個人事業主として事業をやめる時はもちろん、法人成りする際にも行う必要のある廃業の手続き。ポイントと必要な書類さえ押さえておけばそこまで難しいものではありません。廃業手続きに必要な書類と手続きについてチェックしてみましょう。 1)まずは廃業届の提出はマスト まず、個人事業主が廃業を申し出る場合、誰でも共通して提出しなければならないのが、「個人事業主の開業・廃業等届出書」です。納税地となっている、所轄の税務署に提出を行います。書類は、住所や名前などの基本情報の他に、廃業の日付や理由を記入するいたってシンプルなもの。 法人になる場合は、「廃業の事由が法人の設立に伴うものである場合」という欄に法人名や代表者、登記の日付を記載するようになっています。特に大規模で事業を行っていない場合や、白色申告の場合は、この廃業申請の手続きだけで、廃業にすることが可能です。期限は廃業から1ヶ月の間となっているので、