この本は、パソコンのことを何も知らない初心者向けの本じゃない。この本は一度は本気でパソコンにチャレンジして、それなりに努力はしたけれども、敢え無くパソコンに敗北してしまった人達向けの本、なのだろうな。どちらかというと、分かる人には分かる、という内容。 おたくどもには、特殊な能力があることがわかっている。連中は、記憶力はいい、特に、空間的な記憶力。(p18) 著者は、パソコンが依然使い難いのは、開発者が「パソコンの身になって」パソコンを作っているからだと主張する(p21)。そう、実際にそれを使う人間の身になって作られているわけではない。だから、いつまでたっても、パソコンはオタクのオタクによるオタクのための道具にしかなれない。車は別に車の身になって運転しなくても、きちんと動いてくれる。それは使う人のことをきちんと考えて設計されているからだ。それに比べて、パソコン(Windows)の未熟さは一体
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