シンガポールで開催中のアジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)で演説するジェームズ・マティス米国防長官(2017年6月3日撮影)。(c)AFP/ROSLAN RAHMAN 【6月3日 AFP】米国のジェームズ・マティス(James Mattis)国防長官は3日、シンガポールで開催中のアジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ、Shangri-La Dialogue)で行った演説の中で、南シナ海(South China Sea)で中国が進める「軍事化」には毅然(きぜん)として反対しながらも、北朝鮮に核開発を抑制させるためには中国と協力し得る姿勢があることをアジアの同盟諸国に再確認させる発言をした。 米国の従来の同盟国に対し、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領が無関心であるかのように見えることに長年の同盟国は神経をとがらせており、米国が環太平洋連携協定(TPP)や