先日、『ほし納豆』というものを生まれて初めて食べた。ずっと納豆は大好きだったのだが、干した納豆は口にしたことがなかったのだ。 とにかく、この『ほし納豆』、一度食べたらクセになる! お酒のおつまみにも良いし、ちょっと小腹が空いたときにも、手軽につまんで食べられるから、ついつい手が出てしまう。 そんな『ほし納豆』についてもっと知りたくなったので、販売元である水戸天狗納豆(株)笹沼五郎商店に問い合わせてみた。 するとまず、この『ほし納豆』というのはずいぶんな歴史のあるものだった。戦時中は、兵隊の非常食としても食べられていたというし、戦後も各農家によって、自家製で作られ、食べられていたのだとか。特に栃木県や茨城県ではかなりポピュラーなものだという。笹沼五郎商店でも、戦後すぐの、何十年も前から販売しているそうだ。 そういえば、ドライ納豆という呼び名で、同じようなものを見かけたり、聞いたことはあった。