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booklogに関するultimate-ezのブックマーク (163)

  • ultimate-ezさんの感想・レビュー

    "放送禁止"シリーズに似た、フェイク(?)ドキュメンタリー風味な小説。短編集で読みやすく、それぞれに個性のある話で、小説というフォーマットにこだわらない挑戦的な作品。モヤッとした着地点の後味の悪さもあり好みの作品でした。 ただ、肝心の"恐怖感"がやや弱いように感じた。 小野不由美の"残穢"なんかのように、心にねっとりとまとわりつくような不快感がもう少し欲しかった。

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    ultimate-ez
    ultimate-ez 2016/06/07
    "放送禁止"シリーズに似た、フェイク(?)ドキュメンタリー風味な小説。短編集で読みやすく、それぞれに個性...『忌録: document X』阿澄思惟 ☆3
  • ultimate-ezさんの感想・レビュー

    映画版の『桐島、部活やめるってよ』に通じるような、"登場人物全員、俺。"と思えるほど、全員に共感できる作品だった。 とある人のお葬式に集まった子どもたち、孫たちそれぞれの人間模様と心模様。親戚の集まりっていう、居心地が良いような悪いようなあの感覚。特段親しくもないけれど、他人ではないから感じるあの不思議な親近感。そんななんとも言えない"居心地"が文章化されたよう。 それにしても、タイトルが素晴らしい。これは「死んで、いない者(The man who is dead and gone)」なのか、「死んでいない者(The man who is not dead)」なのか。前者であれば「死んで、いない者と残された者たちのお話」だし、後者であれば「まさにあの時間は死んだ者が作り出した時間で、そこに脈々と生き続いている」という話とも取れる。 ダブルミーニングのようで、どちらとしても成立しているタイト

    ultimate-ezさんの感想・レビュー
    ultimate-ez
    ultimate-ez 2016/02/25
    映画版の『桐島、部活やめるってよ』に通じるような、"登場人物全員、俺。"と思えるほど、全員に共感できる作...『死んでいない者』滝口 悠生 ☆5
  • ultimate-ezさんの感想・レビュー

    結婚について。 端から見ると気色悪いところもあるけれど、人たちにとっては意外に居心地が悪くないんだよなーと思える。良いところも悪いところも、なんか確かに結婚ってこう言う感覚あるなぁ、と。 夫婦で過ごす日々って、決して客観視しちゃいけないなぁ、なんてことを考えながら、毎日何気なく過ごしている結婚生活に、少しの恐怖となんとも言えない幸せを感じる。そんな不思議な読後感のある作品だった。

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    ultimate-ez
    ultimate-ez 2016/02/25
    結婚について。 端から見ると気色悪いところもあるけれど、本人たちにとっては意外に居心地が悪くないんだよな...『異類婚姻譚』本谷有希子 ☆4
  • ultimate-ezさんの感想・レビュー

    ついに江戸川乱歩の著作権が切れてKindleにも青空文庫の無料が登場し始めました。まずは処女作の「二銭銅貨」。今読んで衝撃を受けるミステリーではないけれど、中期以降のドロドロ感が薄い爽やかな江戸川乱歩を堪能できる一冊。 無料はこれからもチェックしていこう→ http://ultimate-ez.com/2016/01/02/4263/

    ultimate-ezさんの感想・レビュー
    ultimate-ez
    ultimate-ez 2016/02/11
    ついに江戸川乱歩の著作権が切れてKindleにも青空文庫の無料本が登場し始めました。まずは処女作の「二銭...『二銭銅貨』江戸川 乱歩 ☆4
  • ultimate-ezさんの感想・レビュー

    この一冊はあらゆる教養の入り口のリストなので、これ一冊を読んで即に何かが変わるというものではないけれど、今の時代、これから何を読みどんなことを考えていくべきなのかを網羅的に知るためには非常に役立つ一冊だった。

    ultimate-ezさんの感想・レビュー
    ultimate-ez
    ultimate-ez 2016/02/11
    この一冊はあらゆる教養の入り口のリストなので、これ一冊を読んで即に何かが変わるというものではないけれど、...『おとなの教養 私たちはどこから来て、どこへ行...』池上 彰 ☆3
  • ultimate-ezさんの感想・レビュー

    まだ3歳なので早いと思うけど、子供のために児童文学を集め始めた。ついでに自分も読み返す。良いは良い。「星の王子様」はむしろ大人の方が刺さるかもしれない。

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    ultimate-ez
    ultimate-ez 2016/01/22
    まだ3歳なので早いと思うけど、子供のために児童文学を集め始めた。ついでに自分も読み返す。良い本は良い。「...『星の王子さま (岩波少年文庫 (001))』サン=テグジュペリ ☆5
  • ultimate-ezさんの感想・レビュー

    今のSEOにどれだけ効果があるのか眉唾なものもあるが、1つのデータとしては読む価値がある内容が多い。ネットで読める最新の情報と合わせて、テクニックの取捨選択は必要。

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    ultimate-ez
    ultimate-ez 2016/01/22
    今のSEOにどれだけ効果があるのか眉唾なものもあるが、1つのデータとしては読む価値がある内容が多い。ネッ...『SEO対策のための Webライティング実践講座』鈴木良治 ☆4
  • ultimate-ezさんの感想・レビュー

    ultimate-ezさんの鈴木のりたけ『す~べりだい 【3歳 4歳からの絵】』についてのレビュー:子供ってリズムネタ好...

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    ultimate-ez
    ultimate-ez 2016/01/19
    子供ってリズムネタ好きだなーと再確認。マックスのテンションで読むと、子どもが大爆笑する。素晴らしい。『す~べりだい』 ☆5
  • ultimate-ezさんの感想・レビュー

    ウールの衝撃と比べるとややボヤけた印象の物語。並列するストーリーの一つが、ウールとの繋ぎとしてしか機能していないのがちょっともったいない感じ。 ただ、終盤に明かされるサイロ建造の理由は、荒唐無稽ながらも説得力があり、そこからは読んでいて盛り上がった。 ウールの序章のセンセーショナルさからの流れで読み続けてはいるが、3作目も読みたいと思えるだけの魅力はあった。

    ultimate-ezさんの感想・レビュー
    ultimate-ez
    ultimate-ez 2016/01/19
    ウールの衝撃と比べるとややボヤけた印象の物語。並列するストーリーの一つが、ウールとの繋ぎとしてしか機能し...『シフト 下<シフト> (角川文庫)』ヒュー・ハウイー ☆4
  • ultimate-ezさんの感想・レビュー

    教養とは?から始まり、教養を身につけるためのノウハウから、今の時勢を見るのにどのような教養を持ち、どのような視点で見るのかの実践まで網羅されているのでお得感がある。一個人の主張を「これが教養」というニュアンスで紹介しているところもあり、まるっと鵜呑みにはできないけれど、それを判断する力も含めた"教養"を意識できる一冊だった。

    ultimate-ezさんの感想・レビュー
    ultimate-ez
    ultimate-ez 2016/01/17
    教養とは?から始まり、教養を身につけるためのノウハウから、今の時勢を見るのにどのような教養を持ち、どのよ...『人生を面白くする 本物の教養 (幻冬舎新書)』出口 治明 ☆4
  • ultimate-ezさんの感想・レビュー

    かなり怖かった。緩急で脅かす系のホラーではなく、淡々と落ち着いたストーリーでじっくり怖がらせる。考えれば考えるほど、「恐怖」が自分の身に降りかかる可能性の高さ、「残穢」からの逃げ場のなさに鳥肌が立つ。 ドキドキしてスカっとオチのつくわかりやすいホラーも好きだけど、淡々と通り過ぎ、救いようもなく逃げ場もない恐怖を残していくホラーもまた魅力的です。

    ultimate-ezさんの感想・レビュー
    ultimate-ez
    ultimate-ez 2016/01/08
    かなり怖かった。緩急で脅かす系のホラーではなく、淡々と落ち着いたストーリーでじっくり怖がらせる。考えれば...『残穢 (新潮文庫)』小野 不由美 ☆4
  • ultimate-ezさんの感想・レビュー

    和製「ファイナルデスティネーション」という感じ。家に比べてちゃんとストーリーがある。家はストーリーが適当なのが良いとこでもあるので、どちらが良いとは言い難い。 死を回避しようとする人間の思考を上回るクリエイティビティーに飛んだ殺人方法に期待したい。 ファイナルデスティネーションとして読んでいるので「クダン」の正体にあまり興味が湧かないけれど、ここにも驚きがあると良いですね!

    ultimate-ezさんの感想・レビュー
    ultimate-ez
    ultimate-ez 2016/01/02
    和製「ファイナルデスティネーション」という感じ。本家に比べてちゃんとストーリーがある。本家はストーリーが...『クダンノゴトシ(1) (ヤンマガKCスペシャル)』渡辺 潤 ☆4
  • ultimate-ezさんの感想・レビュー

    AIRIがなんでローマ字やねん!」というところが妙に気になって、中身があんまり頭に入ってこなかった。。。 だらけかけていたのが6巻で急速に面白くなったけど、再び停滞気味。次なるクライマックスに向けての"溜め"の巻ということだと思うので、この停滞感がどう跳ねるのか期待が高まる。

    ultimate-ezさんの感想・レビュー
    ultimate-ez
    ultimate-ez 2016/01/02
    「AIRIがなんでローマ字やねん!」というところが妙に気になって、中身があんまり頭に入ってこなかった。。...『僕だけがいない街(7)<僕だけがいない街> ...』三部 けい ☆3
  • ultimate-ezさんの感想・レビュー

    子供向けということもあるんだろうけど、やたらとセリフで説明が多く萎える。後付け設定の辻褄合わせは漫画なんだからビジュアルでやってほしい。 ライバルのサスケの魅力の無さもイマイチ。 結果、絵がうまいというか、「デッサンが安定している」という点くらいしか良さを見出せなかった。 とはいえワンピースと並ぶジャンプの2枚看板として一時代を築いた作品なので、時流を読むという意味で読む価値はあった。

    ultimate-ezさんの感想・レビュー
    ultimate-ez
    ultimate-ez 2015/12/31
    子供向けということもあるんだろうけど、やたらとセリフで説明が多く萎える。後付け設定の辻褄合わせは漫画なん...『NARUTO―ナルト― モノクロ版 72 (...』岸本斉史 ☆2
  • ultimate-ezさんの感想・レビュー

    クライマックス直前までのユルユルの中だるみっぷりに対し、最終数話の話の急ピッチっぷり。決してバランスが良い作品とは言えないけれど、そのアンバランスさが生む緩急がこの物語をとんでもない名作に仕上げている。 「うしおととら」こそが少年漫画の最高傑作だとおもっていたけど、それに勝るとも劣らない作品だった。 これまで未読だったことを悔いる以上に、リアルタイムではなかったにせよこの物語と出会えた幸せが圧倒的に勝る、素敵な体験となった。 語り尽くせないほどの名言・名シーンだらけ。この上なくアツく、心が震える物語でした!!

    ultimate-ezさんの感想・レビュー
    ultimate-ez
    ultimate-ez 2015/12/14
    クライマックス直前までのユルユルの中だるみっぷりに対し、最終数話の話の急ピッチっぷり。決してバランスが良...『からくりサーカス(43) (少年サンデーコミ...』藤田和日郎 ☆5
  • ultimate-ezさんの感想・レビュー

    話は引き続き面白いんだけど、作画の変化が気になる巻だった。変化というか、はっきりと"劣化"と言いたくなるクオリティ。美醜がテーマの作において、独特な耽美さのある絵が魅力の大きな一端を担っていたと思うんだけど、最新刊の絵ではその魅力が半減してしまっている。 6巻以降の新展開は面白く、今までが序章だった言える新たな人格の登場。展開的にこのキャラクターこそが累における人物造形の最高到達点なのは間違い無く、これからクライマックスに向けて展開していく話は当に続きが気になる。 だからこそ、絵を。絵をもう少し繊細に描いてもらいたいです。。

    ultimate-ezさんの感想・レビュー
    ultimate-ez
    ultimate-ez 2015/11/24
    話は引き続き面白いんだけど、作画の変化が気になる巻だった。変化というか、はっきりと"劣化"と言いたくなる...『累(7) (イブニングKC)』松浦 だるま ☆3
  • ultimate-ezさんの感想・レビュー

    すごい。ずっと面白い漫画ではあったけど、この30巻はちょっと物語を違う次元へと進めた巻だった。いわゆる"神回"的なものだろう。 読者である僕にもズカズカと突き刺さる達海の言葉。達海の覚悟に心が震え、涙なしには読めなかった。そして、新たなステージへの予感に心が震えた。 当にスポーツ漫画に残る作品の歴史に残る巻。 達海の覚悟を初めから理解していたジーノと、誰よりも理解した椿。きっとこの後、椿のパスにジーノが走る瞬間が来るのかと思うと、もう気持ちが止まりません! 当に素敵な作品だなぁ。

    ultimate-ezさんの感想・レビュー
    ultimate-ez
    ultimate-ez 2015/10/30
    すごい。ずっと面白い漫画ではあったけど、この30巻はちょっと物語を違う次元へと進めた巻だった。いわゆる"...『GIANT KILLING(30) (モーニ...』ツジトモ ☆5
  • ultimate-ezさんの感想・レビュー

    設定一発勝負の短編SFからの長編化って間延びした印象のものが多いけど、グイグイと続きを読ませる力がある小説だった。元はネット小説ということでプロットが凝っているわけでもなく、言ってしまえば稚拙さはあるが、認識の外にある広大な世界への知的好奇心と、設定に込められた寓意もあり、『星を継ぐもの』の現代版と言っても差し支えないんじゃないかとすら思えた。 何より、翻訳が大変素晴らしく、海外文学特有の言い回しがないせいか非常に読みやすく世界へすんなりと入っていけた。 素晴らしい。

    ultimate-ezさんの感想・レビュー
    ultimate-ez
    ultimate-ez 2015/10/21
    設定一発勝負の短編SFからの長編化って間延びした印象のものが多いけど、グイグイと続きを読ませる力がある小...『ウール 下<ウール> (角川文庫)』ヒュー・ハウイー ☆5
  • ultimate-ezさんの感想・レビュー

    頭を使って"謎解き"をしながら読める一般的なミステリーに対して、ハードボイルドジャンルの小説は流れていく物語を眺める"お客さん"視点で読んでしまうので、どうしてものめり込めない。。 主人公はもちろん、キーパーソンの大鹿のマロイもかっこよくはあるんだけど…。

    ultimate-ezさんの感想・レビュー
    ultimate-ez
    ultimate-ez 2015/10/09
    頭を使って"謎解き"をしながら読める一般的なミステリーに対して、ハードボイルドジャンルの小説は流れていく...『さらば愛しき女よ ハヤカワ・ミステリ文庫 HM 7』レイモンド ・チャンドラー ☆3
  • ultimate-ezさんの感想・レビュー

    傑作!賛否両論を呼んでいるのは、文章から溢れ出す"左翼臭"のせいか。確かに、いわゆる"ネトウヨ"な人は脊髄反射で反論したくあるような論旨の文章は多い。でも、あくまで"左翼的"であるだけで、左翼側の人にも的確な否定をぶつけていて、良くも悪くも全方位に喧嘩売ってる作品。 エロと新興宗教を扱うという卑近さを持ちながら、極めて文学的に文章を重ねつつ、思想の骨子として量子論や超紐理論などの先端科学を扱っているという点も、純文学好きvs娯楽小説好き、文系vs理系のどちらにも媚びない(言い方を変えればやっぱり両方に喧嘩を売る)スタイル。 文章で戦うオラオラ系のストロングスタイルな作風にしびれました。 誰もが惹かれながらも批判したくなるという、読者一個人の中までも賛否を生むという、実にアグレッシブな作品でした。 結構長い(厚い)作品ではあるものの、一気読み必至。 当に素晴らしい作品でした!!

    ultimate-ezさんの感想・レビュー
    ultimate-ez
    ultimate-ez 2015/10/03
    傑作!賛否両論を呼んでいるのは、文章から溢れ出す"左翼臭"のせいか。確かに、いわゆる"ネトウヨ"な人は脊...『教団X (集英社文芸単行本)』中村文則 ☆5