葛西伸哉 ラノベ作家 @kasai_sinya 学歴より経験。 経済格差もそうだけど、地域格差も露骨に「継承・相続」されちゃうんだよな。社会に出る前の若者が自力では克服困難な環境。 ペーパーテスト一発勝負こそが、実は「個人の能力による逆転のチャンス」が大きい。 2022-08-22 18:58:53
クラレンドンハイツの公営住宅団地、貧困を象徴する典型的な「住宅プロジェクト」に住むデレックは、同じ団地に住む他のティーンエイジャーたちに比べてかなり特異な教育歴をもつ。 きわめて学業成績優秀で――このこと自体プロジェクトに住む黒人の少年として特異だ――、3年生から8年生まで、合衆国連邦政府の奨学金で市のはずれにあるバーンズ学園という名門私立学校(プレップスクール)に通うことになった。8年生までの在籍期間中の成績はAやBばかりで、すぐに生徒や教師の尊敬を集めるほどの優秀さだった。 白人の上流階級ばかりの教育環境にも適応し、友人もたくさんできた。テキサスやメキシコ、マーサズ・ヴィンヤードで裕福な友人やその家族と一緒に過ごす夏休みも経験した。母親は私立学校に通えることになった息子が将来は大学に進み、弁護士になってくれることを夢みていた。 そのままいけばデレックは、アメリカン・ドリームの神話に輝き
昨日、twitter経由でこのような記事を見つけました。 「日本は努力次第で上に行ける平等社会だ」学生支援機構トップが奨学金制度批判に苦言 Link: 「日本は努力次第で上に行ける平等社会だ」 | 学校・受験 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準 この記事は、日本学生支援機構の理事長である遠藤勝裕氏へのインタビュー記事です。全体として、奨学金問題はセンセーショナルに騒がれ過ぎており、実際には奨学金を返還できない人は全体のうち2%強とさして多くないことや、延滞金はきちんと払っている人が相対的に損をしないための(?)制度であること、給付型奨学金がもちろん望ましいことは間違いないが、日本では国民的合意が取れないため難しいこと、といったことが述べられていました。 それはそれとして、個人的にひっかかったのはそうした点よりもむしろ、記事のタイトルにもなっている、「日本は努力次第で上に行ける
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