国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が公開した、シリアの首都ダマスカス(Damascus)南部のヤルムーク(Yarmuk)パレスチナ人難民キャンプで食糧配給を待つ人々の写真(2014年2月26日提供)。(c)AFP/HO/UNRWA 【2月28日 AFP】シリア政府軍による包囲が続く首都ダマスカス(Damascus)近郊にあるヤルムーク(Yarmuk)・パレスチナ難民キャンプで、4万人余りが餓死の危機に瀕している。国連(UN)は今週、痩せ衰えた人々がキャンプ内の通りを見渡す限り埋め尽くす、衝撃的な写真を公開した。 やつれた顔で着の身着のままの姿で通りを埋める人々は、食糧配給に殺到するキャンプ住民だという。食べ物を手にできたのは、幸運なほんの一握りの人たちだけだ。 「私たちは、巨大な刑務所で暮らしているんだ」。ヤルムーク難民キャンプに暮らすシリア人活動家のラミ・サイード(Rami a