同じ電話番号のまま携帯電話事業者を変更する番号持ち運び(MNP)制度の利用状況で、NTTドコモが6月に6年5カ月ぶりの転入超過になったことが9日、分かった。ドコモの回線を借りて通信サービスを提供する仮想移動体通信事業者(MVNO)経由の利用者増が大きく寄与したためで、新規契約から解約を引いた純増数も好調だった。一方、ソフトバンクは8年3カ月ぶりにMNPが転出超過となり、携帯電話大手の勢いに変化の兆しがみえてきた。 ドコモの6月のMNPは2千件程度の転入超過になった。他社からドコモに乗り換える顧客がその逆より多かったことを示し、転入超過は平成21年1月以来となる。 4〜6月の3カ月間でみると3万件ほどの転出超過になった。それでも、1〜3月の14万7000件から大幅に改善しており、四半期ベースでも転出超過からの脱却がみえてきた。 純増数も好調に推移しており、4〜6月は90万件程度だった。
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