東京消防庁によると、11日午前3時15分ごろ、東京都世田谷区成城で2階建ての住宅から出火し、2階部分の約40平方メートルが燃えた。住宅には村田さんが住んでおり、意識不明の状態で病院に搬送されたが、午前5時57分死亡が確認された。死因は煙を吸ったことによる一酸化炭素(CO)中毒とみられる。大きなやけどなど目立った外傷はなかったという。消防車両26台が出動し、火は午前6時50分ごろに鎮火した。 警視庁成城署によると2階のリビングから出火。村田さんはリビングと同じフロアの小部屋から、床に座った状態で見つかった。2階にもキッチンはあるらしく、警察は火元の原因を調べている。遺書などは確認されていない。 隣に住む男性(67)によると、外から火が見える前に村田さんの家から「バタン、ガタンという金属がぶつかるような衝撃音が30分ほど鳴り響いていた」と、男性はその音で目覚めたほどで、焼けた部屋からはバーベル