「本当にドラゴンズに来て、僕は良かったなって率直に思っています。いい出会いがたくさんありました。尚且つ、自分自身が心機一転、また頑張れるという心境にもなれた。そういう面ではやはり環境を変えるっていうのは本当にいいことだったなと実感しています」 和田打撃コーチとの出会い 新しい環境、新しい競争。何より大きかったのは、和田一浩打撃コーチとの出会いだ。現役時代、通算2050安打を放った名球会プレーヤーが、春季キャンプから付きっきりで細川を指導した。持ち味であるスイングの力強さはそのままに、体の使い方や体重移動を意識してボールを確実に捉えられる打撃フォーム改造に二人三脚で取り組んだ。 「一番変わったのは、タイミングです。和田さんのアドバイスで、バットの始動を早くして、大きく足を上げてタイミングを取るようにした。そこでボールをしっかり捉えられる感覚が身についた。今も色々と改良しているところはあります