広島・マツダ工場の無差別殺傷事件で、殺人未遂などの疑いで逮捕された元期間従業員引寺利明容疑者(42)が、マツダで働いていたとき「ロッカーから物を盗まれた」と供述していることが25日、捜査関係者への取材で分かった。マツダは「トラブルはなかった」としており、広島県警の捜査本部は経緯や事実関係を調べている。 引寺容疑者は「秋葉原(無差別殺傷事件)のようにしようと思った」と供述していることが既に判明。同事件で公判中の加藤智大被告(27)も事件直前に、職場に作業着がないと怒り、勤務先を飛び出したとされる。 捜査関係者によると、引寺容疑者は期間従業員だった4月上旬、「誰かが家に侵入し、物を動かした」「盗聴器を仕掛けられた」と警察や知人に相談。同じころ、「眠れない」などと周囲に漏らしていたという。 一方、捜査本部によると、死傷した12人の大半は工場敷地内の歩道ではねられていた。捜査本部は、現場の防犯カメ
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