や甘味が強烈で明らかに食べたら太ると直感できるような味の総称。これらはおそらく人間が本能的に求めてしまうのかもしれない魔性の味だと思います。 材料（２人分） 豚肉細切れ（肩・ウデ・バラ等）　100g程度キムチ　適量（ガバッと）ピザ用チーズ　適量（ガバッと）鶏がらスープの素　小さじ１作り方 フライパンに少量の油をひき、豚

1020 道端の充電ステーション カテゴリ:【China　中国】河南省 中国の街を歩いてみると、ありがちな普通の近代的な街並みでも日本人にとっては珍しいもの、というのもしばしば出会うものである。 こちらは街の随所でみかける充電ステーション。中国においてはどこでも頻繁にみられるもので、まったく珍しいものではない。 中国では国策としての法整備や補助金などの取り組みもあり、街中で見かける二輪車や三輪車はほぼすべて電動である。化石燃料（いわゆるガソリン等）で動く古い車輛などを見かけないわけではないが、本当に稀な話である。恐らく走っている二輪・三輪の電動車の率は99％を軽く超えていると思う。 四輪でも電動車は結構走っている。少なくとも2017年と2019年に訪れた河南省や福建省ではどの街でもバスは大半が電動化されていた。ディーゼル車も走っていたが、圧倒的少数であったし、近々なくなっていくのだと思う。

ラオスやタイの東北部ではガイヤーンという鶏肉料理があります。非常にポピュラーな食べ物で、主食のうるち米（もち米）と共に売られているのをよく見かけます。ガイは鶏肉、ヤーンはじっくり火を通して焼く調理法を指し、日本では『タイ風焼鳥』と紹介されていることも多いようです。 本来はナンプラーや香草などで漬け込んだ1羽の半分の大きな鶏肉を、炭火で低温長時間ローストするのが一般的なのですが、さすがに我が家で実現するのは大変ですので、手軽にそれらしくできるように工夫します。 家にあるものを使って思い付きだけで作るので、イサーンの街角でよく売っているガイヤーンとは若干違うものになりますが、結果的にはそれよりも美味しくできたように思います。作り方を忘れてしまいそうなので備忘録を。 材料（２～３人分） 鶏肉　300～400g（肩・モモ・手羽先・手羽元、等）ナンプラー　大さじ２オイスターソース　大さじ１すりおろし

昨日は近くのスーパーでビンナガが安かったので柵で買ってきました。とりあえずはビンナガをメインにして、あとは生のキュウリ、壬生菜の浅漬け、塩揉みしただけの青じその実。 家内からは漬けで食べたいとのリクエストがありました。さて刺身と漬け、どちらが美味しいのでしょう。ということで、とりあえず両方用意してみました。 刺身は魚の味がガツンときて良いです。が、やはり赤身が多い魚ですので、カツオやマグロと同様に血なまぐさいというか鉄臭い感じの刺激が混じります。それが好きな人にはたまらないのでしょうけれど、私と家内にはやはりそれを抑えたほうが美味しく思えるようです。 こちらは漬け。実は私はあまり漬けというのは好きではありませんでした。というのも、漬け汁の味ばかりになってしまって魚の味がしなくなっている代物を、外食などでしばしば口にしたからです。 そこで私の好みで、ちょうど臭みだけが消えて、魚の旨味は損なわ

1017 泉州市の山上の国姓爺 カテゴリ:【China　中国】福建省 日本でもそうだが、時折山の上などに巨大な像などが立っているのを見かけることがある。昔はたいてい「何だろう／誰だろう」と思いながらも分からず仕舞いということが多かったが、昨今ではスマホなどによって、その場で調べることさえ容易である。便利になったものだ。 写真は福建省の泉州市の街からよく見えた山上の武将の像。どうも鄭成功らしいなと思って調べてみると、やはりそのようだった。地図を確認してみるとその方角には泉州鄭成功公園があった。私は訪れる機会を逸してしまったが。 鄭成功については以下の過去記事でも触れているので詳細の説明は割愛させて頂く。 鄭成功は台湾にとっての歴史上の偉人であるが、漢民族最後の皇帝を守って最後まで戦った彼は漢民族にとっての民族的英雄とも言える。特に台湾とも繋がりが深く、その大陸側の足掛かりともいうべき福建省で

タイで『ヤムウンセン』と呼ばれる春雨のサラダがあります。今日はタイ風のカレーを作ったのですが、それと別に何か一品欲しいなと考えた時に少し前春雨を買ったのを思い出しました。そこで家にあるものでヤムウンセンのようなものを作ってみることにしました。 乾燥の春雨やキクラゲを戻し、この前買った水菜。挽き肉はなかったのですが業務スーパーの冷凍の鶏肉団子がありましたので数個だけ温めて潰し、同じく冷凍のむきエビを混ぜて、と。そうそう唐辛子、タイのは辛いので小さいの２～３本で十分辛いです。 美味しかったです。タイで食べたものと普通に遜色ないくらいの出来でした。備忘録としてレシピを書いておかないと忘れそうです。 あ、これはついでに、今日作ったタイ風カレー。なめこと人参・じゃがいも・豚肉が入っていますが、タイカレーのペーストとココナッツミルクを使っていますので、味付けが完全にタイです。 以前にも書いたことがあり

1014 マラッカの猫 カテゴリ:【Malaysia】マレーシアMelaka - マラッカ マレーシアの古い港町マラッカの街中を歩いていると、たくさんの猫に出会った。私はとりたてて猫好きというわけではないし、動物の写真はタイミングが難しいので、出会うたびにシャッターを切ったわけでもない。しかし、それでもいくつかの写真が撮られていた。 川を渡る歩道橋を渡っていると、前から猫が現れた。いったん一目散に逃げていったのだが、その後警戒しながら、端っこをそろりそろりとこちらに近寄ってくる。どうやら彼（あるいは彼女）は私とは逆方向に渡りたかったのだろう。 そんなに睨まなくても何もしないよ。 警戒心の強い猫もいるが、人間をあまり気にしない猫が多かった気がする。特に人懐っこくてじゃれてくるわけでもなく、かといって一目散に逃げ去るわけでもなく。もちろん警戒はしているようだが。 とりあえず南国の日差しは強烈で

昨晩は手羽元を使ってトムカーガイを作りました。まだずいぶん残っていたのですが、あいにくご飯はありません。昼から炊くのも面倒なのでパスタにしました。トムカーガイに合いそうなパスタにしてみよう、と味付けもタイ風にしてみることにしました。 私にとってはパスタは丼と同じ感覚です。考えてみれば和風パスタもたくさんあるくらいですから、タイ風でも簡単に合わせられます。 今日は簡単手軽にペペロンチーノをベースに、トムヤムペーストを合わせてみました。普通に美味しいです。 参考過去記事①トムヤムクンペースト 参考過去記事②トムカーガイ 材料（２人分） パスタ　200g程度ニンニク　1片　（orすりおろしにんにく少量）小さい唐辛子　２～３個オリーブオイル　大さじ３程度トムヤムペースト　大さじ１ナンプラー（魚醤）　小さじ半ライム果汁（なければレモン）　小さじ半乾燥バジル　少量 作り方 パスタは塩を濃いめで茹でます

昔はホットプレートなどで焼肉をやったりしましたが、やはりリビングに油が飛び散り、煙で匂いが部屋中にこびりついてしまうので、最近はほとんどやらなくなりました。 でも牛肉をガツンと食べたいときもあります。そんなときはコレ。肉を換気扇の下のコンロのフライパンで焼いてしまいます。少々油が散っても、コンロを掃除すれば良いだけですからね。 たまたま近くのスーパーでタレ付きの焼肉用の肉が安かったので購入。100g100円くらいだから激安です。もちろん味は期待してはいけません。まぁそこそこなので満足です。 最初に野菜を軽く炒め、火が通ったらいったん別の容器に入れておいて肉を焼き、その後に再度野菜をフライパンに戻してタレと一緒に炒めると良いと思います。 スープはお湯に中華ダシの素・塩・胡椒・酒を適量入れて、乾燥ワカメと炒りゴマ。和ダシの素と醤油を若干入れると和の風味も出て美味しいです。 「一品料理」カテゴリ

108 【音遊び】ZABADAK『明日からの風』を自動演奏ピアノで鳴らしてみる カテゴリ:【作曲・編曲】 ZABADAK（ザバダック）、知らない人も多いかも知れませんが、知る人の間では熱狂的な人気を誇った音楽ユニット。 昔、バンド演奏の補助用に作ったのですが、結局使わなかったデータを古いフォルダから見つけました。 元のアンサンブルを自動演奏ピアノ1台で鳴らせるように組みなおしています。一人で弾くのは不可能、連弾なら弾けるかも知れません。 歌はつけていませんのでフルコーラスで作りますとリピートばかりで冗長になります。従いまして2番以降の繰り返し演奏になってしまう部分はあらかた削りました。 イントロ→Aメロ→Bメロ→サビまでの流れは同じですが、そのあと本来は2番が終わった後の間奏→サビ、その後のリピートもなしで終了としています。 「【作曲・編曲】」カテゴリの最新記事

107 知られざる京都郊外の国宝所有寺院『蟹満寺』 カテゴリ:【Japan　日本】京都 Kyoto 日本においては国宝のない都道府県というのも存在するわけだが、京都府には多数の国宝が存在している。大半は京都市街にあるが、いくつかは郊外にも点在している。市街の著名な見どころに注目が行ってしまうせいか、郊外の国宝や重要文化財などはその価値のわりに知名度が低く、訪問者が少ないことも多い。いわゆる穴場の名所なのである。 この蟹満寺は京都の南部にあるお寺。ご本尊の釈迦如来像が国宝に指定されているのだが、おそらく日本人でもご存知の方はそれほど多くはないと思う。 実は国宝のご本尊もこのお寺自体も、起源や由来は諸説あって定かではないらしい。今昔物語等の文献に載っている蟹の恩返しの伝承で知られている。少なくともお寺もご本尊も７～８世紀くらいには作られたものとされているようだ。 上の写真は本堂だが、これは21

105 金門島で金門牛を食す カテゴリ:【Taiwan 台湾】金門 中国福建省厦門の沖に浮かぶ台湾領の金門島。ここには高梁酒をはじめとしていくつか名産品があるが、金門牛もその一つであるとのことで、食べさせてくれるレストランに行ってみることにした。 最近は便利なもので、こういう名産やそのお店などもネットを使えば現地ですぐに情報を入手することができる。昔は宿の人やお店の人など、交流を持つことができた限りの小さい範囲で情報を集め、苦労して行ったものだった。楽になったのは良いことに思えるが、実は非日常や趣味の世界では、快適であることは必ずしもプラスとは限らないようにも思う。そもそも趣味というのは、その楽しみを共有しない他人から見れば、なぜ実益もないのに面倒や苦労を嬉々としてやっているのか、と受け取られるようなことばかりだ。だからといって、旅に出てわざと苦労したいとは思わないし、昔の方が良かったとも

ペンネ・リガーテ（細かい溝が入った穴あきパスタ）がちょうど二人で一食分ほどあったので、なにか作ろうと思い、ナポリタンっぽいものにしてみました。 っぽい、と申し上げたのは、正式なナポリタンの作り方を知らないので、ケチャップベースで適当に作ったからです。とはいえ、かなり美味しくできましたので備忘録として記しておきます。 ちょっとモチッとしたペンネは、もしかしたら細長いスパゲッティを使うよりもナポリタンっぽい濃味に合う気がしました。 材料（２人分） ペンネ・リガーテ　250g程度ピーマン　１～２個ニンニク　１～２片ベーコン （or ソーセージ）　数十ｇオリーブオイル　大さじ２程度 粉チーズ　小さじ２程度バター　10g程度ケチャップ　大さじ５ピザソース　大さじ１コンソメスープの素　小さじ１（あれば）乾燥バジル（あれば）あらびき黒コショウ、なければ胡椒なんでも作り方 パスタは普通に塩を入れて茹でます

930 私が台湾で一番気に入った夜市『基隆廟口夜市』 カテゴリ:【Taiwan 台湾】基隆 台湾の都市には、大抵夜になると露店街、すなわち夜市が立つところがある。大きな街では複数の夜市がたつことも多いのだが、それぞれ規模や客層が違ったり、特色があったりして、雰囲気が異なる。それが楽しくて、私も一般的な旅行者にしては結構多くの夜市を訪れているほうだとは思う。 そんな中でも、私的にはトップクラスに良い夜市と思えたのが、基隆の廟口夜市である。基隆最大の代表的な夜市だ。近くにある奠済宮という廟の門前町がその名の由来である。 基隆は首都台北の外港、すなわち台湾北部の海の玄関口として栄えた港町である。しかしあまり観光客向けというイメージはなく、地元の人々が圧倒的に多いようだった。台北からは日帰り観光の圏内であるせいか、夜に基隆で過ごそうという海外からの観光客はそれほど多くはないのかも知れない。 夜市の

928 シー・タンマソーカラートの公園 カテゴリ:【Thai　タイ】Nakhon si Tammarat ナコンシータンマラート ナコーンシータンマラートの街を南北に貫く大通りラーチャダムヌン通りを乗り合いソンテウに乗って走っていると、古い城壁らしきものを見かけたので、降りてみることにした。 そしてこれは城壁のすぐそばにあった公園の像。なんだか立派な像である。 シー・タンマソーカラートの像だと書いてあるようだ。後で知ったことだが、この公園自体、シー・タンマソーカラート記念公園というらしい。 カラートは王様（～～王）という意味？それとも固有名詞の一部？よくわからなかったが、とりあえず街の名前に似た名前だと思った。後に調べて知ったことだが、このシー・タンマソーカラートはナコンシータンマラートを作った人で、地名の由来でもあるとのこと。 そういえばタイの王朝といえば有名なスコータイやアユタヤー、そ

925 【音遊び】『はなまるぴっぴはよいこだけ』を自動演奏ピアノに弾かせてみる カテゴリ:【作曲・編曲】 『はなまるぴっぴはよいこだけ』は数年前にやっていたアニメ『おそまつさん』の第一期のオープニング曲です。 特に熱狂的ファンというわけではなかったのですが、なぜかこの曲だけが数年経った今でもたまに頭を駆け巡るので、ちょっと遊んでみることにしました。 レトロゲームの曲は最大同時発音が少ないのでなんとかなったりもしますが、基本的に私には絶対音感もないので耳コピが苦手です。ですから、なんとな～くメロディとベースラインとコードを感覚で拾って、適当な伴奏を付けただけです。原曲と違う音や不協和音などはご容赦ください。 元々ギターソロが入っていた間奏部分（2：00周辺）は若干逝っちゃった感がありますが、まぁこれもこういう遊びだと思ってください…。 「【作曲・編曲】」カテゴリの最新記事

我が家が愛用する業務スーパーの冷凍餃子『肉肉餃子』、30個入りで200円程度という驚き価格。特別美味しいとは言えませんが、それでもこの値段からすれば妥当な線…いやむしろ驚異的なコストパフォーマンスと言えると思います。 最近はあまり冷凍の加工食品を買うことは少ないのですが、こういうコストパフォーマンスに優れたものは、ちょっと疲れて面倒な時などに使います。この餃子は冷凍庫から取り出して、そのままフライパンに並べて加熱するだけです。 このとき、一工夫を施して、パリパリの羽をつけるのです。実は我々が美味しいと感じるのは、単純な味覚だけでなく、口当たり・食感というのも大事な要素なのだと気付きます。 作り方（30個分） フライパンに冷凍餃子を並べます。小麦粉大さじ２程度を水大さじ２～３程度に溶いて、それを並べた餃子に振りかけていきます。なるべく隙間に入れていく感じですが、それほどこだわらなくて良いです

中国をはじめ、東アジアや東南アジアでは広く見かける空心菜炒め。日本では空心菜を時折見かけることはありますが、あまり一般的に流通しているようには思えません。栄養価も高く、栽培にが難しいわけでもないはずなので、不思議ですね。 昨日、母がスーパーで見つけて買っておいてくれた空心菜をもらいました。今日はトムヤムクンも作りましたので、こちらはタイ風の空心菜炒めにしてみることにしました。実はこれまでも何度かタイで食べた空心菜炒めの味を思い出しながら試行錯誤しています。 唐辛子を入れた空心菜の炒め物、タイではパット・パックブン・ファイデーンと呼ばれています。パットは炒める、パックブンは空心菜、ファイは火、デーンは赤です。つまり直訳すればタイトルの通り『赤い炎の空心菜炒め』 どの方法が一番美味しいのかは模索中ではありますが、だいたいタイの一般的な食堂っぽい味にはなっていますので、備忘録として。 材料（２～

思えば、私は昔から米酢の酸っぱいのは苦手だったのに、レモンは丸かじりしても平気なほど大好きでした。酸っぱさの種類が違うのでしょうね。そんな私は、昔からラムネ菓子も大好きでした。今でもスーパーなどで見かけるたび、頻繁に買ってしまうのです。 それなら自分で作ってしまおう、とチャレンジしてみることにしました。当初は甘すぎたりしたのですが、試行錯誤で好みに味になってきましたので、ここに記しておきます。若干酸っぱい目ですが、普通の人が美味しく食べられる程度だとは思います。 ちょっと手間と時間がかかります。一番面倒なのは成形する作業です。100円ショップで売っていた普通の砂糖から角砂糖を作るための型を使うと、少し楽で綺麗になりました。初めは計量スプーンで粉を多めにすくい、ボウルの縁に押し付けて成形しました。もちろんそれでも作れます。 材料 粉糖　100gコーンスターチ　25g食品用クエン酸　小さじ1レ