ブックマーク / science.srad.jp (40)

  • 宗教と科学が衝突すると考える科学者は意外にも少ないという調査結果 | スラド サイエンス

    ライス大学が米国の主要大学の研究者に対して行った調査の結果、「宗教と科学は常に衝突している」と答えた科学者は 15 % であったとのこと (NETWORK WORLD 記事、家 /. 記事より) 。 調査の対象となった大学 21 校の自然科学者及び社会科学者 275 名に対しインタビューが行われたが、「宗教と科学は常に衝突している」と答えたのは 15 %、「全く衝突しない」と答えたのが 15 %、そして大半の 70 % が「時々衝突する」と答えたという。 宗教と科学は矛盾するという論争がこれまで多くなされてきたが、今回の調査から科学者らが宗教と科学の両方を、重要な答えを導くための「まっとうな知の技法」と捉えていることが明らかとなった。

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    DocSeri 2011/10/03
    単に「科学は反証不可能領域を相手にしない」ではなくて?神が存在するかどうか、みたいな部分には踏み込まないけど「聖書の記述は科学的事実か」みたいな話なら別だろう。
  • ノミガイの 15 % が鳥の体内で生き延びるという東北大の研究結果 | スラド サイエンス

    カタツムリの一種であるノミガイは、メジロにべられてもその 15 % が消化されずに生き延びることが分かったそうだ (BBC News の記事、家 /. 記事より) 。 東北大学の和田慎一郎氏率いる研究チームは、小笠原諸島の母島に生息するメジロの糞の中でノミガイの生存を確認したとのこと。今までたにしが鳥の消化を生き延びることは分かっていたが、陸に生息するカタツムリでこれが明らかになったのは初めてとのこと。糞から見つかったノミガイ (Tornatellides boeningi) の大きさは平均 2.5 mm とカタツムリのなかでも非常に小さなものであり、鳥に丸呑みされることが多いため生き延びる確率が高くなると考えられるという。 自力での移動能力の低いノミガイは、鳥に補されることで広範囲に拡散することが可能とのこと。なお、消化器官を生き延びるための適応が他にあるかは更なる研究を要するとの

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    DocSeri 2011/07/15
    いっそ「体内で生殖」まで行って寄生的生態を獲得したら面白かろうと思ったり。
  • 磁界で電子の波の挙動をコントロール、高密度な記録媒体の実現へ向けた新理論 | スラド サイエンス

    カイラルマグネットやってる人たちが出しているのでカイラルを前面に押し出してますが,まあ質的にはらせん磁性なら出来る話です. (カイラルだと,らせん磁性が生じやすい.ただし,カイラルでなくてもらせん磁性はあって,それでも出来る) また,今回の話はあくまで「簡単な計算でちゃんとそういう効果が出ることが示せたよ」と言う話であって,実際に何かの系で実現した,という話ではありません. #実際の系でも出来ると思いますが,らせん磁性で伝導を持つ系ってそんなに多くないんですよね. らせん磁性体(ある軸方向にスピンが並んでいて,スピンの向きが少しずつ傾いていて全体でらせん状になっているもの)に磁場を書けると,らせんの周期を変えることが出来ます. 一方,伝導電子はスピンを持つため,局在スピン(磁性源)と相互作用を持ちます. つまり,伝導電子は「局在スピンの配列」(=磁気構造)の作るポテンシャルの中を運動して

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    DocSeri 2011/07/05
    1素子に複数ビット記録で容量を大幅に引き上げられる可能性/日経ェ……無限なわけねーだろ。そんなんだから永久機関詐欺とかに引っ掛かるんだよ
  • 弘前大、一般相対論における三体問題の直線解の解析解を導出 | スラド サイエンス

    弘前大学大学院理工学研究科の山田慧生氏と浅田秀樹准教授が、一般相対論における三体問題の直線解を導き、Physical Review 誌に掲載された (陸奥新報の記事、Web 東奥の記事、doi: 10.1103/PhysRevD.82.104019, doi: 10.1103/PhysRevD.83.024040、bero の日記より) 。 多体問題においては、積分法による一般解の解析解は存在しないとアンリ・ポアンカレによって証明されており、問題解法には摂動や数値解析を用いた計算が従来行われていた。2007 年に行われた研究会での浅田先生の発表資料 (PDF) によれば、日天文学会では「三体問題にだけは手を出すな」「相対論にだけは手を出すな」という格言があるほどだったらしい。 山田慧生氏は現在 M1 で、B4 だった 2009 年の秋にこの問題に取り組み、翌年 1 月に解析解を発見して計

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    DocSeri 2011/02/03
    そうか近似解じゃなくて限定条件下での厳密解なのか。ラグランジュ点の算出に特化。
  • 純度 4N で 6N 相当の純銅が開発される | スラド サイエンス

    日立電線が 6N (純度約 99.9999 %) の高純度銅相当の軟化特性などを持つ 4N (純度約 99.99 %) の純銅を開発したとのこと (Tech-On! の記事、日立電線のプレスリリースより) 。 HiFC と名付けられたこの銅は、4N 銅に極微量のチタンを添加することで 6N 銅相当の低温軟化特性を実現したもの。その他にも高い伸び優位性、やわらかさと耐屈曲・疲労寿命の両立が可能、高導電性などの特徴があるという。 不純物を混ぜることで、高純度と同等にできるとなるとは……。オーディオマニアさんのご意見も聞いてみたいものです。

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    DocSeri 2011/01/24
    みんなオーディオカルトで遊びすぎw
  • ハーバード大医学部、マウスの「若返り」に成功 | スラド サイエンス

    ハーバード大学医学部の研究チームが老いたマウスを「若返らせる」ことに成功したそうだ(guardian.co.uk、家/.)。 研究グループが着目したのは老化に関わっているとされているDNAの末端部分の「テロメア」。テロメアは細胞分裂するたびに短くなっていき、ある一定の長さまで短くなると機能しなくなり、細胞は死亡するか「細胞老化」と呼ばれる状態になるとのこと。 研究ではまず遺伝子操作でテロメアの短縮を司る酵素である「テロメラーゼ」を欠くマウスを作った。テロメラーゼを欠いたマウスは尚早に老化プロセスが始まり、嗅覚の異常や不妊、脳の成長不良、また脾膿や腸の損傷などが認められたという。このマウスにテロメラーゼを活性化させる物質を注射したところ、損傷組織の再生や老化プロセスの逆行が認められたとのこと。また、脳内では新たなニューロンの成長も認められたという。 ただし、このまま人間の「若返り」を実現で

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    DocSeri 2010/12/02
    "人間の場合は細胞の癌化を防ぐ仕組みとして、成長に伴ってテロメラーゼが不活性化されるという。人間においてテロメラーゼを活性化することは、癌のリスクと隣り合わせ"マウスは早死で癌化し難い?
  • 我々の宇宙は2次元世界だった? これを確かめる実験が計画される | スラド サイエンス

    3次元の映像を2次元のフィルムに記録するホログラムという技術があるが、私たちが3次元だと認識している世界も、実はある面の上に2次元的に存在するものである、という「ホログラフィック宇宙論」という理論がある。これを検証するため、米フェルミ国立加速器研究所にて実験が行われるそうだ(WIRED VISIONの記事)。 この実験は、「ホロメータ」と呼ばれる巨大なL字型のレーザー干渉計を用い、『時空の構造そのものが「ピクセル(画素、最小単位)化」するポイントを見つける』のだそうだ。もし宇宙がホログラムであり、また、この実験で3次元投影におけるゆらぎを検出できれば、「我々の宇宙は量子化できる」ことも証明できるという。

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    DocSeri 2010/11/05
    ホログラフィック宇宙論の実証実験!
  • 連合国はどうやってドイツの戦車生産数を割り出したのか | スラド サイエンス

    家/.「How Allies Used Math Against German Tanks 」より。 第二次世界大戦中、ドイツ軍の戦車は明らかに連合国のそれより優れていた。これは動かしようのない事実だったため、連合軍はドイツ軍の生産数を知ろうと躍起になったそうだ。 当初スパイ活動や通信傍受、捕虜への尋問などでこれを割り出したところ、毎月1400台生産しているとの推測が立てられた。しかし実際には、8ヶ月間続いたスターリングラードの戦いに同盟軍が投入した戦車の数はたった1200台だったことから、これは現実的な数字ではないと結論づけられたという。 正確な生産数を割り出すのに連合軍が次に目をつけたのが、戦車にふられたシリアル番号だったという。このシリアル番号を考察し、離散一様分布の最大値を推定する数式を元に割り出された生産数は「1940年の夏から1942年の秋までに毎月255台」であったとのこと

  • その政治観は遺伝子のせい? | スラド サイエンス

    カリフォルニア大学サンディエゴ校とハーバード大学の共同研究で「リベラル派に傾くのに関連している遺伝子」が見つかったそうだ(Medical Daily、家/.)。 政治的見解を左右しているのはドーパミンレセプターDRD4。2000人のサンプルを分析したところ、D4D4遺伝子のある特定の変異型を持っている人はよりリベラルな大人に成長することが明らかになった。ただしこれは思春期に活発な社会生活を送った場合のみに限にられるという。 特定の政治観を左右する遺伝子が見つかったのは初めてとのこと。研究者らによると「その人の経験してきた社会的環境のみによって政治的所属が築かれているわけではないことを示唆」しており、遺伝子の関わりを考慮せずに人の政治観や信条を説明することはできないとのことだ。

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    DocSeri 2010/10/31
    べつにスラドに限らんけど政治信条の話が絡むと途端にクソコメしか出なくなるなぁ……
  • 二フッ化キセノンに高圧を加えて大量のエネルギーを蓄える | スラド サイエンス

    ストーリー by hylom 2010年07月07日 13時31分 即実用化、というわけにはいかなさそう 部門より ワシントン州立大学のChoong-Shik Yoo教授らが、「二フッ化キセノンに超高圧を加えることで大量のエネルギーが蓄積される」という現象を発見したそうだ。「核エネルギー以外ではもっとも高密度でエネルギーを蓄えることができると考えられる」とのことで、新たなエネルギー蓄積システムや燃料システムを実現できる可能性があるとのこと(家/.、Nature Chemistry掲載の論文要旨、Physorg.comの記事)。 記事や論文要旨によると、超高圧発生装置(Diamond Anvil Cell)でXeF2(二フッ化キセノン)に対し超高圧をかけたところ、分子構造が2次元構造となる現象が見られたとのこと。この状態でさらに圧力を加えると、再度分子構造が3次元構造に変化するそうだ。この

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    DocSeri 2010/07/07
    現実面での応用は遠そうだがSFへの応用範囲は広そうで期待できる。
  • ワープの危険性に科学者が警鐘 ! 乗員死亡の恐れ | スラド サイエンス

    New Scientist の記事によりますと、亜光速で宇宙空間を移動した場合、恒星間空間に散在する水素原子との衝突が乗員に致命的な影響を及ぼす可能性が示唆されました。星間物質の密度は 1 立方センチあたり水素原子 2 個程度と見積もられているそうで、言われてみればそれもそうかな、みたいな話ではあるんですが、あちこちの sf コミュニティに波紋を巻き起こしている模様です。 家 /. 記事では「トーシロめが ! こんな時のためにデフェクターがあるのを知らんのか !」だの、「おいおい、俺はたった今、亜光速宇宙船に乗り込むところなんだぜ ?」だのと、お調子者が大はしゃぎしてます。ただ、錯綜する情報の中でも、冷静なジャーナリズムが生き残っているのも事実です。The Register の記事では脚注として、この指摘は現時点の知見に基づく物である事と、将来の宇宙船では放射線耐性合金とマグネティックシ

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    DocSeri 2010/02/18
    ワープは空間を歪めて距離を短かくする航法であって超光速航法ではないと理解していたが。/圧縮した分だけ距離あたりの原子密度が高まって……みたいな話なら解らんこともないか。
  • ロンドンの大学院生、ドレイク方程式を用いて「彼女が出来る確率」を導き出す | スラド サイエンス

    地球人と出会う可能性がある地球外文明の数を推測するドレイク方程式を使い、自分に彼女ができる確率を導き出したそうだ男性がいるそうだ(家/.、FOX Charlotte)。この確率を導きだしたのは、ロンドン在住の30歳の大学院生。 「Why I don't have a girlfriend: An application of the Drake Equation to love in the UK」(PDF)と題されたこの論文によると、 とのこと。全女性のうちロンドン在住の女性の数や「年齢的に適している(24~34歳)」女性の数、また大卒かどうか、そして身体的魅力などが要因として考慮されたとのこと。その結果、ロンドンで一晩遊びにでたとして、彼の要件に合致する女性で、かつ相手も自分に興味を持ってくれる女性と出会う確率は0.0000034%であるとはじき出されたそうだ。この確率は銀河系で知的

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    DocSeri 2010/01/18
    ドレイク方程式に基づく、彼女とのファーストコンタクト率。
  • 菌類にかもされた木材を使い、名器「ストラディバリウス」を超える音色を作りだす | スラド サイエンス

    ストーリー by hylom 2009年09月18日 11時35分 普通の木材で作ったバイオリンも入れて実験してほしいなぁ 部門より バイオリンの世界では、「ストラディバリウス」と呼ばれる楽器が名器として知られている。これは、イタリアのアントニオ・ストラディバリが製作したもので、その音色には使用されている木材が大きな役割を果たしているとされている。 ストラディバリウスで使用されている木材は、中央ヨーロッパで1645年から1715年の間厳しい気候が続いた際のものであり、この頃の樹木は成長が遅かったたため木目が均一であるという特徴をもつそうなのだが、スイスの研究者らが細菌を利用し、このような「木目が均質な木材」を作り出すことに成功したそうだ(ScienceDaily、家/.記事)。 この特殊な菌類は木材の細胞構造を変化させ密度を低下させ、均質性を向上させるという。この処理を施した木材を使いバ

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    DocSeri 2009/09/19
    なるほど、ブラインドテストで最も評価を集めたのが菌で長く醸した木材のものであったと。
  • バクテリアで放射性金属を不活性化 | スラド サイエンス

    米ミズーリ大学の農業、品および天然資源学部の Judy Wall 教授が研究している生物学的腐性のバクテリアは、ウランを溶解性の非常に低い閃ウラン鉱 (二酸化ウラン) に変えるなど、重金属の溶解性を変えることができるとのこと (Science Daily の記事、家 /. 記事より) 。 このバクテリアは重金属で汚染された環境で既に確認されているが、生存できる酸素レベルや温度が限られているため制御するのは難しいとのこと。また、有酸素状態で生存できる種類を作りだすことができたとしても、バクテリアによる鉄の腐への対処など、乗り越えるべき問題は多いという。しかし将来的には汚染されたエリアや工業廃棄物などの浄化が期待されているとのことで、研究者らはこのバクテリアの水質浄化能力や、不活性化された金属の安定度なども研究しているとのこと、また、遺伝情報の解析や自然環境での活動限界などの解明に務め

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    DocSeri 2009/09/14
    放射線を抑えるのではなく溶解性の低い分子に変化させることで汚染の拡大を抑えられる(かも)という話のようだ。
  • アムステルダム国立美術館収蔵の「月の石」、実は樹木の化石 | スラド サイエンス

    アムステルダム国立美術館に収蔵されている「月の石」が実は単なる木の化石であることが判明したそうだ (AFPBB News の記事、らば Q の記事、家 /. 記事より)。 この「月の石」は 1969 年 10 月、当時の駐オランダ米大使からウィレム・ドレース元首相に個人的に送られたものだそうだ。元首相の死後、アムステルダム国立美術館の所蔵品となった。石はマッチ箱ほどの大きさで、「アポロ 11 号の宇宙飛行士らのオランダ訪問を記念し米国大使より謹呈」といった文言が記されたプレートも付いている。 しかしアポロ 11 号が帰還したのは 1969 年 7 月であり、そのたった数ヶ月後に月の石が贈られるとは考え難いと専門家らが指摘し調査が行われた。その結果 50 ユーロ (約 6700 円) 以下の価値しかない樹木の化石であることが判明したという。ちなみにこの石には 5 万ユーロ (約 668 万

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    DocSeri 2009/09/01
    "全く「月の石」ではないことが判明したこの化石は今後「ドレース氏の月の石」として同美術館に引き続き所蔵されていくとのこと"なかなか素敵な話。
  • オックスフォード大、透明アルミを作り出すことに成功 | スラド サイエンス

    Nature Physicsの論文 [doi.org]を流し読みしてまとめ. ・光吸収の飽和と言うこと自体は昔からよく知られている.これは物体に当てる光をどんどん強くしていくと,可能な励起を使い果たしてしまうためそれ以上の光を与えても吸収は増えず,当てる光は強くなっていくために吸収"率" = 吸収した光(飽和してほぼ一定)/当ててる光 がどんどん小さくなっていくと言うこと.(この場合でも吸収量自体が減っているわけではない.吸収可能な量を遙かに上回る光が照射されているため,大部分が抜けてきているだけ) ・今回Alの内殻励起(L端)に相当するX線を自由電子レーザーを使って超強くしてパルスで当ててみた.すると高強度になるに従って内殻励起が飽和して,吸収"率"はどんどん小さくなった. ・パルス後,内殻に励起されたホールは外殻からの電子の落下で埋まる(オージェ過程)が,この際余剰のエネルギーを放出,

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    DocSeri 2009/07/30
    また金属酸化物を透明金属に誤認させるタイトルか……と思ったら根本的に違ってた。化学より物理の領域。
  • 超光速通信の話題の顛末 | スラド サイエンス

    technobahn japan の記事によると、ロスアラモス国立研究所が光の速さを超えて電波を送信する装置の開発に成功したそうです。 この装置はパルサーで生じているシンクロトロン偏光 (Polarization Synchrotron) の原理を応用したものとの事で、装置の全長は 2 メートル程。安定して光速の壁を超えて電波の送受信を行うことは困難なものの、装置間の同期を調節することによって光速の壁を超えて電波を送ることが可能だとしている。これを応用する事で衛星経由でも遅延が生じなくなる事から、次世代型携帯電話等に応用することを考慮しているそうだ。 この話題の元ネタは恐らく Current の記事か、Universe Today の記事である (日付からすると Universe Today の記事は Cureent の記事を元に加筆したものだろう) 。記事の題名も ``Scientist

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    DocSeri 2009/07/05
    ああ、これ気になってたんだけど、こうやってきちんと解説が付くのは有り難い。編集者がちゃんと仕事した好例。/レーザーポインタの喩えが解り易い。
  • 今年7月韓国が人工衛星を搭載してロケットを発射 | スラド サイエンス

    まあ北に抜かれなくて良かったですね、人工衛星打ち上げ国の順序的に。 逆に言うと北の方々はあわよくば南を出し抜いて一矢報いてやろうとかそんな思惑もあったんだろうとは思うけども。 この計画、構想当初は韓国国産のガス押し式液酸/ケロシンエンジンKSR-3 [astronautix.com]を使って 離陸重量20t、LEOへ100kgを投入するロケットKSLV-I(旧) [astronautix.com]を国内開発する予定だったのですが、 おそらく向こうの国内でもそこから先の発展性が見込めないとか自国の実用衛星上げられないだろとかそういう議論があったんでしょう、 1段目にロシアのアンガラ [astronautix.com]を使い、上段に国産のキックステージを載せた、離陸重量140t、LEOへ100kgを投入する新KSLV-1 [astronautix.com]になったのは周知のとおり。 そして、こ

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    DocSeri 2009/04/21
    ロケットに詳しい人があまり出て来てない印象が。
  • カーボンナノチューブで作る人工筋肉 | スラド サイエンス

    ストーリー by hylom 2009年03月24日 11時41分 末はターミネーターかレプリカントか、 部門より SFの世界では、「人間の筋肉のようにしなやかで、かつ何倍、何十倍の力を出せる」人工筋肉というものがよく登場しますが、このような人工筋肉を実現できるかもしれない素材の開発が進んでいます(Nature News、論文Abstruct)。 この素材は長いリボン状のカーボンナノチューブを編んだような構造で、「nanotube aerogel」と呼ばれています。「空気のように軽く、鉄よりも固く、ゴムよりも柔軟」という性質を備えているそうで、電圧を加えることにより人間の筋肉のように収縮するとのこと。カーボンナノチューブに電圧を加えることで編まれたカーボンナノチューブ同士に反発力が生まれ、それにより「人間の筋肉の4000倍」という高速の収縮動作が行えるそうです。 この特性は-193℃という

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    DocSeri 2009/03/24
    繊維同士の電気的反発を利用し収縮するらしい。
  • 北極・南極に同一種とみられる235種の生物を発見 | スラド サイエンス

    ストーリー by soara 2009年02月16日 22時50分 太平洋から大西洋へ、またはその逆、とか 部門より asahi.comの記事によると、長距離の移動が難しいクリオネ(裸亀貝)のような生物も含めて、北極と南極に同一とみられる235種の生物が生息していたと海洋生物のセンサス(Census of Marine Life: CoML)が報告した。CoMLは、海洋資源の減少もしくは世界規模での変化の現実を明らかにすることを目的とした70カ国が参加した海洋生物の国際調査プロジェクトで、2010年の最終報告にむけて海洋生物地理学情報システム(OBIS: Ocean Biogeographic Information System)などの整備を行っている。その一環で今回の発見につながったと言う。ホッキョクグマは北極に、ペンギンは南極に偏在する(とは言ってもペンギンの語源のオオウミガラス(絶