バランスは「1:1」~「1:1.5」がベスト 自律神経には交感神経と副交感神経があります。どちらかが優位に働いている間、もう一方はお休みするというような関係ではなく、常に両方が働いていて、その時間帯や環境、目の前の出来事によってその出力が増えたり減ったりを繰り返しているというイメージです。 交感神経と副交感神経の理想のバランスは「1:1」~「1:1.5」。副交感神経は年齢とともにその働きが弱まっていきますが、理想だけをいえば両方同じくらいか副交感神経がやや優位に働くくらいの状態が不調を寄せつけないベストバランスです。 さらに理想を追い求めると、ただバランスが取れているだけではなく、どちらもが高いレベルで働き、交感神経と副交感神経の活動量を足した「トータルパワー(総合力)」の高い状態がベスト。 元気がいっぱい詰まったビーカーの低い位置で両者が働いていても、つかみ取れる元気の量は少ないですよね