元旦早々、書棚にある堆積された文庫本を整理していたらルソーの『ジュリ・新エロイーズ』が出てきた。一巻目を読んでなんじゃこりゃぁ?と思って放置していたのだな。スコラ学の雄アベラールって、勇ましい神学文書書くもんでカコイイ!と、エチエンヌ・ジルソンの『アベラールとエロイーズ』を読み、更にうひょぉ!となった勢いで買ったはいいが、ただの甘ったるい言葉が並ぶ恋愛書簡に辟易としてなんでこんなのを当時の仏蘭西人は読んでいたんだ?とほっぽり出していた。アベラール様全然カンケーないし。 さて、昨日ウンベルト・エーコの『バウドリーノ』の書評を書いたがエーコの作品は舞台が中世。その中世においての「情報」がどのように生み出され、また扱われたのか?というテキストの問題が中心的テーマだったのうなどとあれこれ妄想していたわけだが、年末に出版された佐藤亜紀の作品もこれまた近代のフランス革命前夜における出版物の有様を中心に
はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28
佐藤亜紀氏の傑作長篇『ミノタウロス』をご存知でしょうか。 2007年に単行本が発売されたこの作品が、このたび、めでたくも講談社文庫に収録され、明日5月14日付けで全国の書店にて発売される予定となっております。 『戦争の法』、『鏡の影』、『外人術』、『陽気な黙示録』と、過去の佐藤亜紀作品が次々と文庫化され、入手しやすくなっている昨今、このうえなくめでたいニュースです。 で、この『ミノタウロス』ですが、文庫化にあたっての解説を、畏れ多くも私が担当させていただきました。 もし、まだ『ミノタウロス』をお読みになっていない方がいらっしゃいましたら、せっかくの機会ですので、お手にとっていただけましたら幸甚です。 まだお読みない方向けに、奥付の紹介文を引用させてもらうと、このようなお話となっております。 帝政ロシア崩壊直後の、ウクライナ地方、ミハイロフカ。成り上がり地主の小倅、ヴァシリ・ペトローヴィチは
はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28
佐藤亜紀『ミノタウロス』文庫版の発売から、そろそろ1ヶ月が経過しようとしています。 ミノタウロス (講談社文庫) 作者: 佐藤亜紀出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/05/14メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 364回この商品を含むブログ (27件) を見る 『ミノタウロス』は単行本の発売当初から、ウェブ上で「謎解き」(特に結末部の解釈)が行なわれてきた作品ですが、残念ながら意見が有機的な結び付きを見せることはなく、時間の経過とともにうやむやなまま収束していきました。 それもそのはず、佐藤亜紀作品、特に『ミノタウロス』は、形式としての本格ミステリとは異なり、唯一の「正解」があるわけではありませんし、テクスト単体のみを射程に収めて「読み」を引き出すことを目的とした作品でもありません。 その意見の集積自体に価値があるのはもちろんですが、その経緯をふまえたうえで意義のあることを
@sorekara346 単行本を所持しているけれど、これは買わざるを得まい。RT @orionaveugle: ブログ更新;文庫版『ミノタウロス』(佐藤亜紀)の解説を担当させていただきました。http://d.hatena.ne.jp/Thorn/20100513 2010-05-13 19:54:18 Y Kodama @cocteausoba 解説、素晴らしかったです。今まで誰も指摘して来なかったようなミノタウロスという本の正体に真正面から向きあったものだと思いました。ええ、実力がないとね、狡いところをつんつんしかできないものです(含む自分)。ここまで真っ当に迫ったか、と感動しました。@orionaveugle 2010-05-13 20:59:35
これまでのお話(5) 史上最大級の台風が東京直撃である。軟弱な大学は朝から全面休講だ。 ところで私、台風が大好きなのですな。裏日本には滅多に来てくれませんでしたが、嵐、雷、大雨、強風といった類の自然現象に遭遇すると何となく元気が湧いて来ますです、はい。一遍でいいからいいからフロリダでハリケーン・パーティしたいです。よくコンドミニアムごと吹っ飛ばされて死人を出してるやつですが、いいだろうなあ、盛り上がるだろうなあ。 ところで。 関係のない話だが、君はタチャンカを知っているか! とまた軍オタ疑惑を招きかねない記述をしてみる。長編書きながら、そうだよなあ、タチャンカはいるよなあ、ロシア内戦だもんなあ、とかぶつくさ言っている――と書いたところで、まあこの日記をご覧になる九十九パーセントの方には判るまい。 タチャンカ、tachanka(このシンプルな綴りを発見したのは亭主である。頭でっかちな大蟻食は
«Песни огненных лет» — советский музыкальный мультипликационный фильм. режиссёр Инесса Ковалевская сценарий Инесса Ковалевская, Ирина Крякова художник Ильдар Урманче оператор Елена Петрова композиторы Владимир Кривцов, Евгений Ботяров звукооператор Владимир Кутузов http://multiki.arjlover.net/info/pesni.ognennyh.let.avi.html http://ru.wikipedia.org/wiki/%D0%98%D0%BD%D0%B5%D1%81%D1
サンディエゴの航空博物館にあるレプリカH IX V1 三面図(V1はエンジンが無いので中央部がV2やV3に比べ狭い)ホルテン Ho229は、第二次世界大戦後期、ドイツにてホルテン兄弟が開発した全翼型戦闘爆撃機である。ジェットエンジンで推力を発生させ、ステルス性も備えており、当時としては非常に先進的な機体であった。 歴史[編集] ホルテン兄弟は少年期からグライダーや全翼機に興味を持っていた。彼らは当時のドイツで盛んだったグライダー競技会の少年向けスケールモデルグライダー部門で1931年 ‐ 1933年に連続優勝するほどの腕前であった。 1931年にはH Iを初飛行させた。主として設計は弟のライマールが担当し、パイロットでもある兄ヴァルターがその支援や試験を行っていた。1936年にドイツは再軍備を宣言し、兄弟は新生ドイツ空軍に入隊した。兄のヴァルターは情報士官パイロットとして、弟ライマールは飛
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