2003年5月の初土俵以来、全38場所連続負け越しのワースト記録を更新している序ノ口の森川(22)(大嶽部屋)が2日、しこ名を「森麗(もりうらら)」と改めた。 連想するのは、高知競馬で連敗記録を作りながらも走り続けた競走馬「ハルウララ」。指導する二子山親方(元十両大竜)は「馬にちなんだというより、『麗しい力士』になってほしいとの思いを込めた」と話すが、勝てない境遇はそっくり。 心機一転、不名誉な記録の返上が期待されるが、本人は「一生懸命頑張ります」と小さな声でボソリ。ひたむきな相撲でハルウララのような人気者となれるか?