.NET Framework が2002年にリリースされてから20年という歳月が流れ、当初はWindows専用でコンソールアプリやデスクトップアプリ、Webアプリのみ開発可能だったものが、.NET 6では、WindowsやLinux、macOS、iOS、Androidなど多様なプラットフォーム上で、Webアプリ、IoT、ゲームといったアプリを開発できるようになりました。さらに、例えばWebアプリを開発する場合でも、複数の技術を利用できます。 その半面、あまりにできることが多過ぎて、アプリを開発するときに自分のシナリオに合った技術を選択するために全貌を把握するのが困難になっています。 .NET 6の現状を把握し、具体的な移行方法を学ぶ本連載「.NET 6移行入門」。今回は新規アプリを開発するシナリオでも.NET Frameworkから.NET 6に移行するシナリオでも、どのワークロードを利用