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ブックマーク / note.com/ciotan (3)

  • ガラス張りの図書館がある「まちなかリビング北千里」について、蔵書の紫外線対策などを吹田市に質問しました|塩谷舞(mai shiotani)

    昨年11月12日、私の故郷でもある大阪府吹田市にあたらしく出来た「まちなかリビング北千里」ついてTwitterで投稿したところ、さまざまな声が届きました。 その際に投稿した写真がこちらです(一部)。 これらの写真や「場所によって飲OK」と書いていたツイートの文言などを受けて、「ガラス張りの図書館は、紫外線によって蔵書が退色してしまうのではないか」「高い場所に飾ってあるを手に取ることが出来ないのではないか」「飲OKの図書館では、に虫害が発生するのではないか」ほか、多くの懸念の声が、引用リツイートなどで見られました。 夢なの?というような理想の図書館が千里に出来てしまった…… 圧倒的な蔵書数、電源Wi-Fi完備でPC作業OK、場所によって飲OK、「図書館なのにそんなに…?!」という夜8時までの開館時間。 なにより、窓の向こうの箕面の山々が美しい……。北千里駅すぐ。22日オープンで、h

    ガラス張りの図書館がある「まちなかリビング北千里」について、蔵書の紫外線対策などを吹田市に質問しました|塩谷舞(mai shiotani)
  • あるものでなんとかする。「バナキュラー」的もの作り|塩谷舞(mai shiotani)

    令和元年の春。私は、ダブリン南西部にある家庭的なゲストハウスの二階で、青いリバティプリントのシーツを鷲掴みにしながら、苦しみ、悶え、唸っていた。齢30にして人生はじめての語学留学に挑戦するのだと晴れやかな気持ちではるばる欧州、アイルランドまでやってきたというのに、ひどく腹を壊し、ついでに熱まで出して、可愛らしい小さな寝室とトイレを往復するばかりの日々──…。 「水が合わへんのちゃう?」 大阪の母親に電話をしたら、そんなことを言われた。水が合わない。確かに舌の上に転がしたときから「すごく違う感じ」がしたけれども、やっぱり水がすこぶる合わない。だってここダブリンは硬水で、私の故郷は軟水だ。 悶絶している私を心配したホストマザーのマリエが親切なことに、薬と水を持ってきてくれたのだが、申し訳ないことに、その水こそが最大の天敵なのだ。「マリエ、ありがとう、でもそれ、その水が、アジ、東アジア人である私

    あるものでなんとかする。「バナキュラー」的もの作り|塩谷舞(mai shiotani)
    tk18
    tk18 2020/12/27
  • 先に答えを知ると、本質に辿り着きにくくなる|塩谷舞(mai shiotani)

    「このお茶、何度で入れて、何分蒸らせばいいですか?」 ──そう聞いていた自分が、ちょっと恥ずかしくなった。正解を簡単に手に入れてしまうことは、その先の曖昧で自由な可能性を、ピシャリと凍結させてしまうことでもあるからだ。 ── 見る、 感じる、 考える、 知る、 考える、 そして言語化する。 どこか知らない国や町に行ったときにも、美術館を訪れるときも、できるだけ、この順番を大切にしている。 というのも、最初から頭に咀嚼できていない情報を入れてしまうと、なにを見ても「情報との答え合わせ」になってしまって、自由気ままに空想する……という私にとって楽しい時間が失われてしまう。だからまずはこの目で見て、好き勝手あれこれ空想して、脳内に物語がひとつふたつみっつ……と出来上がってくる。 そうして「もしかして?」と、物語がムクムク湧いてきたころに、解説文を読んだり、Wikipediaや書籍を読み漁ったりし

    先に答えを知ると、本質に辿り着きにくくなる|塩谷舞(mai shiotani)
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