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© U.S. Air Force photo by Airman 1st Class Zachary Rufus アメリカ空軍は2021年10月6日(水)、F-35AライトニングIIに核爆弾「B61-12」搭載に向けた認証プロセスで、最終飛行試験を完了したと発表しました。これにより、核爆弾搭載に向けた設計認証プロセスを終了し、今後は運用認証の段階に入ります。F-35Aの兵装が核爆弾「B61」シリーズの最新型「B61-12」搭載に適合し、設計が基準を満たしたことが確認されました。実戦搭載は未定ですが、第5世代戦闘機が核搭載に向けた大きな節目に到達しています。 F-35Aへの核搭載は、トランプ前大統領の時代に見直しが進められ、2020年ごろには模擬弾頭を搭載した試験飛行が実施されてきました。試験飛行は、ネリス空軍基地に所属する第422・第59試験開発飛行隊(422TES、59TES)が、トノパ
前回、人工知能(AI : Artificial Intelligence)がF-16パイロットと模擬対戦した、米国防高等研究計画局(DARPA : Defense Advanced Research Projects Agency)の “AlphaDogifight” トライアルを取り上げた。ただし、結果だけ見て大騒ぎしてはいけませんよ、というのが今回のお題。 学習プロセスがキモ たぶん、“AlphaDogifight” トライアルに関するニュースを見て「AIが戦闘機パイロットに5:0で完勝した! もう有人戦闘機は時代遅れだ!これからはAIが操る無人戦闘機の時代だ!!」と吹き上がっている人が、そこここにいるのではないかと思われる。 でも、そういう人はたぶん、“AlphaDogifight” トライアルを実現するまでの流れや詳しい条件設定について見ておらず、結果だけを見ている。 なにも格闘戦
イギリス空軍(RAF)のC-130Jハーキュリーズが2020年2月7日(金)、イギリス南極観測局(BAS)支援のため、物資の補給業務を実施しました。ブライズ・ノートン空軍基地の第47飛行隊のC-130Jが、パラシュートで物資を空中投下しました。 輸送は10日間で、63.1トンになるコンテナを77個、BAS前方基地スカイ・ブル基地に空輸しました。コンテナには、ガソリン、航空燃料、食料、航空機のスペアが含まれていました。スカイ・ブル基地は、南極のパーマーランド南部の南緯75度にあるBAS前方基地です。 第47飛行隊のC-130Jは、南極での活動を支援するために国際社会が使用する主要な支援場所、チリ最南端の都市、プンタアレナスのプレジデンテ・カルロス・イバニェス・デル・カンポ国際空港から飛行しています。 RAFの任務は、計画された最初の週は強風の影響で遅延しましたが、天候が改善するにつれて追いつ
アメリカ空軍のF-35Aのデモンストレーション・チーム・パイロット、クリスティン「ベオ」ウルフ大尉が2020年2月29日(土)、アリゾナ州デビスモンサン空軍基地のヘリテージ・フライト・トレーニング・コースで訓練を実施しました。ヘリテージ・フライト・トレーニング・コースは、エアショー・シーズンに先立ち、訓練を重ねるためのコースです。 2020年のエアショー・シーズンから2年間、2世ファイターパイロットで元F-22Aラプターのパイロットでもあるクリスティン「ベオ」ウルフ大尉が、新しいF-35AライトニングIIデモンストレーション・チームを率います。ほとんどのファイター・パイロットにとって、第5世代の戦闘機を操縦するのは初めての経験ですが、彼女にとっては2機種目になります。 ウルフ大尉はF-22AとF-35Aで900飛行時間以上、飛んでいます。彼女の父はアメリカ空軍でF-4GファントムⅡとF-1
オープニング みなさんは、飛行機と聞いてどういう形のものを思い浮かべますか? 真っ先に思い浮かぶのはこういう形のものだと思います。 Fig.1 Tube & Wing 型機 確かに我々が乗る飛行機は、大きさの違いやジェット機・プロペラ機の違いはあれど、基本的にこういう形(Tube & Wing型機、以下T&W)をしています。 しかし、飛行機はこの形でなければならないという決まりはありません。 20世紀後半の技術で性能の良い旅客機を作ろうと思ったら、このT&Wに辿り着いただけです。 より性能の良い機体を開発しようと思っても、技術的な限界があって、この筒と翼をくっつけた機体を作り続ける他なかったのです。 しかし、この21世紀、製造技術、制御技術等の進歩によって、旅客機の形は大きく変化するかもしれません。 今回は、次世代旅客機として研究が進められているBlended Wing Body型機に密
この記事は東京大学航空宇宙工学科・航空宇宙工学専攻アドベントカレンダー 2日目の記事です。 adventar.org もう12月ですか、、ということで書いていきたいと思います。 まずはこの写真を見ていただきたい。 AutoGyro Calidus 半分くらいの人は一見ヘリコプターだと思うであろう。しかしヘリコプターのように見えるが、どことなく違和感を感じるだろう。後部に謎のプロペラがついているし、ランディングギアがある、テイルローターがない…… そう、これが今回ご紹介する、オートジャイロと呼ばれる機体だ。 オートジャイロはジャイロプレーン、ジャイロコプターと呼称される回転翼機である。1923年にスペイン人のJuan de la Cierva氏が発明し、様々な改良が加えられてきたが基本的な形状は変化していない。 当時の機体 Cierva C.6 レプリカ 前方のプロペラがエンジン動力で回転す
YouTubeが360度カメラ映像のアップロードをサポート開始したことから、徐々に全天球ムービーが楽しめるようになってきました。全方位の視界を活かすことができるシーンといえば大空を舞う飛行機、その中でも高い視認性が求められる戦闘機ということになる(?)のですが、いまから70年前に設計された戦闘機「P-51マスタング」と21世紀の最新鋭戦闘機「F-22ラプター」が空中で並んで飛ぶシーンを収めた360度ムービーが公開されており、寄り添うように飛ぶ2機の様子をリアルに体感できるようになっています。 Heritage Flight Museum - #360Video - P-51 & F-22 - YouTube 「ブルルル」という昔懐かしいレシプロエンジンの音を響かせて飛ぶ往年の戦闘機・P-51マスタング。このYouTubeムービーは360度映像を見ることができるので、機体の右斜め後方に視点を
7月10日、ノースロップ・グラマン社が開発中のアメリカ海軍ステルス無人攻撃機X-47Bが地上基地から発進し、大西洋上の空母ジョージ・ H・W.・ブッシュへの着艦に成功しました。史上初の出来事であり、本格的な無人攻撃機の空母艦載運用が可能であることを実証しました。そして続いて空母からのカタパルト発進→着艦も成功させ、2連続で着艦に成功しています。 X-47B Makes First Arrested Landing at Sea - U.S.Navy X-47B Completes First Carrier-based Arrested Landing X-47B Completes First Carrier-based Arrested Landing (2) X-47B Completes First and Second Carrier-based Arrested Landing
史上初の音速突破が記録されてから65周年目の2012年10月14日、チャック・イエーガー退役准将がF-15Dに乗って超音速飛行を再現しました。 チャック・イエーガー退役准将は、1941年9月12日に兵士としてアメリカ陸軍に入隊し、後にパイロットの訓練を受け、第二次大戦中には1回のミッションで5機を撃墜するなどしてエースとなりました。戦後テストパイロットとなり1947年10月14日、現在のエドワーズ空軍基地でロケット実験機ベルX-1"グラマラス・グレニス"を操縦して、史上初の超音速飛行を成功させました。 再現飛行では第65仮想敵飛行隊(65AGS)のデビッド・ビンセンス大尉と、F-15Dに搭乗してネバダ州のネリス空軍基地を離陸し、午前10時24分にカリフォルニア州エドワーズ空軍基地上空45,000フィートで音速を突破しました。 イエーガー氏の現在の階級については退役少将(Major Gene
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