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相撲とセルクマに関するDG-Lawのブックマーク (12)

  • nix in desertis:白鵬引退によせて

    3/11にアップするつもりだったが,三度目のワクチン接種によって阻まれたので仕方がない。白鵬についてはすでにネット上に優れた評伝が多数上がっていて,特に付け足すところもない。たとえば次の2つの記事はすばらしい。 ・「相撲社会の大先輩に何てことを言うんだ!」孤独の大横綱・白鵬が18歳でうけた“父のゲンコツ”《素は“仏”の男が“鬼”を標榜するようになった理由》(文春オンライン) ・「横綱・白鵬引退に思う」(視点・論点)(NHK解説委員室) そこで,あくまでブログ上の記述に沿って私見をまとめつつ,こうした評伝で意外と触れられない取り口の変遷を中心に書き残しておきたい。 白鵬の人生は有名すぎるエピソードが多い。誕生日は3/11,父親のムンフバト氏はモンゴル相撲ことブフで5年連続6度優勝し,1964年東京オリンピックから5大会連続でレスリングで出場,特に1968年メキシコ大会では銀メダルをとった。

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    DG-Law 2022/03/14
    やっと書き上げておいてなんだけども,冒頭に書いた通りどうせなら3/11にアップしたかった。/取り口の変遷を中心にまとめられたのは,他の評伝では意外と見ないので良かったかも。
  • nix in desertis:大相撲における関脇・小結という地位について

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    DG-Law 2021/02/09
    ちょっとがんばってデータを調べたからセルクマしておこう。思っていた以上に小結で勝ち越し経験が無い人が多かったし,最高位小結は経験3場所以下の最高でも5勝というような力士が多くて驚いた。
  • nix in desertis:大相撲の横綱・大関を世代で分析する

    はてな匿名ダイアリー(通称増田)に次のような記事があった。 ・将棋界の現時点での世代表 ・2010年7月18日の世代表 ・2000年7月18日の世代表 3つ並べてみると一目瞭然で「羽生世代のタイトル独占が20年に渡った結果,真上・真下の10年がタイトルホルダーになれず,非常に苦しんでいる」というのがよくわかる表になっている。大変に面白かったので,大相撲ではどうなるかを調べてみた。将棋と大相撲では,大相撲の方が競技寿命が短いという違いがあるものの, ・年間の主要タイトル数が6と7(8)でほぼ同じ ・個人競技であり,単発ならともかく,複数回のタイトル獲得には絶対王者を撃破する必要が生じる ・絶対王者でも年間タイトル完全制覇は困難で,半分から2/3くらいの支配にとどまる ・絶対王者が弱体化・引退すると,なぜか戦国時代は短くすぐに次の絶対王者が登場する という全く同じ構造・性質を持つために,むしろ

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    DG-Law 2020/07/24
    将棋のやつを真似て,ちょっと気になって自分で作ってみた。思っていたよりもくっきりと特定の年に横綱・大関が集中していた。なんなんでしょうねこの現象。
  • nix in desertis:豪栄道引退に寄せて

    豪栄道は大阪の寝屋川市出身だが,巨人ファンだそうで,どうしてそうなったのかはちょっと気になる。稀勢の里と同い年だが,稀勢の里が中卒で入門してはやばやと出世していったのに対し,豪栄道は埼玉栄高校に進学,高校横綱になるなど,アマチュア時代から名を馳せていた。全日相撲選手権大会が3位であったから,あと少しで史上初の「高卒幕下付出」であったし,現在の制度であれば余裕の三段目付出であった。そのため名の「澤井」も早くから注目していた人たちの間では通りが良く,四股名を得てからもしばらくは澤井と呼んでいた人も多かった。 2005年初場所で前相撲,2006年九州で新十両,2007年九月に新入幕でその場所11勝の敢闘賞,2008年九州で新小結であるから,出世はかなり早い。だが,そこから先が長かったのは稀勢の里と同じだった。エレベーターの状態を脱したのは2012年頃。その間に野球賭博問題により2010年の名

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    DG-Law 2020/02/01
    ↓将棋はプロ養成機関としての奨励会の在籍期間が長いですが,相撲はアマチュア時代の実績や当人の実力次第で入門からプロ(十両)に至るまでの期間が比較的短いという違いはあるかと。小学生横綱に特典無いですし。
  • nix in desertis:日馬富士引退に寄せて

    的に大関・横綱が引退した際には普段の場所評とは別に記事を立てて感想・論評を書いているが,日馬富士は引退が曖昧であったのでタイミングを逃してしまっていた。かなり時間が経ってしまったが,いよいよ踏ん切りをつけようと思う。実はその他,関取の引退もその場所の評の末尾につけているのだが,これも翔天狼・阿夢露・北太樹と書かないままさぼっているので,彼は名古屋場所の時に書ける範囲で書いておきたい。 日馬富士,名ビャンバドルジは安馬の四股名でデビューした。2001年に16歳で初土俵,以後は2004年に新入幕であるから出世は早かったが,そこから三役までの道のりがやや長かった。当時の印象は軽量の割に攻撃力があるが,軽量の弱点そのままに脆く,立ち合いが汚く変化も多いというくらいであった。後に横綱・大関となる力士の場合,三役までは早々に到達するが,上位定着から3場所33勝までが長いということの方が多いので(

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    DG-Law 2018/06/16
    今更ながら,日馬富士の引退記事を書いた。書いてみると,やはり書くべきことが非常に多かった。記憶に残る力士であったと思う。
  • nix in desertis:その日,牛久はお祭り騒ぎであったという

    毎場所予想だにしない展開が訪れるから,大相撲はおもしろい。昨年に琴奨菊・豪栄道が優勝したという予兆はあったが,「あの稀勢の里が」という話である。以前から言われていたように,稀勢の里に足りなかったものは精神面の強さであった。とはいえ精神は簡単に鍛えられるものではなく,最後まで何ともならないことさえある。その精神面が整うまで,稀勢の里の場合は約15年かかったということなのだろう。間に合っただけよしと見るべきなのかもしれない。 稀勢の里の横綱昇進問題で世間が割れているが,甘めの条件でもう1場所見るべきというのを基線として,そこまで忌避感があるわけでもないというのが私見である。「綱取り要件で1場所敢闘すること」が綱取り場所の試練ではあり,突発的に綱取り場所になるのはやはり奇妙である。とはいえ昨年の年間最多勝は考慮されるべきであり,2差ついたとはいえ優勝次点・12勝で3横綱撃破というのも大きかろう

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    DG-Law 2017/01/24
    稀勢の里の昇進問題についても少しだけ書いた。改めて書けば「甘いには甘いが,数字だけ見れば言われるほど甘いわけでもない」。/相撲内容だと,御嶽海が一番おもしろかったかな。
  • nix in desertis:最近読んだもの・買ったもの

    ・『火ノ丸相撲』6巻。芝木山部屋特訓編,千葉県予選開始。 → 天王寺咲さん,麻雀つよそう(名前つながり)。しかし天王寺戦が来るのはいつのことか。随分息の長いヒロインを出してきたなと思う。まあここらで相撲に詳しい同年代のヒロインが必要という発想は理解できるが。 → 意外と相撲以外は普通にこなす火ノ丸が成績良いのはなんとなく予想できたが,佑真お前もかw。 → 相撲の団体戦が次鋒ではなく二陣という呼び方なのは初めて知った。しかし,解説親方すら由来がわからないとは……きっちり判明したら真っ当な論文の材料になるのでは。ところで「解説親方にだって……わからないことくらい……ある……」はマガジンの漫画のパロディなので,ジャンプ漫画としてはどうなんだろうw ・『プリニウス』3巻。思っていたより刊行ペースが早い。エウクレスの奇行とケガ,プリニウスのローマからの出発,ウェスウィウス火山周囲の町の水道の枯渇,そ

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    DG-Law 2016/09/06
    自分が予言者だったことに気づいてしまった……>「天王寺咲さん,麻雀つよそう(名前つながり)」/https://twitter.com/nix_in_desertis/status/773099874774421504
  • nix in desertis:最強横綱のプライドとラフプレー

    主役が頻繁に変わる場所であった。序盤は琴奨菊が綱取りの話題を引っ張り,彼の負けが込んだ中盤は稀勢の里が夢をもたせ,終盤は上位初挑戦で暴れまわった琴勇輝と地元の声援を一身に浴びた豪栄道と変遷した。しかし,終わってみると台風の目は白鵬であった。あまり良い意味ではないが。 まず,白鵬はやはり間違いなく衰えている。全盛期と比べてどうこうというより,昨年と比べても目に見えて,である。しかし,全盛期の頂点が極めて高かったのと,衰え方は緩やかであるので,まだ勝てている。そしてまだ勝てているからこそ,諦めきれずにいろいろやって,今場所のような振り切れたラフプレーに走ったところはあろう。ラフプレーなら勝率が上がるなら,やる。それが優勝に極めて貪欲な横綱,白鵬である。その現れが繰り返されるダメ押し,ほとんどエルボーな右のかち上げ(大砂嵐のがダメならあれもダメだ),極めつけが千秋楽の変化であろう。その試行錯誤の

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    DG-Law 2016/03/28
    今場所の総評と,千秋楽のアレについての私見をまとめておいた。
  • nix in desertis:横綱の変化,是か非か

    というタイトルをつけてはみたが,先にこれを書いておく。今場所は相撲内容が当に充実しており,毎日見ていて楽しかった。優勝争いが白熱したのは様々な嬉しくない事情によるものなので素直には喜べないものの,白熱したのは事実であり,“嬉しくない事情”はちょっと横においておくとして評価はしたい。あわせて,これだけ内容と展開の双方で楽しめた場所は数年に一度のレベルであろう。よって,そもそも14日目の結びの一番だけをピックアップしてああだこうだ言うこと自体が場所全体の完成度からすると些事であり,ファンになりたての人はいいが,好角家がそれで相撲楽しいか? と聞いてみたいのが音ではある。 その上で題に触れるが,基的にはこれと同意見である。もはや綺麗に是非をつけられる話ではない。 昨夜は鶴竜の立ち合い変化で相撲部が荒れた。 「興ざめ」「横綱相撲じゃない」「変化もルールのうち」「勝利への執念」「過去の横綱

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    DG-Law 2015/09/28
    今場所の総評と鶴竜の変化について。
  • nix in desertis:大相撲八百長騒動について

    八百長の何が問題か? ①大相撲を興業・伝統芸能として見た場合,八百長は自らの施行細則(大相撲の場合「寄附行為」)に反する行為である。 ②大相撲をスポーツとして見た場合,八百長はスポーツマンシップにもとる行為であり,建前として真剣勝負を売りにしていた道義的責任がある。 ③日相撲協会は文科省管轄の財団法人であり,税制面で優遇されている。ゆえに,世論の批判を背景にした文科省の指導を受ける責任がある。 私自身が①と②の立場の折衷なので,①から見ていく。ちなみに,寄附行為第3条にはこうある。「この法人は、わが国固有の国技である相撲道を研究し、相撲の技術を練磨し、その指導普及を図るとともに、これに必要な施設を経営し、もって相撲道の維持発展と国民の心身の向上に寄与することを目的とする」。ひっかかるのは太字部分であろう。八百長行為が相撲道,すなわち武道の精神に反するのは言うまでもない。 しかし,この視点

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    DG-Law 2011/02/17
    なんか超長い上に,ある方面に超ケンカを打ったような気もする。/↑それは各メディアに言ってください。あと,個人的には国技じゃなくても良いと思ってるんで,やっかみが多いなら捨ててもいいんじゃとは思います。
  • nix in desertis:日本相撲協会の「(帰化しても)外国人は部屋に一人」についての話。

    ・帰化でもダメ、外国力士「1部屋1人」徹底通達 : 大相撲 : スポーツ : YOMIURI ONLINE(読売新聞) 記事そのものがすでに無いので、はてブのページを。さて、ブコメを読めば大体わかる通りだが、相撲協会は帰化しても「1部屋1人」を徹底させるそうである。これが人種差別にあたることは、まあ説明するまでも無いことだろう。ただ、普段相撲に関心が無い人、特にアンチ在特会、アンチネット右翼で活動している皆様には、あまりとやかく言って欲しくない問題である。正直な話、私自身ブコメで「最悪」と書いている通り、これはひどい政策だが、どうもブコメをしている人たちの大半はこれをダシにしてアンチレイシズムをうたいあげたいだけのようであり、それならば私は多少言うべきことがある。なぜなら、ことはそれほど単純ではない。在特会ほど簡単にたたけるものではない。 基中の基から書いていく。そもそも、なぜ「外国人

  • nix in desertis:データで見る大関互助会

    タイトルであおっておいてなんだが、私は比較的八百長容認派である。実際問題大相撲の番付というのは優勝争いが2敗圏内なのに番付を維持するには勝ち越さなければならない、しかし全体の星数は固定である、という大いなる矛盾を払っているものであり、前頭の中盤辺りのエスカレーターっぷりを見ていると、安易な手段に頼ろうとしてしまう彼らの気持ちもわからなくはないのである。ましてや大関は二場所に一場所勝ち越せばいいという他よりも緩い条件の地位とはいえ、横綱及び他の大関陣全員とあたるという条件がある以上、それも公傷制度が無い現状、ある程度譲り合いの精神が発生しないほうが不自然というものであろう。互助会も大相撲の見所の一つと言えるかもしれない。 しかし、それにも当然限度はある。果たして、魁皇の幕内戦績806勝にどれほどの価値があるだろうか。いまや魁皇でぐぐると「八百長」「8勝7敗」という検索フレーズが沸いて出てくる

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    DG-Law 2009/12/17
    改めて見るにこれはひどい。これも含めて大相撲だと言われればそこまでだけども。
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