世界王者のノバク・ジョコビッチ(セルビア)がオーストラリアから国外退去となってから2週間が経とうとしている中、審問にあたって当時裁判所に提出された新型コロナウイルスの検査書類に疑惑が浮上している。英BBCが報じた。 伝記作者が語る、ジョコビッチがワクチンを打ちたがらない理由 当初ジョコビッチがワクチンを接種せずに「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月17日~1月30日/ハードコート)に出場できることが認められたのは、昨年12月16日に受けた新型コロナのPCR検査で陽性反応を示したからだった。のちにその例外も認められないとしてジョコビッチはオーストラリアを去ることになったのだが、ここに来てその際に提出された検査結果に不審な点があると指摘されている。 ジョコビッチの弁護団は、12月16日に陽性、12月22日に陰性の結果を示したPCR検査の証明書2枚をオーストラリアの連邦裁判所に提出
チェコの首都プラハで、新型コロナウイルスワクチンの接種義務化に反対する人々(2022年1月9日撮影、資料写真)。(c)Michal Cizek / AFP 【1月19日 AFP】新型コロナウイルスワクチンの接種に反対するチェコの女性フォークシンガーが、「衛生パス」を取得しようと故意に同ウイルスに感染して死亡した。家族が17日、明らかにした。 衛生パスはワクチン接種か最近感染して回復したことの証明があれば取得でき、文化施設やスポーツ施設への入場、旅行、バーや飲食店の利用に必要となる。 息子が公営ラジオ「iRozhlas.cz」に語ったところによると、フォークバンド「Asonance」のボーカルを務めていたハナ・ホルカ(Hana Horka)さん(57)は、16日に死去した。 ホルカさんは昨年のクリスマス前にワクチンを接種していた息子と夫が新型ウイルスに感染した時、進んでウイルスに身をさらした
オーストラリア入国を拒否されている男子テニスのノバク・ジョコビッチ(2021年2月21日撮影)。(c)David Gray/ AFP 【1月9日 AFP】男子テニス世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)がオーストラリア入国を拒否された問題で、弁護団は8日、ジョコビッチは昨年12月の新型コロナウイルス陽性歴を理由にワクチン接種の免除を受けていたと主張したが、陽性判定を受けた翌日に母国の首都ベオグラードでマスクを着けずにイベントに参加していたことが分かった。 入国ビザ(査証)取り消しの撤回を求めてオーストラリアの連邦裁判所に提出した書類の中で、弁護団は「最初に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のPCR検査で陽性が記録された日付は、2021年12月16日」と主張している。 だが、ベオグラードのテニス協会はフェイスブック(Facebook)で、
男子テニス、世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(2020年2月2日撮影)。(c)Greg WOOD / AFP 【1月8日 AFP】男子テニス世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)がオーストラリア入国を拒否された問題で、弁護団は8日、ジョコビッチは昨年12月に新型コロナウイルス陽性となっていたため、入国に必要なワクチン接種の免除を認められていたと、裁判所への提出書類で主張した。 ジョコビッチは全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2022)出場のため5日にメルボルンに到着した際、オーストラリアが定める厳格なワクチン接種要件を満たしていなかったとして、入国ビザ(査証)を取り消された。大会出場のため、事前に認可を受けていたとされるワクチンの接種免除が認められなかった。以来、メルボルン市内にある入国者収
画像説明, ブラジルのボルソナロ大統領の支持者集会で抗寄生虫薬「イベルメクチン」を模したサインを掲げる女性 「イベルメクチン」は新型コロナウイルス感染症COVID-19の「奇跡の」治療薬と呼ばれ、ワクチン反対派に支持されているほか、一部の国の保健当局が使用を推奨している。しかし、BBCの取材で、この薬を推進している人々が根拠としている多くの重要な研究には、深刻な誤りがあることが明らかになっている。
【9月22日 AFP】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療薬として日本政府が抗寄生虫薬のイベルメクチンの使用を推奨していると取られかねない投稿が、東京都医師会(Tokyo Medical Association)会長の会見動画付きでSNSに出回っている。だが、会長の尾崎治夫(Haruo Ozaki)氏は政府の職員ではない。現在、臨床試験が進められているが、政府は今なおイベルメクチンを新型コロナの治療薬として承認していない。 8月22日、尾崎氏の会見動画を載せた以下のようなツイートが英文で投稿された。「東京の医師会会長が記者会見。全ての医師、全ての新型コロナ患者に#ivermectin(イベルメクチン)を推奨。日本政府は世界の中でも非常に保守的で慎重だがデータは明快だ。大ニュース」 このような情報は北米のSNSでもシェアされ、一緒に投稿されたユーチューブ(YouTube)の動画
台湾のコロナ致死率、世界上回る 高齢者と慢性疾患患者の感染割合が上昇=無料素材サイト「Pixabay」より (台北中央社)台湾内で新型コロナウイルスの感染が急拡大した5月中旬から今月6日までの致死率が2.4%に達し、世界の致死率2.16%を上回った。中央感染症指揮センター専門家諮詢チームの張上淳座長は、致死率の上昇について、高齢者や慢性疾患患者が感染者に占める割合が高まっていると説明した。 張氏によれば、台湾ではこれまで若者の感染が比較的多かったため、致死率は低かった。また、感染者数のピークを迎えた10~14日後に死者数がピークに達する傾向があるとして、観察を続ける姿勢を示した。 一方で、感染者の死亡には複数の要因が重なると説明。世界の致死率にはさまざまな年齢層が含まれているため、一概には比較できないとした。 (江慧珺、陳婕翎/編集:楊千慧)
岩田健太郎(いわた・けんたろう)/1971年、島根県生まれ。神戸大学大学院医学研究科教授。島根医科大学(現・島根大学)卒業。ニューヨーク、北京で医療勤務後、2004年帰国。08年から現職(撮影/楠本涼) 新型コロナウイルスの第4波が本格化している。AERA 2021年4月26日号で、感染症専門医の岩田健太郎医師が、日本のコロナ対策の課題を語った。 【図】マスク生活で陥りがち!気を付けたい12項目はこちら! * * * ――日本国内でも従来のウイルスよりも感染力が高い変異株が急速に増え、新型コロナウイルス新規感染者の増加が続いている。神戸大学大学院教授で感染症専門医の岩田健太郎医師は、この第4波は「防ぎようのない自然現象として起きたわけではない」と指摘する。 第4波の到来を防ぐチャンスはありました。国内で最初に変異株への感染が報告されたのは昨年末でした。その際、水際対策や、変異株に感染し
各国が発表した新型コロナウイルスによる公式死者数を示した図。(c)SIMON MALFATTO, SABRINA BLANCHARD / AFP 【2月23日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間23日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は247万4437人に増加した。 【図解】新型コロナウイルス感染症:長引く症状 これまでに世界で少なくとも1億1164万1390人の感染が確認され、少なくとも6855万2400人が回復した。 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統
ドイツ国内だけでなく周辺諸国のSNSも炎上 新型コロナウィルス感染拡大防止のために欧米ではロックダウンが行われており、自由な外出ができずに不自由な暮らしを強いられている人が多い。そしてそのようなロックダウンによる外出の禁止や制限で自由を奪われている現在の状況を第二次大戦時のナチスドイツに迫害、差別されていたユダヤ人の状況、いわゆるホロコーストに例えられることが多い。当時、ゲットーに閉じ込められたユダヤ人やアンネ・フランクのように隠れ家で息をひそめながら隠れていたユダヤ人に例えられやすい。 欧米ではホロコーストに例えると、当時のユダヤ人の悲惨な境遇や生活とは異なるとネットが炎上している。そして高齢のホロコースト生存者らも当時のユダヤ人の状況と現在の新型コロナウィルスのロックダウンの状況は異なると訴えている。だが、それでも欧米では「ロックダウンで外出が制限され、不自由な生活=ホロコースト時代の
米メリーランド州のウォルター・リード米軍医療センターの前で、車内から支持者らに手を振るドナルド・トランプ大統領(2020年10月4日撮影)。(c)ALEX EDELMAN / AFP 【10月5日 AFP】(更新)新型コロナウイルス感染のため入院治療中のドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が車で外出し、車内から支持者に手を振ってあいさつしたのは米政府の定めた感染予防規定に違反しているとして、医療関係者から怒りの声が上がっている。 首都ワシントン近郊のウォルター・リード米軍医療センター(Walter Reed National Military Medical Center)に入院中のトランプ氏は4日、マスク姿で防弾仕様の車に乗って短時間外出し、病院の外に集まった支持者らを驚かせた。週末に医師団が発表した病状をめぐる情報が錯綜(さくそう)していたことから、回復ぶりをアピール
ブラジル大統領、新型コロナに三たび陽性 隔離に飽き支持者と交流 2020年07月23日08時06分 朝食を取るブラジルのボルソナロ大統領=21日(大統領のツイッターより・時事) 【サンパウロ時事】ブラジル大統領府は22日、新型コロナウイルスに感染しているボルソナロ大統領(65)が、21日に実施したPCR検査で三たび陽性反応を示したと発表した。「経過は良好」という。ボルソナロ氏は7日に感染を公表。早期の通常職務復帰を望んでいるが、14日の再検査でも陽性となっていた。 <新型コロナウイルス 感染した要人・著名人> ボルソナロ氏は2週間にわたり大統領公邸で自主隔離生活を送っている。ただ、新型コロナ軽視の姿勢は相変わらず。「家にこもっているのは耐えられない」と退屈しているもようで、毎日のように庭を散歩し、放されているダチョウに似た大型鳥レアに餌をやったりしている。 大型鳥レアに餌をやるブラジルのボ
男子テニスで世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)は23日、新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示したことを明らかにした。自身が主催した非公式の慈善大会に参加したトップ選手の感染が相次ぎ、「感染者には大変申し訳ない。開催は時期尚早で間違っていた」と謝罪に追い込まれた。他のトップ選手からは「責任を感じるべきだ」などの批判の声が相次いでいる。 【緊急性の高い症状は?】 慈善大会は3月からツアーが中断している中で、6月に母国のセルビアとクロアチアで開かれた。しかし、グリゴル・ディミトロフ(ブルガリア)やボルナ・チョリッチ(クロアチア)といったトップ選手や関係者の感染が相次いで判明し、21日に打ち切りとなった。 海外メディアによると、大会は数千人の観客を入れ、席は間隔を空けるなどの予防対策は取られず、選手同士が握手したり抱き合ったりし、夜にはパーティーでダンスをする場面もあったという
【ニューヨーク時事】米カリフォルニア州を拠点とする個人向け遺伝子検査サービス会社「23アンドミー」は8日、血液型がO型の人は新型コロナウイルスに感染する「リスクが低い」との暫定的な研究結果を発表した。 血液型を決定するABO遺伝子の差異が感染のしやすさに影響している可能性があるという。 同社の研究に参加した75万人以上のデータによると、O型の人は他の血液型の人に比べて、新型コロナへの感染率が9~18%低かった。年齢や性別、民族のほか、基礎疾患の有無や肥満度などの違いを考慮しても同様の結果が出たという。一方、O型以外の血液型の間に統計的な差はなかった。 23アンドミーは「他の全ての血液型と比べ、O型は(新型コロナ)ウイルスから守られているようだ」と指摘。「研究はまだ極めて初期段階にある」として、参加者を増やして研究を継続する方針を示した。
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