東京五輪の閉会式終了後、テレビ朝日スポーツ局のスタッフ10人が翌朝4時までカラオケ店で酒を飲んでドンチャン騒ぎをした上、酔っぱらった女性社員が雑居ビル2階から転落し、大ケガを負った。 五輪関連の番組を担当していたテレ朝スポーツ局の社員6人と、社外スタッフ4人の計10人は8日夜から9日未明にかけ、東京・渋谷の大型カラオケ店で五輪取材の打ち上げを開いた。 「先に帰ります」 9日午前4時前、女性は同僚にこう言い残して、1人で6階のカラオケルームを後にした。女性はなぜかエレベーターを使わず、非常階段で1階へ向かった。1階まで下りてドアノブに手をかけると、カギがかかっていて出られなかった。そこで女性は2階に戻り、窓を開け、店の前の看板をつたって地面に下りようとしたが、足元がおぼつかず、歩道にドスン。見事に転落した。 その場面を目撃した人から「ビルから人が落ちた」と通報があり、女性は駆け付けた救急隊員