出版社の講談社は、今年1月に大阪地方裁判所で実刑判決を下された海賊版リーチサイト「はるか夢の址」運営者3人に対して、損害賠償を求める民事訴訟を提起し、きょう9日付で大阪地裁に受理されたことを発表した。 【画像】昨年12月には全国紙5紙で海賊版撲滅呼びかけ、ABJマークとコラボした広告を掲出 今回の訴訟は、同社が発行する『ヤングマガジン』『イブニング』など計8誌に関する編集著作権が侵害された損害について、その損害額をおよそ1億6000万円と算定し、請求するもの。主張が認められた場合、当該3人から支払いを受けた損害賠償金は「読書に関わるアクセシビリティ関連の団体へ寄付」を検討している。 3人の被告人は刑事事件の第一審においてそれぞれ懲役3年6月、同3年、同2年4月の有罪判決を受けており、今後は控訴審の審理に臨む。そのなかで、同社はこれまで明らかにしているように「海外版被害の拡大、蔓延を防ぐため
出版社の新潮社が18日、同社と同社が刊行している「殺人犯はそこにいる 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件」の著者・清水潔氏が17日付けの書面で、Amazonプライム・ビデオで配信されているドラマ「チェイス」の配信を即時中止するよう、アマゾンジャパン合同会社と、制作会社のJOKER FILMS株式会社に申し入れたと発表した。原作として関与していないにもかかわらず、「チェイス」が「殺人犯はそこにいる-」に類似している点を新潮社側が問題視した。 「チェイス」はAmazonの動画配信サービス「プライム・ビデオ」で昨年12月22日から「第1章」が配信されているドラマ。配信開始当初から、ネット上を中心に「チェイス」の内容と、「殺人犯はそこにいる-」の類似性を指摘する声が多く見られていた。18日午後2時40分の時点では作品は配信されている。 デイリースポーツの問い合わせに新潮社の担当者は「もともとご覧
大量の書籍を電子化(スキャン)し、全文を対象に利用者が検索できるなど、作品を対象にした新しい検索サービスを始めやすくするため、文化庁は、著作権法を改正する方針を固めた。作家ら著作権者に不利益がほとんど生じないよう留意しつつ、著作物の電子化や配信を許諾なしにできる範囲を広げる。 書籍の全文検索サービスは、米グーグルが世界各国の書籍を電子化し、利用者が検索した単語が含まれている本文の数行を読めるようにした。だが、日本ペンクラブなどが反発したため、グーグルは日本の書籍の大半について本文を読めないようにしている。 日本の著作権法では、書籍のスキャンは、個人が家庭内で楽しむ範囲では自由だが、企業がする場合は小説家ら著作権者の許諾が必要。利用者が読めるように書籍の数行分をネット経由で送信するのも、著作権者の許諾が必要だ。 文化庁は、文化審議会の著作権分科会の小委員会に有識者のワーキングチーム(W
江戸川乱歩の著作権が消滅する2016年を目前に控え、青空文庫の用意周到ぶりがすごいんです! おどろおどろしい表紙でお馴染みの「少年探偵団シリーズ」や初期の怪奇・幻想小説や犯罪小説である「変格もの」まで、すでに76作品が作業中リストに入っています。 青空文庫は、著作権が消滅した作品などを公開しているインターネット上の電子図書館。“作業中”とはつまり、江戸川乱歩の著作権消滅にあたって、青空文庫が公開の準備を進めている、ということ。 そもそも著作権には保護期間というものが法律で定められ、歌にしても絵にしても本にしても、著作権を有している人物が亡くなって50年間は、財産的な権利を支配できます。例えば、「吾輩は猫である」や「こころ」などの夏目漱石の作品や「走れメロス」や「人間失格」といった太宰治の作品は、保護期間を過ぎているので、国語の教科書にも自由に載せることができるし、電子書籍で無料ダウンロード
著作権に関する判決をまとめた専門雑誌について、東京地方裁判所が「著作権の侵害に当たる」として、出版の差し止めを命じる仮処分の決定を出したことが分かりました。著作権侵害を理由とした出版の差し止めは異例です。 以前、編集に加わっていた東京大学の大渕哲也教授は「改訂にあたって編集に関わる『編者』から自分の名前が外されたのは著作権の侵害だ」として出版の差し止めを求める仮処分を申し立て、会社側は「出版の差し止めは表現の自由という観点から深刻な問題が生じる」などと反論していました。 これについて、東京地方裁判所が申し立てを認め、改訂版の出版の差し止めを命じる決定を出したことが関係者への取材で分かりました。決定で嶋末和秀裁判長は「改訂版は教授による編集の内容が相当程度盛り込まれていて、名前を外したのは著作権の侵害に当たる」という判断を示しました。専門家によりますと、著作権の侵害を理由とした出版の差し止め
小説をドラマ化するための許諾契約を一方的に解除され、制作中止に追い込まれたとして、NHKが、原作者から著作権の管理委託を受けていた講談社に約6千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が28日、東京地裁であった。岡崎克彦裁判長は「(原作者側から)脚本の承認がされていない以上、許諾契約が成立したとは言えない。(NHKは)小説の主題に関する理解が十分でなかったきらいがある」などとして、NHKの訴えを棄却した。 問題となったのは、直木賞作家、辻村深月(みづき)さんの小説「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」。NHKは同作をドラマ化し、2012年に放送予定だったが、脚本に納得できない辻村さんの意向を受けた講談社が「白紙にする」と申し入れたため、制作を直前に中止した。 裁判では、原作の改変がどこまで許されるかが焦点となった。原作は「母と娘」がテーマで、主人公は母親との葛藤があり、物語の終盤まで会いに行けないという設定
環太平洋経済連携協定(TPP)交渉に参加している日米など12か国が、音楽や小説の著作権の保護期間を70年に統一することで合意する見通しになった。 新薬を開発した企業が市場を独占できる「データ保護期間」は、先進国は10年程度、新興国は5年以下と、新興国側に配慮した案で決着する見込みだ。難航分野の一つである知的財産権分野の交渉にめどがつき、TPP交渉全体が妥結へ向けてさらに前進する。 日米それぞれの交渉関係者が明らかにした。 ベトナムで12〜15日の日程で始まったTPP首席交渉官会合で、知的財産分野の合意内容を確認し、19、20日にシンガポールで開かれる閣僚会合に報告する。 著作権の保護期間について、交渉参加12か国のうち、日本やカナダなど6か国は原則、作家や作者の死後50年としており、米国など5か国は70年、メキシコは100年と定めている。
著作権の切れた本を自由に読むことができるインターネットの電子図書館「青空文庫」の創設者であり、呼びかけ人・世話人でもある富田倫生(とみたみちお)さんが、8月16日(金)午後12時8分に死去したことがわかりました。 青空文庫の富田倫生さん 逝去: ポシブル堂書店からのお知らせ http://necom.cocolog-nifty.com/information/2013/08/post-0c44.html インターネット図書館「青空文庫」の創設者であり、呼びかけ人である富田倫生(とみたみちお)さんが、本日(16日)の午後12時8分に亡くなられました。 富田さんは、パソコン関係の書籍や宇宙開発の書籍などの著述業のほか、電子書籍の可能性にいち早く気づかれ、インターネット図書館「青空文庫」を他の呼びかけ人の方々と共に創設運営してきました。著作権延長問題でも反対の立場を明確にして闘ってきた闘士でもあ
By Benjamin Zank 著作権法は、作者の権利を保護し文化の発展を促進させることを目的としています(著作権法第1条)。この理念は世界各国の著作権法でも同じです。「文化の発展」には、作品をより普及させること、すなわち多くの人の手に渡るようにするということも含まれています。しかし「著作権による保護がかえって本の出版をさまたげているのではないか?」という驚くべき研究結果がアメリカで発表されました。著作権のせいで本がかえって普及しないとは一体どういうことでしょうか。 The Hole in Our Collective Memory: How Copyright Made Mid-Century Books Vanish - Rebecca J. Rosen - The Atlantic http://www.theatlantic.com/technology/archive/2013
◆正義の味方の味方の味方 著/哀川 譲 イラスト/さくやついたち 正義の味方の味方を自称する凛奈? 正義の味方の味方の味方にならざるを得ない橙也? そんな二人が送るスクールライフは波瀾万丈!? http://dengekibunko.dengeki.com/i/new.html http://dengekibunko.dengeki.com/notice/index2.php ,r'ニニニヾヽ、 //ニニニヽ、 ("´ ̄ ̄ヾ)) _____ ((/ ̄ ̄`゙`) まさかの復活きたああああああああああ | 、ィ_ノと)' / "\, 、/"\ (つ(_,,ア |! てかてっきり名前変えてくると思ったのに i| ` イ_/ / (‐-、)、 ,(,-‐ ) \. \_Y |! そのまんまとかすごいぜ! .ヽ、 ' ( /
文化庁が14回にわたって実施してきた「電子書籍の流通と利用の円滑化に関する検討会議」の結果報告が行われた。争点の1つとなっていた出版社への著作隣接権付与については広く意見を聞くべきとして継続審議扱いとなった。 文部科学省は1月10日、外局の文化庁がこれまで14回にわたって実施してきた「電子書籍の流通と利用の円滑化に関する検討会議」の結果報告資料を公開した。争点の1つとなっていた出版社への著作隣接権付与については、電子書籍の製作や流通に係る中小事業者や配信事業者、一般の電子書籍サービスの利用者(読者)の意見も踏まえて結論を出すべきであるとして継続審議扱いとなった。 この検討議会は、2010年3月から6月に掛けて総務省、文部科学省、経済産業省が合同で開催した「デジタル・ネットワーク社会における出版物の利活用の推進に関する懇談会」の流れを汲むもの。同懇親会は電子書籍の利活用の推進に向けた検討を行
1 名前:名無しさん@涙目です。(関西地方)投稿日:2011/07/17(日) 15:58:51.68 ID:/nWeSwpy0 この盗作問題はマジで怖すぎる。 何が怖いかと言ったら「自分が同じ立場でこれを防げるかどうかわからない」から。 …とか書くと、駄目編集死ねって思われてしまうんだろうけど、いやマジで怖いですよ。 https://twitter.com/isemaeda/status/91646320514838529 まず、この作品の盗作元である『マルドゥック・フラグメンツ』の単行本発売日が5月。 んで、第18回スクエニ漫画大賞の応募締切が多分3月末。 ってことは、短編が掲載された雑誌を読んでないと気づけない。 https://twitter.com/isemaeda/status/91647138727079936 んでもって、小説を雑誌で読む習慣のある人間は漫画編集の中でもほと
1 名前: ◆newsSM/aEE @きよたろーφφφ ★[sage] 投稿日:2011/07/16(土) 01:27:52.64 ID:??? 『マルドゥック・フラグメンツ』内収録短編と、ある漫画賞受賞作品との間で生じた問題につきまして コメントいたします。 ※主文※ 関係者からご連絡をいただき、すでに賞を運営されている編集部と、描き手の方、双方より、 謝罪文を公表する意志を示していただいております。 そもそも、攻撃的な悪意があっての行いではなく、先方の迅速な対応があったことから、その後の 早川サイドと先方との話し合いが穏便に進む限り、僕から何かを申し立てる、というようなことは ありません。 また、インターネット上で非難されるなど、すでに編集部および描き手の両サイドが、いわゆる 「社会的警告」を十分に受けているとのことです。 よって、今後は一件がスムーズに収束し、むやみと尾ひれがつかぬ
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