また、0.4~1.6秒の範囲で各画像を表示し、1秒間の長さを感じるのにかかる時間も測定。危険な画像が見えている時間は、実際より長く感じることを確認した。2つの実験から、危険な状況では物事がスローモーションに見えることを証明したという。 成果は、日本心理学会が7月1日に発行する国際誌「Japanese Psychological Research」に公開する予定。 関連記事 アルツハイマー病は「思い出せないだけ」? 理研、失った記憶の復元に成功 理科学研究所が、アルツハイマー病で失った記憶を、人為的に復元させる動物実験に成功した。 縄文時代は“平和”だった 暴力死亡率は1.8%――「戦争は人間の本能」は誤り? 縄文時代には、暴力による死亡率が1.8%と極めて低かった――そんな研究成果を山口大学と岡山大学の研究グループが発表した。 “ステルス人間”が実現する? レーダー波を抑える「メタスキン」