【5】パートナーと寝る場合、寝具は分けて寝たほうがいい。掛け寝具はもちろん、マットレスも2つに分かれているほうがいいですね。温度の好み、布団の重さの好みは十人十色なので、一人ひとり自分の好みに合わせたほうがいいと考えます。日本では、親子が川の字になって眠ることも少なくありませんが、これでは、子どもの睡眠が親に引っ張られて、就寝時間が遅くなり、子どもの睡眠不足にもつながります。また、親も子どもに蹴っ飛ばされて目を覚ますことだってあるでしょう。睡眠学的に言うならば、別々に寝ることが理想です。 【6】電車に乗っているとき舟をこぐのは寝ているうちに入りません。自分では寝ているつもりでも、覚醒とまどろみの間を行き来しているだけなのです。海外では人前で眠ることは、異常な行動、あるいは病気ではないのかと疑われます。通勤電車で寝るぐらいなら、その分を家で眠って、電車では仕事をするほうが時間の有効利用となり