厳しい排ガス規制で知られる米カリフォルニア州で、ハイブリッド車(HV)が肩身の狭い思いをしている。もはや最新技術とはみなされず、エコカーの定義からも外された。流れは他の州にも及んでおり、各メーカーは次世代エコカーの投入を急いでいる。 【写真】右端がエコカー優先車線。一般の車線より流れがスムーズだ=米カリフォルニア州、大内奏撮影 ロサンゼルス市中心部と郊外にある空港を結ぶ高速道路。混み合う一般の車線と対照的に、エコカーがすいすいと走り抜ける車線がある。2人以上が乗った車だけが走れる「カープールレーン」。カリフォルニア州が認めたエコカーなら1人で乗っても通行できるため、事実上のエコカー優先車線になっている。 だが、エコカーの代名詞ともいえるトヨタ自動車のHV、プリウスは、この車線でほとんど見かけない。2011年にHVがエコカーから除外され、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PH
ホンダは10月30日、子会社のホンダソルテックを通じで行っていた太陽電池事業から撤退すると発表した。同日会見したホンダの岩村哲夫副社長は「事業計画そのものがある意味甘かった」との認識を示した。 岩村副社長は「太陽電池事業は非常に競争が激しい領域になっている。とくにシリコンの暴落で相当安い商品ができるようになり、私どもは競争力をだいぶ失ってきた」と事業撤退の背景を語った。 また「始めた時は(パネル素材の)CIGS(銅-インジウム-ガリウム-セレン)は時代の先端をいく、ものすごい技術だと我々は自信を持っていたが、シリコンの暴落で事業が成立しなくなった。経営として将来性を考えた時に、このタイミングで決断するのが一番良いということになった」とも説明した。 ホンダソルテックは2014年春に事業を終了し、会社は清算される。岩村副社長は「清算にあたっては従業員の方々と十二分に話をさせて頂きながら、自主退
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く