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ブックマーク / xtrend.nikkei.com (10)

  • オールナイトニッポン、広告出稿が爆増 Z世代つかむラジオの内幕

    1967年の放送開始から57年、いつの時代も若者から絶大な支持を得ているラジオ番組がある。深夜番組「オールナイトニッポン」だ。タイパ重視、デジタルネーティブといわれる現代の若者にも人気は健在。人気俳優やミュージシャン、お笑い芸人が内面や音を語る他では聴けないコンテンツが若者を引き付ける。2023年3月には、番組に広告を出稿するスポンサーが約70社を記録した。インスタライブでも配信アプリでもない、古株のラジオからの発信がなぜ受けるのか。 「オールナイトニッポン」は、なぜいつの時代も若者の心をつかむのか。番組全体を統括するプロデューサーの冨山雄一氏(左)と、自身もZ世代でZ世代マーケティングの第一人者である、僕と私と(東京・渋谷)代表の今瀧健登氏が対談した(写真/古立康三) タイパのZ世代にも受ける理由 ラジオは“元祖推し活” オールナイトニッポンは、放送開始から57年目を迎える、言わずと知

    オールナイトニッポン、広告出稿が爆増 Z世代つかむラジオの内幕
  • 「No.1広告」摘発ラッシュ わずか2週間で12社 消費者庁が本腰

    消費者庁は2024年2月末から3月中旬のわずか2週間あまりの間に、12社の「No.1広告」について、景品表示法違反(優良誤認)に基づく措置命令を出した。消費者庁がNo.1広告に腰を入れて摘発に乗り出している。消費者庁は現在、No.1広告の実態調査に取り組み中。今秋にも調査結果を公表する。 購入・利用したこともない調査モニターにWebサイトのイメージを尋ねて「満足度No.1」をうたう、ずさんな調査・広告手法に消費者庁が動いた(画像:barks/stock.adobe.com) 「おすすめしたいダイエットサプリ No.1」「施術満足度No.1 痩身エステ」「カリキュラム充実度No.1」「おかげさまで5冠達成」――。 こうした表現で自社商品・サービスの人気や満足度でNo.1を連呼する、いわゆる「No.1広告」の摘発に、消費者庁が気で取り組み始めた。 2024年3月1日、消費者庁は、海外Wi-

    「No.1広告」摘発ラッシュ わずか2週間で12社 消費者庁が本腰
  • さらば「テレビCM=オワコン説」 史上初、日テレの運用型広告の衝撃

    テレビ広告をデジタル広告のように運用 効果の1つは広告価格の適切化 TVerと統合在庫で地上波の価値向上 開始までに他局が参加する可能性も 広告はバイイングから運用型へ 24年はテレビにとって、変化のきっかけとなる1年 「テレビはオワコン(終わったコンテンツ)」。そんな言葉が、2010年代から度々聞かれるようになった。多くの人にとってはすでに聞き飽きたフレーズだろう。 何がオワコンといわれているのか。その根にあるのは、長年続いてきたテレビ局独特の“文化”だ。視聴率を重視したマス向けの番組制作、GRP(延べ視聴率)を基にしたテレビCMの運用体制、スポット(番組に関係なくテレビ局の指定時間にCMを挿入する方式)などテレビ独自の広告枠の購入方法、ネットでの配信を制限する複雑な権利関係等々……。 24年は、それらのテレビ独自の文化が変わるきっかけとなる1年になりそうだ。 背景には、地上波放送収入

    さらば「テレビCM=オワコン説」 史上初、日テレの運用型広告の衝撃
  • 「不快のデザイン展」が盛況 Switchのゲームが“苦い”わけ

    瞬時に緊張感を与える「緊急地震速報」、臭さで危険を伝える「都市ガス」、苦さで誤飲を防ぐ玩具――。「不快」を効果的にデザインすることで世の中の役に立っているコトやモノを紹介する企画展「世の中を良くする不快のデザイン展」が2023年3月24日にスタート。同年4月23日まで、日デザイン振興会が運営するデザインのコミュニケーションスペース「GOOD DESIGN Marunouchi」(東京・丸の内)で開催されている。1週間で2300人超、20代から70代まで幅広い世代が来場しているという。 世の中を良くするための不快が我々の身の回りにはたくさんあることを表現するために、展示会場内に街のジオラマを配置。ジオラマには番号が振られており、その番号と展示内容が対応している 「一般的に良いデザインは『使いやすく、分かりやすいこと』『見た目が美しく、洗練されているもの』『誰もが幸せになるもの』といった“快

    「不快のデザイン展」が盛況 Switchのゲームが“苦い”わけ
  • ドワンゴが見解 ネット騒然の「ゆっくり茶番劇」騒動とは何か

    この数日、Twitterなどインターネット上を揺るがす騒動になっている「ゆっくり茶番劇」の商標登録問題。2022年5月23日には「ニコニコ動画」を運営するドワンゴが今後の対応などを発表した。一見、企業には無関係にも思えるが、ネットで生まれ、愛されてきたコンテンツを巡る問題として示唆に富んでいる。 2022年5月23日、ドワンゴ(東京・中央)は、文字商標「ゆっくり茶番劇」に関する今後の対応についての記者会見を行った。これは、YouTuberの柚葉氏が5月15日、Twitterで「ゆっくり茶番劇」の商標権を取得したことを表明(商標登録6518338)、今後は商標利用者に対して年間で10万円の使用料が発生すると主張したことに起因する。 記者会見では、多くのクリエイターが安心して創作が続けられる環境をつくるため、ドワンゴが以下の4つのアクションを実施することを発表した。 1.「ゆっくり茶番劇」商標

    ドワンゴが見解 ネット騒然の「ゆっくり茶番劇」騒動とは何か
  • 80年代懐メロで20代も40代も取る ブシロード新作は「DJ」で勝負

    ゲーム、アニメ、ライブ……。大規模なメディアミックスで次々と人気IP(知的財産)を生み出してきたブシロードが新たなタイトル「D4DJ」を立ち上げた。「SNS時代、消費者は勝ち組にしかくみしない」「IPは垂直立ち上げしかあり得ない」という同社木谷高明会長のマーケティング戦略は独特だ。 ブシロードの新たなメディアミックスタイトル「D4DJ」。ガールズバンドの「BanG Dream! (バンドリ!) 」、歌劇の「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」(レヴュースタァライト)に続き、同社が題材に選んだのはDJだった。 コロナ禍の中でも、キャスト(キャラクターを演じる声優)によるライブやアニメ、大規模な交通広告などで認知度を高め、2020年10月25日には満を持してスマートフォン向けゲーム『D4DJ Groovy Mix』(グルミク)をリリースする。配信前の事前登録者数は10月に入って80万人を突破。リ

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  • 薄い財布で納品1年待ち 建築家がクラファンで1億6000万円調達

    クラウドファンディング(クラファン)を活用したデザイン思考型商品開発の特集の第3回は、累計で約1億6000万円を調達した革製品ブランド。建築家が新規事業として始めた財布やドキュメントフォルダーがヒットした秘密は、ユーザーの声に対応する開発姿勢とクラファン開始前の仕掛けにあった。 薄さとコンパクトなサイズが特徴の革製財布「HITOE FOLD」。2020年2月に3500人から約5200万円の支援金を集めた。販売は公式サイトのみで、価格は1万6900円(税・送料込み、以下同) 日でも注目され、取り組む企業が増えてきたデザイン思考とは、ユーザー視点に立ち、その課題やニーズをつかんで解決方法を探るという考え方。プロトタイピングを駆使し、仮説検証を繰り返す。クラウドファンディングをベースにユーザーをうまく巻き込みながら進める開発プロセスは、期せずしてこのデザイン思考に近いものになる。 「SYRIN

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  • クラファンで6600万円 自分起点のデザイン思考型開発で成功

    クラウドファンディング(クラファン)を活用したデザイン思考型商品開発の特集2回目は、バタフライボード(横浜市)。「携帯型ホワイトボード」という新しい分野で成功した秘密は、ユーザーの意見に耳を傾けるデザイン思考的アプローチにある。だが、起点はあくまで自分自身が欲しいと思うかどうかだ。 クラウドファンディングの「Makuake」で最初に資金を集めた「バタフライボード」の商品。目標支援額30万円ながら約277万円に達した(写真提供/バタフライボード) クラウドファンディングで商品を開発・販売しようとする企業の多くは、試験的に1回か2回しか使わないという場合が少なくない。ユーザーの反応を探る市場調査の代わりに活用する例もあるだろう。そんななか、企業の開発・販売のプロセスの一環としてクラウドファンディングを明確に位置付けているのが、バタフライボードだ。クラウドファンディングで商品を発表すると、ユーザ

    クラファンで6600万円 自分起点のデザイン思考型開発で成功
  • 6000万円集めたキングジムのクラファン 挑戦4回で得た新発見とは

    クラウドファンディング(クラファン)を活用し、潜在ユーザーを巻き込みながら商品開発を進める動きが目立ってきた。その手法は、企業内に閉じた従来の商品開発と違い、「デザイン思考」に通じるところがある。実際の商品開発の舞台裏に迫る特集の第1回は、事務用品メーカーのキングジムを取り上げる。 今や大手企業も利用するクラウドファンディング。数千万円ものファンディングに成功する事例が相次ぎ、ヒット商品も数多く生まれている。成功した商品の開発プロセスを見ると、潜在ユーザーとの共感をベースに、アイデア創出とプロトタイピングを繰り返し、商品をブラッシュアップしている。こうしたクラウドファンディングの成功事例をひもときながら、ユーザーを巻き込んだイマドキのデザイン思考型商品開発のポイントを探るのが、今回の特集の目的だ。 事務用品大手のキングジムは、新製品の開発にクラウドファンディングサービス「Makuake」を

    6000万円集めたキングジムのクラファン 挑戦4回で得た新発見とは
  • eスポーツはなぜ人気が出たのか 世界で起こった「4つの潮流」

    デジタルワールドは、その発展とともに徐々に“人間の身体”の情報をその内部に取り込んでいくことになります。手元のコントローラーから全身でまとうスーツまで、様々な手法を使って人間の動きをデジタルワールドに伝えます。身体の情報を取り込みスポーツとしての意義を持ったことから盛り上がりを見せているのが「eスポーツ」です。2回にわたって、eスポーツとAI人工知能)の関係を解説します。

    eスポーツはなぜ人気が出たのか 世界で起こった「4つの潮流」
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