長周新聞 > 記事一覧 > 山口県 > 足元ぐらつき始めた保守王国 衆院山口補選の情勢分析 4区に有田芳生、2区に平岡秀夫が出馬表明 本紙記者座談会 山口県議選に続き、衆院山口2区と4区の補欠選挙が4月11日に告示を迎えようとしている。安倍晋三元首相が統一教会への怨恨を発端にした銃撃事件によって亡くなり、さらに実弟の岸信夫代議士も体調不良によって降板したなかで、急遽(きょ)執りおこなわれることになったこの度の選挙。もともと後継者育成など手を付けていなかった地盤だけに「保守王国」はドタバタとした様相を呈し、また自民党内の派閥によるイスとりゲーム(選挙区再編)も苛烈になるなかで、選挙直前ながら自民党の足並みが不揃いなのが特徴となっている。動揺そのままにもつれ込んだ選挙は、場合によっては面白い結果になることが予想されており、山口県内でも注目が高まっている。記者たちで取材情報を持ち寄り、情勢につい