政府が働き方改革を強く推し進める方針を出してから、多くの企業が時短(労働時間短縮の促進)を強く意識するようになりました。「ブラック企業」などという言葉が市民権を得、世間でも労務管理に対する意識が高まっています。残業や時間外労働をどう減らすかに頭を悩ませている人は多いことでしょう。 しかし多くの人は「時短」と聞くと、解決策として真っ先に思いつくのが「作業効率」のアップです。しかし現場に入って目標を絶対達成させるコンサルティングをする私からすると、重要なのは「コミュニケーション効率」です。「コミュニケーション効率」が低いと、どんなに会議をしても、メールのやり取りしをしても、組織の課題解決のための方策が前に進みません。いわゆる「話が前に進まない」という状態に陥るのです。 この悩みを解決するには「話を噛み合わせる」技術を身に付けることです。 「話が噛み合う」ということは、「歯車が噛み合う」ことと同